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ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


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Mozart Requiem_c0180686_04480138.jpg
Blogを書いていると、何にも書くことがない日というのはまずないですが、あまりに出来事が(公開できるだけでも)多すぎて書ききれない、またはツアー中とかいろんな理由で例えば帰国日記など、かなり後になってから書きます。
リストがあるわけじゃなく、頭の中と写真ファイルが既に書いたかどうかの目安です。で、時々ずいぶん時間が経った出来事を綴る日記が存在するわけです。今日は11/22の話です。
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この日の本番はMozartのレクイエム、その前に天気が良かったので独り先生の墓所を葬儀にあと初めて訪ねました。
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まずは本番前のリハ、楽器はクレモナ生まれのA.Cavalliです。
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チェロはA。ティンパニとチェロを両方勉強しどっちでも活躍しています。チェロはほとんどが古楽、モダンを弾くことはめずらしいけれど、だから好きな弾き方であります。
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前にも書きましたが、西ベルリン時代に(当時の東にはそんなに詳しくないけれど)は普通だったチケットを売らない教会でのコンサートでした。今とは事情が違う、教会には当時は音楽活動にも潤沢な予算があった。入場無料で出場は無料でも良し、寄付したければwelcomeという、超一流料理屋の「客が値段を決める」システムにも似ています。まあ、これだけ満席なら良いけれどそうじゃなければ大赤字になったり、CKO(コレルリ室内合奏団)コンサートでも試したことがあったそうですが10円以下の小銭が入っていたりと失礼な行為もあったらしいから、難しい。
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ソリスト、合唱◎でコンティヌオもピッタリの楽しいコンサートでした。やはり歌の伴奏は楽しい!
Mozart Requiem_c0180686_04464046.jpg
終演後、目の前に来たのがヘドヴィヒ大聖堂などで何度も一緒になったバリトン歌手。彼女が合唱団で歌ってるそうで聴きに来てたのです。かなり活躍してる有名な歌手ですが、KBが音楽を運んでいってるのに一番感動した!とお世辞でも嬉しいことを言ってくれました。「いや、本当だよ!」と笑ってましたが、そのあと更に「どのくらいの奏者が、それを意識して演奏してるのかな?」と真面目な顔してました。
アンサンブルとは、一緒に音楽すること。
一方通行では仕方なく、だから例え指揮者の次に大事でも、コンサートマスターやファーストヴァイオリン主体の、高音部主導の音楽に魅力はない。ということを言いたかったのでしょう。
タイミングとは?アンサンブルとは?
弾けていて音楽が進むのは当たり前、その先のWitt先生がベルリンフィルの仲間の皆さんとやってらしたようなアンサンブル、そういうことの経験や存在を知らず、それを知ろうともしない。ベルリンでも、そういう傾向です。
伝統とかスタイル、ってなんだろう?と考えてしまいます。
もちろん、感性と音楽性と趣味でスタイルも音楽も変わっても良いと思ってる人は多い、いや、それも正しいですが、だから名門オケは言わずもがなポジションを誰が占めるかは大問題で、更に音楽監督というのは重責なんです。
重責だから指揮者は偉いんです、賞賛を浴びるし報酬も高いし名声も得るのです。
いかに難しい曲でも、音程があってタイミングがあって最後まで、ある程度綺麗な音で終わるのは指揮者が交通整理ができて、プロのオケなら、まずできる。
でも、その為に音楽家として生きてるのではない。

いや、なんの不満も特に今なんか問題があるわけでもないです。
自分と自分の周りでは、自分の為にも実践していくだけです。
でも「仕事だから」「好きキライなんて飲み込んで目の前のを片付ける」等々は
やはりいつでも嫌だな。
自分に、大袈裟に言えば恩師に大先輩方に先人の皆様に太陽に
恥ずかしいことは、したくない。
その時々のいろんなレベルや音楽のやり方はあっても良いのです。
それをでも、その時の周りに適合しようとしながらも、時に不満に思うのは
趣味が合わないと自分を納得させてますが、やはり違う。
あざやかな演奏で、魅力ある音で周りを魅きつけ良い影響を与えたい、包容力を持って!
ですが同時に
音楽監督に自分がなりたい!と思う時です。
(でも、他の人には、↑と思われたりして、、、)

昨日の日記でも少し書きましたが、確信を持てることが増えて、強気になってます。
そしてそれは、ありがたいことです。
自分を信ずる、信じれることこそ大事。自信ですね。
どんな段階でもこれが無くしては成就しないし先に進まない。
そして、それを自覚したのは、僕はかなり最近のことなのです。
遠回りにも無駄はない、といいますが
かなり「悠々と」してきました。
さて、少し「急ぎ」も加えられるのかな?

今日は節分でしたね。
考えることは常にしています。時々文章にしてみるのも良いことです、きっと。
Mozart Requiem_c0180686_04463227.jpg








by Toruberlin | 2016-02-03 22:45 | 音楽の話 | Trackback | Comments(4)
Commented by Tokku at 2016-02-05 09:37 x
演奏に対する対価が10円とは失礼な行為ですね。
職人が丹精を込めて作った作品を言いくるめるめて自分のものにする、といった非常識な人間がいることも最近聞きましたが、常識的な対価は払うべきですよね。
Commented by Toruberlin at 2016-02-05 10:35
Tokkuさん、はじめまして!コメントありがとうございます。
いくら入れるかは自由なのですが、気持ちの良いものではないですね。私はまだトライしたことはありません。
その職人が、、、は存じない話ですが、世間にはいろんなことがありますね。まあその常識というのが人それぞれだから、難しい。
小銭は、演奏が良くなかったことへの抗議かもしれません、と考えてもしまうから、友人はその方法を止めたそうです。
Commented by Masaya at 2016-02-06 06:51 x
Toruさんの演奏を今日のこのお言葉を拝読してまた拝聴したいと思いました。今までの演奏も私みたいな素人からはすごいなということで拝聴しましたが、Toruさん最近自覚された自信を体現された演奏を、そして演奏姿を近いうちに直接拝見できればと思います。僕は何度もここで書かせていただいておりますが、演奏の姿勢、雰囲気に、私自身が音楽の素人なので音がどうとか分からないぶん、特に目が行ってしまいますが、今までもお世辞でもなんでもなく相当風格のあるコントラバス奏者に映っておりましたよ。
Commented by Toruberlin at 2016-02-11 19:41
Masayaくん、ありがとう。
姿にも変化が表れてるかなー?もしそうなら、大したものですが演奏家の「気づき」はなかなか周りにはわからない、ことが多い。
また聴きに来てください。
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