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日曜日はMozartの戴冠ミサ。

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日本滞在中にDSOのオーボエMから誘われて日曜日はお隣の区、NeuWestendのカトリック教会でMozartとチェコの作曲家Rybaの作品を演奏しました。
写真は金曜日のリハーサル。これとリハが重なってしまいNKOPの日曜日のクリスマスオラトリオは降りざるを得なかったのですが、コンティヌオはVとSでヴァイオリンのY嬢も弾いていたので、少し残念でした。
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しかしこちらはDSOのセカンドのトップのEvaをはじめ、その伴侶のチェロのW(ハンスアイスラーの室内楽教授)などDSOのMの関係で集まったグループで楽しい演奏でした。




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何と言うかなー?演奏だけじゃなく久しぶりに西ベルリンの閑静な住宅地にある教会での仕事、これが心地良かった。
ベルリンに勉強に来たのは20歳になってすぐの1980年でした。翌年にはリアスのユースオケに入れてもらい最初のコンサートは1981年12月にフィルハーモニーでベルリンフィル、DSO、ドイチェオーパーで活躍してる100人のOBが加わっての記念コンサートでした。23歳でカラヤンアカデミーにWitt先生の推挙で入ったのですが、それまでは先生が指名推挙するものだったのに急にグループから別の提案があり公募になってオーディション、多数決で別の学生が選ばれ(いや、あの頃は僕もアガッて何弾いたかも覚えてないけど演奏がダメだったんでしょう)しかしWitt先生は激怒しその場でカラヤンアカデミーを退官、事務局が滞在ビザの為にアカデミー生としてくれました。しかし数ヶ月後、tutti奏者数人の推挙でエキストラとしての道が拓け初のプロオケ経験がベルリンフィルでした。
そんな幸運があったのですが、もちろんWitt先生に受けた薫陶の御蔭で今がある訳ですが、ベルリンフィルで弾く以上に、大事な経験が82年ころからの教会での仕事でした。ヘンデル、Mozart、メンデルスゾーンなどなどですが、やはりバッハが多かった。カンタータは全作品の半分以上まで数えたのは覚えています。
クリスマスオラトリオは年末に4-5回が当たり前、壁崩壊前の西ベルリンにはとにかくお金がありました。クリスマスオラトリオも1-6番通しての演奏が多かった。勉強になったのはもちろんですが小編成で弾く楽しさ、歌に合わせる楽しさを教えてくれました。
ギャラもよく本番一回は当時の60平米のアパート(今と同じ建物内の中庭に面した2DK)の家賃をしばしば上回ってました。
壁崩壊、統一。運良くベルリン一のカトリック教会St.Hedwigs(旧東)に呼ばれ音楽監督のWitt氏に気に入ってもらい古楽(ピリオド楽器アンサンブル)も国立オペラの団員に混ざって始め、10年くらい密に活動していました。ポツダムもしかり、3つの大教会で定期的に弾く様になりましたが、西ベルリンの教会での仕事は激減しました。
東西統一で予算が大幅にカットになったこと、また僕が東に弾きに行った様に東から西に弾きに来た人も多かったでしょう。
特異な例ですがある東のプロオケのコンマスが自分のアンサンブルを西ベルリンの教会に売り込み、価格ダンピングで交渉をして軒並みシェアを広げた例もあります。Witt先生のお住まいになってるWannseeの3つの教会、ここも高級住宅地で10年くらい弾いていたのですが、それでぱったりと来なくなりました。
全部がそういう例じゃありません。87年にベルリン室内歌劇場の首席になり、それにウエイトを置いてました。壁が崩壊しなかったらベルリン市立オペラになる予定だったのでクロイツベルクの元工場に立派な練習場も作ってもらい新品のスタンウエイも入りヘーベル劇場などで定期公演をバロック、初期のクラシックオペラを中心に行っていました。この頃のオペラ公演、楽しかったなー。Henzeの「恋人たちのエレジー」公演もこの頃です。
また東の若手たちと壁崩壊後直ぐに組んだ初の東西融合オケ、カンマーフィルハーモニーは本当に素晴らしい弦楽オケで、コリア・ブラッハーとかアンチェ・バイトハース、ミヒャエル・ザンダリング、ヴィオラのW.シュトレーレなどなど、素晴らしい仲間と弦楽オケの為の多くの作品をフィルハーモニーのカンマーザールなどで演奏しました。
そう、あの頃は教会ではほとんど弾いていなかったなー。そしてDSOにも頻繁にゲストとして出演する様になりました。
95年から20年くらい、シュパンダウのニコライ教会とかダーレムの教会以外は昔の様に「いつも弾く教会」は西には無くなっていました。
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この金曜日のリハ、たった3時間でチェコのクリスマスオラトリオと言われるRybaの作品と最後の1時間でMozart(これは誰でも知ってるからオケの為のリハはほとんど不要)でしたが合唱団の雰囲気、Rybaで僕の後ろにずらっと並んだ近所の奥樣方の、うーん、富裕層とか成城の奥さまたちの様だから、とも違う。Westendは僕の住む地域から一番近い高級住宅街で車で5分とかかりませんが、あれはやはり西ベルリンの毎週教会に集う人々独特の雰囲気なのかなー?特にフレンドリーとか休憩時間に当たり前の様にケーキとコーヒーが用意されてるとか、全てが整頓されていて清潔だとか、そういう理由じゃない。
しかし80年代にベルリンで音楽の基礎を勉強させてもらった場のひとつの空気を思いださせてくれました。いや、忘れていた訳じゃないんだけど、そこに(きっと)ずっとあったことを感じさせてくれました。
僕はたぶん、当時よりは良い音で弾ける様になってる筈。ヴィオラ、ヴァイオリン、管楽器たちと目を合わせるのが忙しいくらいの雰囲気のアンサンブルで真ん前のチェロも目こそ合わさないけれどオクターヴを引っ張るじゃなくバスに乗っかって弾いてくれる。だから普通に弾けばハモってくれる、こういう当たり前のことがなかなか無いんですよ。GGの最新のガット弦を張ったフランス娘の5弦も大改造の成果も表れて来てくれたのか、ご機嫌な状態です。
演奏する事自体が嬉しくもあるけれど、仕事だからとは割り切れないのが音楽家の性、いろんな弾き方があり音楽の感じ方があると人はいうけれど、音楽の感じ方が同じ方向じゃないと、趣味が似ていないと、楽しくない。Maßstab、基準というか物差し、Witt先生がよく仰ってました。Maßstabが大事だと。Maßstabを知ること、理解すること、確立することが肝要だと。そう、それが違うとロシア風のバッハのアリアとか、とんでもないものに?と感じなくなるかもしれない。
しかし方向性が、相性が合えば、それは素敵に楽しい。
相手に合わせる!ということじゃない。自分があって、自分を主張して、それがマッチしないと、そういう次元にはいけない。
そういうことが日常だったのが80年代のベルリンフィルだった気がしますが、しかしオケで!素晴らしいことです。
久々に西ベルリンの普通の教会で弾いて、こんなことを思いました。

土曜のポルダムのコンティヌオ、日曜のご近所での教会コンサート。こういう場でいつも弾けたら、幸せです。
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そんなに大きい教会ではないですが、超満員に立ち見が下も上も数十人。こういうのもまた、久しぶりでした。
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高校生が20数人、いわゆる信者の合唱団ですがRybaのソロは彼らが担当、頑張ってました。
そしてMozartのソリスト4人も素晴らしく、質の高いコンサート。きっと今のベルリンでは稀なんじゃあないかなー?
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仕事でありながら素敵な時間を過ごせる、これが音楽家の喜びと思っています。
帰りに少しだけシャルロッテンブルク宮殿前のクリスマスマークトに寄りました。
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by Toruberlin | 2014-12-07 23:59 | 音楽の話 | Trackback | Comments(4)
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Commented by 杉野 at 2014-12-11 08:10 x
徹さん

音楽家として、コントラバス奏者として素晴らしい経験をされていますね。
またお会いする時があれば是非音楽のこと、楽器のことをたっぷりとお聞かせくださると嬉しいです。
Commented by Toruberlin at 2014-12-11 09:49
杉野さん、おはよう。
ありがとう。ベルリン生活も35年目、たくさんの経験をさせてもらいました。
そうだねー、次回は二人で呑みに行きますかね。
Commented by 杉野 at 2014-12-11 20:59 x
その時は是非小岩でラーメンも‼︎
Commented by Toruberlin at 2014-12-11 22:32
了解、喜んで!
普段は阿波屋さんから始めるんだけど
丸幸でビールと餃子で初めて醤油ラーメン
そのあとバーでウイスキーも良いね。