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ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


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Rossiniの故郷、Pesaroへ。

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Ravennaから車でアドリア海沿いを南下、90分弱でロッシーニの生まれ故郷、Pesaroに到着しました。この街、春までは名前も知らなかったのですが帰国の際に食事をご一緒させていただいたM上さんから名前を聞いていました。M上さんはオペラ通、とにかく詳しい方ですがロッシーニの生まれ故郷で行われるロッシーニ音楽祭が素晴らしいとのお話を伺っていました。



ロッシーニは言わずと知れたオペラを多く作曲した、歌が関係しない作品は少ない作曲家ですが、室内楽も驚く程少ししか残していません。チェロとピアノの為の「涙」、6つの弦楽ソナタ、チェロとコントラバスの為のデュエット。そう、室内楽に出番の少ないコントラバスですが、6つのソナタ、デュエットとコントラバスが活躍する場を作ってくださった作曲家なんです。これはご挨拶に伺わないわけにはまいりません。
チェロとコントラバスの為のデュエットは初演以来、銀行家ソロモン家のライブラリーに納められ1968年にオークションにかけられ大英博物館に収まるまでは演奏されませんでした。
6つの弦楽ソナタも、後に(普通の)弦楽四重奏、また管4本に編曲されましたがヴァイオリン2本、チェロとコントラバスがオリジナル編成です。コントラバス奏者にとって、この7曲の存在はありがたいです。
この秋のアンペルマン室内楽、福島伊達保原と東京では「もうひとつの弦楽四重奏」と題し、ロッシーニの6つのソナタから3曲、この編成の為の高橋幸代さんの新曲、チェロとコントラバスのデュエットなどを演奏します。ヴァイオリンは昨年の津和野と東京での弦楽クインテットの二人(佐藤優芽さん、渡辺彩さん)そしてチェロは僕の30年来の仲間、ドイツ人で唯一のチャイコフスキーコンクール優勝者であり2011年からは同コンクールの審査員でもあるザールブリュッケン音大の教授グスタフ・リヴィニウス氏が弾いてくれます。弦楽クインテットで昨年一緒だったヴィオラのアッキーとチェロのはるちゃんは予定が合わず、逆に良い機会とヴィオラ抜きの「もうひとつの弦楽四重奏」に決めました。チェロが居ないと曲が極端に限られるので、一昨年のミシャも調整を試みてくれましたがNG、グスティは世界的ソリストで予定も詰まっていると思い声を掛けませんでしたが久々にメールしたら少し時間はかかりましたがヴァカンス先のシチリアから調整してくれて、今回の編成、実現しました。弦楽五重奏で録音したのは25年くらい前、デュエットのコンサートを行ったこともあります。とっても素敵なチェロ弾き、弦楽ソナタもですが久々のデュエットも僕はとっても楽しみです。
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ペザロに到着、まずは海辺を目指しました。僕のイメージは港町、チェントロは海辺と思ったのです。海辺はビーチ、パラソルがぎっしりと並びホテルが建ち並んでました。その一軒のフロントで地図を貰いチェントロが海辺じゃないことが判明、居た場所から徒歩5分で旧市街が始まりました。
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散歩がてら街を歩き、広場に到着。右を見たら行列が見え、そこがTeatroRossiniでした。
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オペラフェスティヴァルの真っ最中でした。
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劇場は小さく、音響は良いだろうし、きっと雰囲気も抜群なんだろうな!「もうひとつの弦楽四重奏」このテアトロで演奏してみたいなー!
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M上さんご夫妻に偶然お会いするかなー?と思いつつ街を歩きましたがそれは叶わず。
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素敵なバールがあったのでひと休みしました。
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広場と噴水を眺めながら冷えたビール!
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そしてロッシーニの館を目指します。
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この女性が立ってるところでした、一度前を通り過ぎてしまいました。ロッシーニの生まれた街はペーザロ、死去したのはパリですが墓所はFirenze、それも何と僕の好きなサンタクローチェ教会と知り、驚きました。来夏は行く予定ですので、ご挨拶に伺います。
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ロッシーニとパイジェッロ。ベルリン室内歌劇場で弾いていたとき、パイジェッロ作曲の「セビリアの理髪師」を演奏しました。ロッシーニが同作品を初演した時にはブーイングがあったくらい、当時はセビリアの理髪師と言えばパイジェッロの作品を指すくらい有名だったそうです。実際、素晴らしい作品でしたが,なかなか演奏されませんね。ロッシーニよりも前の時代のイタリアオペラ、いや、イタリア以外にもオペラ作品は多いです。ベルリン室内歌劇場、1989年には(僕が首席コントラバスだった頃)クロイツベルクに立派な舞台付き練習場をベルリン市から与えられ公演はヘーベル劇場(フルトヴェングラー通り)、ベルリン市立の室内歌劇場になる予定でした。壁の崩壊はたくさんの喜びをもたらしましたが、落胆も多く生みました。僕も「チェンバーオペラ」にはかなりのめり込んでいたので、これが実現しなかったのは残念でした。
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美食家で晩年はパリで特別なレストランを経営していたロッシーニ、その彼が生まれた家の厨房。
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ロッシーニのフォルテピアノ。
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建物内部は当時の面影は、たぶんほとんどありません。その空間の場所はバッハの生家とは違い、確かな様です。しかしこの窓から見える景色は、きっと当時と同じと思います。
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CasaRossini、訪問出来て良かった。
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音楽祭記念の舞台の模型、なかなか良い出来でした。
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海沿いを歩いて駐車場所に向かいました。
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この後、アウトストラーダでボローニャへ。一度車で走ったことのある街、ホテルはすぐに発見出来ました。ボローニャ編に続きます。
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by Toruberlin | 2013-08-24 22:34 | 旅行 | Trackback | Comments(0)
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