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ヴェネチアンデュエット!

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こんな裏板の楽器、もしコントラバスだったら即座に「欲しい!」です。
アナリューゼは17世紀後半、1680-85で北イタリア。色からしてヴェニスだ!と見た瞬間思ったのは2月。
僕のBusanもヴェニス生まれで、これだけオリジナルの赤が残ってるのは稀な様です。
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どうしても合わせてみたくてRossiniのデュオをMちゃんに付き合ってもらい弾きました。更にヴェネチアンと思わずにはいられない相性の良さ!美しい楽器です。
コレクター所有だから、これを弾き込んだらものすごい楽器になります!
この日、チェロをデュエットしてみたいと借りてきて一度通しただけ。ちゃんとリハして一度録画してみたいなー!
もし良い出来ならヴェネチアンの二本が(たぶんだけど)どれだけ音が合ってるかご覧にいれます。
友人のV.W.がBusanのチェロを持っていて、前に一緒にRossiniとMozartをサン・スーシー宮殿で弾いたことがありますが、音色はこの楽器の方がもっと合ってると思いました。
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美しい表面にヴェネチアの赤いニス。写真は光がないと写らない(当たり前)、だからこれだけ表面が輝いてると反射が難しい。でも裏板と共に雰囲気はわかりますね。
ほんの短い時間でもこういう楽器に触れられたことは、幸せでした。

10年以上前、あるガスパロ・ダ・サロ作のチェロが戦後初めてコレクター界に姿を現し、しかも売りに出ていて僕も手にし、また音を聴くこともできました。あれも美しい楽器だった。姿を現した、というのは1920年代に一度売りに出て、でもその後は誰が持っているかは判らず。大戦もあったから行方不明も少なからずあったのだろうけれど、コペンハーゲンのコレクターの元にあったのだそうです。そして、その10年くらい前にベルリンにも来て、購入も可能だったけれど僕が音を聴いた時、その奏者は高価で買えず(か、購入しよう!とのエネルギーが出るほどは気に入らなかったか、、、)数年後に「そう言えばあの時のチェロって?」とBPに尋ねたら、またコレクター界でも行方知らずだそうです。もしかしたらまだコペンハーゲンにあるのか?
その1920年代の時点で売却されたと(コレクターの閉鎖的な世界で)されていたチェロ、結局は90年後も同じ一族が持っていたそうで、もしかしたら今でも?
気まぐれで、試しに手放すか?と良い次の出会いを探し、縁がなければ楽器商に頼んでまで売却しようとは思わないのか?すぐにまた姿を消す。大物楽器にはこういうケースが多いらしい。

現金を持っていても金利悪いし株も面白くない現代らしく、不動産投資に続きストラドなどの超ビックネームの楽器が投資対象になって久しいけれど、オールドイタリアン全般が、またはペカットなどの名弓が対象になってきてるらしい。
ヴァイオリンからチェロまでは、今まで以上になってしまうかもしれない。
コントラバスは嬉しいことに、価格の次元が違います。
ますが、この写真のような楽器とはなかなか出会えない。(そしてなかなか無い)
たくさんの綺麗どころに囲まれていますが、欲求は尽きず。
もし僕が今の9本からどれかを手放し始めたら、その準備と思ってください。

僕ら演奏家は、奏者自体と弾く楽器のバランスが大事。相乗効果で向上していきたい。
良い楽器を持っていても活かせなくては恥ずかしいが、でも音楽家を志し精進してるなら時間のかかる度合いに個人差はあれど、良い方向に行く筈です。
自分を高め腕を極めていくのも大事、良い楽器はそれを助けてくれる。
良い楽器に出会い、それを奏でることで教えてもらうことが実に多い。
自分を磨くには、いろんな経験、楽しい毎日、頭と心の良いバランスで考える音楽、と、いろんなアプローチがあります。

Witt先生から1981年に譲り受けた、両親が買ってくれたD.Techlerの四弦。そしてヨーロッパチェンバーオーケストラからのHawkes-Panormoの五弦、その二本はベルリンでの勉強の礎となってくれ、そしてコレクターから手に入れた最初の楽器Gaetano Guadaniniでコントラバスが主役の作品をやっと弾けるようになった。最初にコレクターから来たDespine(五弦)これはエクセレントだけどなかなか難しく、古楽では生ガット張って大活躍したけれど、今ではGGのガット弦で合唱団との本番をKB一本で小編成で弾くのにはCavalliと並んで大活躍するが、でも実は室内楽に一番適してるのかも?と思ってます。五弦だけどソロにも適してる。ある意味オールマイティーか?
これを日本に置いておいて、Busan購入時に別れを決めたG.Guadaniniは誰かに渡すのが、もしかしたら一番良いのかもしれません。それでも東京にはFirenze生まれのBracchiもあるし、ベルリンに4本の五弦とScarampalla,Busanがある。
そう、とっても恵まれているんです Scarampellaにも室内楽でのBusanと同じように教わったことは多く、そしてまだまだある。でも、欲求は尽きない。
ヴェネチアンだとゴフリラーかセラフィン、または別のブサン。モンタニャーニャは縁がない気がします。
あとはブレシアならマッジーニか?スペイン在住のプレイヤーから手放すから見にこないか?と誘ってもらってるんですが、イマイチ、そのマジーニには魅力を感じない。
欲張りですが、そう遠くない将来に「これ」という伴侶が出てきてくれる気がします。

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Witt先生の愛器A.Marianiもお邸にそのまま。
是非、調整はさせていただき室内楽を弾いてみたい!でも、ソロを弾くには(いや、弾くこと自体)先生もかなりご苦労なさった典型的オールドイタリアンなので(弦長の基準が無かったのは言うまでもないですが、チェロとバスはとにかくイタリアンオールドは決まったセオリーがない。だから皆、簡単な新作やモダンイタリーを弾きたがる。それは自由だけど、出てくる音のレベルが違うから、僕には比べる対象ではありません)簡単には弾けない。昔はまったく弾けなかったけれど近頃は良い音が出てくれるようにはなり、数年前に先生が「Toruもこの楽器、弾けるようになったなー」と仰ってくれたのが嬉しかった。
G.Lucca、もう一本お持ちで僕もレッスンの時に弾かせていただいてたオールドイタリアンは弾きやすかったけれど、Witt先生でさえもマーラーのソロとかでベルリンフィルでMarianiを使う時は何週間も前から練習なさっていたほど。いや、練習は大事だけれど、その楽器を鳴らすために、もっとストレートに言えば癖のある音程のツボ、鳴りのツボをその曲で熟知するために。
長い間お付き合いして知り合うには、譲っていただくのが良いのでしょうが、まだその決心はついていません。
上に書いたように室内楽のメインはBusan、そして五弦のDespineも控えてます。
でも恩師の楽器、売りに出すおつもりは全く無いそうだから、改造はしたくないけど調整だけさせていただきWitt邸で弾かせてもらうのが一番良いのかな?そのうちに、これで室内楽の本番をやりたい!となったら、また考えます。

楽器の話書くと、またまた長くなりました。
昨夜は天気が味方してくれてGrunewald湖畔の野外コンサートは快適でした。
鳥のさえずりと梟の時々の合いの手でMozartの序曲が始まり、シェヘラザードの甘美なメロディの頃には、森の向こうから満月が上り、まばゆい光を降らせてくれました。僕の左側、最前列の3人の前には特大のグレイハウンドが居ましたが、大人しく聴いてました。拍手の時はさすがに緊張してましたが、演奏中に何度か「ウー!」後で訊いたら狐が来ていたそうです。
今日と明日は天気予報もよく、20℃を超えるそうで、早めに会場に行き雰囲気を楽しむつもりです。

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by Toruberlin | 2016-06-18 11:13 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(0)
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