ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


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カテゴリ:音楽の話( 428 )

体感気温12℃、ですって!

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寒々しい土曜日です。
朝の外気を入れようと開けましたが、空気がかなり冷たい、そして曇ってますから寒々しいです。
昨日は早朝買出しの後、楽器と過ごすつもりでしたが、楽器が弾けなかった。ブランチ後はそれでもしばらく弾きましたが、痛い。しかし今朝は、ありがたいことに全く復活している。
健康である、気分が良い、支障なく行動出来るのはなんと幸せなことか!それで木曜日に続き、Busan、Scarampellaと13時まで時間を共にしました。
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Renzという作者の弓、ほとんど知られてない希少な弓ですが、エクセレントです。
ですが、ここ数日は自宅内発掘でAuguste Rauを使っていました。
そしてRauのもう一本(極上中の極上、良いのはわかってるから別の場所にあります)を弾いてみたくなりScarampellaを置いて奥に行きましたが、目があったのは初代のH.R.Pfredszchner。手放す弓はベルリンには(ほぼ)一本もない中で、一番使ってない、良いんだけどDSOで弾くときにオケ用にしていた黒い硬い材料の初代、手放すなら次はこれ?かとも思ってました。
室内楽に使うと、良い弓なのだけど(もしかしたら少し反りがあまくなってるからなのか?)何か違う。弾いてると右の手首に力が入ってしまう弓でした。手にしたのは久しい、今年初めては間違いない。
でもこれが、すこぶる良いのです。
いい加減だなー!と思うかもしれません。でも、そこにも変化があったこと、理解したことがあったことが伺えます。
そう、よく理解できること、とかMaßstab(基準)と僕は書きますが、「違いがわかる男」じゃなけれど、違いがわからなければ、解らないんです。良さがわかるかどうか?趣味とはまた違う、理解する力、これはまさに「力」と思います。
この弓、20年以上しっくりは来てなかったんで、今まで手放さないで良かった。
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by Toruberlin | 2017-08-12 15:52 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

Ein Kontrabaß spielt selten allein

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「コントラバスもたまには独りで弾きます」
Witt先生が唯一なさったソロコンサートのタイトルです。ずいぶん前に「いつかやるときには!」と使用許可を戴きました。
1992年に「ふたりで一緒に辞めるわけにはいかない」と同い年のZ教授より3年近く早く退団した先生が、その3年前の1989年にご友人やご近所の方をご自宅があるWannsee区の教会付属施設にご招待なさって3時間にわたるコンサートをなさいました。このころ、写真を全く撮らなかった訳はないのですが、このコンサートの写真は未だ見つかっていません。
しかし息子のTがヴィデオカメラで撮ってました。テープの劣化で所々画像は乱れてます。音は僕のDAT録音を数年前に合わせてくれ、先生が本を書くためにまとめた文章を朗読してるWebページには公開していました。



Mein Vater, mein Meister Freddy Witt sein einmaliges Konzert am Wannsee in Berlin mit meiner damaliger Freundin am Klavier.
Es ist nicht nur für die Kontrabassisiten sondern an alle Musikern und an alle Freunde möchte ich herzlich vorstellen.
Selbstverständlich einmalig wunderbar!
Danke lieber Meister Freddy!
恩師Witt先生、ベルリンフィルをフルトヴェンブラーから全てのカラヤン時代、アバド時代まで支えた第一首席奏者の音楽が詰まっています。録音だから、もちろん半分も再現されていない。でも1992年にLIVEを経験した記憶が僕には蘇ります。
先生、ありがとうございます。今日、ほんの数十分スカランペラと過ごしただけでありますが、先生が私に伝えてくださろうと(きっと)何度も試みてくださったこと、ずっと模索してきましたことを実感いたしました。
ありがとうございます。
Ein Kotrabaß spielt selten allein
コントラバスもたまには独りで弾きます!
AMPELMANN Duettも、やりたいことはたくさんありますが、今この時点ではコントラバスとピアノしか考えられません。

昨日、思い立ってFBに上記を記し公開しました。
新作の楽器で簡単に弾くことが、速く軽くが良いとされる時代には「?」の方が多いかもしれません。
「カザルスなんて聴いたらダメだよ、ヘタになるから!」なんて真顔での発言があるらしい現代です。紹介するのがもったいなくもありました。でも、軽んじる輩が例え居ようと(実際、「フン、別に大したことないよ」と耳にしたこともあり、それはどういう意図か?嫉妬かもしれませんが、やはりどんな人でもカラヤン時代のベルリンフィルをそう思う人とはあまりに価値観が違うから疎遠になります、仕方ない)もちろん、意見の相違はあって良いのですが、基準があまりに違うこともあります。
私がベルリンで学びたかったことを、学んでることを一握りの方にでも(昨日、急に)ご紹介したく思いました。

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一番上と合わせて3枚は20年前の私の結婚式です。ベルリンフィルでずっと使ってらっしゃった名弓を拝領しました。
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ホテルのテラスにて。オシャレな先生でした。
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1983年の春、僕がJungeDeutschePhilに入団したとき、偶然先生がコントラバス指導者でした。3晩続けて古城ホテルのバーで大勢で盛り上がりました。弟子入りして3年、この翌年にプロコフィエフの5番でベルリンフィルに初出演させて戴きました。
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1984年、先生がソリストでベルリンフィルに出演なさったときのプログラム、ソリスト紹介ページ。
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今月末で急逝なさって2年になります。
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Friedrich Witt.de
ドイツ語ですが、先生の演奏とともにベルリンフィル話をメインに聞くことができます。














by Toruberlin | 2017-08-11 10:08 | 音楽の話 | Trackback | Comments(2)

NKOP 新ポツダム室内管弦楽団 定期演奏会 Bach&Bier

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NKOPのシーズン最後の定期は7/6 Erlöser教会にて。J.S.Bachプログラムでした。
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ガット弦張ってるトリノ生まれのDespineで弾こうか?とも考えたんですが、Hawkes-Panormoにしました。DSOで弾くことが多かったこの五絃、KB一人の時に使うのは久しぶりです。
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チェンバロはまだかなり若いDくん、ご機嫌な奏者です。
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by Toruberlin | 2017-08-02 01:37 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

イタリアン

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夏だからイタリアに来てます。
と書きたくなるような教会です。
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ここはポツダム、サンスーシ宮殿内にあるFriedensKircheです。
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by Toruberlin | 2017-07-31 23:59 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

ノブくん、フィルハーモニーでショパンの日

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DSOとのコンサート、GPから聴かせてもらいました。5/15月曜日です。
指揮はアシュケナージ氏、ソヒエフ、メッツマッハー、ケントの前、かなり長くDSOの音楽監督で僕もたくさんの部隊をご一緒したマエストロです。特にシベリウスの交響曲全集、あれは素晴らしかったなー。
GP終了後は母上いっちゃんと過ごす予定でした。ノブくんとDSOの録音の時、そう僕が佐渡ゆーちゃんと知り合った時に「初めまして」だった彼女とも、しょっちゅう会っているわけではないですが楽しいお付き合いを続けてもらってます。
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僕と同じく観光にはほとんど興味がない、あまり遠くない場所で歩いて楽しいところ、この日はプレンツラウワーベルクを選びました。最初の目当ては元公衆浴場(かなり立派な設備で大プールがあります)だったホテルを見学がてら、だったんですがファション系のイベントで招待客以外は入れず、カスタニエン通りの時々行く店の外に座りました。
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ブランチ、なんですがいっちゃんはホテルでしっかり朝ごはん済みだったので、こんな前菜プレートを。これで一人前、ツマミには十分です。最近、こういうの出してる店、増えました。イタリアのアペリティーヴォみたい。
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by Toruberlin | 2017-07-16 23:59 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

2016秋の帰国日記inBerlin 12/8

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春の帰国日記を津和野編から東京まで先日(やっと)書き終えました。これはずっと写真整理も失念していたからですが、昨秋の帰国編も数日、まだ書いてない日がありました。
秋の帰国はアンペルマン室内楽で初めてのピアノとのデュエットをたくさんの友人がいる伊達で最初に。


これは第一回はヴァイオリンのパートナー優芽嬢と行った「休日の愉しみ方、イタリア流」の第二回です。今年の秋も伊達保原のトラットッリアLaWasabiのオーナーシェフ俊とのコラボ、行います。



東京では文京区茗荷谷のサロンホール「ラ・リール」で二回行いました。

東京初日直前には茗荷谷駅でBracciのネックを折るというハプニングがありました。そのBracciは新しいネックが完成し東京の工房で待っていてくれてます。

そしてもう一つのコンサートがオーボエ奏者の兄が主催したコンサート@白寿ホールでした。
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美しい白寿ホール。アンペルマン室内楽で使ったのは一度だけ、2013年秋でした。


さて、今日は7/1、兄の恩師である故L.Koch氏の誕生日です。
兄がフルート奏者になりたいと言いだし、それは叶わず、でも本当はオーボエが吹きたいと元N響オーボエ奏者の坂逸郎先生に中学三年の夏に習い始め(最初は母がリード作りを習ってました)芸大付属に合格、そして芸大へ。
先日書きましたが上智大学のオケでカラヤンコンクールに出演したことからベルリン留学の道ができカラヤンアカデミー在学中にカラヤンとの日本ツアーに参加、その時に小岩にコッホ氏がお越しになりました。Witt先生を紹介してくださったのはコッホ先生ですから、兄が九段中学で吹いていたフルートがプロになるにはダメだった御蔭で僕がベルリンにいる、とも言えます。


この室内楽に続いて2回目の澤先生との共演でした。
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by Toruberlin | 2017-07-01 23:59 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

9. in der Philharmonie

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上智大学のオーケストラを50年以上指導なさってる汐澤安彦マエストロ。
僕にとってはベルリンに長いMちゃんの父上でありNちゃん、Aちゃん、Mちゃん三人娘のおじいちゃんでありますが、初対面は1975年の初め、羽田空港でした。マエストロと兄が一緒にベルリンへ留学のために旅立ったのですがHNDに国際線あったの?と思った方も多いか?まだ成田空港が開港する前のお話です。
そのときにヴァイオリンのMちゃんと見送りで会っていたのです。もちろん、鮮明に覚えてるわけじゃなくなんとなく、のちに彼女がベルリンフィル屈指のコンサートマスターL.シュピーラー氏に師事するためにベルリンに来た時、最初の何回かレッスン通訳に同行しました。シュピーラさんの良さは、それはオケでのソロはシュヴァルべ氏とならび何度も聴いていて感服していましたが、まだ20代ではコンサートマスターの仕事の多くを理解していなかった僕は、ベルリンフィルのコンサートマスターでもありすごい人だという認識はありましたが、でもその程度でした。
Witt先生が定年を3年早く退団し、すでに引退していたヴィヴィオラ氏とハルトマン氏と正団員のコントラバス奏者全員を自宅にお招きになりました。最後の弟子としては料理上手の奥様がフルコース全てを準備なさると聞いて給仕役を申し出ました。数年前にひょんなことから(日本人シェフオーナーのイタリアンの給仕が、夏のヴァカンス前にマンマに早く会いたくなって2週間ちょっと早くイタリアに帰ってしまった)思いがけずイタリアレストランのバーを2週間担当することになり(ドリンク、バリスタ役も含む)使っていた足元までの白い前掛けを記念に戴いていて、それを着けて参加。「お、今日はToruがギャルソンかい」とからかわれながら、先生が40年を過ごしたベルリンフィルのバスセクションのお仲間との最後の会、その場に居ることが叶いました。
その詳しい話をしてると先に進まないので、、、。
どのオケもセクションの予定調整係がいます=トラ係。84年に初めて出演させていただき、カラヤンアカデミーは滞在許可をもらいましたが奨学金は貰えず、先生が試験的に「お前が一緒に弾く仲間に気にってもらえれば正式なエキストラとして出演できる」と機会をくださり、その時のプロコフィエフの5番は暗譜して望み、その後ベルリンフィルで弾く機会を得ました。2年契約の話もK.S.さんが推薦してくださり(先生は自分の生徒を推薦することはない、意地悪じゃなく、そういう方でした、それだけご自分の影響力をご存知だったんです)結局はもう一人の首席の生徒と僕の二人からになり、賛成票の差じゃなく僕には反対票があり叶わなかったとKさんが話してくれましたが、感謝してます。Kさんがまだ首席になる前の話、最初のトライアルで隣に座り、絶賛してくださったのはヴァッツェルさんとランケさんだったと先生が後に教えてくれました。
ゲスト出演も80年代で終わり、僕もベルリン室内オペラの首席として忙しくなり壁崩壊直後は初の東西ベルリン融合アンサンブルであったカンマーフィルハーモニーの創設から参加、そして先生が退団なさった頃はDSOの前身、RSO(ベルリン放送響)で弾かせてもらい始めた頃でした。
今の本題はL.シュピーラー氏です。
オケのエキストラというのは様々とは思いますが、利権みたいなところもあります。本当はそうするといつかはオケの縮小という自分の首を絞めることに繋がるかもしれないけれど、オケの団員同士がゲスト出演を交換するなんてのも、あります。もちろん招いて欲しいけれど、お願いに行くのも、なんか違う。難しいものです。僕は基本的に自分から売り込むことはしません。
いつも人事を尽くして天命を待つ、と思ってきました。
で、そのWitt先生の退団パーティーで当時調整係だったPが「まだベルリンにいたんだ、弾きに来ない?」と声をかけてくれました。後で判ったんですが、前述したようにWitt先生は身内の推薦はしない人。84年の最初の試験一回だけでした。PはFreddyは何も言わないし、もう他の町のオケに入って居ないんだと思ってたよ!と翌日に電話をくれて3-4年ぶりの出演がL.シュピーラ氏の退団記念コンサートともいうべきゲルゲイエフ指揮でプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲とショスタコーヴィチの8番でした。Witt先生は退団前だけどすでに休団なさっていて先生の五弦を使わせていただきました。
話がずいぶんそれましたが、そのベルリンフィルにしては異例のコンサート4回(一度は同じプロで青少年コンサート)ショスタコは大好きですし、もちろん燃えました。第3プルトだからKBの前列からオケ全部が見える。もともと楽譜は半分の時間くらい見ない演奏スタイルですから久々のベルリンフィル、もうアバドの時代になってましたが「お、久しぶりだな!」と目線や笑顔をくださるヴァイオリンや管の方々、今でもリハから本番の空気まで覚えています。
8本が5本編成でのプロコフィエフ、65歳のコンサートマスターがソリストとして協奏曲を演奏する、ってのは当たり前のことではありません。しかも自分のオケとはいえ、ベルリンフィルとです。
退団コンサートと上に書きましたが、退団記念に、そう記念として最後に弾く、って風にも思えるじゃないですか。
とんでもない。
リハから本番、その全てが感動の連続でした。
息子のCは学生オケで一緒で、Mちゃんのレッスンに同行したから面識もあり、またオケでもご一緒していたわけですが、ソリストとしての演奏を聴き、その偉大さに感動しました。これは僕だけじゃありません、オケのメンバーの表情にも常に見えました。
その素晴らしさの例として、2回目のコンサートだったか、第二楽章はチェロから上のピチカートで始まりヴァイオリンソロが加わります。12小節だったか休みでKBが加わります、かなり目立つ大事な箇所。
プロコフィエフの美しいメロディを歌い上げるシュピーラー氏、聴き惚れます。で、KBが加わるとこなのに首席のZ教授は楽器にもたれたまま、他のメンバーも動かない。一瞬考えましたが弾く場所は間違いない。D線のAから独り弾き始めたら隣が次の音で、前例がその後に入ってきました。感動のコンチェルトが終わり、休憩時間に「果たして良かったのか?」と考えました。休憩時間にはセクションには誰にも会わず、後半の8番も楽しく弾きながらも時々、是も非も何のリアクションもなかったがグループはトップに従うのが鉄則、一緒に落ちるべきだったんではないか?Z教授が落ちることなんて歴史上、かなり稀なはず。悩んだとまでは大げさですが頭の隅にありました。
シンフォニーが終わり先生の楽器を拭いてバックステージへ。KB部屋はバーカウンターの右端を抜けるのですが燕尾のままKさんとRさんが立って居て「こっちこっち!」と招いてくださる。ビールを渡され、乾杯。
「お前が今日、バスセクションを救った」と笑顔でおっしゃってくださいました。

汐澤先生との初対面から話が長くなってしまいましたが、MちゃんからL.シュピーラさんの素晴らしさ、Witt先生の音の出し方にも繋がる、今はあまり主流じゃない力強いけれど柔らかくsempliceな弦楽器の音を思っていたら書きたくなりました。
ディジタルコンサートホールの契約がある方は上記のコンサートもご覧になれるはずです、たしか1992年だと思います。

兄がベルリンに留学したのは上智のオーケストラでカラヤンコンクールに参加したのがキッカケでした。それがなければ僕がベルリンに来られていたかはわかりません。
6年前に吹奏楽と、弦楽アンサンブルのコンサートをフィルハーモニーで汐澤先生が指揮なさった時に声をかけて戴いて30数年ぶりの再会を果たしました。第九は二年前にもベルリン公演があったのですが僕は帰国していて参加できず。今回は初めて、汐澤マエストロの指揮でフルオーケストラでした。(自分でも今日の日記がここまで長くなるとは思いませんでした、、、)
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by Toruberlin | 2017-06-29 08:28 | 音楽の話 | Trackback | Comments(4)

Mass of the Children

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土曜日、ゲッセマネ教会でコンサートでした。
J.S.Bach カンタータ147番(10曲ある大曲です)とJohn RutterのMass of the Children。ラターはレクイエムも有名で名曲ですが2000年代の作品で、いわゆる現代曲の流れというか「彼らの当たり前」から外れた美しい曲です。
美しい、と書くとこれまた主観だから、何が何だかわからない無調で雑音や行き当たりばったり実験系の作品が「新しい」とされることが多いと思うけれど、ラターの作品は素晴らしく、そして「聴衆受け」するためにじゃなく「美」を感じることができる作品がもっとあって良いと思う。「まともな楽器演奏の技」(←こう書くと、何がまとも?とまたなってしまうけれど)を必要としない作品が、人がやってないことを追求する故か多い。面白くはあるのだけれど。
ラターの作品はラターのだとわかる。これ、一つの大事なことと思います。大先生方の作品、仕事で弾かなきゃならなことは多々あるけれど、そしてどんな作品もちゃんと演奏されるべきとは思うけれど、?なのが多い。もちろんこちらが理解できないからなのかもしれないけれど、それでは聴衆にはもっと理解されない。玉石混合は仕方ないのだけれど、シューンベルクやメシアンで多くは止まってるなかで、ラターは素晴らしいと思います。
作曲家の高橋幸代さん、友人の彼女に今まで依頼して4曲作って貰いました。曲のテーマ、イメージは僕のを伝えSkypeで相談し、無調の作品がほとんどという彼女の追求してる作曲とは違うのかもしれないけれど、クインテットに書いてもらった「星降る夜に」ベルリンの最も良かった時代を書いてもらったBERLIN1920's、そしてヴァイオリンとKBのデュエット曲を二曲。全てが素晴らしいけれどこのデュエット二曲は特に名作!です。「白を映す碧」は僕と歩いたグルーネヴァルト湖畔の森から、Elise-舞い姫より-は鴎外の舞姫をデュエットに書いて貰い鴎外の故郷津和野で初演しました。
これからも室内楽を彼女にはお願いするつもりですが、そうして生まれる作品もある。いや、昔はその方が多かったのでしょう。自分の作品を作るのだけど依頼で、がほとんどだった。
もちろん光を放つ現代曲もあります、そしてそれは、今の残ってる名曲が当時の一部とするならば玉石混合は当然のことなのだけれど、、。せっかく作品が少ないコントラバス、高橋幸代ちゃんには毎年書いて貰いたいと思いつつ昨年は編曲だけになってしまった。
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GPが17時に終わり本番まで2時間半。またラーメン?とも思いましたが、時間も長いしまずは最近気に入ってる店でビール。休憩長いから一杯は問題なしです。
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by Toruberlin | 2017-05-07 23:13 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

ゲッセマネ教会にて。

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金曜日、子供の日。John RutterのMass of the Childrenのリハーサルでした、いつも弾いてるNKOP(新ポツダム室内管弦楽団)とゲッセマネ教会合唱団のコンサート、場所はベルリンの壁崩壊直前のデモや抵抗運動で中心的役割を果たした場所ゲッセマネ教会です。
この教会、ベルリンの壁崩壊の話には必ず出てきます。
1989年11月9日に最初に開かれたのは桜並木を何度もご紹介したボルンホルマー通り検問所です。
上からの命令はなかった。もし押し寄せる市民を規則通り武力排除していたなら、まだ今も壁はあり環状線は使われてなかったかもしれない。数奇な幸運が重なりました。
不運が重なってしまうこともある(これは立場の主観で変わる)が、大きな時代の流れだったんでしょう。
あのときベルリンに居て、壁崩壊と統一は望んでも実現されるとは思わなかった、僕だけじゃなく、きっと多くの人人が。
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この日はパリ生まれのC.Brugereで弾きました。リハの前に近所の工房に寄らせてもらい修理中のHawkes-Panormoに会ってから教会に到着。
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by Toruberlin | 2017-05-05 23:51 | 音楽の話 | Trackback | Comments(2)

ヴォンゴレ。

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いまヴォンゴレが美味しい!と何度かブログに書いてますが、毎週必ず食してます、複数回。
一年中あり、アドリア海から来る(ヴェニスとラヴェンナの中間あたりが名産地)VongoreVeraciですが、アベレージレベルは高いとは言っても、今は特に美味しい!です。
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なので食べないのは勿体無い。
僕の貝好きの元である母にも先日は届けましたが、この日は用事の帰り、夕方に寄ってもらいました。
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by Toruberlin | 2017-04-13 23:59 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)