ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


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St.Hedwigs大聖堂音楽監督M.Witt氏。

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昨日からCKOのリハが始まりました。コンサートは日曜日の16時からベルリンのBritz城にて。フリードリヒ大王作曲のフルート協奏曲、ヘンデルのコンチェルトグロッソ2曲、ヴィヴァルディ2曲とコレルリを演奏します。夏らしい、お城の野外コンサートです。
久々に特大五弦KB、クレモナのCavalli作を弾いています。僕が所持してる9本のKBでは一番新しい楽器、約90歳。素晴らしくイタリアンです。G.G.のガット弦、5弦用は2セット注文済、1セットはトリノのDespine、もう1セットは現在ネック交換中のパリのBurgereと思っているのですが、Cavalliにするかなー?弦の長さはネック交換が完成してからなので2セット目はまだ伝えてないのです。
DSOで弾いてるHawkes-Panormoは唯一のスチール弦を張った僕の楽器なのですが、ベルカントが良く合っていて満足してます。HillとCavalliの5弦はイギリスの弦を張ってあり、これも満足なのですが、Cavalliがこれだけ良く鳴ってくれるとG.G.のテールガットを装着してることもあり、張りたくなります。5弦だと10万円くらいになるので(その価値は十分にあるけど)今年は2セットと決めてます。
Cavalliにするかなー?悩みのメインは、僕の車で運びにくいからCavalliには活躍の場が少ないこと。この週末はアンペルマン社のミニ(BMW)を借りて来てるのです。
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ブランチ後は楽器と過ごし、20時頃に湖畔のカフェでビール。散歩の後21時過ぎにバルコニーでハイボール、でした。
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3月の下旬、元ヘドヴィヒ大聖堂(ベルリンのカトリックの本山、枢機卿座)の音楽監督だったM.Witt氏から電話を戴き、昇天祭の月曜日、5/28にポーランドとの国境Neuzelleの修道院教会でのコンサートのお誘いを受けました。彼は長年の音楽監督を10年くらい前に引退し、新たに合唱団を作り活動してました。ヘドヴィヒの引退組の集まり、平均年齢は60以上かな、ヴェテラン合唱団です。僕も年に1,2度はお手伝いに行ってました。Witt氏はa.capellaにオルガンとKBだけ加えてのコンサートがお好きでした。プレイヤーが増えれば増えるほど経費がかかる、曲に依ってはチェロを抜いてKBということもよくあった。通奏低音のミニマムはオルガンとKBと考えておいでの方でした。
電話を戴いて1週間後くらいに僕は帰国。4月の半ばにバロックのヴィオラ奏者からおかしなメールが来ました。5/28に弾くメンバーに宛てたメールでしたが、今読み返したら(今知ってる事実があるので)理解出来ますが、4月の時点では何も判らなかった。残念です。しかし、こういうところに思慮の無さというか、わざわざメールを送るのに大事なことを書かない愚かさが存在して、残念です。アンサンブルのオーガニゼーションをしてるのに,その為のメールなのに。
さて、Witt氏とは日にちは電話で話し、時間はまた直前に!が3月の末でした。彼とはリハは(僕は)その日、本番前ということがほとんどでした。ヘドヴィヒ教会でもヴァイオリンやチェロは何回かリハがあり、僕はGPからということが多かった。
帰国して2週間、コンサートの10日前にもWitt氏から電話が無いので、そのヴィオラ奏者にメールしてみました、「時間は何時からになってる?」と。
一昨日来た返事は、「もしかしたら知らなかったの?」で始まってました。
僕がまだ帰国する前にWitt氏は急にご他界なさってました。
先程、奥さまと電話が通じました。
すべてをご自分でテキパキおやりになる方だったご主人、コンサートの編成も内容も、探すのに時間がかかった様です。
今回はNeuzelle修道院で発見された(一番北に存在する、バロック修道院、歴史もあります)曲を午後にコンサートで、午前中は合唱団だけでミサに参加する予定だったそうです。
その発見された曲は未完成で、その曲はしかし、かなりの部分Witt氏が完成させていたのが判りましたが、その曲を演奏する午後のコンサートは中止し、MozartのMesseをミサで演奏することに決ったそうです。
「予算もそうたくさんないので、チェロを頼んだから」と奥さま。
予算なんて!これだけお世話になったWitt氏、もちろん弾きに行きますよ!と申し上げたのですが、コンサートは無くなりミサはオルガン台の前の合唱台での演奏だそうで「チェロを頼んでしまったから、ご存知とは思うけれど狭いからKBまでは難しいですね」とのこと。
ヴィオラ奏者の、せっかく送って来たメールの内容の稀薄さには、更に残念になります。
「チェロを頼んでしまった?」奥さまに尋ねたら、その予定されてた修道院で発見された初演の曲、Witt氏はチェロ無し、KBだけで演奏しようと予定していたそうです。
奥さまは、落胆はしてる暇がないというか、合唱団を存続させることを、この2か月一番に考えて生活して来たそうです。その合唱団で、発見された曲の初演、実現されるかなー?!
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昨年の12/26の朝、第二クリスマスのミサの為のリハーサル。Aumann作曲のミサ曲はWitt氏が探して来た珍しい曲でヴィオラ2、ホルン2+KBとオルガン。4人のソリストと合唱団。この曲はCD録音もしましたし、Witt氏から現音楽監督のシュミット氏に受け継がれ、もう20年以上、12/26のミサで演奏しています。ずっと参加してるのはオルガニストのザウワー氏と僕だけです。
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この日も、ミサ前の練習にコートを来たままの長身のWitt氏が教会の真ん中辺、KBから見える場所にお座りになってました。ミサが始まる直前に、ご挨拶に伺いました。とっても嬉しそうに「Aumann、続いてるね」そして、来年またコンサートやるから連絡します。と仰ってました。
1989にベルリンの壁が崩壊して、翌年、まだ統一もしてなかったころだと思いますがベルリンドイツオペラの友人のヴァイオリニストがヘドヴィヒ教会に誘ってくれて、そこでWitt氏と知り合いました。大聖堂はベルリン国立オペラのお隣、東時代から大聖堂の演奏はシュターツカペレが仕切ってました。KBも然りですが、Witt氏は僕を頻繁にオーダーしてくださり、シュターツカペレの室内オケにKBだけ僕とか、たくさんの小品が収録されたCDのKBがオペラの首席KBと僕で半々、なんてこともありました。旧東独を廻るツアーにも、何度も誘ってくださいました。先程書いた、合唱とオルガンとKBのツアー、それにソプラノとトランペットとか。そう、今でも一緒に音楽してるバロックトランペットのヨハンはその時からの仲間です。
また、このNeuzelle修道院で70年代に発見された17世紀のKBがヘドヴィヒ大聖堂にありました。Witt氏が発見して、その部分的に足りなかった楽器を修復させ、僕が弾いていた当時はヘドヴィヒ大聖堂にあり、生ガットが張ってあったので415Hzの時には好んで弾いていました。数年前に、修道院に返却されたそのコントラバスで 5/28に弾くこともWitt氏との3月の電話では決っていました。
修道院で発見され修復したKBで,修道院で発見した未完成の曲を初演する。その発見者はどちらもWitt氏、きっと楽しみになさっていたことでしょう。
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会うは別れの始めなり。
月曜の修道院ミサには行きませんが、12/26のヘドヴィヒ大聖堂には、きっとWitt氏、Aumannのミサ曲を聴きに、第二クリスマスのミサにまたおいでになることでしょう。

5/27に加筆。
DKM Michael Witt氏とSt.HedwigsJungendkantoreiのCD
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前述のCDです。写真はAumannのミサを録音中。
僕は隠れていますが、構えてるのはNeuzelle修道院で70年代に発見されWitt氏が修復した17世紀のコントラバスです。Witt氏が在任中に合唱団メンバーがオルガンに立てかけ、それが倒れて大破損。もう一度大修理の後に元の修道院に戻りました。
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今、CDを聴きながら書いていますが、良い音しています。
一時期、ピリオド楽器アンサンブルのいくつかに参加し(聖ヘドヴィヒ古楽アンサンブル、ベルリン古楽アカデミー、カンマームジークポツダム、テレマンコンソート・マグデブルクなど)活動していた時期がありました、15年くらいかな?
古楽は音大の専科で学んだ訳ではありません。音楽としては、そう大きな差がある訳ではない、またある筈がないのですが、生のガット弦でのピリオド奏法、音楽の奏で方は壁が崩壊してすぐに弾かせてもらう様になったSt.Hedwigs大聖堂の古楽アンサンブル、M.Witt氏の指揮で、同氏から学びました。そしてそれは,モダン奏法でバロックを奏でる時にも活きています。
古楽は、難しい。なかなか良い仲間に巡り会えません。それが一番の問題かなー?
当時を再現、探求/追求するのですが、逆に余りにも何でもアリで、、、。
トップ古楽アンサンブルの演奏は惚れ惚れしますが、お呼びはかかりません。
St.Hedwigsの古楽アンサンブルはWitt氏の引退後は事実上崩壊しました。
グループは指揮者であれ奏者であれ、絶対的な中心核があり(複数で良い時もある)そこに共感出来るメンバーが集まることが絶対条件。そういうアンサンブルからお声がかかれば喜んで弾きます!
古楽でもモダンでも、室内オケでも室内楽でも。
さて、今日は日曜日。良ーいお天気です。
14時からAP、16時からBritz城でコンサートです。僕がもっとも信頼してる仲間たちが居るCorelliKammerorchesterBerlinでモダン楽器でバロックを演奏します。
当時を再現する(しようとする)も良し、ガット弦の響きはこの上なく素晴らしい。
しかし音楽のいろんな形態を知り尽くし、進化した弦楽器で弓で、バロック音楽を解釈して演奏する。甲乙つけがたい、音楽がそこにあります。
by Toruberlin | 2012-05-25 23:59 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)
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