ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


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Corelli。

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今日からCorelliKammerorchesterBerlinのリハが始まりました。
コンサートは土曜日の夜に我がテニスクラブにて。FBでご案内しましたがフルコース料理がついて45ユーロ(クラブ会員と同じ価格)我がクラブハウスのレストランにおいでになるチャンスです。そして食事もエクセレントです!
第3アドヴェント13日の夜は毎年恒例、僕も20年以上は毎年弾いてるBritz城でのクリスマスコンサートです。
CKOはハンガリー出身のヴァイオリニストBela Papp氏が、彼が東ベルリンの放送響の第一コンサートマスター時代(70年代)に創設しました。私が加わった頃はヴァイオリンにも当時の東独のメンバーがいましたが、今ではBPが全幅の信頼を置いてる40年来のパートナー、チェロのAだけになりました。その次に古いのが僕、そして愛弟子の羊子さんに続きます。
CKOはイタリアンを中心にした(Corelliの名の通り)バロック作品だけを演奏する団体ですが、ピリオド奏法団体ではありません。昔の研究もして、ロマンチックなバロック演奏の時代も知って、今のバロック音楽を、今の時代に生きていて自分たちが楽譜から理解し感じ、紡ぎたい音で演奏する団体です。もちろん音楽監督BPの解釈、趣味に共感して演奏をしています。
古楽器じゃなく今の弦楽器ですが、ガット弦を張っているのは私だけじゃなく、また楽器たちはオリジナルの状態ではないですが200年、300年前のイタリアンたちを弾いています。
ピリオド奏法、バロックアンサンブルを20年以上やりましたが、私の結論はそれだけでは、やはり物足りない。
たとえばクラヴィコードで多くの曲を作ったJ.S.Bach、ヴィブラートがかかるクラヴィコードでかけなかったわけはあり得ない。また人間の声にもかかってるのに楽器だけ「禁止」はありえない。ピリオド奏法を知って、良いところをたくさん吸収して昇華する道を選びました。
もちろん、最初から「大きすぎる/作ったヴィヴラート」には私は大反対ですから、音楽をつなげる為の自然なヴィヴラート以外には存在価値を認めません。そういうバロック音楽が好きです。もちろん作品の作曲年代が変われば、その為の奏法も変わりますが、ロマンティックだからといってこねくり回すヴィヴラートはあり得ない!まともな歌手がそうしないように。僕らの歌う基本は人間の声であるはずです。それを考えれば、音楽をする上で実に無駄なことが多いことに気がつきます。

さて、今日書きたかったとは、別のことなんです。
BPは夏に他界した私の恩師Witt先生も「絶滅種」と彼を表したくらい、昔の音がする人なんです。先生は生で音を聴き、それこそべルリンフィルでも何度も共演したM.エルマンやオイストラフなどなど、ヴァイオリンの巨匠の音は現代では滅多に耳にできませんが、そういう音で弾く奏者です。それで20数年前に知り合ってから、傾倒し一緒に演奏させてもらっています。Witt先生はベルリンフィルを退団なさってからは私の出演する小編成のコンサートにはかなりおいでくださいましたが、初めて聴いた日からBPの演奏はものすごくお気に召して、何年も通ってくださいました。のちにご自宅で先生がピアノでベートーヴェンのヴァイオリンソナタを共演したほどです。そしてその録音を後からも何度も聴いてらっしゃいましたが、確かに素晴らしい昔の音にあふれた演奏でした。
壁崩壊後に立ち上げたカンマーフィルハーモニーと並んで、CKOは大事な演奏場所となりました。もちろんアンサンブルには問題も付きもので、CKOでもそれは絶えませんでした。万を持して実現したCD録音を自分から辞退したこともありました。それでもバロック音楽の一つの正しい形としてのアンサンブルとして、活動は続いています。
意見が違っても、やはりBPの音楽の趣味は正しいことが多い、ほとんどです。しかしアンサンブルを長くやっていて、どうしても納得いかない「間違い」がありました。これは長年、何度も何度も質問し是正を提案してきたことです。しかし変わらなかった。
それは、ヘンデルとかコレルリでよくあるコンチェルタンテとフルアンサンブルの掛け合いでのバランス。もともと編成がミニマムのCKOはヴァオリンが4、ヴィオラとチェロKBが1で+チェンバロです。この編成でコンチェルタンテはヴァイオリン2本とチェロになる。ソロパートになるわけですが、3人のコンチェルタンテを「ソロだから」という理由でfにして人数が倍以上になるとpとか、どちらでもfとか。もちろん弾き方で色を変える方法もある。でも、それがなかなかできないで倍の人数になっても、変化はつかず色も変わらない。コンチェルタンテがpでソリスティックなら!がずっと提案してきたことでした。
今日は、久々に弾いた曲だったからかもしれませんがBPがコンチェルタンテの箇所全てをp指定にしてくれました。pにしてソロパート、しかし楽器も良いし、もちろん鳴ります。色が変わり音楽が活きてくる。そして4人増えて7人の弦楽器で弾く箇所にも意味ができる。
この違い、何人が感じたかなー?
BPは、僕はDSOと日本にて参加しませんでしたが10月のドレスデンでの教会コンサートの録音聴いて、また近頃のコンサートでもCKOに何が足りないのか?をずっと考えての今日の試みだったらしいです。
大歓迎です!ありがたい。そして、それが定着することを祈ります。
言いたいことは考えてから出来るだけ吟味して言うようにはしてますが、それでも音楽監督はBPだから半分くらいは言わないことがある。それで正しいのですが、音楽をしていく上で「指揮者になりたい」と思う「そういう」瞬間はよくあります。
音楽監督でいたい。もちろん室内楽、一緒にやりたいメンバーで(つまり趣味の合った)意見の相違があれば追求していきますが、まとめて決定するのは音楽監督。そういう目的でもアンペルマン室内楽を始め、続けていますが、CKOで一番気になってた一つが解消してくれたのは、とっても嬉しかった今日のリハでした。
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by Toruberlin | 2015-12-03 18:12 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)
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