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彼女のヴァイオリンで

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今日は10時からPaulskirche で友人の奥さんとのお別れでした。
友人は僕のもっとも尊敬してるコントラバス奏者の一人、奥さんはフリーのヴァイオリン奏者。東ベルリンの出身でDSO(ベルリンドイツ響)のメンバー中心で壁崩壊1,2年後に教会の仕事でハノーファー方面、当時の東独を抜けた西ドイツの国境の町ヘルムシュテットに弾きにいった時にコントラバスはその友人と僕で、彼女もいっしょでした。
友人は今年60歳、あの頃は40くらいだったのか。彼女は20歳そこそこで急接近して結婚したのには皆驚いたものでした。21歳年下だったのかな。
その仕事の事はよく憶えています。私事ですがプロオケの仕事はその7年くらい前の23歳の時にベルリンフィルに出演させていただいたのが初めてで、室内楽や教会の仕事はたくさんあったし、20代の後半はべルリン室内オペラがメインだった僕ですが当然大きなトップオケにはいるための願書は当時も100以上あった西ドイツ(+西べルリン)のオケにほんの僅かしか空き募集はなかったですが出していました。ベルリンフィルに定期的に出演しているという履歴があればオーディションにはまず招待されるのですが、そのころは今とは違い日本人が招待される事は稀だったのかなー?僕のところには招待状はほとんど来ませんでした。ベルリンフィルに願書をだす事は結局一度もしなかったのですが当時の西ベルリンのオケ、とくにDSO(当時はRSOでした)には3度願書を提出したけれど招待されることはなかったんです。そしてこの仕事の時にその友人と二人で弾いて僕の事を気に入ってくれて電話番号を訊かれ,そのすぐあとに弾いたのがDSOとの付き合いの始まりでした。

その仕事の時に知合って急接近したアンチェとクリスチャン、7年前にはお嬢さんが生まれました。
その彼女が数年前から、ずっと悩んできていた仕事の事が原因なのか?精神科に通うようになりあまり良い健康状態じゃない事は耳に入ってきました。そして秋から新しい薬を服用するようになったそうです。
今年のはじめに事故か自殺か解らない状態で彼女はこの世を去ってしまいました。彼にやっと詳しい話を聞けたのは月末、フィルハーモニーでのコンサートの後に控え室でですが、その薬の副作用、手元に貰ってなかった説明書には副作用として「原因不明の死」という項目があり,その薬を服用したら一人で歩かせてはいけないのだそうです。そしてその説明書はもちろん医師からのその旨の説明もなかったのだそうです。
病院の送り迎えをいつもしていたのにその日だけは娘のお迎えと重なり,家でおちあう事にしていたその日が最後になってしまったそうです。
未だに真相は解りませんが、最初は誰もが自殺と思ったのがどうもそうではないらしい。悲しい事故でも自殺とは大違いで薬の事を詳しく調べ、またその時の目撃者探しをしているそうです。
彼女はFrankfurt/Oderのオケで長年エキストラで弾いていました。昨日はそのメンバーとDSOのメンバーが交互に演奏し音楽が主体のお別れでした。
クリスチャンもバッハのAir、マタイ受難曲からErbarme dich,,アルトのアリアをオケの仲間と演奏、そのソロヴァイオリンは彼女が使っていた楽器で仲間によって演奏されました。十数年前にDSOのOBから彼女のために譲り受けたそのオールドイタリアン、その素晴らしい響きが教会に溢れていました。7歳のお嬢さんも今は分数楽器で毎日練習しているそうですが、いずれこのママの楽器を手にするでしょう。プロになるのかはまだわかりませんが、もしそうならママの分までヴァイオリニストとしてスポットライトをあびて欲しいと願います。
by toruberlin | 2009-02-12 23:59 | 音楽の話 | Trackback | Comments(8)
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Commented by K.I at 2009-02-13 17:54 x
人との出会いと別れは表裏一体の必然であると常日頃から感じつつも、やはり別れは辛いものです。
出会えた事に感謝の気持ちを込め、送り出すしか誰にも出来ないのですから。
現実は時には冷たく辛い受け容れ難いものですが、
願くば、ご家族、ご友人、関わりの方々にいつか幸がありますことを。
日本より願いと祈りを込めて、合掌。
Commented by toruberlin at 2009-02-14 01:54
K.Iさん、ありがとうございます。
そうですね、
今を生きなきゃいけない。
辛い人生でも自分の人生は自分で切り開いていかなければいけない、ということです。
そしてその過程に楽しみを見出せたら素晴らしいんですが
皆がそうはできないから精神科のお世話になることになるのでしょう。
音楽の事で悩みだしたらキリがありません、そしてほんの少しのバランスの乱れで誰でもが陥ってしまうのかもしれない。
その為にも上を向いて歩かなければなりませんね。

Commented by rica at 2009-02-14 02:15 x
ご友人の突然の訃報、お悔やみ申し上げます。
体の病と違い、重さも適した薬もはかりしれない心の病。
ご本人も辛かったでしょうし、何より小さいお嬢さんを残して逝く事は
本当に心残りだったことでしょう。

自分で切り開いて行かなくてはならない人生、でも辛い時に少しでも
楽しみを見つけるきっかけにでもなれるような友人であれたらいいですよね。
Commented by 伽羅 at 2009-02-14 02:38 x
ご友人はその年齢で大切な奥様を亡くされたのは、本当に痛手でしょうね。これからの人生の道のりを伴に歩んでゆきたかったでしょうに。
そして娘さんのためにも・・・・。
急逝された奥様の魂が平安であり、遺されたご家族に慰めがあるようにと祈ります。
音楽を奏でることの中で、天と地に離れ離れになったご家族が、
ひとつになることが出来ますように。
Commented by toruberlin at 2009-02-14 08:54
ricaさん、その通りですね。
残された友人は,愛娘のおかげで普通に生活できているのかもしれません。
Commented by toruberlin at 2009-02-14 08:56
伽羅さん、
21歳年下の彼女が晩年一人になってしまう事を危惧したことはあるけれど,まさか自分が見送ることになるとは思ってもみなかったと言ってました。
Commented by Cecilia at 2009-02-14 09:00 x
覚悟していた死ですらなかなか受け入れがたいものなのに、
若い方の突然の死は本当に受け入れがたいものです。
私は友人を突然の事故で失いました。もう2年になりますが、今でもつらいです。
友人の私がこうなのですから、ご家族の悲しみ、苦しみは本当に大きなものだと思います。
お薬の説明が十分ではなかったこと、インフォームドコンセントがきちんと行われなかったことは残念です。

ご友人の永遠の安息と、ご家族の上に神の慰めがありますようにお祈りいたします。
Commented by toruberlin at 2009-02-14 09:12
Cecilaさん、ありがとうございます。
後からあれこれ後悔しても仕方のないことなのですね。
自分も,近しい人にも、だから悔いのない人生をちゃんと毎日生きるようにと心がけたいですね。