ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


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Witt先生のアルバムから。

c0180686_22241687.jpg
この写真、素晴らしいですよね!
カラヤンとベルリンフィルの最初のアメリカ旅行、1950年代の演奏旅行の話をしてくれましたが時間がかかるとかプロペラとか予想可能な話もありますが、なんと到着先での寝場所の確保は各団員の仕事だったそうです。驚き!
今の演奏旅行がどのくらい恵まれていることか?!
経費は支給されていたそうですが、例えばNYに着いても最初の仕事は宿の確保。インターネットがあった時代ではありません。モーテルに泊まることが多かったそうです。ベルリンフィルでも最初の頃はそうだったんですね。
今でもビータで移動も宿も自由なオケはあります、支給される出張費はそれで浮くこともあるかもしれませんが、そして自由もあるでしょうが、今は携帯で何でも出来るから、条件はずいぶんと違いますね。
まだ若くて下っ端だった先生、セクションの先輩の部屋も一緒に確保して褒められた!なんて話は予想しない驚きでした。
もちろん、その後は戦後の復興もし、カラヤンとベルリンフィルは飛翔したのですから来日公演の頃には全く別になっていたのでしょう。
こちらも素晴らしい写真です。
撮影中にマエストロがバスセクションに来たときのショット。親友のG.Z.さんが(セカンドヴァイオリンでした)写真が好きで(趣味の領域は越えていて)その御蔭かWitt先生のアルバムには貴重な写真がたくさんあります。
c0180686_22341142.jpg
閲覧は喜んでですが転用はしないでくださいね。


by Toruberlin | 2014-06-03 23:59 | 音楽の話 | Trackback | Comments(4)
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Commented by Tatsuya Sugino at 2014-06-09 00:00 x
Toruさん

バスセクションとマエストロカラヤンとの写真、鳥肌が立つほどかっこいいです。専属のプロカメラマンの撮影かと思いましたが、団員の方とは…。素晴らしい!
ベルリンフィルが最も輝いていた時代だと思います。
Witt先生もご高齢、たしか我が亡き父と同い年。先生には何時迄もお元気でいて欲しいですね。
Commented by Toruberlin at 2014-06-09 16:47
Suginoさん、こんにちは!
この写真、素晴らしいでしょう?SASとの写真はG.Z.さんですが、こちらは違うかもしれません。他にも録音のすぐ後にカラヤン、シュバルベたちと先生が聴いてる様子の写真がありますが、それはG.Z.氏の撮影で、宝物写真がたくさんあるのです。
ベートーヴェンの全曲は3回あるのかな?僕は最初のが好きです。最高のベートーヴェンと思います。
音楽家が研鑽を積んで、選ばれた人々が集まっただけでは足りない要素が、この頃のカラヤンとベルリンフィルにはあったんだろなー。
80年代初めでも、神々の集団の音がしていました。
先生は1930年だから昭和5年生まれです。
Commented by Tatsuya Sugino at 2014-06-09 22:00 x
Toruさん
こんにちは。
50〜60年代は英雄たちの時代、70〜80年代はまさに神々の時代だったと思いますね。
ぼくは幸運なことに、マエストロベームの実演は体験出来ましたが、いく度かチャンスはあったにもかかわらず、結局、マエストロカラヤンの実演に触れることが出来ませんでした。
Commented by Toruberlin at 2014-06-10 00:41
80年の11月にベルリンに来て、カラヤン指揮のベルリンフィルを、またカラヤン時代のベルリンフィルをたっぷり聴いて、また演奏に参加できたのはありがたいことでした。
Witt先生に薫陶を受けて、リハや本番を聴き、またリハや本番に参加できて理解したことは、それだけが音楽のすべてではありませんが、とっても大きなことでした。
何を弾くか、より、どう弾くか。
どうしてそういう演奏になるのか?
考えながら答えが見つかる素晴らしい環境に在ったと思います。
いろんな意味で、大事な80年代でした。