ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


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ベルリンで一番古い老舗中華料理店へ

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正月二日に続いて、ベルリンの大先輩Tさんご夫妻と晩餐の機会を得ました。1/2にイタリアンで偶然出会った同店のオーナー(二代目、三人兄弟で各々店を持ってます、長兄が経営してるのがKantstr.の店です)久々に僕と会ってた店で60年代から通ってらした中華の二代目とも偶然会い「近日、中華食べに行こう!」となりました。
そして程なくお電話をくださり10日の夜に実現しました。
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壁が赤い店でしかも自然光じゃないから写真は難しいです。
ここにも飲茶があり海老餃子はかなり美味しかった、Kantの店と同レベル。濃いめの味付けが苦手じゃなければ(僕は好き)美味しい店です。本格中華(GFが初かと思ってたけれど、こっちのが20年以上早かった!GFは広東、ここは台湾です)が数品と、どこの中華もそうせざるを得ない「ドイツ中華」がメニューにありました。広東のGFや北京のMingsDとは違う味、また食べに来たい店です。
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壁崩壊25周年記念で日本で作ったトートバック。Tさん、持ってくださるかなー?
奥様曰く、「勿体ない、って使わない人だから、私が!」もちろん大歓迎です。
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# by Toruberlin | 2018-01-20 10:18 | 美味しい楽しい話 | Trackback | Comments(0)

ご近所Kneipe巡り、散歩がてら。

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クリスマスツリー、もうすでに懐かしいですね。ドイツの伝統に従って1/6まで飾ってましたが、もうすぐ二週間になります。
年末に知り合い年越しと新年から帰国する前夜のこの日(1/5)まで一緒にいる時間が長かったA子ちゃん、この日は練習室を4時間持ってたのでしっかり吹いて来て、さらに拙宅に夕方来てレッスン、というよりも(吹き方の難しさはわからないから)バロック音楽のレクチャーをしました。綺麗な音と音の出し方の基本はOKだからすぐに音楽の話ができる。こういうレッスンは楽しいです。元々の約束は、家内の帰りが遅いので近所の散歩とベルリン老舗Kneipe(飲み屋、パブに近い)に行ってみることでした。そう言えば初対面もSavigny広場のKneipeでした。
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出た頃は日が暮れてました。真っ暗な湖畔を抜けて骨董通りへ。
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# by Toruberlin | 2018-01-19 15:13 | 美味しい楽しい話 | Trackback | Comments(0)

Steiheil Culmigon

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SteinheilというミュンヘンにあったレンズメーカーのCulmigonという35mmレンズ、少し前にブログでご紹介ました。夜に暗めの拙宅の通常照明の灯りだけで撮った(ホワイトバランスが良いとは言えませんが、雰囲気は好きです)写真をご覧になると判っていただけるか?素晴らしいレンズです。

持ってるレンズは枠が歪んでいてレンズフードは付けられない、けれど希少レンズで他は問題ないから手に入れたのです。
しかし、もう一本手に入れました。
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今度はコンデュション良し!キャップ2つもオリジナルです。格好良いから散歩に持って歩きたいけれど、こういうタイプはすぐにどっか行っちゃうんだよなー、、、。
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オールドレンズを使うには最高のNEX6、もう一台未使用を確保してます。アダプターが全てEマウントだから、昨年決行しました。
このCulmigonも、数多ある他のアナログ名レンズ達も、今は安価です。これを「レンズ沼に嵌る」と表するそうですが、嵌ってます、楽しく。そして弓と同じように、自分の中で流行がある。Zeiss,Leica,Nikon,Konica、そして希少メーカーのレンズ達の味の違いは面白いです。
弓だって、自分のベストは数本あるけれど、それも20数本の極上弓を持っていて、その中から時々閃いて久しぶりに使ってみると、また新たな発見がある(ことがある)、ベストが変わりさえもします。そういうのが全くない、またはほぼ同じな弓はここ5-6年で4-5本は手放しましたが、基本的に気に入ったものは手放さなければ、また別の顔を見せてくれることがあります。これは、使う僕が変わってるからか?または単なる流行か気分か?はわかりません。そのミックスかもしれないけれど、その御蔭で知ることもまた多いのです。
写真は趣味ですが、だからと極めない道理はない。自己流なんでしょう、ある程度の知識はあっても。
でもカメラがあって、目の前をどう切り取るか?範囲も深さも色も。
「引いて、寄って、切り返せ」は青柳御大のお言葉ですが、それに加えても気にしなければならないこと(いや、気にしたいことか)はたくさんある。独自のモノを作りたいのは、音楽と同じです。時間などの余裕がないと出来ませんが、知ってることを駆使し応用し、フルオートでデジタルのカメラしか知らない記録写真プロとは一線を画した写真、撮っていきたいです。

昨夜はインタビューを受けました。話しながらいろんな記憶が蘇ります。いつもよりも早口になる、話したいことがたくさんあるから。昨日の人はプロ中のプロだから、それへの理解が早い。だから話しやすいし、また質問が鋭いだけじゃなく、とかく広がりやすい僕の話を深い方向に持って行ってもくれる。
場所は久々の串乃家さんでした。相変わらず、美味しい!馴染みの顔、そして新しい可愛いスタッフ、やはり良い店です。ULAが閉店してしまったし、またときどき行こう!

今日は雪と雨、予報通り。気温はプラス一桁と湿気ある一番寒々しい嫌な天気です。風邪にやられないように気をつけましょう。
今日も夕方からインタビューの続きです。外での写真は、この天気ではまたの機会かな?
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# by Toruberlin | 2018-01-18 10:25 | 趣味の話 | Trackback | Comments(0)

テールガット

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音楽をするのに、日々、様々なことを磨く。いろんなんことを知り、経験し、自分を磨く。
演奏技術も向上させる。
縁や出会いが大きく関わってくるが、楽器も大事である。
音楽を奏でるのに必要な、楽器と弓(コントラバス奏者なら)の健康状態に気をつけ、その調整も極める。
本体だけじゃなく、指板、駒、テールピース、エンドピンソケット、弦etc.と調整要素はたくさんあります。

楽器屋さん、良い職人と懇意にするのは大事です。たくさんのことを教えてくれる。
僕には80年代初めに知り合ったピラー親方(Witt先生をはじめ、当時のベルリンフィルKBのほとんどのメンバーが行ってた、今のピラーは甥っ子か、その子供と思います)、先生から譲り受けた楽器の調整、弓の毛替えなどで工房に出入りしマイスターの仕事を間近に見るってのは楽しいし学ぶことも多かった。
ピラー親方が引退し工房を閉めてからは、もちろんちょこちょこいろんなところに行ったけれど、90年代初めに西ドイツに移転してその後、健康上の理由で早くに引退してしまったらしいけどRoseさんにもお世話になったし色々教えてもらいました。
あとは何と言ってもWitt先生が微調整はご自分でなさってたので、その極意を教わり、親友のヴァイオリニストBPは修理も剥がれやニス、駒くらいは自分でできる(DIYレベルじゃなく、一級の出来栄えです。イタリアンオールドもやってしまう。自分ではデルジェスを弾いてます)のですが、彼にもたくさん教えてもらいました。
もちろん大きな修理は専門家に頼みます。駒、ネック交換、横板の穴など、膠修理でできる範囲は僕も自分でしますが、それ以上はBPから紹介された(通常はKBの修理はしない)Zさん、プロイセン楽器博物館の弦楽器修理を一手にやってるSさんに何かの時はお願いしてます。
楽器の修理は素人にはできないことが多い。でも調整は、プロの意見を聞きつつ、でも最終的には奏者である僕がします。駒も、そのままでOKなことはあった試しがない。ほんの少しでも自分の好きに仕上げますし、駒や魂柱の位置も、そうです。
毛替えは、自分でやる人もいるようですが、僕はずっと前から帰国時に東京で頼んでいます。

今日のメイン話題はテールガットです。下に貼った前の日記、この出来事で写真のHawkesもGGテールガットを装着しました。
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ガット弦メーカーのGG、彼のテールガットがスゴイのです。これは自分の楽器で、自分で実感しないとわかりません。
下のブログ2つは、参考までに載せました。自分でも感じますが、真ん前で弾いてた二人が驚いたのはスゴイ証拠です。

特に普及したいわけではありません。が、ガット弦には価格的にも躊躇してもテールガットなら交換と調整込みで15000円(と、記憶してます)池袋のJ&Cさんでやってくれます。
この効果は、僕は9本中7本を替えたけれど(HILLの五弦とスカランペラは5mmの生ガット製テールガットが付いていて、それでご機嫌なので、そのままにしてます)◎と断言できます。
一昨年、地下鉄でネックが折れた(茗荷谷駅で)Bracciの新しいネックを素晴らしく作ってくれたのもJ&Cさんです。
電話番号など公開してない、基本的には紹介が必要な工房です。もしテールガット交換に興味がある方には私がご紹介します。
毛替えもベルリンから持ち帰り長年お願いしてます。信頼できる工房です。
僕のどの楽器も、交換前とは別次元の鳴りになりました。

しかし↓、真鍮製のテールガットが演奏中に折れるとは想像もしませんでした。
今日もベルリン、中途半端に低い気温で、湿度高く嫌な寒さです。
Brrrrr.って感じ。
夜までは出かけなくて良くなりました。
あと3時間くらい、Busanでバッハと過ごします。





# by Toruberlin | 2018-01-17 15:59 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(0)

RossiniDuo フランケンの古都の教会で

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KAMMERENSEMBLE Berlin-Tokioとどこが違うんだ?!
違いません、ほぼ同じメンバー。トランペットの友人ヨハンと長年やってるシリーズはEnsemble L'estroArmonicoという名前でやってきました。
トランペット主役の曲はできても4-5曲ですから、その合間に弦楽器だけの作品を挟みます。
先ほどロッシーニのチェロとのデュエット動画をYouTubeで見かけたのでご紹介します。
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バロック作品がメインのコンサートでしたので5弦は不可欠、フランス娘と呼んでるパリ生まれのC.Brugereの5弦コントラバスを持って行きました。この曲を5弦で弾くのは少し無謀ですが、Auguste Rauの弓とGGのガット弦、そして見付さんのエンドピンとゴムのお陰で楽しめました。
言い訳をすれば教会の後ろの方に置いたカメラで撮ったので音が遠いですが、チェロのM嬢ととっても楽しい本番でした。どうぞヘッドフォンで聴いてください。
M嬢は親友グスティ・リヴィニウスと東京の白寿ホールなどでロッシーニとバリエールのデュオを2013年秋に久しぶりに一緒に演奏した際に「ベルリンに居るから知り合って!」と紹介されました。
いまは旧東のオーケストラで弾いていて時々しか会えませんが、一時期べルリンでデュエット始め室内楽を一緒に楽しみました。



この教会でのコンサートのブログもあったはずですが見つからず、初日のWeikersheimでの様子をご覧ください。
コントラバスの室内楽、数少ないですがチェロとのデュエットは、王道です。








# by Toruberlin | 2018-01-16 13:24 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

たかがゴム、されど、、。

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僕は楽器の調整には気を使います。大事にする、に加えて素晴らしい楽器を良い状態で弾くのが、喜びだからです。
楽器の健康はもちろん、本体以外なら弦、テールピース、テールガット、エンドピンソケットにエンドピンetc.
でも、ゴムにこだわる人は少ないです。
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発端はこれでした、HawkesPanormoはイギリスの楽器でエンドピン直径が10mmじゃないので(今は見附さんを存じてるから可能ですが)簡単に手に入らず英国にオーダーして作ってもらいました。付いてきたエンドピンゴムには名前の刻印付き!
で、このゴム、もう20年近いか?まだ原型をほぼ留めてます。
金属部分も大きく、それをゴムが覆ってます。

ゴムって、運搬時の安全とかエンドピンを守るもの(または周りを)と思ってますよね?
それはそうなんですが、それだけと思ってる人が多い、ほとんどです。
エンドピンは床に刺すもの、と皆さん思ってます。
ベルリンのフィルハーモニーなどのコンサートホールでは、確かにそうです。その方が良いことが多い。

気づいたのはDSOとベルリン放送響が使う放送局の舞台、僕も30年近く知ってるステージですが、そこに刺すと、鳴らない。何で?と考え、調べたら、古いホールで床の音響なんか考えてなかったのか?下はコンクリート床だそうです。
だから、エンドピン刺したら鳴らない。
これは驚くことじゃなく、こういう床は実に多いんです。
さらに、コンサートホールじゃない場所での演奏では、そこは音楽用じゃないんだから音響のための床構造なんて考えてるわけがない。
教会、ミュージアム、お城etc.ベルリンフィルのメンバーだったら他では滅多に弾かないから気にならないでしょうが、床が❌な会場なんてたくさんあります。ダメっていうのは、刺すと音が吸われるというか、却って鳴らないステージ。
そういう時どうするか?
インシュレーターというのがあります。床に影響されない為のもの。
オーディオ機器に使われます。エンドピン作者の見附さんも作っておいでです。
グランドピアノもインシュレータ機能の台に各脚を載せると、響きが良くなるとの実績があります。
このエンドピンゴムでDSOで放送局の舞台で弾く時に幾度と試し、もう10数年前から僕には「刺せるとしても刺さない選択」は当たり前で、それは会場で弾いてみて決めます。
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見付さんにお願いして以前に大きめのゴムで作っていただきました。改良の余地はあると考えてますが(もっとインシュレート機能を上げる!)でも主にスカランペラに着けていて毎日弾いてますが、他のゴムとは明らかに違います。ブサンでの本番の時にも(例えばシューベルトプログラム@教会)使っています。
これの効果は絶大です。
もちろん、まず楽器とエンドピンの相性があり(他の調整も、大事です)その上で試しての結果です。試しても効果がないかもしれません。実際エンドピンもあまり効果が出ない例、ありますから。(ガット弦やテールガットも、また然り)

弦を変えたりテールピースやコードetc.交換はすぐにはできない。本番前に会場でいろいろ試せるエンドピンは最高です。
その楽器に合うエンドピンは、すでに選んで揃えてありますが4-5本予備もあります(そう、13-4本持ってます)、その訳は知らない会場や音楽用会場じゃない時にはキャラの違う交換用を持っていくのです。
これはきっと、やってる人おいでと思います。
でもゴムは?
ゴム無しが最高なのは、そこが良い場合です。教会、お城などで弾くことが多いですが、ゴム付きで弾くのが当たり前になってます。木造りの教会で床も木でも、刺すのとゴム付きを試せば、明らかに後者の方が良いことがあります。
悪影響されないで、楽器の音を空間に響かせられる。
そう、床を振動させろ!っていう人いますが、床を振動させるのが目的じゃなく、そこからホールの空間を!ですから、吸い取ってしまうようなステージとは楽器は一体化させない方が良いと考えてます。

週末には見付さんご夫妻が来伯します。新しいエンドピン(日本ではすでに発売されてますが)ゴムも製作をお願いしました。
お会いしてお話を伺うのもですが、どんな音がするかが、とっても楽しみです!
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# by Toruberlin | 2018-01-15 19:59 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(0)

ガチョウの丸焼き レシピブログ

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食べにいけばいいんじゃない?
がGänse(ガチョウ)の標準的扱いです。英語圏ではクリスマスにターキーを食すことが多い様ですが、あれは失礼ながら美味しくない。鶏丸焼きも美味しくないとは言わないが、ゲンゼと比べたらきっとほとんどの人が「ゲンゼが最高!」と言うでしょう。ドイツの伝統的クリスマスのご馳走です。
食べにいけば?と書きましたが、焼いてる家もきっと多いです。
Witt先生の奥様は毎年焼いてくれますが、さすが料理の天才だけあり、美味しいです。
そう、レストランで食べられるんですが、これだけ美味しい食材だから、やはり不満が残ります、外食では。
鴨は数年前に初トライし、元々大好きなんで昨年も焼きました。このクリスマスもそのつもりでしたが、買いに行ったら売り切れ!で、ゲンゼは4.6kgのが手に入りました(5-6あった中から一番軽いのを選びました、だって鴨よりはずいぶん大きいしオーブンに入るか?も心配だった)
いろんなレシピがあります。それを参考にして、しかし料理は経験と知識に基づいたカンで作るものです。
もちろん、鴨を焼いた時にはいつもよりもじっくりと聞いたWitt先生の奥様のゲンゼレシピがすでに頭にありました。
そしてもちろん、焼き時間も詰め物も同じにはしませんでした、あまりドイツ風になるのは避けたかったのと、材料を美味しく調理する為の長年のカンです。

自分の為もあり、ゲンゼ丸焼きのレシピを書き記します。
ご質問がありましたら、コメントなどでどうぞ!

丸焼き経験がある方でも、決定的に他と違うことを忘れてはいけません。
ゲンゼは大きいこと。4-5kgが普通です。
脂がたっぷりのゲンゼを鴨や鶏と同じに焼いては、焼き上がりが脂ギトギトになってしまいます。
また、副産物のゲンゼ脂が手に入りません。このクリスマス晩餐で日本から来てたKちゃんがゲンゼ脂の鍋を後日に見て「とんこつラーメンにしか見えないわ!」と口にしてましたが、その大量の脂を上手に落とすことが、一番の大事なコツです。

さて、手順を書きます。
ゲンゼ、クリスマス前ならスーパーに並びます。冷凍ものなら焼く2-3日前には解凍しましょう。
生、冷凍してないのが理想です。
前日の夜か、当日の朝に、全体に美味しい塩(僕はトラーパニの海の塩)を塗り込みます。揉み込むと言ったほうが良いか?

中に詰めるモノ
ドイツではリンゴを使いますが甘くなる。
僕はニンニク、玉ねぎ、ポロネギを適量、オリーヴオイルでソテーしたのを詰めます。ギューギューの必要はありませんがたっぷりと。これは味にも影響しますが、付け合せに食すのです。
これをゲンゼに大きなスプーンで入れて、足を交差させて木綿糸で結びます。
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焼くのはこの向きです(天地)、蓋つきの丸焼き器は要りませんが、工夫してゲンゼが宙に浮く様にしましょう!そうしないレシピが多いですが、これはマストです。

さて鴨ならこれで焼けばいいんですが、ゲンゼはもう一つ大事な準備があります。

鶏の腿、ドイツでは骨つきなんで家で捌きますから大量の骨がでます。これスープ作るのに重宝します。日本なら骨は抜いてあるのが多いですから、その場合は手羽先でスープを摂りましょう。
スープ摂るときはあまり沸騰させず、塩は入れず、です。
塩入れると浸透圧で手羽先に味がついちゃいます。出汁とるんだから、味を出してもらわねばなりません。
30分で十分です、これを漉して、そのスープに塩を加えます。飲んで美味しいスープ、薄味はダメです。
このスープをオーヴンに入れる皿に3-4cm張ります。
その訳は、出てくる脂をこれで受けることと
僕の想像ですが、このスープの味、特に塩味がゲンゼを美味しくします!
今回、先生の奥様には失礼ですが、今までで最高のゲンゼが焼けたんです。それは、このスープが理由の一つと思います。

さて、いろんな焼き時間、温度が巷に情報として出ています。
僕は150℃のオーブンでホイルを被せて3時間、まず焼きました。
ホイルを外したとこが、この上の写真です。
下に落ちる脂を本体に何度もかける、必要はありません。だってね、皮から常時、脂が出るんですから。
この低中温3時間で中まで火が通るとともに、脂がじっくりと落ちます。
この後、ノブスペシャルを焼くのにオーヴンを使い、ゲンゼは休憩
食べる前に1時間、ホイル無しで焼きました、
この最初に、オリーヴオイルを少量表面に。これは思いつきです。

様子見ながら(開けずに窓から)180℃くらいで焼いて、最後に焼き色が足りなければもっと温度を高くかハイパワーグリルを使って焼き色を着けてください。たぶん、最後に180-200で30分も焼いたら、綺麗な色になります。
味加減と火加減はなどの加減は大事ですが、焼き始めたら手間いらずです。
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初めてでこんな見た目に焼けました。
あとは切り分けるだけです。腿を外し、胸は骨に沿って捌きます。
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美味しいですよー!詰めた中身だけしか用意しませんが、ドイツ風じゃないのでコースのメインとして食しますから、これで充分です。

大量の脂+スープが器に溜まってます。これ、固まるのか?と思うくらい透き通ってもいます。
スープもまだ残ってるはずなので、鍋に移して加熱、30%くらいは水分を蒸発させました。
これを冷やすと、固まります、下の写真の様に。
スープの塩味はありますが(ゲンゼに揉み込んだ塩も)加熱したとこにみじん切り玉ねぎ加えると脂だから揚げた様になります。塩を加えて冷ますと上質の(店では豚の脂を加えるらしい)ゲンゼ脂が出来上がります。
これ、美味しいんですよ。
パンとはもちろん、台湾の名物料理らしい、熱々ご飯に載せて醤油をかけまわしたガチョウ脂飯としても楽しめます。
大変、危険な感じがする、美味しい一品です。
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クリスマスのご馳走ですが、もう一回近日、焼いてみたいと思ってます。
店にはもうないですが、僕はここで買おうか?と考えてます。
日本では難しいかもしれません。
ガチョウの丸焼きは、これからクリスマスの定番になります。









# by Toruberlin | 2018-01-15 03:33 | ご馳走/料理 | Trackback | Comments(0)

ベートーヴェンの交響楽演奏で、思う。

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今日のブログタイトルで、果たしてこの写真が合ってるか?とも思いましたがベートーヴェンが「軽く速い」傾向になってるのを晩年に憂いてらしたWitt先生に師事して3年目の春、この後6年間、13回のメインプロジェクトに参加した学生オケの第一回目に、偶然にもコントラバスセクションのコーチが先生という幸運で、これは夜中にお城のバーで盛り上がってた時の写真です。僕は23歳になる年の春でした。
この頃はベートーヴェンの弾き方から始まったレッスンの成果を試すには最良の時期で、ドイツ中からのエリート集団オケに入り、実地でたくさん(ベルリンフィルなどにゲスト出演と並行して)オケを学ばせていただいた、そのスタート時期でした。

ベートーヴェンの交響曲で思う(先日フィルハーモニーで弾いた7番)
KBにはフレンチ(ヴァイオリンなど他の弦と同じ持ち方)とジャーマン弓があります。
どちらが良いとは、言えない。言う必要もない。また、どちらも熟知してる人は稀である。
ソロではフレンチの方が良いか?と前から思うのは移弦が自然にできると思うから。重さも自然にかかるし、そして本場フランス製の名弓が多い。
メロディを歌うのと、オケで弾くのとは全く奏法が違うと言って良いのがKB、
いや、音楽をどう感じるかでもそれも変わるけれど
ベートーヴェンをカラヤン時代のベルリンフィルの様に弾きたいかどうか?で変わる。
弾きたければ、やはりフレンチは❌である。
できることもあるかもしれないが、数ミリの弓の毛と弦のコンタクトで
あとは長い弓で弾くことで音を飛ばす、倍音を増やす、鳴らす
なんてことはフレンチには出来ない(いや、きっとできるがやりにくい)。
大事に音を出し、メロディを奏でることでは問題ない。まして優れてるフレンチ。
でも、交響楽をドイツものを鳴らすには、劣ると言わざるを得ません。
だから、ほとんどがジャーマン弓なのでもありますが、それは習慣と慣習に依るところも多いかもしれない。
でも、ピリオドじゃない、柔らかく鳴らし音を飛ばすにはジャーマン弓がベター、ということだからだと思います。そう、オケではそれが大事。室内楽を丁寧に奏でるには使わない技です。
フィルハーモニーでベートーベンの7番弾いて、確信しました。
ヴァイオリンは、でもだから出来ない、のではありません。
実際に、できる人はカラヤン時代のフィルハーモニカー以外にもたくさんいる。コントラバスのフレンチ弓弾きにも(多分ジャーマンよりやりにくいはずだが)間違いなくいる。
したくないか、出来ないか、または思いつきもしないのでしょう。
逆にコントラバスのフレンチ弓でやるよりも、ヴァオリンの方が楽な気もするけれど
そういう風にたくさんの色でgroß und weich(大きく、柔らかく)に鳴らそうって、フィルハーモニーの舞台に座っても思わないかなー?
そういう感覚を知ってるか知らないか?やろうとするかしないか?
これは、本当に大きなことと思います。

今日は陽が時々射したベルリン、氷点下でしたが湿気もあって歩くには寒い1日でした。東のお洒落地区を少し歩きカフェに入り、帰りはデスクワークに忙しいと昨晩拙宅に来なかった母に、ラザーニアを焼いて届けました。
母の作った鶏ハムなどを摘んで赤ワインを一杯付き合って帰宅したところです。
さて、明日も晴天ですが、もう数日はBachの無伴奏組曲と過ごします。

写真は上と同じく昨晩遅く整理中に発見した一枚です。
写ってないけど佐渡ゆーちゃん指揮でした。
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# by Toruberlin | 2018-01-14 19:23 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

ある日の、普段晩餐。

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母を誘っての晩御飯、外食があまり好きじゃなく、また母のところに行って作るのも勝手違いで手間がかかるし面倒でも街に出て来てもらってます。雨の時を避け、また週に2回くらいなら良い運動にもなるはずです。
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和食とわかってましたが(刺身切った以外は家内の作です)日本酒?と母に訊けば、この年始でたくさん呑んだからと賛同を得られず赤ワインにしました。こういう献立ならモンテプルチアーノも合います。
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トルコ人の店に日本のみたいなナスがあったそうで、確かに皮も食べられるナスです。
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# by Toruberlin | 2018-01-13 15:45 | ご馳走/料理 | Trackback | Comments(0)

Solosuite von J.S.Bach

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写真は僕の最愛の愛器の一つ、ヴェニスで1776年にDominicus Busanが製作したコントラバスです。長い間コレクターの元にあったので状態はエクセレント!です。
そして、素晴らしい音がします。見目麗しいと弾かなくても音がわかる、その言葉のままでした。この楽器の写真を見せてもらった時に価格も何も問わずに、もちろん音も聴かずに写真だけで「欲しい!」と購入を決定した楽器でした。
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コントラバスの音域で、1番で言えばチェロよりも四度低いバージョンを改めて弾いています。
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クラシック音楽とは、その枠の広さの決定は各人の解釈に委ねられてる部分が多少あるとは言え、様式美の音楽です。その様式から逸脱しては成り立たない。「新しい」を格好良いと勘違いして追求しても、それは滑稽な結果になります。
以前から書いてますように、その逸脱具合は奏者の趣味の範疇=センスという一番大事な才能に依ります。
Mozartからハッキリと確立し、それは近現代まで続きますが、近代の作品はアドリヴの部分が多い。自由とも言えるし様式が定まってないとも言えます。
一番自由な時代様式はバロックと思います。バロック時代の作品がとってもモダンに感じることが多々あります。それも、その自由さと関係があると思います。
でももちろん、なんでもありじゃない。
弾き手が長年培って来たバロック音楽に対する造詣や解釈を駆使して楽譜から作曲者の意図、音楽を読み取る。自分が出したい音、歌いたいフレーズ、それは毎回違うかもしれない(ね、自由です)。バッハは特に、演奏して来た思い出に依るものもあるのか?バッハ作品に共通した歌い回しがありますから(それは一辺倒じゃないけれど)同じ箇所を再度弾いても同じに弾かないことが多々あります。楽しいです。それには弦楽器に大事な弓順(配分)や指使いも音楽に大きく影響します。音程外れないように確実なポジショニング、なんてのはアホらしく音楽とは別物だから忘れた方が良いです。何をするにも最重要なのは音楽!を忘れたら意味がありません。

コントラバスが最も良い音を出してくれる音域、と何度も書いてますが、よくぞ、そう編曲してくださった!と思います。
今日は本当にマストな事を片付ける以外は、このBusanと過ごしていました。
1番は十分楽しんだので、次はやりかけてる5番か?
しばらくはソロチューニングのスカランペラよりもブサンと過ごす時間が増えそうです。
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# by Toruberlin | 2018-01-13 00:22 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

ベルリンフィルハーモニーは素晴らしい!

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人がどう思おうと
良い音から逸脱せずに、しかし思いっきりフィルハーモニーを鳴らし
倍音豊かに弾いてヴァイオリンよりも速い音を出し、
しかしgroß und weich Witt先生が仰ってらした通りのあくまでも柔らかい音で、
ppで響かせるところも思いっきり鳴らすところも
全弓で倍音豊かに弾いてきました。
この技は、奏法は今は教える人はいないのか?
(もちろん、ソリストやコンクール第一の本当のオケを知らない人が教えられるわけもないです)
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でも、今のベルリンフィルでも
ベルリンフィルを聴いて「すごいなー!」と思うなら、ちょっと考えれば気づくはずだけど
不思議だ。
いつも、とっても音響の良い教会で演奏してる我がNKOP、
初めてベルリンフィルハーモニーでした。
僕は1982年から良く知ってるけれど、初めても含めてそう馴染みのないメンバーは多かったはず。
リハで、ベートーヴェンの7番の第四楽章、ff の八分音符。
ヴァイオリンが貧相に短い弓で、タイミング合わせて弾いてる。
なんだそれ?!
と2.ヴァイオリントップのTがこちらに「なにかある?」と見てきたので
大きな声で、八分音符、短い音でも弓を多く使わないと、鳴らない!と助言しました。
これ、出来ない弦楽器奏者、実に多い。
なんの為に、弓ってあんな長いの?
弓元で、合わせて弾くだけの奏者、何が楽しくて弾いてるんだろ?と思います。
音が良いのは、弓の構造上、弓先。
いろんな使い方があるが、基本、本道は弓先なんです!!!
で、弓が長いのが、例えば長いフレーズをスラーで弾く時に、もちろん役立つ。
それ以外に長さの使い道はないの?
ベト7の4楽章で八分音符ff、を短い弓で?
何を考えて弾いてるのだろう?バロック上がりなのか?
最近のバロックの研究、ピリオド奏法というのは、悪いことばかりじゃ勿論ないが
音楽が軽い速い、フレーズ(音楽)が短い 、ことと、とにかく弓という弦楽器奏者が一番精進しなければいけない技がことごとく使われないから、そこは❌です。
バロック上がりじゃなくても、どうしてなんだろう?
短い、そう、点で弾く、叩くように。(合わせることが、タイミングも音程も最重要と考えてるからだろうか?)

カラヤン時代のベルリンフィルは、そういう意味でピッタリ合わないことが、技であり極意だったけれど。
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今回はロンドンで製作された初代HILL作の五弦で弾きました。18世紀生まれなのに状態はエクセレント、これにはスチール弦を張ってますが、柔らかさもボリュームも申し分なくご機嫌、満足してます。

長年の友人のPが、Toruどういうこと?オケでは基本的に、鳴らすには弓は多く使うべきなの?
と休憩時間に年上なのに訊いて来てくれました。
弓の毛の弦とのコンタクトはほんの数ミリでも、あとは音の増幅に長い弓を使う!
それができれば、鳴りが変わる!
「そういえば、ガイもそう言ってたよね」とP。今シーズン最初の本番はガイが指揮兼ソリストでしたが、教会ででさえも、そんなに短いと鳴るわけがない!とアドヴァイスくれていたのに、な。でもPは覚えていました。

そう、信じて心がけて、そしてそう弾きたいと思って研究しないと、出来ないことなんです。
でも、やろうと思わなければ、一生できない。

ベルリンフィルが、カラヤン時代のあの素晴らしい響きの時に、なんで全弓使ってたか?
言い換えれば、僕はWitt先生からオケ奏法を伝授していただいたときに
ベルリンフィルに出演しても、なぜ弦のみなさん、全弓で弾いてるか?
これを、考えなければいけないと思った。その演奏が◎と思うなら!
もちろん、力が抜けていて弓のコントロールが出来なければ、到底できることじゃありません。力んでいては、弓を弦に押さえつけて弾いていては、出来ない。

そういう意味ではコントラバスだけじゃなく他の弦楽器も、ソロでメロディを奏でるのとオケで弾くのは、別の技、奏法なのです。
でも、やりたいか?とそのために、そうしたいと練習するか?!と
そういうことをしないのとは、つまり弓元で短く弾いて音を楽器に出させて籠らせて終わり!とは大違いです。

セカンドトップのTは、素晴らしい。僕の発言後すぐにやり出して、彼の音だけが
伸びて輝いてました。本番では時々コンサートマスターも。
なんで全弓使うか?それだけじゃないけれど、倍音が豊かになり、鳴るからです。
鮮やかな弓さばきが要求される超高度テクニックです。
でも、少しでも頭使って弾いてるなら、そして素人じゃなく例えばベートーベンを何度も弾いていれば
わかるはず、というか、音楽の欲求によって、試すはずです。
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もちろん、カラヤン時代のベルリンフィルの弦の奏法は特別で無二であり素晴らしいものです。
演奏を見聞きして、良いと思っても、簡単に真似できるもんじゃない。
その時代にここで勉強して、一緒に弾かせてもらう幸甚も得たから自分の身についたのかもしれません。
でも、そういうことも含めての
音楽家としての音楽の追求だし、音楽活動だと思うのです。
やろうとした数人がいましたが、出来てたのはセカンドトップのTだけかなー?
でも我らがコンマスWは、その点では物足りないけど(彼は弦楽四重奏がメインの仕事)素晴らしかった。他は、なんだかなー?って感じ。しようと思ったのかは解らないけど、短い弓で止めていた。
フィルハーモニーほど、素晴らしいホールはない。
だから、アラも目立つし、寂しくも悲しくもなります。

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# by Toruberlin | 2018-01-12 14:53 | 音楽の話 | Trackback | Comments(10)

湖畔散歩

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水曜のブランチ後、前の湖畔を歩きました。天気予報通り、月曜から水曜は良い天気でした。
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# by Toruberlin | 2018-01-12 06:55 | 趣味の話 | Trackback | Comments(0)

新年、今年の年明け

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大晦日は22時からポツダムでジルベスターコンサートでした。
ずっと、年越した蕎麦だった拙宅、この年越しは20時頃に鴨セイロの年越し蕎麦を手繰った後に演奏してきました。
0時に合わせて終わった前年でしたが、皆さんにグラスが渡るのに時間がかかると今回は2340ごろに終演、教会の出口でゼクトグラスが配られました。昨年のように教会前の花火を見てからベルリンに帰ろうと思ってましたが、楽器を積み込んで2350、すぐに走り出せば一年前のような大騒ぎの混雑に合わないしグリニッカー橋の花火を0時に見られるかもしれない!と決断して走り出しました。
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コンサートは大盛況、きっと花火見物もごった返してたことでしょう。
ポツダムの市街地は其処此処で花火準備に人で溢れてましたが、車はほとんどもう走ってなく橋に0時頃に到着しました。
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# by Toruberlin | 2018-01-12 00:37 | 最近のべルリン写真 | Trackback | Comments(0)