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ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


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Carlo Despine anno 1831 da Torino

Carlo Despine anno 1831 da Torino_c0180686_19361917.jpg
Carlo Despine anno 1831 da Torino_c0180686_19351960.jpg
5本所有してる5弦コントラバス。一本も手放していないのは、どれも素晴らしくて手放せないからです。
ずっとDSOに置いてあったイギリスはHawkesのPanormoコピー、このヨーロッパチェンバーオーケストラから手に入れたのが最初の5弦でした。もちろん今でも気に入っていて、そして(それで良いので)唯一のベルカント(スチール弦)を張ってる楽器です。次に手に入れたのが写真のDespineと初代のJ.Hill。前者はイタリアのトリノ、後者はロンドン生まれです。Hawkesはロンドンですが高名な楽器職人ヴィンチェンツォ・パノルモ作のコントラバスをマダムホークスがイギリス、フランス、ドイツで再現させた楽器がホークスパノルモやホークスコンサートモデルという上級ライン。そして僕のは数少ないベルギーで作られたことがオールド楽器に造詣が深い友人B.P.の御蔭で判っています。
ホークスはDSOで弾くとことがほとんど、HILLは小編成オケなどで首席の時に(ポツダムやオルフェウスベルリンなどで)弾いていますが、深みもあり音が立つのがその理由です。ホークスの方が柔らかい訳でもないのですが、まあどちらもフル編成のオケにも◎でDSO日本ツアーにもケントナガノ氏との3回目の日本にはHILLを連れて行きました。
次に手に入れたのがフランス娘Brugere。4弦のBusanよりもコンパクトな5弦でロッシーニのデュオをこれで弾いたことも何度もありますが、小柄で扱いやすいけれど、しかし力強く鳴ってくれる楽器です。
5本目はクレモナのA.Cavalli。特大ですがオリジナルは4弦、バイエルン国立歌劇場管弦楽団の首席奏者がCavalliにオーダーし、その後親族内に駒もなしで留まっていたのを手に入れました。僕の持ってる9本のKBで唯一の20世紀初頭の楽器です。教会で弾くのに一番出番が多いのがこのCavalli、五弦楽器としての総合評価はどれも良い中、一番上か?!何より大事なのは音、僕の音はどの楽器でもしますが、その楽器が持ってる音自体が素晴らしい!
いや、みなどれも素晴らしいから5本も持っているのですが、ベスト2はDespineとCavalliです。
Carlo Despine anno 1831 da Torino_c0180686_19360624.jpg
前置きが長くなりましたが、今日はDespineです。
裸ガットを張ってのピリオドアンサンブル時代は大活躍してたDespine、その前はスチールやガットのスチール巻きなど色々と試してましたが、とにかくソリスティックな五弦。室内楽も最高です。そして5弦なのに一番ハイポジションが弾きやすいかもしれない。GGの弦に出会ってから2012年モデルを特注して張ってますが、僕の好きな低めの弦高で、そして多分指板が凸凹になった場所があるらしく、雑音がし出して、いつか削ってもらわねば!と思いながら、その雑音が出ないくらいの右手の圧力で弾く工夫をして、一昨年のクリスマスオラトリオでは何度か使いましたが、また雑音が増し、しばらく自宅待機でした。
で、弦高が低すぎる訳でもないのですが、もっと高くても問題なく、もともと鳴るので駒の下に薄い木をかましてみました。
なーんでこんな簡単なことに気づかなかったか?!
Carlo Despine anno 1831 da Torino_c0180686_19355828.jpg




10数分の作業で、仕事に支障なく弾けるようになりました。ローポジションは弾きかたによっては少し雑音がしますが、これは弾き方でゼロにできる範囲です。
トリエステのHくんから贈ってもらったボッテジー二の改定されてないEtudeをこれで弾きましたが、さすがボッテジー二のイタリアンな音楽、それとDespineがなんとまあ合うことか?!もちろんBusanでもバッチリですが。
5弦らしくないところは、板をかませると減るはずの鳴りが変わってなく、ブリリアントですが室内楽にはピッタリの楽器です。これで鱒を弾くのも、きっと面白いなー!
Carlo Despine anno 1831 da Torino_c0180686_19354816.jpg
あと14年で200歳の楽器なのに、全くの無傷。コントラバスでは稀有と思います。
Carlo Despine anno 1831 da Torino_c0180686_19351254.jpg
朝のブサン、スカランペラ、そしてホークスパノルモ。DSOのケースには今はHILLを入れてあります。
Carlo Despine anno 1831 da Torino_c0180686_19350421.jpg
少しじっくり楽器を弾く時間がある今、室内楽メインのブサン、ソロ楽器のスカランペラ以外とも過ごせる大事な楽しい時です。
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by Toruberlin | 2017-01-11 23:33 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(6)
Commented at 2017-01-12 22:18 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Toruberlin at 2017-01-13 01:59
Uさん、こんばんは!
ネック修理すると角度が変わりことがありますから、駒は新たに作ってもらうのが良いですが、古い駒で他に支障がないならこの方法で微調整も手かと思います。
木はミリ単位の薄いのを使い、木目は表板と方向を合わせるのが◎です。または駒全体を上方にずらす手もありますし、駒がまっすぐ立ってるかも大事なポイントです。
日本は夏に高く冬に低くなる傾向があります。Gだけが問題なら薄い木ならG線側に二枚、低音側に一枚という方法もあります。
Commented at 2017-01-15 09:45 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Toruberlin at 2017-01-15 20:31
そう、楽しみながらやるのが、何事も吉とでますね!
こちらの試みは大成功、五弦はDespineばかり弾いてます。それでまだ今年一度も触ってない楽器が二本あります。
仕事じゃないと五弦はなかなか弾きませぬ。ですがこのDespineは室内楽に使うべく、いろいろ研究しています。
楽しみながら。
Commented by Toruberlin at 2017-01-15 20:35
p.s.東京の弦楽器工房でネックを作ってもらってるBracciですが、春の帰国に合わせて完成予定です。東京での二回公演@茗荷谷ラリールで出番なく可哀想でしたので、4月に一度は弾きたいと思っています。
またご案内しますが、ご予定が合いましたらお越しください!
Commented at 2017-01-15 21:24 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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