ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


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カテゴリ:楽器と弓の話( 136 )

チェロのエンドピン

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今回、KBのエンドピンをドレスデンフィルの分と僕は今までのにも満足してるのですがカーボン/真鍮のエンドピンなどを見附さんに頼みました。
チェロのエンドピンも入れて下さって,それを早速試すDSOの首席奏者のふたり。当たり前の事ながら,かなりの興味を示しました。

もうすぐ2時です、東京の公演が終わり荷造りも終え,さて少しでも寝るか?それとも寝ない組が集まってる近所のDSO行きつけの店Pussycatに顔をだすか?思案中です。
でも昨日も3時間寝てないからなー!

昨日と一昨日の日記、先程完結しました。
旅先では時間がないので読み返してません,誤字,または文章のおかしいところが多々あるかと思いますがご了承ください。
新高輪プリンスを5時半発,成田空港に向かい明日からは北京です。
たった4泊の東京滞在でしたが中身のある4日間でした。
逢って下さった方々,また会えなかったけれどコメントやメッセージや電話を下さった方々,ありがとうございました!また会う日までお元気で!!!
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by toruberlin | 2009-03-12 01:48 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(14)

13A->5 これは何でしょう?

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これを見て直ぐに何だか解った方は(KB関係者じゃなければ)すごい。
一昨日の休憩の時に楽器係のJが「Toruさん、1分時間ある?」と僕を呼びに来ました。
c0180686_1635872.jpgそう,これはコントラバスのハードケースなのです。僕も個人でスティーブンソンという英国のメーカーのケースを持っていて飛行機で移動の時には楽器を運んでいますが
(楽器入りで約50キロ!)オーケストラの場合は練習所からフィルハーモニーへも,そしてもちろん演奏旅行の時も楽器はこういうハードケースで運ばれます。
一人ではとても運べないくらい重くて頑丈,僕らバス弾きはこれに楽器と燕尾服/シャツに本番靴を入れてます。今回はアジアツアーで東京のあとにも北京やマレーシアに寄るので税関でトラブルがあると嫌なのでやりませんが過去3回のケントナガノ氏とのDSOの来日の時には帰りにこのケースに大量のお茶/焼酎/お餅とか乾物類+和菓子を満載、僕のケースだけ(他のドイツの楽器よりも楽器自体は軽いのに)飛抜けて重かったはずです。
そうそう、そのJが呼びに来たのは今回はいつも僕が使ってる13Aじゃなくて5番のケースを僕が使うことになったので名前を張ってくれたのですが「平仮名表記」、なかなか楽しい事してくれます。
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昨日はリハの合間にツアーの説明が事務局からありました。そしてツアープランも配布されましたが東京の2日目の本番の翌日は北京に移動なんですがホテル発が5時半とかクアラルンプールへ北京からの移動の時は,北京で時間があるから悪くはないんですが出発が遅く到着は深夜の1時とか,最初の香港に到着が早朝,それから夜まで起きてないと時差が調整できないから(まあ僕は時差には直ぐに順応できるので関係ないですが)DSOにしてはきついツアーになりそうです。
でも3都市で到着日+翌日にOFFの日があるし香港ではドイツ総領事館の招待で夜のヴィクトリア湾クルーズがあるし北京ではドイツ大使館が万里の長城に連れて行ってくれるそうです。考えてみれば高校卒業して1年でベルリンに来た僕はヨーロッパはいろいろ廻りましたがアジアは日本以外は初めてなのです。香港や北京、クアラルンプールの美味しいもの/観光サイトでお薦めがありましたらコメントお願いします!
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コントラバスセクション+音楽監督メッツマッハ−。ブルックナーの7番、そしてワグナーのローエングリン、そしてマーラー、今日の午後はフィルハーモニーでリハ+GPです。土曜の本番、楽しみです!
さて,先日手に入れた弓、これが滅法よくてそれでブルックナーを弾くのも楽しさが倍増しているのですが初代のH.Rと比べても遜色ないですこのF.C.
Pfretzchner 。
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修理歴のあるHRよりも少し高く(予想に違って)購入したものの試して気に入らなかったら返品できる事を確認して持って来たのですが、返すなんてとんでもない,これは大当たりでした。そのH.Rといい片道300キロ走った甲斐がありました。しかし5年以上も売れなくて今まで何人も教授やプロが見ているそうだけど、誰も買わなかったそうで、いったい弓の何を見てるんだろう?
1930年頃に作られた弓、HRとは違いますがシェイプも細部の作りも美しいです。
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by toruberlin | 2009-02-27 08:21 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(8)

H.R.Pfretzschner

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Hermann Richard Pfretzschnerの1920年頃のパンフレットです。
創業は1880年、HermannRichard氏が(いわゆる初代と呼ばれてる作者)フランスはヴィヨームの元で弓作りを学びドイツはMarkneukirchen(日本ではマルキノキルヘンと呼ばれるコンクールでも有名な楽器造りの町、マルクノイキルヘンとのカタカナ表記が正しいと思います)に戻りヴァイオリンからコントラバスまでの弓を造りました。KBのジャーマン型の特筆すべき作者ではこの初代のほかRenz,Rau,Weidhaas,Nürnberger,Bausch,Döllingなどが居ますが個体の差はあるといえドイツ式の良い弓を最も多く創りだしたのはこの初代と言えるでしょう。
H.R.Pfretzschnerと刻印のしてある弓はたくさんあります。最近は贋作もあるそうですが本物でも戦後に作られたのは会社としての刻印、初代本人の作ではありません。初代は1921年没ですのでそれ以降には本人の作はなく息子達、弟子たちの作品です。その中にも良い弓がありますが、それは技もさることながら良い材料が豊富に存在したからでしょう。一番良い素材とされるフェルナンブコは昨年から伐採禁止となりましたからより手に入りにくくなる事は間違いありません。カーボンや他の素材が代わりになれる訳はなく名人作の名弓はこれからもっと価値が上がる事でしょう。
会社としてのフレッチナーにももちろん良い弓はあります。お持ちの方もたくさんおいでと思います。ただ近年の作品はいうまでもなく60年代以降の弓とそれ以前、またそれと戦前との差は歴然です。そして初代本人の作品は段違いに素晴らしい弓が多いです。
このパンフレットを目にしたのは楽器屋さんでした。KBは扱ってないお店でご主人が昔KBを弾いていたそうで初代の作と息子のF.C作の2本を手放したいとの連絡を貰い300キロ近く走って見せてもらいました。その時にこのパンフレットも拝見したのです。
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テーブルの上、奥がF.Cの作で完璧な状態(これも1930年代の弓です)バランスもよく重さも適度で素晴らしいんですが持った感じで比べると(楽器はなかったので試奏はできませんでした)もう一本の初代の作とは比べ物にならない。良いのだけど普通というか、その初代は持っただけで魅力をグッと感じました。121gとかなり軽くヘッドは小さめでエレガント、素晴らしい弓なんですが聞いていた価格、かなり安いんです。なぜ?と思ってたんですがその理由は数十年前のものと思われる2カ所の傷、ですが小さいし場所も大して問題がないところなので手に入れました。1890年頃の弓ですから少しは仕方ない。家に帰ってすぐに弾きましたが予想通り、かなりの極上弓を手に入れることができました。弓の写真はまた今度お見せします。

今日はそのパンフレットの中からKBの弓のページをご覧にいれます。
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今から80年前ですがいわゆるフレンチボウという名前がなくてイタリアンとイングリッシュというのが面白いです。重さのデータはないんですが違いはフロッシュだけのように見受けられます。
そして上のジャーマン、このフロッシュの大きさに驚きです。
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そしてこちらが別ページに載ってる上のランクのジャーマンボウです。このエレガントなフロッシュの弓がいわゆる初代の弓としては多く目にします。
他にもいろいろ面白いページがあるのですがそれはまたの機会に。

昨日の夜のコンサートは降り番、嬉しい事に誰も体調を崩さなかったので家に居ることができました。デスクワークは気が向かず夕方から20時ころまでは楽器を弾いてました。続きは夜にする予定でしたが夕食は久しぶりに中村屋レシピのチキンカレーで折角だから1998のシャトヌフデュパップを抜いたら食後はもちろん予定変更でデスクワークなし、0時過ぎには就寝し今朝早くから続行、昼過ぎに完了しました。
午後は何するかなー?
昨日は一歩も外に出なかったので買い物がてら出かけて、夕方からは楽器弾くかなー?
その131gと軽いフレッチナー、そしてやはり最近手に入れたスネークウッドの弓は150g以上あるのですがそのどちらも良い音がする。いろいろ弾き比べると楽しいです。
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by toruberlin | 2009-02-23 14:07 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(6)

美しいフランス娘

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楽器というのは面白い。
オールド楽器に幸運な事に恵まれている僕のところには5本の5弦KBがあります。クレモナのCavalli作の特大5弦を手に入れた時からフランス娘のBrugereは手放しても良いかな?と時々思っていました。そのCavalliはもう少し調整に工夫が必要ですが素晴らしい楽器だし、実際問題オケで弾くにはHawkes-Panormoがあるしメインの活動の室内オケにはHill、室内楽や特別なコンティヌオの時にはDespineがある。手放すかどうかは決めてなかったけれど選択肢としてはありました。
上の写真でA嬢が構えているのがBrugere、夏にはピリオド楽器アンサンブルで弾く為に裸ガット415Hzを張り、今回はスチール弦を張ってあったのですがドレスデンのオケから戻って来て他の楽器たちに張ってあるのと同じ弦を張り、調整して先日のお客さんも参加できるクリスマスオラトリオに持っていきました。その時は教会の音響があまりに良かったので気づきませんでした。そして昨日からのCorelliKammerorchesterでも弾いているのですが,とにかく素晴らしい。この楽器が今までこんなに柔らかく響き、力強さはそのままにこんなに弾きやすいのも初めて。素晴らしい楽器です。今までもそれなりには良くて、ドレスデンの首席が拙宅で弾いた時にも良い音はしていたのですが、手元に戻って来て調整してからは段違いに良くなった。やはり楽器には魂がある事を再認識しました。
何かを手放さないと,まだ支払いが残っているのだけどなー!
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そう言えば,フレンチなのだけど昨日からとってもイタリアンな音がしているのに気づきました。
CorelliKammerorchesterBerlin 、リハーサルは順調に楽しく進んでいます。MK嬢はファーストでB.Papp氏と同じパートを弾いてます。セカンドのY嬢と一緒に弾く事が多かったんですが合わない事が多々あった。今回はセカンドのもう一人はA嬢。Y嬢ととても良く合ってるし、MK嬢もファーストでバッチリ。ヴィオラのAさんももちろん素晴らしいので、なかなか良いアンサンブルです。
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コンサートは21日の11:00/20:00にブリッツ城ですが,残念ながら120席しかないので例年通りチケットは売り切れです。
12/28のニコライ教会でのコンサートはBPとY嬢が抜けた編成で弾きます。ヘンデルのコンチェルトグロッソの1番はチェロはN嬢に替っての演奏です。こちらは大教会、しかも音響の良い素晴らしい会場です。満員で入れないという事はありませんので18時の開演ギリギリでも大丈夫、ご来場をお待ちしてます。
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今日は夕方からはバロックアンサンブル。半音低い415Hz、半音間違えて弾かないように頭を切り替えて行ってきます。
by toruberlin | 2008-12-19 13:56 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(2)

楽器の調整

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一昨日の夜、久しぶりにべルリンの焼き鳥の名店「六甲」に行ってきました。ここは日本とか外国とかを考えなくても名店と言えるお店です。女将さんの人柄の御陰か何時行っても満足させてくれます。働いている女の子たちも可愛いだけじゃなくてとっても感じが良い。べルリンで和系といえば僕のいちばんお薦めのお店です。
店に伺う前にウイルヘルム皇帝記念教会の周りのWeihnachtsmarktをひと回り。ここのK.ヴォールファートで例年通りクリスマスツリーの飾りを今年も少し買い求めました。
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昨日はキャンセルがあって何もなくなったので夜まで家に居ました。Busanを弾いていたら少し前に弾いたDespine から久しぶりに聞こえたあまり嬉しくない音!
D線が切れました。
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Despine に張ってあるのはオイドクサ
ピラストロ社の銀巻のガット弦です。この楽器で切れたことはなく,部屋の湿度管理もオッケーだし先ほど弾いた時にも切れやすい部分(左下の写真の切れたところ)にテンションがかかりすぎないように1度高めにしてから音程を合わせたのでなんで切れたのかが不思議でした。数年前の夏の夜中に家内が隣のリビングのバルコニーの扉を開けて、数分後に2本続けてGuadaniniに張ってあったソロ用のガット弦が切れたときのあの音、また聞いてしまいました。
切れたものは交換しなければいけないので買い置きの弦を張ったら,ちゃんと音程が上がってかない。弦を巻くところは木製のこのマシン,ピンが折れて歯車と連動しなくなってました。歯車から木製部分がはずれたその急激なテンションの変化で切れたみたいです。しかし原因もわかり張り替えてからもご機嫌な音を出してくれたので,すべてオッケーです。
ピラストロのこの弦,確かに高価なのですが下の3本はものすごく長く使えます。個人差(弾き手と楽器、弾き方)はあるでしょうが既に5,6年は張ってあるはず。G線はあまり好きじゃないのではずしましたがD線もそろそろ替え時だったのかもしれません。コストパフォーマンスでは、その音の良さを利点に入れなくてもスチール弦を毎年買うよりもガット弦が勝ると思ってます。ましてやその音の違いは歴然です。
しかし何度も書くように楽器によってはその答えが変わる事も事実で,面白いです。
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さて、ついでというのもおかしいですがここ10日くらい雑音がしていたScarampella ,
それでほとんど弾いてなかったのですが、「私は?」と横目で?見てるので直ぐに調整に取りかかりました。魂柱が倒れると面倒なので(自分で立てる事は出来ますが時間がかかるのと現在ベストな位置なので)写真のような方法を使ってます。楽器の表と裏に工具を引っ掛けてプレスするのですが、表板には真ん中辺りまで圧力をかけたいので厚めの本を置いてそれを挟むこの方法、お薦めです。
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予想通りテールピース周辺の雑音でした。すべて外して調整,1度駒を外したので溜まってたであろう圧力もリセットできて直ぐに良い音を出してくれました。一晩経って落ち着いて今日はもっと良く鳴ってくれることでしょう。
12/28のコンサートは初めてBusanで弾いてみようかと思ってますが、Scarampellaとまた迷ってしまうかもしれません。そう、4弦楽器は現在どちらもオーケストラチューニングにしています。

それにしてもこのところ中途半端に寒くって天気の悪いべルリン。パリっと晴れてくれないかなー?!
今夜は先日ご案内した合唱部分だけのクリスマスオラトリオ、練習なしです。19時半からU-バーンのOnkelTomsHütte駅前の教会です。お子さん連れでBachのクリスマスオラトリオを聴ける良い機会です。ソリストは来ないのでアリアはありません。カンタータ1-6番の合唱ナンバーをやるそうです。そしてお客さんもご希望の方は一緒に歌えるという企画、面白そうです。きっとドイツ人のクリスマスへの思いが感じられる夜になりそうです。
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by toruberlin | 2008-12-16 11:40 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(2)

自分の楽器を順番に聴くこと

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朝から雪でした。たいして積もらなかったけれど一日中降ってました。写真は早朝,ピントがボケているんじゃなくてそう見えるのは雪なんです。

恩師Witt先生の紹介で連絡して来たあるトップオケの新しい首席奏者、電話を貰ってその話し方には良い印象を持ちました。5弦楽器を探していてかなり見て回っているけれどまだ縁がないとのことで、廻り回ってWitt先生に行きつき、先生は良い楽器を見るなら僕のところだと仰ったそうです。手放そうと思ってる5弦はないのですが「もしよろしければ見せていただきたい」というので今日の11時に約束、雪の中車でオケの仲間をひとり伴って拙宅に来ました。
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クレモナのCavalliから弾き始めました。自分の楽器は普段僕だけが弾くもの
この首席奏者B、そしてもう一人のMもタイプは違うけれど柔らかい響きを大事にする奏者で僕も含めて三者三様の鳴り方がして面白い。
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手放すことは決めてないですが、Cavalliとフランス娘Brugereはどちらかはいつかは?と考えていた楽器。逆に言えばイタリアンのDespine、イギリスのHillとホークスパノルモは手放せない楽器で,そしてその5弦3本があれば充分というのも事実なのです。
c0180686_8242289.jpgどちらも気に入ったけれどブルジェーをかなり気に入った二人、素晴らしいのだけれど弾き慣れているスチール弦に張り替えたらどうなるか?試したいという。持って来たのはBelcanto、これには僕も興味があったのでH線以外を交換しました。

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これはスチール弦だけれどなかなか良い、かなり細くて音が残りにくい。ブルジェーの音としては張ってあった弦の方がいろんな色があって良い響きだったけれどBelcantoにしたらより反応が早くなり弾きこんでいくとなおさら良くなりました。自分で買うことはきっとないけれどスチール弦としては今までで一番良いと感じました。まあこれも楽器との相性がかなり左右します。
弦といえばコレクターから預かっているBarbe、張ってあったコレルリ製があまりに品がないのでいつも使っている弦のオケ弦に交換してかなり良くなったのですが、今日の夕方,どうもG線が硬くておかしいと思いブルジェーに張ってあったセットのG線に張り替えてみました。Barbeに張ったセットは最初に買ったワンセットだったか?古い訳ではないのですがどの楽器に張ってもG線が硬いような気がしていたのですが、どうも不良品だった様です。そういうこともあるのですねー!一気に音が柔らかくなりその影響はもちろんすべての弦へ。Barbeもやっとご機嫌な状態になりました。

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話を5弦のブルジェーに戻します。Belcantoに張り替えてからますます気に入ったようで,Cavalliは僕がまだまだ弾きこなしてみたいので相談の結果ブルジェーを貸すことにしました。CorelliKammerorchesterでずっと弾いていた楽器、しかし考えてみればイタリアンのDespineを仕事に使ったことはほとんどなく、室内楽にはこれから頻繁に弾こうと思ってるのでブルジェーは使わなくなるであろうことも事実。使わないよりは彼らのような良い弾き手のところに行くのが良いのだけれど、手放せるのかなー?

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絶対に手放さないよ!と断ってから触らせたHill、そしてDespine。

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この楽器、1831年製の無傷の楽器。ヴァイオリンではあるでしょうがKBでどこも割れた跡がないというのはまずありえない。今までこれが入るケースは特大のゴツいのしかなくてそれでMBの助手席に寝かすと運転がかなり辛かったのですが、先月手に入れたケースに丁度ピッタリ収まってくれてそれだと運転も大丈夫。これから演奏会に登場することが多くなると思います。

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最後にスカランペラ。これはBが気に入ってなかなか弾くのを止めませんでした。
11時に拙宅に来てあっという間に14時半過ぎ、楽器の話で終始し,交替して弾いていたらあっという間に時間は過ぎてしまいました。

彼らは渋滞が始る前にベルリンを出たいと帰り、僕らの遅めのブランチはパンチェッタとマッシュルームのスパ。こういうシンプルなのが美味しい,ニンニクとオリーヴオイル仕立て。
そのあと、前述したBarbeのケアをして今日は夜までまんべんなくすべての楽器で曲を弾きました。Cavalliも弾き方を考えて慣れてくるとこのままでも充分弾ける。Barbeは弦が落ち着いた数日後にはきっともっと良くなる。BusanとScarampellaは申し分無し。今度のクリスマスオラトリオはDespine/HILLどちらの5弦で弾こうか?と思案しています。

exsiteブログでの始めての日記、「べルリンでさーてなにを食おうかな?」なのにかなりディープなコントラバスの話に終始してしまいました。
また思いつくままにいろんなテーマで毎日書き続けたいと思っています。
ではもう1時過ぎました、おやみなさい!
by toruberlin | 2008-12-04 00:01 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(9)