ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


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カテゴリ:楽器と弓の話( 136 )

Giuseppe Bracci anno 1861 da Firenze

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東京に置いてある愛器の一本、フィレンツェ生まれのBracciにGGのソロガットコア弦を張り弾いています。10/2に東京着、3日は早速ネック製作を頼んでいた工房に会いに行きました。
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写真のごとき美しき仕上がり、当日と翌日はガットコア弦が新品なこともあり落ち着かず、でしたが徐々に良い感じになってきています。ねぜ簡単に折れたのか?
1861年からのオリジナルだったこと(ネックは駒と同じく消耗品です、きっと弱っていた)と多分、指板とネックの間に隙間があったのかもしれません。兎にも角にも、ぶつけないのが一番ですが最終結果は◎でした。
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昨年の11月末の出来事でした、ご存じない方はこちらをどうぞ。

東麻布のアパートで気持ちよく弾いています。
A.Rau作の極上弓と最近手に入れたRenzの毛替えをしてもらいました。こちらも落ち着いてきて来週の金曜にはベストコンディションとなる筈です。どちらもBracciとは初めての弓たち、他にも3本持ってきてますから毛が落ち着いても相性が合わなければ対処できます。
ネック、まだ落ち着いてないはずですが昨年よりも間違いなく楽器は鳴ってます。
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10/20、来週の金曜日は1530開演と1850 (バッハは19時までできる限り話を最初にして二人のお客さんを待ちます)開演がピアノとのデュエット、
10/25はヴァイリントのデュエットです。
場所は両日とも文京区茗荷谷のサロンホール「ラ・リール」です。
これからのご予約は、このブログのコメント欄にどうぞ!

録音やmovieもありますが音楽はライヴが基本、一番良いです。
ご予定の調整がつきましたら、どうぞお出かけください。
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東北の皆さんは10/22(日曜日)に伊達保原へどうぞ!
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10/25のヴァイオリンとのデュエットはGaetanoGuadanini製のコントラバスで弾きます。
こちらはプログラムに一部変更がありますのでブログをご参照ください。
ご予約は是非、この日記のコメント欄にどうぞ!










by Toruberlin | 2017-10-08 23:59 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(2)

新しい松ヤニ Liebenzellerの感想

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松ヤニを久しぶりに購入しました。30数年愛用してるリーベンツェラーのGold Hは5番と6番。6番はまだ試してませんが久しぶりに買った一番柔らかいタイプです。Goldは金、そうLiebenzellerは金属を混ぜた(たぶん)最初でほぼ唯一の松ヤニメーカーです。
Hはハニー、蜂蜜。これは84,5年に「ほんとか?」と電話で確かめましたが当時はH入りと無しがありました。今はGoldは蜂蜜入りのみだそうです。これは味や香りや栄養のためじゃなく、粘度の為らしい。
今回は知らなかったラピスとGold5+6の3つオーダーしましたが、パラジットという鉱物を使った試作品も同梱してくれました。




製作者から意見を求められ、長々と返信しましたが(ドイツ語で)ここにも簡単に記します。

まず、松ヤニが新しいということが、これだけ良いか!に驚きました。
ポップスを定期的に製造元から新鮮なのを直接仕入れ、数ヶ月のスパンでまた次を買う(ポップスはかなり安価でもあります)グループがドイツにありますが、知ってるGold5番でさえも、その違いに驚きました。
楽器と弓、また演奏スタイルによっても違うと思います。

ラピスは鳴りが凄い、倍音豊か!品も、悪くない
試作品パラジットは更に品が良いです。
どれも絶妙な、過度じゃないグリップが良い!

同じ弓でも音色が、かなり変わり、これは使えます。
どのヤニも弓の雑音、というか毛の雑音が押し並べて無いに等しいのが嬉しい。
新鮮だから?または、今のがそうなのか?!
とその理由ははっきりしませんが、嬉しい驚きです!

いま奏でている音を楽しむのに最適な松ヤニです。
ベストを選べませんが
傾向は同じ弓Renz2本にラピス、パラジットと分けて使っていますが、どちらも素晴らしい!
弓を操りやすくなる。
ゆっくりの弓で、したい動きの邪魔をしないし、音を繋げるのを助けてくれます。
速い弓でも、反応が速いから(これは松ヤニだけの手柄ではありませんが)すぐに鳴り
そして突然に減衰しない。
速い弓で一番気になるのは雑音ですが、それも抑えてくれるからと
調子に乗って弾かない様に、注意が必要と心がけてます。

オーケストラで弾くには、ラピスが響きが豊かな分、ベストかと思います。
室内楽には、響きが少し抑えられても、繊細なパラジットの方が良い。
僅差ではありますが、そう感じます。

製作者には松ヤニはたくさん使わないし、まして3-4種類のLiebenzellerを使い分けるとしたらテスト用の様な小さいサイズのを作ってもらい、例えば毎年送ってもらう方が良んじゃないだろうか?と最後に記しました。
答えは「コントラバス用は粘度調整が大仕事です。今の製品は、きっと年を重ねても硬くはならないと思ってます」と来ました。つまり、硬くならなければクオリティは、僕が久々に新しい松ヤニを使って感じた感動のクオリティが持続するのだろうか?
ずっと良ければ、もちろん異論はありません。来年、または気になったら、同じのをオーダーして比べてみるつもりです。

アンペルマン室内楽の準備で、ScarampellaとRenzでシューベルトなどを弾いてますが、昨日からGold5番も使い始めました、とっても良いです。
パラジットが着いてる弓に重ねるわけですが、艶が増す。

3つとも良い松ヤニで大きな変化はないのだと思いますが、御蔭で気分良く毎日楽器を弾けています。

9/17加筆
ベタベタくっつくヤニは圏外で、上記の3つの中での話ですが
引っかかる、とか倍音が多く出るってのはなんだろう?
と考えると、引っかかると(それだけが要因じゃないけど)倍音が増す、色も豊かになる。
からLapisは面白い。上に書いた様に室内楽ではそのLapisの面白さと、パラジットの上品さや音の繋がりの良さを感じてました。
昨日と一昨日、イギリスのオールド五弦でパウルスを弾いていて、
ものすごく反応の良いRenzと最近手に入れた色が多く艶もある、今までで最も高価だったRenzを持って行きました。
この五弦はものすごく鳴る、弦はベルカント。
ヤニはLapisとGoldを持って行きました。どららもV。
で、反応良い五弦に、ものすごく反応良い弓たち。
だと、Lapisは引っかかりすぎるのか?雑音が多くなりました、音は良いのですが。
オケでは、速い弓も多用しますし、全弓も頻繁に使います。
で、昔からの友Gold、実は家でBusanとScarampellaを弾いてる時には少し二軍的な扱いだったんですがメンデルスゾーンのパウルスともなればオーケストラ奏者としての弓使いは多様となります。それに最も適してるのはGold、特に最近手に入れたRenzとの組み合わせが気に入り本番はそれで弾きましたが、満足です。
Libenzellerはとにかく弓を扱い良くするということは間違いないです。
そして今の評価は、室内楽にはラピスとパラジット、オケはゴールド、または状態に合わせて混ぜる。
そう、同じメーカーですから混ぜるのも問題ない様で、そこも◎です。
最近手に入れたRenzはまだ東京で毛替えをしてません。
これもまた10月の楽しみです。
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by Toruberlin | 2017-09-14 23:15 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(4)

Giuseppe Bracci anno 1861 da Firenze

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Ein Kontrabaß spielet selten allein 「コントラバスもたまには独りで弾きます」
昨年秋に日本で初めてピアノとのデュエットコンサートを行いました。
伊達保原でイタリアンのシェフ末永俊一朗氏とのコラボコンサートを行い(下のブログを遡ると伊達保原公演の様子をご覧になれます)
そして東京へ。(伊達保原、今年は10/22です!)
思い出してもゾッとする、第一回東京公演直前の事故でBracciの棹が折れました。

本当に、何が起きるかわかりませぬ。日常茶飯、常に注意は必要です。
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by Toruberlin | 2017-09-11 04:21 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(0)

Liebenzeller 松ヤニ

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ヤニの音になっちゃいけない。
と数日前の日記を書き始めましたが、今日は松ヤニの話です。
擦弦楽器であるコントラバス(弦楽器)は楽器に駒を立て弦を張り、その弦を弓で擦って音を出します。
まさに、その弓で音楽を奏でるところが弦楽器の特徴、長所と言って良い。その弓には馬の毛を張ってあり、その毛に添付して弓で弦を操りやすくするのが松ヤニの役目です。松のヤニが原料ですが、その産地も関係あるのかな?実にいろんな種類があり、製法もふくめ様々です。
コントラバス用の松ヤニだけでもかなりありますが、他の弦楽器用のを使うこともあります。
僕はLiebenzellerのKB用、イタリアのB&Cのチェロ用(たまにヴァイオリン用も)そしてパリのRafinの今は製造販売されていない先代の弦楽器用(ヴァイオリンからチェロまで用)松ヤニを愛用しています。KB用は押し並べて脂肪率高いというかベタベタしています、傾向として。グリップが良いから!は使ってる人の選ぶ指針と思いますが、音色となるとRafinやB&Cのは素晴らしく(室内楽やソロで)Liebenzellerを普段使ってる弓に時々上塗りしています。
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1983年春にJunge Deutsche Philharmonieに招待されました。日本人正団員は初めてで僕の時も少しもめ(だって、外国人はドイツ人の仕事を奪うのは事実。当たり前ですが音楽学生の反発はありました)オーディションを受けられる条件はドイツ人とドイツ国内の音大などで勉強してる(した)28歳未満、となりました。
バイエルン放送響で弾いてる仲間とベルリンのRiasユースオケで知り合い、彼が強硬に押してくれて実現、2週間のリハはケルン郊外のLindler城でしたが偶然、Witt先生がコントラバスセクショントレーナーに選ばれていて(年に二回あるツアーの各トレーナーを前年には決定します、毎回変わるのです)一緒でした。バスセクションは日本人招待には反対多数だった様ですが3-4人が新人だったこともあり、また先輩たちもすぐに打ち解けてくれて(Witt先生が二晩、僕らと夕食後に深夜まで呑んでくださったおかげでもあります)パリ経由でヨーロッパをぐるっと回ったツアーでは毎晩コントラバス仲間で食べ呑み歩いていました。僕が初めて、そしてツアー中の全体会議で上記の「今後の入団資格」が決まったのを覚えています。
さて、そのツアーで仲良くなった一人がコンサートマスターのS.Rivinius、愛称はシギーですが、彼はチェロのグスティのすぐ上のお兄さんです。翌年にはRiviniusQuintettで数十回のステージと録音をする仲になりましたが、そのシギーが使ってたのがLiebenzellerの松ヤニでした。Metall松ヤニ、という名のごとく金属がミックスされてる松ヤニで?でしたが、そのヴァイオリンの名手のシギーはダントツにオススメだという。
その頃は永島先生が当時ご愛用だった(昔の)カールソン、あとはコルスタイン(後にチェロ用も良くて使ってました)ポップス。ベルリンに来てからは、カールソンはここでは一般的じゃなく、別のスエーデン製松ヤニ(銘柄は失念しました)を使ってました。今思えば、すべてよく引っかかる系です。
シギーのオススメなら!とベルリンに戻り弦楽器工房へ。Liebenzellerなんて知らないなー!が最初のリアクションでした。
その工房では僕が最初のオーダー、今コントラバス以外でどのくらい愛用してる方がおいでかは知りませんが、あの頃は知る人ぞ知る松ヤニ、だったんだと思います。
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その後も、ずっと使っています。だから35年くらいになりますが10年ちょっと前か?製造中止になりました。そして今でも販売してる、Liebenzellerの後継者と言われてる(言ってるのかは判りませんが)別メーカーになりましたが、試したら別物だし評判も良くない。松ヤニは何年かは保つものですから、急には困りませんでしたが札響のO澤君が札幌で在庫を見つけ大量に確保、僕も2つだったか分けてもらいました。今のLiebezellerはWebサイトを読むと2009年に復活したそうです。いつも毛替えなどでお世話になってる池袋のJ&Cさんで一昨年だったかGold VHを購入、愛用しています。
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by Toruberlin | 2017-08-22 23:55 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(4)

最上の弦は?

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ヤニの音になっちゃいけない。
いや、良し悪しはまた別だが、そう言われることがあります。
同じ様に、弦の音になっちゃいけない。
どうしてもダメなレベルを上に持ってく為なら、良いかもしれない。
でも、楽器、弓、本来の味を大事にしたいしするなら
付随する品々には大きな顔をさせるべきではない。
いやそれでも、良いモノは良いんだが
GGのガット弦の音を聞いていて
世界的名手と言われる何人かを聴いていて思う。
GG弦の音になっている。
遠くまで届くとか、質にも差はあるんだろうが
でも、似てる。
どの楽器弾いても、その奏者の「音」がする
とは別の話と思う。
あまりにextremなのは、やはりダメなのか?
それとも、その素晴らしい弦を生かして自分のモノにしていないのか?

自分の楽器たち
3本の五弦たちは、それぞれ同じGGガット弦でも別のキャラの音がして少し安心した。
Busanはガット弦ではどうにも落ち着かなくてレッドレーベルにして久しいが、素晴らしい。楽器が素晴らしいからでもある、もちろん。
Scarampellaにはソロガット弦しか久しく張っていない、そして、その組み合わせで本番をしたことはまだないのだけれど満足しています。
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新作で、鳴る楽器がある。そして弾きやすい。
ここが?で、もしクオリティも広い場所ででも◎なら、それは喜ばしい。
でも、違うか?「この程度なら良い」はあっても「クオリティ高い」はお目にかからない。

自分と、楽器。そしてその日の演奏
いろんな要素があるから、分析は難しい。
でも、それで良いのかもしれない、な。

その楽器が求めてる状態を知ることができて、
その多くは(圧を必要としてる楽器もあるけれど)作られた時代の生ガットの圧力が心地よいはずで、バスバー換えたり補強したりしたとしても、やはりテンションはかかりすぎない方が良い。
テンションを演奏に必要とする(そりゃ、力強くは鳴るから)奏者も多々いるけれど
そのテンションの質もまた別次元のものがあるから弦にもこだわるわけです。
でも上記したようにどの楽器でも「その弦」の音がするんじゃあ、これまた違うんじゃないか?
パーツも含めた楽器と弓は奏でる奏者の音を引き立たせるために存在するのです。
奏者固有の音がなければツマラナイし(音楽も含め)それを高めてくれるのが楽器や弓、
そのバランスも、大事です。

弾く本人は変わらずで、楽器はたくさんある。
最上と思われるガットコアの弦もいろいろ試した末に張ってあります。楽器を弾く度に「いいなー!」と満足してます。
前にも書きましたが、裸ガットは素晴らしいけれど、あまりに音程が狂うから使えない。
最上のモノには、少々の難点があっても良い。高価とか切れるかも?とか。
まあ、高価でも素晴らしいなら、頻繁に買い換えれば良いのかもしれない。
でもあまり重なると、付いていけなくなります。
「高価」か「切れるかもしれない」のせめてどちらかになってくれると良いな。

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by Toruberlin | 2017-08-18 15:34 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(0)

また、弦が切れた。

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GGのガットコア弦、ご機嫌です。
弾き心地は柔らかく反応は速く、倍音豊かで色も出せる。
彼の弦はソロチューニングの楽器2本、ノーマルのBusanとG.Guadanini、そして3本の五弦に張ってます。
イタリアンオールドにスチールコア弦で多大な(もともと想定されていた裸ガットとは段違いの)弦圧をかけるのを避けたいこと、ピリオド楽器アンサンブルがきっかけでガット弦の響きを知ったこと、この二点から、しかし音程が狂い数分ごとに調弦するのでは使えない!ので、音程の狂わないガットコアのGG弦は最上の選択です。
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7本に張っていて、手に入れた弦は10セットを超え、また予備にも買い足してるので60-70本手にしたとしたら、棹を折った時に切れた以外は10本未満なので、多くないかもしれません。
素材自体の(天然ですから)問題で切れるのは、初期ではありうる。特に近年、狂牛病で医療用にガットが使用できなくなった影響を数年後に受けて、その為の製造業者が消滅していき、ガット弦製造メーカーも大手を始め倒産しましたが、ソーセージの入れ物くらいしか使い道が他にない腸、溶ける手術用糸として丁寧に扱われていた時代とは別次元の素材となり、2013年くらいから素材が劣悪になったそうで弦を作るのにGGもかなり苦労してました。
17歳の時に、それで一年近く弾けなかった左手小指の故障が5月末に現れ、仕事はしてましたが練習はほぼ二ヶ月止めて、でも工夫して再開したのが一週間前、Paolo Scarampellaに張ってあるGG弦は今まで最高だった(でも、その粗悪になってからで材料のほとんどを廃棄していた)2016年モデル(少量生産+切れるのでほとんど販売されなかった)のA線と10年くらい経ってる初期のDモデルですが、ガットは(切れなければ)長持ちします、音のクオリティはかなり長く保たれるからコストパフォーマンスも良いです。そして音を出すごとに幸せだから素晴らしいのですが、2012モデルという4-5年は張ってあった写真の弦が急に切れました。
コアがガットだから、こういう可能性はある。そしてこれが本番直前とか舞台上で起こるかもしれない。予備は持ってますし、その準備をしなくてはならなくても(ヴァイオリンからチェロは、その細さからいつでも可能性はあるわけです)他のメーカーの弦を「切れるから」と探す気は全く起こらないくらい気に入ってるし素晴らしいです。
でも、ガットに代わるコアはないのか?
あるのです。Busanに張ってる弦は人工のコア、ナイロンとかそういう単純なコアではないそうで、GGの長年の研究はガットコア弦と並行して行われて来たのですが、残念ながら誰も欲しがらないんだそうで、たぶん停滞してる。
Busanは楽器もエクセレントだから良いのか?との考えもよぎりますが、すでに張ってから3年を経過し、今でも素晴らしい。
写真のDespineの弦をまた作ってもらっても、モデルは合わないからCavalliの予備弦にして(2012なんです、フランス娘はエクセレントな2016モデル、ノーマルチューニングで唯一のセット)GGがこの弦を作ってくれるならDespineもこの弦に張り替えて、また日本で新しい棹が完成してるBracciにもノーマルとソロ用、だから2セットづつ頼もうと思います。
素材問題で切れないのはありがたい。そして、もしたとえガットコアよりも少しだけ違うとしても、その選択もありじゃないか?と思ってます。圧力を必要とするような楽器は持ってないので、楽器を弦で過度に押さえつけないコンセプトに加え、音程が狂いにくく、そして音がご機嫌ならば!と考えています。そして楽器と弦は相性もあるからBusanの様にガットコア弦と同等に満足できるかもしれない。
もちろん楽器との接触部分は滑りやすくして角も削ってなくし、乾燥には気をつけ、急激な温度や湿度の変化には注意し、長く弾かない時は緩めてるのですが、それでも「バン」と音が聞こえてこの状態を目にするのは嫌なものです。
またまた多大な投資ですが(Renzの弓もまた預かっていて、これがまた◎で買わざるを得ない、、、)幸せな未来の為に!考えています。
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by Toruberlin | 2017-07-27 23:59 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(0)

(続)昔の写真

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デジカメ一号機、ニコンのCoolpicsでの写真と思います。これは2005年の9月、もう12年前ですね。
巣鴨の恩師N島先生邸で名器ゴフリラーを弾かせていただいた姿です。庭でバーベキューを家内とご馳走になりました。
成城駅前のコートキーパー、テニス専門店のTシャツ、懐かしい!
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懐かしいついでに。時計コレクションが空き巣被害にあい32個失いましたが、この記念すべきクロノも失いました。
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100年前の銀製ポットコレクション、これらは今でもずらっと並んでます。もっと燻し銀色になってますが、この夏にまた磨こう!
Toruさんのブログ、長い!字が多い!
って意見を思い出し、二回連続で短いバージョンにしてみました。
いわゆる暇ネタです。
書くことはたくさんあるんですが、長くなるのは次回に。
ヴェニスのゴフリラーの写真をもう一枚。
サン・マルコ寺院にあるドラゴネッティが弾いていた教会所有の楽器はガスパロ・ダ・サロですがヴェニスにはKBを作った名工が多い。僕のBusanもKBでは代表的ですしMontagnana、S.Serafinもいる(KBは見たことありませんが)
Santo Serafinのコントラバス。そしてゴフリラーとの出会いがあると予感しています、前からずっと。
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by Toruberlin | 2017-07-25 23:59 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(0)

弦楽器工房にて。

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ゲッセマネ教会の周りは人気エリア、駐車場所はあるけれど混んでるし、しかも有料です。拙宅から環状線まではすぐで教会も駅前、合わせても徒歩せいぜい10分なので車は使わずにリハに行きました。少しだけ遠回りですがリハ前に弦楽器工房にHawkes-Panormoの見舞いに寄りました。
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修理のために表板を外します、それで中を見られるチャンス!連絡してもらいました。
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今回は表板の修理はありません、これは全部、今までの。第二次大戦時はロンドンにあったこの楽器、戦争で表板のど真ん中にダメージを受けました。その修理、買った頃は浮き上がってきていて、その後ピラー親方の最後の弟子Hに大修理して貰いました。真ん中、70年くらい前に継ぎ足された部分をちゃんとやり直して貰い、コントラバスとしては超一級です。Hawkes-Panormoはいままで何本も手にしましたが、これほど良いのは皆無。この修理のお陰と思います。マイスターから見たら正しい方法でないらしい。でも答えは何が正しいかわからず、S氏も今は素晴らしく満足してる!と告げたら、「それなら、このままが一番です」とよくわかってらっしゃるマイスターです。
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by Toruberlin | 2017-05-06 23:59 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(0)

弦楽器工房へ

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コントラバスの調整は、自分の楽器たちは全てプロにやってもらう必要のない範疇なので、微調整や膠の剥がれは、もう何年も自分でやっています。弓の毛替えは10年来、帰国時に池袋でやってもらってますからベルリンの弦楽器工房との付き合いはほとんどないです。
今は札幌にあるTechllerを手に入れた頃はピラー大親方がまだご健在でノレンドルフ広場駅の傍に工房を構えてました。ベルリンフィルの当時のKBセクションはみなさんピラー大親方がメインだったと記憶しています。Witt先生が92年に退団する前の毛替えも(少し前までそのままでした、その弓、97年に拝領しました)大親方でした。
たしか東ベルリンからの電車内に置き忘れた学生のヴァイオリンを男性が売りに来たときに盗品と気づいたのはピラー親方でしたから(極端に安い価格提示だったからだそうですが)90年代初めまでは営業なさっていて、僕もお世話になってました。
あの頃すでにWitt先生に教えていただき魂柱の場所や駒の微調整は自分でやってましたが、大きな修理、より良くするための改造を何度かお願いしました。HawkesPanormoを買ったときも、たしかピラー親方に見てもらったのだと思います。
その後、何人かと付き合いはありましたが前述したように弓の毛替えは東京となり(ベルリンは全部は知らないけれど下手で高い)幸運なことに大修理はほとんどなかった。
ピラー大親方の最後の弟子、トルコ人のハメットさんに2-3回お世話になりました。とっても腕の良い職人さんでしたが肩を壊して彼も引退してしまいました。
フランス娘Brugereのネックを作ってくれたZさんも信頼できるのですが、あの時は女性のアシスタントが居たから!というのもあり、楽器の表板を開けての修理は、普段はギターとヴァイオリン・チェロの楽器レンタルがメインの様子で、ちょっと心配でした。
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DSOの友人Cに紹介してもらった工房はフィルハーモニー横の楽器博物館の弦楽器修復を手掛けてる職人さんの工房で、週に2日だけ開いてます(他は仕事に専念してるんでしょう)。CはWitt先生と同時期に首席だったZ教授の4弦を手に入れました。この工房で大修復中です。
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by Toruberlin | 2017-04-06 13:13 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(0)

Giuseppe Bracci da Firenze

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秋に日本で3回行ったAMPELMANN Duett、ピアノとのデュオでした。
Firenze生まれの楽器で準備したのですが、伊達保原で弾いてから東京に移動、東京での1回目の開演70分前に壊していまいました。
コンサートは麻布のアパートに置いてあった昔のソロ楽器Gaetano Guadaniniで東京公演二回とも行いました。



いま思い出しても、ぞっとします。
しかし、あんなに簡単に折れるものか?!
きっと竿と指板がきちんと着いてなかったんじゃないか?と推察されます。
また一緒に音を奏でられるように、信頼する職人さんに託してベルリンに戻って来ました。
良い材料で(折れたのはオリジナルだけど、かなり良くなかった)作ってもらえば今まで以上の鳴りになること、大いに期待できます。


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春の帰国までに!とのお約束。
先日、メール添付で写真を送ってくれました。
ここまで出来れば、あとはもう一息。手にするのがとっても楽しみです!
ガダニー二はノーマル、この楽器はソロ弦のつもりですが、次の室内楽で何を弾くかで変わります。
はい、次回はこのBracci、生まれ変わったフィレンツェ娘の音を聴いていただきます!
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by Toruberlin | 2017-03-21 23:59 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(0)