ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


by Toruberlin

プロフィールを見る
画像一覧

いらっしゃいませ! ©Toruberlin

最新の記事

テールガット
at 2018-01-17 15:59
RossiniDuo フラン..
at 2018-01-16 13:24
たかがゴム、されど、、。
at 2018-01-15 19:59
ガチョウの丸焼き レシピブログ
at 2018-01-15 03:33
ベートーヴェンの交響楽演奏で..
at 2018-01-14 19:23
ある日の、普段晩餐。
at 2018-01-13 15:45
Solosuite von ..
at 2018-01-13 00:22
ベルリンフィルハーモニーは素..
at 2018-01-12 14:53
湖畔散歩
at 2018-01-12 06:55
新年、今年の年明け
at 2018-01-12 00:37
単純なものです、幸せ。
at 2018-01-11 23:46
毎日 J.S.Bach
at 2018-01-11 13:43
SteinheilとBUNN..
at 2018-01-10 01:00
今日も晴れのはずだったけれど..
at 2018-01-09 10:38
1月4日ミッテ散歩
at 2018-01-08 23:30
すぎるー!
at 2018-01-07 23:30
1月3日
at 2018-01-06 23:30
お目汚し、お耳汚し
at 2018-01-05 23:30
新年会 2018
at 2018-01-04 23:30
元日の夜は茹で蛸から始まりま..
at 2018-01-03 23:30

カテゴリ

美味しい楽しい話
趣味の話
音楽の話
楽器と弓の話
これはおすすめ!
街で見つけたこんなもの!
べルリンの美味い店
最近のべルリン写真
日常の出来事
昔の話
旅行
AMPELMANN
AMPELMANN Japan2010
非日常の出来事
日本で何を食おうかな?
ご馳走/料理
風景写真
これはスゴイ!
AMPELMANN Japan 2011
DSO Tour
ベルリンー津和野
Weihnachtsmarkt
Movie 映画
AMPELMANN Japan2012
AMPELMANN Japan2013
AMPELMANN Japan 2014
AMPELMANN Japan2015
AMPELMANN JAPAN 2016
AMPELMANN Japan 2017

検索

以前の記事

2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月

最新のコメント

春と秋に3ヵ月ずつの漁期..
by norick1100 at 00:14
間違っていましたらごめん..
by norick1100 at 00:06
おー!そうですか。この中..
by Toruberlin at 20:16
ご存じない方は多かった、..
by Toruberlin at 19:47
私は桜エビの町(現在は吸..
by norick1100 at 11:52
O西さん、体調を崩されて..
by norick1100 at 11:38
おはようございます。左足..
by Toruberlin at 18:45
ありがとうございます。 ..
by norick1100 at 10:08
いや、裏板を抑えはしませ..
by Toruberlin at 09:42
お返事ありがとうございま..
by norick1100 at 08:46
norickさん、こんば..
by Toruberlin at 02:08
以前からエンドピンの長さ..
by norick1100 at 22:20
ありがとうございます。 ..
by Toruberlin at 21:46
norickさん、はじめ..
by Toruberlin at 18:43
はじめまして。 Twi..
by norick at 11:38
あーちゃん、おはよう。 ..
by Toruberlin at 17:15
徹さん、そんなにも体調が..
by puku at 08:50
yuさま、あけましておめ..
by Toruberlin at 12:32
植木さん、あけましておめ..
by Toruberlin at 21:45
古橋さん、ありがとうござ..
by Toruberlin at 21:43

お気に入りブログ

うちの食卓 Non so...
オリーブとブドウ畑のあいだで
フィレンツェ田舎生活便り2
フィオッキ・ブログ Fi...
ろひちかなまや
Piccoli Pass...
リヨンの散歩
ワインおたくの妻
Vom Himmel
ベルリン、いまも工事中 ...
フィレンツェ田舎のお料理教室
おウチごはん。
モンタンのブログ
カグラザカ日記
A. ドワネルを探して
.
ただいまお料理中
Berlin no Hi...

タグ

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

料理家
海外生活

画像一覧

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

カテゴリ:音楽の話( 458 )

RossiniDuo フランケンの古都の教会で

c0180686_21111968.jpg
c0180686_21150853.jpg
c0180686_21145744.jpg
KAMMERENSEMBLE Berlin-Tokioとどこが違うんだ?!
違いません、ほぼ同じメンバー。トランペットの友人ヨハンと長年やってるシリーズはEnsemble L'estroArmonicoという名前でやってきました。
トランペット主役の曲はできても4-5曲ですから、その合間に弦楽器だけの作品を挟みます。
先ほどロッシーニのチェロとのデュエット動画をYouTubeで見かけたのでご紹介します。
c0180686_21154014.jpg
バロック作品がメインのコンサートでしたので5弦は不可欠、フランス娘と呼んでるパリ生まれのC.Brugereの5弦コントラバスを持って行きました。この曲を5弦で弾くのは少し無謀ですが、Auguste Rauの弓とGGのガット弦、そして見付さんのエンドピンとゴムのお陰で楽しめました。
言い訳をすれば教会の後ろの方に置いたカメラで撮ったので音が遠いですが、チェロのM嬢ととっても楽しい本番でした。どうぞヘッドフォンで聴いてください。
M嬢は親友グスティ・リヴィニウスと東京の白寿ホールなどでロッシーニとバリエールのデュオを2013年秋に久しぶりに一緒に演奏した際に「ベルリンに居るから知り合って!」と紹介されました。
いまは旧東のオーケストラで弾いていて時々しか会えませんが、一時期べルリンでデュエット始め室内楽を一緒に楽しみました。



この教会でのコンサートのブログもあったはずですが見つからず、初日のWeikersheimでの様子をご覧ください。
コントラバスの室内楽、数少ないですがチェロとのデュエットは、王道です。








by Toruberlin | 2018-01-16 13:24 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

ベートーヴェンの交響楽演奏で、思う。

c0180686_03243453.jpg
今日のブログタイトルで、果たしてこの写真が合ってるか?とも思いましたがベートーヴェンが「軽く速い」傾向になってるのを晩年に憂いてらしたWitt先生に師事して3年目の春、この後6年間、13回のメインプロジェクトに参加した学生オケの第一回目に、偶然にもコントラバスセクションのコーチが先生という幸運で、これは夜中にお城のバーで盛り上がってた時の写真です。僕は23歳になる年の春でした。
この頃はベートーヴェンの弾き方から始まったレッスンの成果を試すには最良の時期で、ドイツ中からのエリート集団オケに入り、実地でたくさん(ベルリンフィルなどにゲスト出演と並行して)オケを学ばせていただいた、そのスタート時期でした。

ベートーヴェンの交響曲で思う(先日フィルハーモニーで弾いた7番)
KBにはフレンチ(ヴァイオリンなど他の弦と同じ持ち方)とジャーマン弓があります。
どちらが良いとは、言えない。言う必要もない。また、どちらも熟知してる人は稀である。
ソロではフレンチの方が良いか?と前から思うのは移弦が自然にできると思うから。重さも自然にかかるし、そして本場フランス製の名弓が多い。
メロディを歌うのと、オケで弾くのとは全く奏法が違うと言って良いのがKB、
いや、音楽をどう感じるかでもそれも変わるけれど
ベートーヴェンをカラヤン時代のベルリンフィルの様に弾きたいかどうか?で変わる。
弾きたければ、やはりフレンチは❌である。
できることもあるかもしれないが、数ミリの弓の毛と弦のコンタクトで
あとは長い弓で弾くことで音を飛ばす、倍音を増やす、鳴らす
なんてことはフレンチには出来ない(いや、きっとできるがやりにくい)。
大事に音を出し、メロディを奏でることでは問題ない。まして優れてるフレンチ。
でも、交響楽をドイツものを鳴らすには、劣ると言わざるを得ません。
だから、ほとんどがジャーマン弓なのでもありますが、それは習慣と慣習に依るところも多いかもしれない。
でも、ピリオドじゃない、柔らかく鳴らし音を飛ばすにはジャーマン弓がベター、ということだからだと思います。そう、オケではそれが大事。室内楽を丁寧に奏でるには使わない技です。
フィルハーモニーでベートーベンの7番弾いて、確信しました。
ヴァイオリンは、でもだから出来ない、のではありません。
実際に、できる人はカラヤン時代のフィルハーモニカー以外にもたくさんいる。コントラバスのフレンチ弓弾きにも(多分ジャーマンよりやりにくいはずだが)間違いなくいる。
したくないか、出来ないか、または思いつきもしないのでしょう。
逆にコントラバスのフレンチ弓でやるよりも、ヴァオリンの方が楽な気もするけれど
そういう風にたくさんの色でgroß und weich(大きく、柔らかく)に鳴らそうって、フィルハーモニーの舞台に座っても思わないかなー?
そういう感覚を知ってるか知らないか?やろうとするかしないか?
これは、本当に大きなことと思います。

今日は陽が時々射したベルリン、氷点下でしたが湿気もあって歩くには寒い1日でした。東のお洒落地区を少し歩きカフェに入り、帰りはデスクワークに忙しいと昨晩拙宅に来なかった母に、ラザーニアを焼いて届けました。
母の作った鶏ハムなどを摘んで赤ワインを一杯付き合って帰宅したところです。
さて、明日も晴天ですが、もう数日はBachの無伴奏組曲と過ごします。

写真は上と同じく昨晩遅く整理中に発見した一枚です。
写ってないけど佐渡ゆーちゃん指揮でした。
c0180686_03250122.jpg









by Toruberlin | 2018-01-14 19:23 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

Solosuite von J.S.Bach

c0180686_08231928.jpg
写真は僕の最愛の愛器の一つ、ヴェニスで1776年にDominicus Busanが製作したコントラバスです。長い間コレクターの元にあったので状態はエクセレント!です。
そして、素晴らしい音がします。見目麗しいと弾かなくても音がわかる、その言葉のままでした。この楽器の写真を見せてもらった時に価格も何も問わずに、もちろん音も聴かずに写真だけで「欲しい!」と購入を決定した楽器でした。
c0180686_08231352.jpg
コントラバスの音域で、1番で言えばチェロよりも四度低いバージョンを改めて弾いています。
c0180686_08230805.jpg
クラシック音楽とは、その枠の広さの決定は各人の解釈に委ねられてる部分が多少あるとは言え、様式美の音楽です。その様式から逸脱しては成り立たない。「新しい」を格好良いと勘違いして追求しても、それは滑稽な結果になります。
以前から書いてますように、その逸脱具合は奏者の趣味の範疇=センスという一番大事な才能に依ります。
Mozartからハッキリと確立し、それは近現代まで続きますが、近代の作品はアドリヴの部分が多い。自由とも言えるし様式が定まってないとも言えます。
一番自由な時代様式はバロックと思います。バロック時代の作品がとってもモダンに感じることが多々あります。それも、その自由さと関係があると思います。
でももちろん、なんでもありじゃない。
弾き手が長年培って来たバロック音楽に対する造詣や解釈を駆使して楽譜から作曲者の意図、音楽を読み取る。自分が出したい音、歌いたいフレーズ、それは毎回違うかもしれない(ね、自由です)。バッハは特に、演奏して来た思い出に依るものもあるのか?バッハ作品に共通した歌い回しがありますから(それは一辺倒じゃないけれど)同じ箇所を再度弾いても同じに弾かないことが多々あります。楽しいです。それには弦楽器に大事な弓順(配分)や指使いも音楽に大きく影響します。音程外れないように確実なポジショニング、なんてのはアホらしく音楽とは別物だから忘れた方が良いです。何をするにも最重要なのは音楽!を忘れたら意味がありません。

コントラバスが最も良い音を出してくれる音域、と何度も書いてますが、よくぞ、そう編曲してくださった!と思います。
今日は本当にマストな事を片付ける以外は、このBusanと過ごしていました。
1番は十分楽しんだので、次はやりかけてる5番か?
しばらくはソロチューニングのスカランペラよりもブサンと過ごす時間が増えそうです。
c0180686_08230204.jpg









by Toruberlin | 2018-01-13 00:22 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

ベルリンフィルハーモニーは素晴らしい!

c0180686_22563803.jpg
c0180686_22583374.jpg
人がどう思おうと
良い音から逸脱せずに、しかし思いっきりフィルハーモニーを鳴らし
倍音豊かに弾いてヴァイオリンよりも速い音を出し、
しかしgroß und weich Witt先生が仰ってらした通りのあくまでも柔らかい音で、
ppで響かせるところも思いっきり鳴らすところも
全弓で倍音豊かに弾いてきました。
この技は、奏法は今は教える人はいないのか?
(もちろん、ソリストやコンクール第一の本当のオケを知らない人が教えられるわけもないです)
c0180686_22562220.jpg
でも、今のベルリンフィルでも
ベルリンフィルを聴いて「すごいなー!」と思うなら、ちょっと考えれば気づくはずだけど
不思議だ。
いつも、とっても音響の良い教会で演奏してる我がNKOP、
初めてベルリンフィルハーモニーでした。
僕は1982年から良く知ってるけれど、初めても含めてそう馴染みのないメンバーは多かったはず。
リハで、ベートーヴェンの7番の第四楽章、ff の八分音符。
ヴァイオリンが貧相に短い弓で、タイミング合わせて弾いてる。
なんだそれ?!
と2.ヴァイオリントップのTがこちらに「なにかある?」と見てきたので
大きな声で、八分音符、短い音でも弓を多く使わないと、鳴らない!と助言しました。
これ、出来ない弦楽器奏者、実に多い。
なんの為に、弓ってあんな長いの?
弓元で、合わせて弾くだけの奏者、何が楽しくて弾いてるんだろ?と思います。
音が良いのは、弓の構造上、弓先。
いろんな使い方があるが、基本、本道は弓先なんです!!!
で、弓が長いのが、例えば長いフレーズをスラーで弾く時に、もちろん役立つ。
それ以外に長さの使い道はないの?
ベト7の4楽章で八分音符ff、を短い弓で?
何を考えて弾いてるのだろう?バロック上がりなのか?
最近のバロックの研究、ピリオド奏法というのは、悪いことばかりじゃ勿論ないが
音楽が軽い速い、フレーズ(音楽)が短い 、ことと、とにかく弓という弦楽器奏者が一番精進しなければいけない技がことごとく使われないから、そこは❌です。
バロック上がりじゃなくても、どうしてなんだろう?
短い、そう、点で弾く、叩くように。(合わせることが、タイミングも音程も最重要と考えてるからだろうか?)

カラヤン時代のベルリンフィルは、そういう意味でピッタリ合わないことが、技であり極意だったけれど。
c0180686_22551950.jpg
今回はロンドンで製作された初代HILL作の五弦で弾きました。18世紀生まれなのに状態はエクセレント、これにはスチール弦を張ってますが、柔らかさもボリュームも申し分なくご機嫌、満足してます。

長年の友人のPが、Toruどういうこと?オケでは基本的に、鳴らすには弓は多く使うべきなの?
と休憩時間に年上なのに訊いて来てくれました。
弓の毛の弦とのコンタクトはほんの数ミリでも、あとは音の増幅に長い弓を使う!
それができれば、鳴りが変わる!
「そういえば、ガイもそう言ってたよね」とP。今シーズン最初の本番はガイが指揮兼ソリストでしたが、教会ででさえも、そんなに短いと鳴るわけがない!とアドヴァイスくれていたのに、な。でもPは覚えていました。

そう、信じて心がけて、そしてそう弾きたいと思って研究しないと、出来ないことなんです。
でも、やろうと思わなければ、一生できない。

ベルリンフィルが、カラヤン時代のあの素晴らしい響きの時に、なんで全弓使ってたか?
言い換えれば、僕はWitt先生からオケ奏法を伝授していただいたときに
ベルリンフィルに出演しても、なぜ弦のみなさん、全弓で弾いてるか?
これを、考えなければいけないと思った。その演奏が◎と思うなら!
もちろん、力が抜けていて弓のコントロールが出来なければ、到底できることじゃありません。力んでいては、弓を弦に押さえつけて弾いていては、出来ない。

そういう意味ではコントラバスだけじゃなく他の弦楽器も、ソロでメロディを奏でるのとオケで弾くのは、別の技、奏法なのです。
でも、やりたいか?とそのために、そうしたいと練習するか?!と
そういうことをしないのとは、つまり弓元で短く弾いて音を楽器に出させて籠らせて終わり!とは大違いです。

セカンドトップのTは、素晴らしい。僕の発言後すぐにやり出して、彼の音だけが
伸びて輝いてました。本番では時々コンサートマスターも。
なんで全弓使うか?それだけじゃないけれど、倍音が豊かになり、鳴るからです。
鮮やかな弓さばきが要求される超高度テクニックです。
でも、少しでも頭使って弾いてるなら、そして素人じゃなく例えばベートーベンを何度も弾いていれば
わかるはず、というか、音楽の欲求によって、試すはずです。
c0180686_22555009.jpg
もちろん、カラヤン時代のベルリンフィルの弦の奏法は特別で無二であり素晴らしいものです。
演奏を見聞きして、良いと思っても、簡単に真似できるもんじゃない。
その時代にここで勉強して、一緒に弾かせてもらう幸甚も得たから自分の身についたのかもしれません。
でも、そういうことも含めての
音楽家としての音楽の追求だし、音楽活動だと思うのです。
やろうとした数人がいましたが、出来てたのはセカンドトップのTだけかなー?
でも我らがコンマスWは、その点では物足りないけど(彼は弦楽四重奏がメインの仕事)素晴らしかった。他は、なんだかなー?って感じ。しようと思ったのかは解らないけど、短い弓で止めていた。
フィルハーモニーほど、素晴らしいホールはない。
だから、アラも目立つし、寂しくも悲しくもなります。

c0180686_22554133.jpg


More
by Toruberlin | 2018-01-12 14:53 | 音楽の話 | Trackback | Comments(10)

単純なものです、幸せ。

c0180686_07492192.jpg
c0180686_07483129.jpg
音楽家なんて、単純です。
自分の楽器から良い音が出て、それで目の前の楽譜にある音楽を奏でられたら、幸せなのです。
P.Scarampellaで久々にアルペジオーネとバッハのガンバソナタ2番を弾き、D.Busanでコントラバス版の無伴奏組曲から1番を弾いてました。
c0180686_07493445.jpg
c0180686_07481607.jpg
19時前に満足して、早めの一杯。昨晩の席で「一人で呑むことは、ほとんどないのです」と言ったばかりですが、あります、ね。
c0180686_07480938.jpg
モンテプルチアーノ(そう言えば昨晩の二軒目でも呑んだ)とフィレンツェのサラミ・フィノッキオーナとプロシュートと供に。書こう!と決めていたメールたちは、明日になりました。
そのあと、晩御飯のオムライスができる前に、ヒレ酒。
c0180686_07475868.jpg
いろんな満足があります。
成功という満足、得したとか勝ち組とかetc.
でも僕らに一番の満足は、出したい音で思い通りに奏でられること!です。

c0180686_07474515.jpg
FBによく数年前の今日が出てきますが、写真フォルダで一年前の今日を見つけました。
c0180686_07465694.jpg
大雪、だったんですね。驚きました。
今年は、まともな冬じゃないです、ベルリン。
c0180686_07470569.jpg






by Toruberlin | 2018-01-11 23:46 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

毎日 J.S.Bach

c0180686_21443334.jpg
ちゃんと低音を使いたい、それが
中トロ音域で弾きたいのに+するもう一つの欲求です。
ずっとハイポジションばかりで下を向いての演奏は、したくない。
また、僕にはそれを練習する気にはならない。
たしかにWitt先生が昔から弾いてらした2番のサラバンドはオリジナル調+音域で弾いても、とっても良い。

オリジナルじゃなきゃダメ、という戯言
低い音域でチェロのための作品を弾くことに感じる引け目
でも、中トロと書いてるが、コントラバスが良い音がする音域がある
高音域も面白いくらい良い音が出るが、それは意外な面白さであり
中トロ音域よりもクオリティは劣る。
c0180686_21480315.jpg
40年、この編曲版だって簡単ではないから
徒労を避けようと(弾いても仕方ないとの観点から)
手に入れてからちゃんと読みもしなかった楽譜たち。
c0180686_22491606.jpg
でも、今だからこの音域で音楽をしようと思うのかもしれない。
チェロで弾くオリジナルのバッハ無伴奏と同じようにコントラバスが鳴る音域に書き換えられた版で奏でるコントラバスバージョンのバッハ無伴奏組曲。1番と5番をまずは始めました。
愉しい!です。
コントラバスしか出ない低音、最低音弦を使わないのはあまりに勿体無い。
オリジナル音域との違いは煌びやかさか?
チェロとは違う楽器なのだから参考にしても同じを追求する道理はない。
愛器Dominicus Busanで弾いてますが、低音域でも明るい音色で愉しい。この版は素晴らしいです。
今年初のメインはバッハ、しばらく探求します。
寺社仏閣、ミュージアムなどなど
素敵な空間で弾けるプログラムを夢みています。
c0180686_22521530.jpg












by Toruberlin | 2018-01-11 13:43 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

お目汚し、お耳汚し

c0180686_01070069.jpg
お耳汚し、お目汚し、って言葉があった。
ひどい演奏ばかり聴いてると(それこそ良し悪しわからずにお手本としてると)
それに慣れて、それがインプットされてしまう。
言葉も同じ。お笑い番組などで、または最近の下品なドラマのセリフに慣れてしまうと、影響され荒れる。
影響されると言えば「視聴の自由」と言う人がいるが、やはり暴力的な作品は人に良い影響を与えないと思う。

幼い頃に、歌謡曲は聞くなと言われた(一括りは、乱暴だけど)
でもクラシックだって酷い演奏がある。選んで聴くのは大事である。
だから、Maßstab、判断の尺度がどれだけ必要か?!ってことになります。
昔言われた、歌謡曲ばかり聞いてると耳が悪くなる!
いまでも、クラブ通いしていて機械で作られた音ばかり耳にしてると間違いなくクラシック音楽家としては
生きていけないと思うけれど
見る・観る、聞く・聴く、食べるも一緒に過ごすも付き合うも
本当に室内楽と同じく、相手とか対象を選ぶのは大事だ。
c0180686_01070658.jpg
もちろん、幅広いことは、良いことだけれども。

選ぶこと。
大事なんだけれど、利で選ぶことはしないよう心がけねばならない。
自分のMaßstabを確立し養い高め、それを基準に
あとは自分の感覚で選ぶ、これをどうするかが「運」と呼ばれるもので
そして「縁」に繋がるのかもしれません。
丁寧に大事に生きること、
大切です。
c0180686_01071586.jpg






by Toruberlin | 2018-01-05 23:30 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

ベルリンの大先輩と。

c0180686_03381035.jpg
正月二日の昼、久方ぶりにベルリンフィルのヴィオラ奏者として長年ご活躍なさったK.T氏ご夫妻と午餐をご一緒する機会に恵まれました。小澤先生と佐渡ゆーちゃんと、安永さんがご帰国なさる直前に楽しい晩餐をご一緒し、そのあとも同じYoshiokaでバンベルクのKBの大先輩K内さんファミリーとご一緒の時に佐渡ゆーちゃんと食事に行って偶然出会い、ご挨拶して「また是非!」で終わってしまい気になってました。
Tさんは弦楽器でドイツに留学しオケに就職した最初の方。小澤先生が「いや、この人しか職がなかったから、僕たちはこの人に随分ご馳走になったりして養ってもらってましたよ」と懐かしそうに話しておいででしたが、1959年からベルリンフィルに、カラヤン全盛のベルリンフィルの正団員でした。ベルリンの壁構築の二年以上前!です。入団なさる前にゲストでも弾いてらっしゃいましたが、その頃のお話は「素晴らしい!」です。
兄は留学時代にT邸にかなりお世話になった様ですが、僕はベルリンに来た頃、もちろんご挨拶はフィルハーモニーでしてましたがタイミング的にTサロンに伺ったことはありませんでした。特に近しいお付き合いを戴くではありませんでしたがベルリンフィルに行けばWitt先生の前、ヴィオラの最後列にTさんが座ってらっしゃましたが、これは好んでの席だったそうです。84年に初めてゲストで招かれ、ベルリンフィルに出演させていただくようになった時にも「うんうん!」と喜んでくださいました。
ザルツブルグ音楽祭で鱒をやるけれどベルリンのリハにまずZ教授もS氏も出られないから徹くん、君を推薦したけれど良いか?とありがたいお話をくださったこと、今でも覚えています。(これは残念ながらtuttiで弾きたい団員が手を挙げ←それは良くわかります- 実現しませんでした)
37年、同じ町ベルリンにおいでの大先輩ですが、もちろんお忙しい。
新年にお会いした時も「家内とずっと、徹くんに連絡してゆっくり食事しようね!」と言ってたんだが、なかなか実現しなくて、また数年経ってしまったね。と仰ってくださいましたが、それはこちらも同じ気持ちでした。それこそ方々から声がかかるTさん、煩わせるのは避けたい気もありました。
今回、Tさんが指揮するアンサンブルのKB奏者Mさんがベルリンを年末年始に訪問するにあたり連絡をくれて、彼女となかなか時間が合わずに会えないかなー?とメッセージに書いたら、1/2昼にTさんとお会いするんですがTさんが徹さんも是非一緒に!と仰ってましたよ、と嬉しい繋ぎをしてくれました。
c0180686_03373120.jpg


More
by Toruberlin | 2018-01-02 23:30 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

メサイア 12/23

c0180686_19345786.jpg
c0180686_19344621.jpg
23日、合唱団カメラータ・ヴォカーレとNKOPでヘンデルのメサイアでした。
場所はフィルハーモニーの室内楽ホール。小ホール的位置付けですが1100人超入ります。満席でしたが、リハよりもそうなると音響が良くなるホールです。
c0180686_19343793.jpg
統一後にできた最初の東西融合オケKammrphilharmonie Berlin、5-6年活動して残念ながら分裂の後に消滅してしまいましたが、このホールで幾度も素晴らしいコンサートを行いました。リハもじっくりここでしたのですがコントラバスで言えば(僕の音、かもしれないけど)ブロックAでは客席が空だと物足りないくらい聴こえないらしい。でも中程の通路から上では鳴り響く、とは何度もテストしての話ですが、それが本番で満席になると通路より下部の真ん前のブロックも良いバランスになる。
これ、大雑把ですが高音は届きやすいから、低音が良い音で響くってことはずべての音域の音が届くと思って良いです。
そこまで考えられて設計されたのと思いますが(ベルリンフィルとカラヤン、A.S.ムターでヴィヴァルディの四季が最初のコンサート、そのリハに居ましたが、設計者もいて音響のことを説明+アドヴァイスしてたのを、覚えています。1987年でした)室内楽、小編成でのコンサートに最高のホールです。
c0180686_19342788.jpg


More
by Toruberlin | 2017-12-23 23:59 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

プロ

c0180686_19143282.jpg
プロ
それで生計を立てる、のがプロの証、定義か?

そういう面も確かにある、
腕がよければ良いポジションに就け、稼げる面はある。
でも、プロとアマという言葉で敢えて分けるなら
やはり腕の違いでしょう。

それだけ時間を使ってるから?専門教育を受けてるから?
という尺度もあるが、本当はそれも違う。
クラシック音楽では、残念ながら独学でトップは、ない。
これはキマリがあるのがクラシック音楽だからかかもしれない、とは思う。

では、他の分野では、独学でトップはある、うん、確かにありますね。

話を戻すと、例えばMozartの時代、
その演奏で稼ぐのじゃなく、生活はパトロンの援助でできて
思いっきり、追及できた。

いまも、美術はそういう面があるかなー?
評価もされ、また気に入った人が買ってくれて、それが数年間の活動費になることもある。
c0180686_19153325.jpg
オケで言ったら、やはりオケ奏者としてどのくらい演奏ができるか、で
それはプロオケにいても会社に行くように毎日をこなしているだけなら↓になるかもしれないし
アマオケの方がやる気があってイキイキ!との意見が多いし、また僕も思うことがあるが
大事なことはたくさんあり、これはプロでもアマでも
そのバランスが大事なんである。
で、音楽性、やる気と演奏能力
これもね、譜面が読めてすぐ弾けて音程もリズムも間違えないのが条件というような低いレベルではバランスが全くないと同じ
それを材料にして、どう表現するか?が伴って音楽だし
僕は一番大事なテクニッックは音を出すことだと思う、良い音を出すこと。
これがまずあって、そこにたくさんの「大事」が重なり、それがバランスよく存在してくれるのが良い。

プロの素養があるけれど、生活のためにだけ音楽はしない。
これが口幅ったいが、僕の理想であり、出した結論です。
他で稼ぐ。音楽でも稼ぐけれど、でも代価を得るためにやりたくないことはしない。
ま、若い時の苦労は買ってでもしろ!という真理を僕は薦めるけれど
それとは少し、矛盾します。

兎にも角にも音楽一筋で頑張りました。
は、どうして?と思うけれど、それもその人の選択である。

要は、人に認められるのが大事じゃなく
プロの素養を持ち、いつでもその道を極める、楽しみながら!に尽きる。

写真家の青柳御大は
腕はプロであれ、心はアマチュアであれ
と仰います。それも、同じことをおっしゃってるのだと思いますがプロとアマを使うと誤解されやすいので
「プロとして最高の技を持ち、絶えず探求し
 全ては自分の進む道に注ぎ、極めるために邁進する、丁寧に、楽しみながら」
です。
c0180686_19145936.jpg
なんかTwitter的になってますが、前に書いたのをここに書いてます(1/16)











by Toruberlin | 2017-12-22 23:59 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)