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G.G.のテールピースコードお使いの方々へ!

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ガット弦制作のスペシャリスト、G.G.のテールピースコード。
このブログでも何度かその素晴らしさは記しました。新しい、良いと評判なものにも、僕はすぐには飛びつきません。実はかなり慎重派なんです。しかし勘が働いて、確信の様なものが感じられたり、その新しいものが気になることは、時々あります。
G.G.のガット弦は、弦自体を知ってから興味はありましたが、彼の工房に行ったのはその1年以上あと。気難しいと評判でしたが、初日から3時間以上話し込みました。
弦は素晴らしい!でも、それに至るまでには、まずBusanに1セット張り、そしてScarampellaにソロ弦を張った頃には確信し、今は東京にあるBracci、ベルリンのDespineとCavalli、2本のイタリアン5弦にも張ってあります。
楽器の調整、コンディションは美味しい御飯が食べられるかどうかに匹敵するくらいの(?)大問題。僕にとってはかなり重要な事項ですので、価格のこともありましたが、弦を交換するのは慎重になります。




G.G.のガット弦をBusaniに張ったとき、薦められてテールピースコードも彼のに交換しました。それまでの僕のベストは6mmの生ガットのテールピースコードでした。Busanは弦とともに交換し、イギリスのHILLの初代Josephの5弦とScarampellaはそのまま、6mmの生ガットにしてあります。これは、交換したら違いは判るのかもしれませんが、その検証は無用、どちらも最上の方法と思っています。装着し易いからG.G.の方がお薦めですが、、、。
さて、G.G.のガット弦は素晴らしいですが、一番の驚きは、彼の理論を(彼を)信用したきっかけはテールガットの不意の交換でした。
DSO(ベルリンドイツ交響楽団)で弾いてる僕の5弦はイギリスのHawkes、イタリアの名工でロンドンに住んでいたPanormo作のコントラバスを100年くらい前にHawkes社が複製しました。イギリス、フランスで作られたのが多いのですが、僕のはベルギーで製作されたHawkes-Panormo、それでブルックナーを演奏中、3楽章で真鍮製のテールピースコードが低音のffで折れ、左手、また右手で持ってる弓のテンションが一瞬でなくなり、慌てて駒やテールピースの落下で異音を立てるのを防ぐべく弓を置いて楽器を押さえ、ataccaで続く終楽章が終わるまで、舞台の端で演奏を聴く羽目になりました。
滅多に起きないことが起きてしまいました。あの太い真鍮製の棒がまっぷたつに折れるとは!「Toru、流石の鳴りだな!」との慰めのお言葉も嬉しかったですが、舞台で燕尾服来て弾かずに座ってるのは、困りものです。
しかしながら、起きたことは仕方ない。二次災害は防いだし、仲間たちの演奏を近くで楽しんで聴かせてもらったのも、また事実です。
テールガットの話でした。
コントラバスを家に持ち帰り、その真鍮のを外し、予備に手に入れてたG.G.のに夜中、交換しました。
そして翌日もフィルハーモニーで同じプロの本番でした。翌朝も調整し、弾いてみると鳴りが違う!
これは舞台で弾いても同じで、すぐ前の首席のPと元ベルリンフィル首席のRも驚いた変化でした。
その楽器は真鍮製ので良い音をしていたので、弦もベルカントだし敢えてG.G.,のに交換する気はありませんでした。しかし不可抗力で交換せざるを得なかったのが、それだけの交換で(変化したのはそれだけだったので)G.G.のテールピースコードの素晴らしさを(再度)確信することになったのです。スチール弦でも、あれだけ変わるのには「驚き」でした。
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写真の楽器はパリ生まれのBrugereの5弦です。オリジナルは4弦、コレクターから僕の元に来る時に5弦に改造されました。
このブログを読んでくださってる方ならご存知かと思いますが、一昨年の夏にネックが折れ、材料を吟味したりでかなり時間がかかり、1年以上振りに戻ってきました。素晴らしい出来上がりだったのですがこの春の帰国から戻り、夏前に何度か弾いた後にマシン(弦をヘッドで巻いている部分)の歯車が止まらなくなり、使用できずに居ました。夏にも楽器工房に相談に行く機会が無く、そのままになっていたのですが、昨日工夫してみましたら改善、弾ける様になりました。
この楽器にも、まだピラストロの古いスチール弦が張ってあります。ネックが新品ですし、しばらくはこのままときどき弾いて、余裕ができたらG.G.のガット弦を張るつもりですが、テールピースコードはすぐに交換しました。
その時も、上記と同じ様な「違い」を感じました。
さて、長くなりましたが、そのG.G.のテールピースコードには大事なポイントがあります。
私が直接手渡した奏者には話したつもりですが、もう一度。そして池袋の弦楽器工房Jimmz&CompanyさんにはBracciを預かってもらい、また弓の毛替えがエクセレントなのでお世話になってますが、同工房にも30本くらいはお渡ししてるので、G.G,のテールガット(テールピースコード)に交換した方も多いと思いますので、ここに記します。
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テールピースからエンドピンに向って伸びてる2本、G.G.はチューニングと言いますが、これを調弦するのは不可能に近い。しかし肝心なのは低音側(写真の左側)のコードの方が、高音側より(音程が)低いことです。
これは弾けば調べられます。これが逆になってると、楽器が極端に鳴りません。
僕も先程鳴らないので?と思い、チェックしたら逆になってました。弦を交換したり駒を外したりのあとはもちろんですが、普段もこれはときどきチェックが必要なのです。
さて、その方法ですが、すべての弦を少し(駒が両手で動かせるくらい、半音くらいかな?)緩めます。5弦の場合は真ん中のAはそのままでも良いかもしれません。
それで、低音側のコードを引っ張ったり、それが無理なら楽器に向って強く押したりして、支点になってるソケットから低音側が長い状態にします。低音側が弾くと低くなってる筈です。
そして高音側、G+D線を上げます(調弦します)、これは大体でよく、その後に低音側。これでチェックすると、まだ低音側の方が低い状態になってる筈です。もしダメなら、やり直しです。
あとは弾ける状態に調弦、楽器の鳴りが驚くほど変わってる筈です。
これ、G.G.なら理論的に説明できるでしょうが(僕も聞かせてもらいましたが)ここでは省きます。前述しました様に、チューニングできるともっと良いとか、高低の幅を1オクターブ!なんてG.G.は言ってましたが、これは不可能と思います。(もし方法があればコメントください)差が大きい方が良いのかもしれませんが、まずは低音側の方が(弾いたら)低いこと、これが肝要です。
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演奏中はお客さんにみえない裏板、この美しいフランス娘の一番美しいところです。
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1897年製なので116歳、それにしてはコンディションが良いのは、コレクターの楽器だったからです。少し音が硬いのが(僕の楽器の中ではですが)気になってましたが、ネック交換後は改善、これから弾いていけば更に良くなる筈です。
コンパクトで弾き易い、しかもパワフルな5弦です。
これにG.G,の現行のガット弦を作ってもらうか?研究中の新タイプにするか?
さーて?ですが、当分は今のまま弾き込んでみます。
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by Toruberlin | 2013-11-19 23:59 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(6)
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Commented by Yusuke at 2013-11-20 22:58 x
高低の幅、1オクターブ…(笑)僕のは三度がせいぜいです(笑)
明らかに鳴りが違うし、逆に鳴りが良くない時は高低の差があまりない時ですね…すぐ分かります。

ガット弦…新タイプ研究中!?それはまた興味あります!
(そうそう…ソロ弦の修理をお願いしようと思っていたのですが、それはまたの機会に!)

Brugereの裏板…素晴らしい板目ですね…なかなかお目に掛かれない美しさ!
…色合いとか板目とか…心なしか僕のColeに似てるのは気のせいでしょうか…(笑)
Commented by Toruberlin at 2013-11-21 04:50
裕介ちゃん、こんばんは!
オクターヴはG.G.に予想理想。まず出来ないよね。スチール弦張ってあると三度も難しい。とにかく、低音側が低ければ良いみたいだね。
マイナーチェンジはしょっちゅうあるけれど、僕が頼んでる(見た目は)生ガットのセット。既にあるのだけど、弓で弾くと雑音が多い、しかし音は素晴らしい!ので、その問題が無いバージョンを頼んでいます。ジャズには、最上だろうな。
修理、早めが良いよ、時間かかるから。A木さんのと一緒に送ってくれれば、持っていきます。修理というより、新品を作ってもらい、可能なら送ったのも修理してくれます。年内に送ってくれれば、多分僕の春の帰国には間に合う筈です。
このBrugere、美しいよね。音も力強いけど、かなりクリアでもある。Coleは写真でしか知らないけれど、こっちはかなり赤いよ、典型的フランスって感じです。
Commented by Yusuke at 2013-11-21 14:17 x
僕のCole も光次第で赤っぽく見えたりするので…今年かなり活躍してもらったんで、少し休ませてやろうかと思ってます(笑)
弦ですが、なるべく早めに送れるようにします。恐らく年内にそちらにお届けできるかと思いますので、宜しくお願いします。
ガットのノイズ…特にプレーンでは確かに気になるかも知れませんね…チェロのそれも、どんなに肌理の細かい松脂で弾いてもザラつく音が勝ってしまう…馴染んできたら取れるのかも知れませんが…Bassでは尚更かも知れませんね…問題がクリア出来るとイイですね!
Commented by Toruberlin at 2013-11-21 20:27
ガットのノイズ、プレーンガットのとは別で、この弦はプレーンに何か透明なものを巻いてある。それで質量を調整し、多分保護し、音程の狂いも防ぎetc.なのだけど、とにかくピチカートは理想の響き。僕のBusanに合ったのかもしれないけれど、弓でもAdagioな楽章を弾くにはエクセレント。しかし速度のある弓だと、有り得ない雑音をときどき出す。Jazz奏者で、今でもステージにときどき立ってるG.G.だから、彼的にはその弦は完成してる訳。
それを僕が気に入り、使える様に改良を頼んでる。それは彼も次のテーマだったそうで、でもしかし、いつになるかは不明です。とにかくアイデアが多く、色々とやる人で、しかも僕以外にもナビールとか、いわゆる世界の名だたるソリストたちが彼の顧客に居るから、注文も多いと思う。バロック奏者も多いしね。
ま、気長に待ちます。
僕のBrugereは光線に関係なく赤い。典型的フレンチ、またはヴェネチアンの様に。イギリスの色とは違うと思うけれど、是非、次の櫃まぶしの時には拝見したいね!
Commented by ぐんま at 2013-11-27 09:50 x
Toruさん、ごぶさたしてます。

テールガットのことについて幾つか質問です。
チューニングの音程差なんですが、以下のようにしても効果は見込めるんでしょうか?

方法1:テールピースの位置をわずかに左右どちらかに動かし、弦長差を作り出す。

方法2:低音弦側のテールガットにウルフキラーのようなものを取り付ける。
そちらの分だけ質量が重くなるので、全体としてみたときに音程差が生じているはず。

もし方法2で有効なのであれば
方法3:低音側のテールガットに弦の巻き線のようなものを巻くか、左右のケーシングの素材を変えて、質量差を作り出す。

要点は、音程差を質量差に置き換えても有効なのか、あるいは、テンション差だけが問題なのか、という点です。
自分の楽器で実験できたらよいのですが、このところなかなか気軽に音が出せる環境になく、また、G.G.さんの理論の片鱗でも聞いてみたいなあという下心があって、お尋ねします。
Commented by Toruberlin at 2013-11-30 20:37
ぐんまくん、こんにちは。
検証する時間は無いけれど、質量を変えることが目的じゃなく(例えば低音側を太くするとか)テンション差が問題なのだと思う。
その結果を調べる為のチューニング。
それで、今は満足いってるから↑検証する時間は摂らないけれど、もし必要を感じたら行って、また報告しますが
テールピースの場所を変えるのは、検証の方向性を見るには意味が無いとは言わないけれど、本末転倒だね。