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Cavalliと過ごした半日

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もう3年前になるのかな?5本目の5弦になるのに手に入れたクレモナのA.Cavalli作のコントラバス。3本あれば十分で(1本でも十分との声も聞こえてきますが)室内楽にトリノのDespine、室内オケにロンドンのHill(初代Josephの作)そしてオケ用にHawkesPanormo(イギリスでもフランスでもないめずらしいベルギーで製作されたホークス)。Cavalliの前に4本目としてあまりに綺麗だったので手に入れたフランス娘ブルジェー、これは僕のところに来る直前に5弦に改造された大きめの4弦、CorelliKammerorchesterBerlinで,そして近頃は裸ガットを張りピリオド楽器アンサンブル(古楽アンサンブル)CammermusikPotsdamの本番で活躍しています。
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そこに5本目として加わったこのCavalli、もうこれ以上楽器は買わない、ましてブルジェーの時にも5弦は3本あるのでこれ以上は要らないでしょう?という至極もっともな発言をした家内も、このCavalliの音を聴いて「これは買わない訳にはいかないんでしょうね。」と僕が欲しいとも何も言わないのに口にした楽器、そのくらいイタリアンな良い音を持ってる楽器なんです。その直後の教会でのMozartレクイエムの本番をこの楽器で弾き(もちろんKB1本編成で)購入を決定しました。
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とにかく大きなこの楽器,高さはそうでもなくて弦長もほどよいのですが幅が広い!厚みもあるのでソフトケースの手配に時間がかかり、またMINIにはもちろん入らないのでMBなのですがハッチバックじゃないので横に寝かせると右側が見えずに走行上大変危険。その後ケースを手に入れてから載せ方を工夫して運べるようにはなりましたが、まだほとんどこの家から出したことのない楽器なんです。
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その理由はもうひとつあり表板の幅が広い為に弓先が楽器に当たりそうで弾きにくいこと,その為の調整を楽器屋さんに駒を作ってもらったり自分でもしていたのですがどうもうまくない。指板の角度を変えれば+指板自体をもう少しラウンドしたものに交換すれば解消するのですが,せっかくオリジナルの角度のままで駒も正方形なので,これを変えてしまうのは惜しいから何か方法はないかと模索中でした。この楽器は20世紀はじめの作ですが、その時でもまだガット弦しか使われていなかった時代で表板にかかる力は現在の楽器よりも少なめになる棹/指板の角度で製作された状態のまま、それを出来れば変えたくない。。
他に弾く楽器がない訳ではないので練習室に立てかけてあるのを近頃は眺めてるだけだったのですが気になってはいました。
指板を改造しないで弓先がG線(一番高い,つまり細い弦)を弾く時にも楽器に当たる危険がないようになれば良いのですが、そこにばかり目を向けていて弦の間隔を広めたり(つまりG線を出来るだけ端に持って行こうと駒の左端ギリギリになるように駒を作ってもらったり)していましたがそうするとG線は良いのだけど弦同士の弾き勝手が非常に悪い。僕は弓で弦を押さえつけて弾くことはないのですがそれでも左右の弦に触りそうになってしまい弓を弦から離さない弾き方なら問題ないけれどそれではオケじゃ弾けないので、前述の指板の角度を変えて駒を高くする改造しか最終的にはないかとの結論に達してました。
今日は弦楽器関係以外の方々には?の話が長く続きます。
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しかし昨日、Busanを弾きながらCavalliと目が合って思いつき、楽器屋さんに僕の要望で作ってもらった駒から,最初にこの楽器が来た時の駒に交換しました。この駒も間隔を広くする為に溝が複数切ってあり,しかも少し薄すぎるくらいの駒なのですが弦の間隔は元に戻り,しかも夏なので楽器が少し膨らんで弦高も高め、それを上の2弦の溝をヤスリで削り少し低くして調整しました。なかなか良い感じです。あとは楽器が平均して鳴ってくれるまで調整+弾きこんで,来た時にはオブリガートが張ってあって(ダメだったので)とりあえず上3本は拙宅にあった中古の弦を試しに張ってあるのでこれをすべて新しい弦に張り替えるつもりです。
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素晴らしい音を持ってる無傷で健康なイタリアン、自由に弾きこなせる様になったらかなり舞台に登場する頻度が高くなる筈です、現在のHILLと同じくらいになるかもしれない。しばらくの間,4弦でも練習しつつCavalliと過ごす時間が長くなりそうです。
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CavalliとBurgereの後ろ姿。良い楽器は必ず後ろ姿も綺麗です。
チェンバロの横の台にはCavalliのかわりにHawkesを置きました。エンドピンを短くしないとこの台に置くことができないので普段弾かない楽器を置くことになります。
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さて,楽器の話が長くなりました。今朝は短い日記にして早めに仕事に取りかかるつもりだったんですが、、、。
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昨日の昼食も,近所に買物に行って来た家内がバジルの鉢を抱えているのを見た瞬間からジェノベーゼになりました。先日と違うのはソースに混ぜたのはパルメザンですが、後から好みでかけたのはペコリーノ。イタリアのグレゴアの別荘で試してみて美味しかったので。
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ペコリーノは塩味きつめで味もパルメザンよりは濃い?、まあとにかく違う系統の味がするのですがこれがまたジェノバソースに合います。お好みで味の変化を楽しみながら、とってもお薦めです。
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昨日同様、大きめの写真はクリックするとかなり大きくなります!

夕方はヴァイオリンのY嬢が日本から戻って来て(でも直ぐにスイスの講習会に教えにいってますが)和菓子のお土産があるとメールくれたので母上のところに戴きにいって帰りにクラブに寄りました。
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涼しげなコート,しかもガラ空きでやりたくなってしまいますが,前日22歳も若い体育会テニス部出身と2時間半もやったので、どこも壊した訳ではありませんが筋肉疲労は感じるのでテラスで大人しくビールを飲みました。
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帰宅してその流れで白ワインを呑み始めてしまい昨夜もテスクワークはパス。昼に机に座るのは勿体ないから夜なのですが、もともと家で一人ではお酒を飲まなかった筈なのにどうも今年の夏は冷えた白ワインを毎晩飲む(+赤も)習慣が出来てしまったようで、これは日本滞在(毎晩必ず呑んでた)が今年は長かったからか?そんなことも言ってられないので今日は夕方からはデスクワークの日にします。
昨夜の夕食はアルザス風ピザ
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そして2枚目はパンチェッタ/ドライトマトのPizza。これは家内の得意料理です。

今日は時々陽が差しますが空一面の雲、明日から晴れてまた暑くなるそうです。さてさっさと活動しよっと!have a nice day!
# by toruberlin | 2009-08-12 07:26 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(0)

鴨の赤ちゃんたちには逢えなかったけれど、、、。

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今年は春のDSOアジアツアーに始り4月に2年ぶりのプライベート帰国(3週間ちょっと)、そのあとの2回の帰国(6週間と3週間ちょっと)で今年の半分以上べルリンを留守にしました。前の湖畔を歩くことも極端に少なかった訳ですが,その為今年は鴨の赤ちゃんたちには逢えませんでした。白鳥も昨年雌が先に,そして雄も程なく死んでしまいましたが新しいカップル?が住みついていますが今年はまだ2羽のままです。
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一昨日湖畔で5羽の水鳥の赤ちゃんに出会いました。これは何という鳥なのだろう?赤ちゃんなのに水かき付きの大きい足が立派です。
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湖畔の木、昨年倒れそうにバランス悪いのを管理局が伐採したのですが水面に張り出していた枝は湖に残されました。そこを利用して巣を作ってここで生まれたんですねー、卵を親鳥がかかえていたのはイタリアに出かける前に見てました。
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人が居ない間に岸辺にあがり地面を啄み近づくと慌てて水面の枝に逃げる。湖畔を散歩する人々の注目を浴びています。
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昨日も良い天気でしたが,昼過ぎまでは楽器と過ごしました。どの楽器もどうも鳴りが悪い!で湿度計を見てみたらかなり乾燥している。夏だけれどずっと雨も降ってないし全部の楽器にダンピットを入れました。日本では夏にダンピット(弦楽器に入れる加湿器)を使うなんて考えられないでしょうが、、、。オールド楽器は乾燥すると本当に鳴らなくなります,ここドイツだとまだ湿気が多い日の方が良いくらい,つまり除湿器は全く必要ないということです。
昼ご飯、このところカルボナーラロマーナの出来に不満でした。クリスチャンとカタリーナが来たとき、誕生日だったか他の日だったか?日本人のお客さんの時も。原因は白ワインの入れ過ぎ、というかオリーヴオイルと白ワインの関係+卵の量。昨日はビストログラス半分ちょっとの白ワインにして正解、そして卵は3つの卵黄と卵白は約1個分。
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ものすごく美味しくできました。材料の吟味が前提条件、そしてその量のバランスとタイミング。それには温度と加熱時間も含まれますが、そういう条件が揃うと幸せな一皿が出来上がります。
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今日の写真、500KB以上のは圧縮しないとこのBlogに載せられないのですが自動的に圧縮されると写真が小さくなるんです。総キャパは1GB、8ヶ月でその10数パーセント使ってしまっているので先のことを考えるとそれで良いのですが、写真を500KB以下にトリミングすると少し大きく載せられるんです。
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情報量は約10倍だから長くBlogを続けるには滅多にやらない方が良いのですが、、。さて今日は曇りのべルリン、雨の予報もあります。きっと今日は楽器たち,良い音で鳴ってくれると思います。
# by toruberlin | 2009-08-11 09:48 | 日常の出来事 | Trackback | Comments(6)

楽しかったお祭りの後,日常に戻る。

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さーて何を食おうかな?なのに外食が多かった所為か(AmpelmannレストランでPizzaとかホールの前のRutter&Wegnerでシュニッツェルとか)食事の話題が少なかったこの頃ですが,もちろん家でもちゃんと作って食べてます。何といっても先週のヒットは写真のペストジェノヴェーゼ。僕はこれが大好物なんですが,写真のはそれは素晴らしく上手く出来、美味しゅうございました。
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先々週,イタリアで手作り風のペストを購入して別荘で作ったのも美味しかったのですが木の実はクルミがメインでした。悪くないけれどやはり松の実が美味しいです。パルメザンは混ぜるのは少なめにしてパスタとソースを合える時に更に入れるのが美味しい,上手く溶けるからかな?
バジルは近所でもBIOのが手に入るし,お手軽にできるパスタソースになりました。そして最高に美味しい!。瓶詰めのを食してあまり気に入らなかったあなた、これの瓶と手作りの差はとっても大きいです!バジルの鉢とニンニク,松の実にパルメザンに美味しいオリーヴオイルがあれば、そしてフードプロセッサーがあれば本当に手軽にできる,そして(何度もしつこいですが)最高に美味しいパスタ料理です。
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これも先週です,美味しかったな。クロイターザイトリンゲというエリンギのもっと味の濃いようなおいしい茸。ポルチーニに並ぶ高級茸ですが,この日はオリーヴオイル仕立てじゃなくバターと少量の醤油,上にたっぷり薬研掘の中辛七味をかけて食しました。
昨日の昼はToruスペシャルのマイナーチェンジバージョン、パルメザンのかわりにペコリーノを使ってみました。
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これは全くの別なパスタになりました。味が濃く塩気も多いペコリーノ,パスタを茹でる時の塩も少なめにして正解,とっても美味しい組み合わせです。ペペロンチーニ+ニンニク+パンチェッタ。昨日はドライトマトをぬるま湯で戻しておくのを忘れました、入ってなくても美味しいかったけれどToruスペシャル同様ドライトマト入りの方がきっと美味しいです。

昨日は昼近くまで寝て、午後も一人で家で過ごし夕方はビーチバーへ。
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大学でレッスンしてた家内をピックアップした帰りに行ってみました,美容師のラーレ情報のビーチバー。シュプレー運河の際にあるZeitlosというカクテルバー。
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運河沿いでロケーションは悪くないのですがバーに行く時間帯の夕方に陽が当たらないのが致命的。ここは夜中に賑わうお店の様です。
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これなら拙宅前の湖畔のこのカフェの方がずっと良いけれど,相変わらずの混雑+どっちの店も来ているお客さんの質が良くないのはどうしてだろう。大声の会話やその内容が気になってしまうのは歳とった所為かなー?
新装開店した湖畔のカフェ,何故か3回覗いたけれど気に入りません。前の方が質素な建物で椅子もテーブルも粗末だったけれどずっと居心地良かったなー!これは美容師のラーレ曰く(美容院は拙宅から歩いて5分,つまり湖の傍)お客さん達からも頻繁に聞く意見だそうです。どうも新オーナーのイタリア人のもう一軒経営してる店の客が多いらしい,残念です。
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それで最近のお気に入りカフェはもっぱらこのクーダムビーチ。
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セルフサービスの湖畔のビーチコーナーと湖に浮かんだサービス付きのラウンジコーナーがあります。僕は今のところ湖畔側が気に入ってます。バーテンのものすごいマッチョで強面の兄ちゃんも笑顔が可愛く感じ良いし(そういえばここには男性従業員しか居ないのに今気づきました!)適度に混雑した感じも落ち着きます。
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こういうところに芸大の学生たち連れて来てあげたかったけれどなー,ホテルが東の奥地だったのでちょっと遠すぎました。

昨日の晩御飯、本当はお客さんの予定でしたが彼女の発熱で予定変更、市場で美味しそうだったので何に使うか未決定のまま仕入れた大きめのブラックタイガーがありました。でもパスタは昼に食したし冷凍して他のもので何か作るか?と相談の上、海老の天婦羅ともり蕎麦にしました。雨耕庵の親父さんに戴いた蕎麦粉,まだ打ってないんですが昨日は蕎麦打ちは気分じゃなかったので乾麺の十割蕎麦、兄のお薦めのを食しました。何といっても海老天が美味しゅうございました。冷めるのが嫌ですぐに食べ始めたので写真はありません。

さて毎日晴天のべルリン、午前中は予定があり午後は練習して夕方からはテニスの予定になりました。予定といえば、一昨日の芸大の本番中に携帯のメールボックスに室内楽の仕事のオファーが入りました。メンバーのこととか本番が3回とかギャラのこととか良いことづくめでしたが電話番号を録音してないし番号も非通知,それでどうやってコールバックしろと言うんだい?急にKBが必要になって練習は木曜かららしいけれど、、、。まあ,本当に必要ならまたかかってくることでしょう。
# by toruberlin | 2009-08-10 09:22 | 日常の出来事 | Trackback | Comments(9)

Geidaiオケ(外大オケじゃありません)

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昨夜のコンチェルトハウスでのコンサート,これも素晴らしくて楽しませてもらいました。演奏技術がかなり高く,やる気も十分!
本番後に指揮者に「高関さん,こういうオケを振るのは楽しいでしょう!」と訊いたら「もちろんですよ,ものすごく楽しい!」と仰ってましたが,本当にそう思います。
タイトルはGeidaiってドイツ人はガイダイと読んでしまう。昨日のコンサートのパトロン、ZDF(ドイツ第二国営放送)の方も見事にGeiをガイと発音して「東京外大オーケストラ」と紹介してました、まあご愛嬌です。

ヒンデミット、これはべルリンでの練習初日の水曜日にリハを聴かせてもらいましたが本番は緊張感が加わりとても良い出来でした。僕の趣味としてはもうちょっと暗いというかヒンデミット独特の色が欲しかったけれど、でもとっても良かった。
2曲目は作曲科の学生高橋幸代さんの曲Sandra、サンスクリット語で海という意味の題名だそうです。今回の為に書かれた曲です。彼女とは先日の日本大使公邸での室内楽コンサートで知合いました。学生さんたちの専攻楽器を順に尋ねたら恥ずかしそうに「作曲です」と答え,周りに居た学友が「彼女の曲を今回演奏するんです!」とフォローしてくれました。
楽しみにしていました。海がテーマの曲らしい,太陽の光に照らされた水面の様子,海の風景。
その曲は素敵でした。いろんな色、響きがあってオケもそれをよく表現してました。とても解りやすいと言ったらストレートすぎる表現かもしれないけれどわざわざ難解にしていない素直な曲。客席では僕の左が音楽学部長の植田先生、右は家内の隣に元ベルリンフィルの首席ホルンのザイフェルト氏でした。そのザイフェルト氏、僕のことを憶えていて下さって開演前,曲の合間にいろいろ話したのですが、このSandraが終わり「これ,芸大の学生が書いたのか?」と訊くので斜め後ろに座ってた彼女だと説明する間もなく彼女は指揮者に壇上に誘われました,より大きな拍手と供に。
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昨日もとっても素敵な衣装に身を包んだ彼女、会場がざわめいていました。ザイフェルト氏が「彼女はいったいいくつなんだ?」『23くらいじゃないかと思います』と僕。「そんな若さで、このたくさんの色、、、」と驚嘆してました。打ち上げの席でも先生のどなたかが仰ってましたがあんな曲を書いたのが、出て来たのを見れば可愛らしいお嬢さん,そのお客さんたちの反応が面白かったと。全く同感でした。打ち上げの席で彼女と曲について話しましたが、僕は6月に稲村ケ崎の友人宅に泊まった時の,夜中の満月の光に照らされた沖合の水面やその周辺の光、音、空気を曲を聴いて思い出したんですが、そのことを話したら「そういうイメージなんです!」と嬉しそうに微笑んでました。彼女はやはり湘南に住んでいてあの海をイメージして書いたのだそうです。
次の細川氏の作品では先日の日本大使公邸室内楽コンサートでも師の学部長と供に活躍したピアノ科院生の入江君がソリスト,僕には曲はあまり理解できなかったんですがオケもソリストも立派な演奏でした。この為に5弦コントラバスが4本必要だったのですが(そのうちの1本は僕のHawkesPanormoです)低音が綺麗に鳴っていました。
後半のプロコの5番、これまた第九よりもオケに合っているのか、はたまた初日の経験でオケが大きくなったのか?とっても良い演奏でした。学生たちがニコニコしてるので後ろを見たら2階の中央にお座りだった学長が、そして澤先生が立ち上がって大拍手!そして満員の観衆も。そしてそれに値する演奏でした。
アンコールは武満徹氏のワルツ、これがまた艶のあるファーストの音と供にとっても良かった!そして最後にカルメン変奏曲。高関さんがニヤッと笑ったのでBerlinerLuft かな?と思いましたがカルメンでした。これも大ウケでスタンディングオベーションでべルリンの2回の本番が終わりました。このべルリンのコンサートは奏者みんなの心に刻まれ,これからの音楽生活にプラスになってくれる想い出となることでしょう。ブラヴォーでした!
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終演後、満面の笑みでお喜びになってた植田先生にお祝いを述べ、舞台裏では高関マエストロには行きつけなかったんですが澤先生御夫妻と素晴らしいコンサートの喜びを分かち合い,直ぐに舞台に向かったらKBセクションが写真を撮影する為に集まってました。こういうまとまりの良さは古今東西いつの時代もKBセクションの特徴か?
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終演は23時近く,直ぐに全員撤収とのことで仲よくなった子たちに別れを告げていたら澤先生御夫妻が打ち上げをホテルで行うことに今日決まったので是非どうぞ!とお誘いくださったのでMBにKB載せてお邪魔しました。
到着すると学生さんたちはいったん部屋に引き上げたので学長御夫妻ほか先生方と主役が到着するまでコンサートの話で盛り上がりました。
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バスセクション男子生徒たちと。
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そして全員で。
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ソリストの入江君と
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作曲の高橋幸代さんと。彼女が僕と背の高さが同じなのは一段上に立ってるからです。打ち上げ後半はたくさんのメンバーと記念撮影が続きました。僕のカメラじゃないのが多かったから手元にあるのだけ載せます。
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そして30年ぶりに再会、この数日楽しい時をご一緒させていただいた澤先生御夫妻との記念写真。
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1時に閉会、彼らは今朝の9時に今夜のコンサートが行われるKasselに向かいました。そして明日には帰国の途につきます。
たった4日間でしたが中身の濃い楽しい日々でした。
先生方,ありがとうございました,お疲れさまでした。
学生のみなさん素敵な演奏ありがとう、これからの幸せな音楽人生を祈ります!
# by toruberlin | 2009-08-09 11:36 | 音楽の話 | Trackback | Comments(2)

YoungEuroClassic開幕コンサート

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今夜は芸大の選抜オケがべルリンKonzerthausでヤングユーロクラシックフェスティバルの初日を飾りました。素敵なホールに目を輝かす学生たち、17-19時のゲネプロでみっちりホールの響きを知りいろいろ工夫する指揮者、コンサートマスター,そして各々の奏者。
その努力が実り今夜は素晴らしい第九でした。満員の聴衆もスタンディングオベーション、若い彼らにはこれから音楽家としての人生を歩んで行く中でものすごく貴重な経験になるコンサートだったことでしょう。終演後、マエストロ高関に挨拶してコンサートマスターのM屋君と会い,舞台に行ってコントラバスセクションの弟妹弟子たちにおめでとうを言い、このフェスティバルも10周年なのでホール前の広場では大レセプションが用意されていて、皆着替える間もなくホールのテラスに集合、正面階段を降りながらいっぱいの聴衆から割れんばかりの拍手を浴びてました。
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そしてお祝いの花火!
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澤教授と。
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そしてビールやワイン片手に生演奏+大騒ぎ。大変めずらしい方々の踊りを拝見することもできました。
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そしてやっと階段途中に座ってたN嬢たちを発見!
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芸大生達は0時過ぎから順次出発したバスでホテルへ。西に帰るN嬢、M屋君、ヴィオらのT嬢と4人でテラスカフェへ。
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2時過ぎたので3人を送りながら帰宅しました。
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さて,もう3時!明日は8時からYossyとテニスの約束があります,起きれるかなー?
しかし今日は素晴らしい本番と楽しい野外パーティー、みんな笑顔で最高の夜でした。明日はコンサート2日目,そして彼らは日曜にはカッセルの音楽祭に向かいます。
# by toruberlin | 2009-08-08 02:45 | 音楽の話 | Trackback | Comments(2)

日本大使公邸でのコンサート

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昨日の午後はBusanとScarampellaを弾いてスーツに着替えて大使館へ。
まだ夏の陽射しが強い夕方でしたが、僕は夏にスーツを着るのは嫌いじゃない、そりゃあここべルリンは高温多湿の東京とは違い吹く風は涼しく心地よいし湿度も低いのですが、夏の強い陽射し、これにはスーツを着ている方が返って涼しく感じます。余談ですが砂漠をさまよう時にはスーツ姿の方が半袖/短パンよりもずっと適していて生還の可能性も高いそうですが、そういうことなのか!と実感しました、久々に真夏にスーツ着て。
コンサートは8/5夜,日本時間では広島平和記念日8/6にKonzert für den
Friedenと題され芸大の先生方に今回の芸大オケベルリン公演の学生ソリストを加えたソロからトリオの編成で行われました。
素晴らしいコンサートでした。個人的に特に良かったのは植田音楽学部長のピアノ、澤教授、玉井準教授がヴァイオリンでショスタコーヴィチの3つのデュエット、ブラヴォーでした。女性歌手二人に依る日本語の歌、「夏の思いで」と最後のアンコールの「ふるさと」も素晴らしかった。
終演後のパーティーで学生さんたちが言ってましたが,日本ではまず聴くことができない組み合わせのコンサート!だったそうです。
ドイツ語で英語で,賞賛の話の輪がそこここにありました。
澤先生御夫妻、植田先生と少しお話しすることができ,そのあとテラスに出たら学生さんたちが集まってました。べルリンで昨年から勉強してるヴァイオリンのM屋君、まだ院に在学中の芸大生だそうで金曜の第九ではコンサートマスターを勤めるそうです。昼間の練習でも2プルトで弾いてたそうですがあまりに溶け込んでいて全く居たのに気づきませんでした。
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いつもはテラスから庭に降りる階段の下に通行禁止のポールがあるんですが昨夜はなくて庭に降り,日本庭園を8人で散歩しました。この写真の後に予期せぬことが起きたのですが幸い怪我も何もなく笑っただけで終わりました。写真を撮るのにカメラをとっかえひっかえで受け渡したり写真を見たりで油断したのか?でも気をつけないといけません,怪我しないで良かった。
その可愛い人、公邸内でそのあともしばらく居たのですが急に笑い出すので見ると公邸の床に木の葉が,ハイヒールから出て来た様です。
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素敵な音楽を楽しませて戴いた後に,テラスで心地よい風に吹かれながら持って来てくれる白ワインを楽しむ。お知合いになった大使館の方々,他のお客さん、テニスクラブの知り合いと少し話した後は写真の芸大の輪に入り1時間以上話してました。彼女たちも彼らも良い子たちで楽しい夜でした。こういうロケーションと話し相手、素敵な時間でした。
次回は演奏する側で参加したいものです。

帰宅してから味噌汁と御飯に昼間仕入れた鰯を葱と生姜を効かせて醤油をかけ回して一杯戴き程なく就寝。今朝は7時半にyossyとクラブで待ちあわせ9時過ぎまでシングルスしてきました。
昼は澤先生御夫妻をホテルにお迎えに行き東の中心街ハッケッシャーホフ界隈を散歩してからAmpelmannレストランで昼食,15時からは第九のリハーサルに行ってきました。
18時過ぎに帰宅、さてこれから湖畔のビーチバーでビール一杯飲むかなー?
芸大のみなさんは21時まで楽章のリハ(1時間半休憩があったので帰ってきてしまいました)その後は合唱団とバーベキューだそうで羨ましい!天気はきっともつだろうけれど日が暮れれば気温は下がる,風邪ひくなよー!
# by toruberlin | 2009-08-06 18:11 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

芸大オケ/Ampelmann新製品!

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今朝も早起きでした、6時半。風呂に入ってメールのチェックしてから5弦HawkesをMINIに載せて東ベルリンの奥地へ。芸大のヴァイオリンのS教授より連絡をいただいて今週末のKonzerthausで行われる2回のコンサートにもう一本5弦が必要とのことでメールでご相談いただき、僕のを練習所に届けました。芸大の学生オケが今週末から始る若手オケの音楽祭に招待されてKonzerthausで金曜と土曜に演奏します。
S教授は兄と同級生、僕も日本に居た頃にお会いしてますがおそらくは30年ぶりの今朝の再会でした。もう一人懐かしかったのは指揮者の高関健さん。僕がベルリンに来た頃カラヤンに指示していた高関さんとはよく並んで階段の途中に立ってベルリンフィルのコンサートを聴いたものです。
10時からのリハはヒンデミットで始りました。音響はあまり期待できなかった練習場所ではありましたが立派な良い演奏でした、いや上手いです。
休憩まで聴かせてもらい、KBの学生さんたちと少し話しして(みんな永島門下だから弟、妹たちです)楽器の様子を見て練習所を後にしました。1週間弱の滞在で練習2日に本番も2日。団体行動だからどうなるかわからないけれど機会をみてビールくらい飲みに連れて行ってあげたいなー!本番の後なら可能かな?
さて、帰りに通り道なのでアンペルマン本社に寄って少しだけ打ち合わせ。社長夫妻は6週間の夏休暇中で不在でした。
MINIをハッケッシャーホフ奥の本店前に駐車したので帰りに本店に立ち寄り看板娘たちにご挨拶。
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若い娘があと二人居るんですが、この店長とMが気だても良くて最高です。新製品の絆創膏を欲しかったのだけどまだ入荷してなくて新製品のエコバック、待望のべルリンの景色の前にアンペルマンという図柄のは何と入荷したばかりというのに既に売り切れだそうです。夏らしいTシャツを購入してきました。前はこんな感じです。
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そして帰り道にLindenbergに寄ったら入ったばかりの新鮮な鰯、迷わずゲット。そして久しぶりに立派なマテ貝があったので手に入れ更にブラックタイガー、今日は頭なしのを買って来ました。
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迷わずVermicelliと、ニンニクとペペロンチーニ効かせてたっぷりのオリーヴォイルで、とっても美味しゅうございました。
鰯は今夜刺身に、たぶん多いから残りはイタリア風にマリネにして(これが美味しい!)マテ貝は焼くのが良いかな?

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そういえば、昨日は晴天ながら一日楽器たちと過ごしたのですが昼の弾けない時間に練習室の模様替えをしました。結果、イタリアン4本が並ぶ配置になりました。ついでに隅の掃除もできて気分一新、出る音も良くなった気がします。

今夜はS教授にご招待いただいて、日本大使公邸で行われる芸大の先生方のコンサートに行ってきます。
# by toruberlin | 2009-08-05 15:11 | AMPELMANN | Trackback | Comments(2)

Lasagna

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月曜の昼はHotelMの2階でS女史とパワーランチ。彼女とももう20年近いお付き合いになります。本人に訊くの忘れたので顔写真はなしですが、僕とあまり年齢も違わないのに若い!です。
電話では話していても会うのは久しぶり、仕事の話は9月の中旬以降なので現在決まってることの伝達と僕がそれについての質問/提案をして食事に移ったのですがビジネスランチ、日本でもお昼は老舗/高級店でもかなりリーズナブルなことがあって驚くことしばしですが、べルリンでも数年前からそういう傾向にあります。ここホテルM(ポツダム広場のスイートホテル、マエストロラトルもよくお泊まりになってる様ですが、音楽、映画関係者が多いのかな?よく見かけます)の2階のバーのようなレストラン、ここのビジネスランチは初めて食しましたがスープかサラダを選べて(サラダにしましたが美味しかった、家で作るようなルッコラ主体でバルサミコが効いてました)メインは写真のヒレ肉と中華風の麺。これに飲み物+食後の珈琲が選べて12ユーロ、量はかなり上品なので若い人には不向きかもしれませんが僕には十分な量、美味しゅうございました。
案内された席、2人用対面席が4つ並んでいて空いていた中二つに案内されたのですが、先客はピアニストの内田光子氏と音楽関係者らしき女性でした。かなりエネルギッシュに仕事の話をなさってたのでSさんとは日本語でも会話できるのですが(ドイツ語解りますよ)とお知らせする為にドイツ語で。しかし内田光子さんがあんなにドイツがご堪能とは知りませんでした。
ホテルを出てベルリン支局に立ち寄りyossyやカメラのKちゃんに挨拶して辞し、プレンツラウアーベルクへ。昨日は久しぶりに雨降りの一日でした。ネットでイーゼルを売却したいとの書き込みを見て連絡したら3月のコンサートに来てくれた学生さんでした。彼女と駅前のカフェの前で待ちあわせて受け取ってきました。イーゼル、絵を描く予定はないのですが僕は絵を壁に固定して飾るのが嫌いでEEの版画は玄関の壁にかけてますがあとはYBKに貰った彼の版画が壁にあるのみ、イーゼルなら場所も絵も簡単に換えられるので欲しいと思ってたんです、前から。
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帰宅して早速組み立て、仮に本を載せましたが大きな画集を開いて載せても良いし、いろいろ使い道がありそうです。室内楽のリハの時に譜面台足りない時にも活躍しそうです。
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晩御飯は本当は前夜に作る予定だったLasagna。ボロネーゼはかなり美味しくできて、今回はホワイトソースをかなり固め、モッツァレラも多めにして重ねて行った上にはたっぷりのパルメザンとオリーヴオイル、パン粉やバターは止めました。
焼きあがりの硬さは抜群でした。いつもは少ないので多くして硬めにした(粉が多め)ホワイトソースが少し多すぎたかなー、コッテリ感が少し多すぎでした。肉を多めのボロネーゼ、間にたっぷり入れたのですがこれは正解、次回はホワイトソースはもう少し柔らかめで完璧と思います。
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チェントロイタリアで手に入れたRosso di Montepulciano 、持ち帰ったのよりも荒々しさがありますがこれはこれで美味しくアタリでした。ちょっとワインを毎日呑み過ぎかと思いますが、、。
これ、今週中にケースで買って来よう!マッキャベリのIL PRINCIPEはまだ試してません。今週、きっと誰か来るでしょうからその時の楽しみにしています。
# by toruberlin | 2009-08-04 07:24 | ご馳走/料理 | Trackback | Comments(2)

日曜日、お休み最終日

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夜は雨が降りましたがそれまでは抜群の晴天だった日曜日、予定通り10時半頃前の湖畔の芝生に日光浴読書に行き(山口瞳、高橋義孝、池波正太郎各氏の対談は面白い!)13時に帰宅。夜はパスタも食す予定なので昼ご飯は冷麦でした。べルリンのアジアショップ栄利で手に入れた日本製、なかなか美味しかった。もちろん先日の神の白糸とは比べ物になりませんが。
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午後は3時からグレゴアとテニスでした。2週間以上開いた割りにはちゃんと動けて驚き、しかし暑かったのでいつもより多めの休憩+水で2時間。内容は面白かったけれど昨日は3-6、2-6で敗退しました。
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クラヴハウスの奥のテラスの下は湖、昨日は何人もが泳いでました。森の中の湖、汚くはないんだろうけれど見た目には緑で濁ってるんですが、ドイツの人はおかまいなしです。
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横にある赤いボート、クラブに所有でコートキーパーに言えばオールを出してくれて自由に使えるとは知らなかった。
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二期会研修生のSYさん、家内とクラブに登場。24歳になったばかりの彼女、今回はレッスンを受けに2週間の来伯、ホームステイなのだけれどアパートにはひとり、食事も一人では食べにいきずらいし果物ばかり食べてたそうで、昨日は拙宅で一緒に食事しました。
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オペラ歌手志望でイタリアオペラが好きな彼女、僕の大好きなGigliを知らないという。訊けばSPどころかLPレコードを聴いたこともないそうで、早速Gigliで道化師のアリア、そのあとG.マルティネッリなどをかけると、目がキラキラ輝く。機械が普及して音源もたくさん巷にあるのだけれど、知らなければ調べられないか。こういうのを聴くようにと今の先生は言わないのかなー?CDでもアリア集もオペラ全曲も出ている筈だから聴くことは出来る筈、でもしかしアナログとデジタル、デジタルで録音したものは良いのだけれど、アナログから変換したものは今ひとつ良くないんだよなー。僕がSPと蓄音機をこれだけ集め聴き続けてる由縁です。
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まずはクロイターザイトリンゲ(茸)とパンチェッタのVermicelli、ニンニクとペペロンチーニでオリーヴオイル仕立て。メインはラザーニアの予定だったのでミートソースとホワイトソースをワイン飲みながら/話ながら作り、お次は花付きズッキーニのフリット。
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このあと帆立を開いてホワイトソースにパン粉を散らしてオーヴンへ。しっかり濃厚な料理のあとラザーニャを焼く予定ではありましたが結構お腹いっぱいになってしまい挫折、SちゃんにはボロネーゼソースでVermicelliを食べてもらいました。
日曜は平日扱い、乗り換えが簡単な方法だと11:40に拙宅の最寄り駅が最終なのでお茶の後駅まで送りました。
ちょうど滞在の半分が終わったところ、今日からはドイツ語学校にも1週間通うらしい。べルリンにいずれ留学するつもりなら言葉はマスト、語学学校は今回はどんなところか様子を見る為に行ってみるそうです。
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べルリンを選ぶか他の街で勉強するか?早くても留学は来年の話ですが、なかなか面白い娘でこれからが楽しみです。

昨晩雨が降り、電話でyossyと相談して今日の早朝テニスは延期。今もまだ降ってるのでこれは正解でした。今日は昼過ぎにパワーランチ、午後は東で用事がありますが夕方には帰って来られる。空き巣の被害届、そろそろ完成して提出しないとなー、、、。
今は雨ですがこの後のべルリンは連日晴の予報です。
# by toruberlin | 2009-08-03 07:48 | 美味しい楽しい話 | Trackback | Comments(0)

べルリンの週末。

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毎日天気の良いべルリン、朝晩はかなり冷たい風が吹いて心地よく夏の格好では寒いくらいですが昼間は夏真っ盛り、気持ちのよい毎日です。昨日もブランチの後に少し用事を済まして15時前から湖畔で日光浴読書を18時近くまでしてました。テニスをするよりも日光浴に惹かれるのは少し疲れてるのかなー?自覚は全くありません。
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午前中は教会をぐるっと囲むように立つ朝市に行ってきました。家内が起きるのを待っていたのですが「行ってきて!」とのことで一人で。ポルチーニにはまだ早く,トマトおばさんのところをはじめズッキーニの花付きはなく(もう遅いか?)いつもの花屋さんも来てなかったので薔薇も買わなかったのですが,ひと回りを終えるところで写真のズッキーニ発見、花付きのを買いました。
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これは今夜お客さんなのでフリットにするつもりです。花にはチーズを積めてみるかな,今日は。他には特に買うものはなかったのですが久々のMarkt、雰囲気と人を見るのが楽しくて2周しました。
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この茸,巨大で驚きました。エリンギというよりはシメジの大きいのに見えましたが,美味しそうではなかったのでパス。
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この後Lindenbergに向かいましたが特にめぼしいものはなくチェントロイタリアに移動したのですがシャルロッテンブルク宮殿前で軽い渋滞、車線が一本になってるのが原因と見えましたが直ぐに目に入ったのが普通の制服じゃない警官の姿。お城の前には10数台の警察車両とバイクもこれまた10数台。
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道にはNagelsperreの看板。Nagelとは釘のことですが、これは釘と言うよりはスパイクが並んだ設備が先にあるので突破しても無駄よ!と言う意味。緊急配備?テロ?かと思いました。だってゆっくり進むうちにその規模が見えてきましたが警官の数も100人以上,次の大通りの角にも歩道にも車両が並びその角から反対車線も同じように配備してました。
数年前にべルリン銀座のクーダム、それと僕の家の傍を通るKant通りを結ぶ細い道を走ってたら急に警官が立ってて徐行しろとの合図、車を通しては居たのですが簡易ゲートが道路脇に置かれていてそれで特定車両を制止するのだとは見て解りましたがその数m先にはレールが敷かれていて路の脇にはごっついスパイクが上向きに何列も並んでる長い板が必要なら道の真ん中に出せるようになってました。火薬かバネしかけか,瞬時に作動するそうです,あとで訊いたら。
昨日のはかなり大掛かりで,しかし僕のMINIは止まれと言われずに通過,その角を右折してチェントロイタリアへ。帆立貝の良いのがあったので3枚仕入れ,ワインなどを積んでまたその交差点に戻りました。今度は直進して帰宅したのですがその横道にも警官が。見ていて解ったのですがオートバイがすべて調べられてました。緊急配備なのか?オートバイの一斉検査のついでに一斉配備の訓練も兼ねていたのか?その徹底ぶりと中央分離帯や車道に防弾チョッキ着けて立ってる警官を見たらいつもどり助手席にカメラを持っていたのですが看板しか撮影できませんでした。基本的に警官を撮影するのは禁止なのです、警官の身柄安全の為に。
それともあのマジな雰囲気はなにかあったのかなー?訓練だとしたら徹底していてさすがドイツの警察という感じでした。
チェントロイタリアには新しいワインがたくさん入荷してました。
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モンテプルチアーノのRossoも2銘柄入ってました。美味しそうな予感がした方と,もう一本はあのマッキャベリの子孫が作ってるらしい(マッキャベリは当時Firenze政府に最初はワイン作り協会からの代表として参政したのでした)美味しいワインがあって、滅多に手に入らないSirNicolo、これは価格が安かった4,5年前の方がもっと美味しかったのですがそれは相変わらず売り切れ,それにスタンダードなもう一種がありました。昨日はそれに加えてこのIL PRINCIPEを発見、早速今夜味見してみます。美味しければ価格もお手頃(たぶん最初だけと思いますが)、楽しみです。
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さーて今日は夕方まで全く何もなし。テニスか?それとも今日も日光浴かなー?とにかく家に居るには勿体ないお天気と最高気温33℃の日曜日です。
# by toruberlin | 2009-08-02 07:49 | ご馳走/料理 | Trackback | Comments(0)

Montepulciano から

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来週になると思っていたのに,昨日の午後モンテプルチアーノから12本のワインが届きました。ともこさんとマッシモさん御夫妻に連れて行っていただいた(南トスカーナ案内をなさってる素敵なお二人,左のリンク「オリーヴとブドウ畑のあいだで」からどうぞ!)知る人ぞ知るワイン蔵BerneのRossoとVinoNobile。早い到着で驚きました!
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昨日は昼食後一人で前の湖畔で日光浴しながら本読んで、19時頃から寅さん(寅次郎恋愛塾)観ながらペコリーノで前夜の残りのRediのRosso di Montepulcianoを飲んでいたのですが、不在の間にお隣に届いたBerne、さっそくRossoを開けてみました。
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若くてバランスも丸くないんだけど、キャラクターがありパワーがある。とっても美味しいワインでした。比べてもRediのもBerneのも美味しい!どちらもあの丘の斜面のどこかで採れた葡萄から作られたワイン、数年後のVinoNobileが楽しみです。
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さて,一昨日の昼間にRediを飲みながら美味しいピチ(トスカーナ独特のかなりの太麺パスタ)を食す為にトマトソースを作ったのですが,期待と供に持ち帰った乾麺のピチは期待を大きく外れてました。これは(パスタは麺類で唯一生より乾麺のがおいしい!と常々主張してる僕ですが)Pienzaで都合4種類食した生麺のピチとは全くの別物でした。きっとあのお店が特別美味しかったのもあると思いますが。
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そこで昨日の昼はいつも通りお馴染みのディベラのVermicelliで。トスカーナにはこれは売ってなかったのも面白い、Agnesiを久々に見かけて(ドイツにはほとんど売ってない)2種類作りましたが,ディベラの方が格段に美味しい!そして昨日の昼も美味しゅうございました。
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イタリアで職人さん手作りのベルトを手に入れた話は書きました。他にもテーブルセンター、ワイン、チーズなどを持ち帰ったのですが素足で履く為にずっと探していた靴(僕はスニーカーやサンダルでは散歩しても落ち着かないんです)、Todsで気に入ったのを(価格的にも)手に入れて満足でした。そして何といってもヒットはこのサングラス。
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気に入った,しかも似合うのに出会うことはかなり稀なんです。東京を発つ前日,二人の女性と銀座でランチした時に少し待ちあわせに早かったので入った店にそれはあったのですが10万円に近い価格がついていて驚きました。それと同じのをこちらでも発見、手の届く価格だったので買ってしまいました,ちょっと贅沢ですが、、。
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このメーカー,基本は女性用なんですがサングラスはユニセックスラインもあるそうで、2年前にたまたま気に入って購入してその存在を知ったのが奥のサングラス。かけ心地の良さは流石です。

今日は土曜日,そして朝から晴天。せっかく早起きしたのでトマト/薔薇/花ズッキーニとポルチーニ狙いでMarktに出かけます。
べルリンは良いお天気で夏らしいです、ありがたい。

ありがたい,と言えば
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僕が帰国中に日本から頂き物をしました。包みを開けると立派な木の箱。佐賀にお住まいのコントラバス弾きMさんが送ってくださったのは神の白糸という素麺でした。
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素麺の本場と言えば奈良の三輪素麺なのかしら?僕は素麺というものを美味しいと思ったことがないのです,ただ細いだけで淡白でぼそぼそ感がある。さっぱりしていて美味しいという人がいるけれど,あの粉同士がちゃんと手を結んでいない感じが嫌い。だから子供の頃から冷麦は大好きだったけれど素麺はどうも食べる気にならなかった。
夏の麺といえば,もともと大好物の蕎麦(まあ,夏は蕎麦の端境期だから蕎麦自体は美味しくないんだけど)、ちゃんと手をかけて作った冷やし中華、そしてドイツではまず滅多に手に入らないけれど子供の頃はよく食べてた冷麦。そしてべルリンで頻繁に手打ちするようになってからは冷やしうどん。
イタリアから戻ってすぐに気になってたこの「神の白糸」を戴きました。これは驚きの美味しさです。細いんだけれどコシがあり,冷麦のように滑らかで香と味が噛むと直ぐに広がる!九州では有名な老舗なのかしら?これはかなりお薦めです。
Mさん,ありがとう,ご馳走さまでした!
# by toruberlin | 2009-08-01 08:06 | 趣味の話 | Trackback | Comments(2)

Montepulciano anno 1982

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昨日の昼から呑んでたワイン、Rosso di Montepulciano。古いワインセラーが素晴らしかったRediのです。Rosso di Montalcinoはべルリンでも手に入るのですがMontepulcianoはまず見ない,絶対数が少ないのでしょう。Vino Nobile やBrunelloになれなかった葡萄ですが、若い味を楽しむという事もできる。事実、僕の好みではRediのViniNobileよりもRossoのほうが美味しかった。Berneで購入したのもRosso6本、Nobile6本ですが、現時点ではどちらが美味しいともいえないくらい。Rossoは早めに呑んでNobileは数年後までお預けにするときっと美味しいと思います。

さて、Montepulcianoに初めて行った1982年のことは2005年に前のブログ
http://pink.ap.teacup.com/sa-te/858.html +この前日に書いたのですが、その補足です。
ワーホリなんてない時代で師事したい先生は音大では教えていなくてカラヤンアカデミーは2年弱の空席待ち(先生の弟子が2人入ったばかりだったのです,当時は2年でした)、滞在許可申請の名目は個人レッスン。今でこそワーホリ以外でも語学研修名目で語学学校の証明書があれば2年の滞在許可が貰えますが,当時はずっと厳しかった。申請をするのも西べルリンの壁の近く、Kochstr.の警察の建物内で外国人はすべてひとまとめ。つまり膨大なトルコ人とも一緒で(20年近く前から日本人はかなり優遇されていて受付窓口も別なんです)滞在許可申請にも窓口が開く8時だったか?の1時間前に整理券が配られるのですが、その窓口に4時ころから並ばなければならない時代でした。券を貰ってからも数時間待つのは常でした。
ベルリンに着いたのは1980年の11/5で既に最高気温は氷点下、申請に行ったのは12月でしたがものすごく寒く,また寒々しかったのを憶えています。最寄り駅がチェックポイントチャーリーの真ん前のKochstr.もちろんまだ壁があり,検問所のこちら側にはUSアーミーのMP、壁の上に顔を出すように東独の国境警備隊,自動小銃が間近に見える環境でした。
12月に申請に行き,係官の態度がかなり厳しかったのを察知した兄が弁護士さんの必要性を感じ手配してくれました。手紙が来る筈だからそれを待って対処することになりましたが,数日後に来た外人局からの手紙は藁半紙のような手触りのピンク色で書留、中には「1週間以内に国外に退去しない場合は逮捕拘束の上強制送還の処置とする」と書かれていました。
直ぐに弁護士さんと会い、処分に異議を唱えべルリン市を訴える形になりました。カラヤンアカデミーに入ればヴィザは取得できるので席が空き次第入学を認めるというカラヤンアカデミー事務局とWitt先生の手紙も弁護士さん経由で提出,程なくして今度は裁判中なので西べルリンからの(西ドイツだったかな?)退出を禁止する文書が裁判所から送られてきました。以後,パスポートと(滞在許可なしの)その文書を持って外出することとなりました。
お役所というのは係官に依って対応が違うことがありますが,当時はそれが今よりもっと激しかったのかな?学校に入ってなくても滞在許可も貰っている人も居たのです。ヴィオラの同年代の学生でベルリンフィルの土屋さんがお世話なさってて外人局に同行、そして貰えなかったので当時の首席Cappone氏が同行してもやはり同じ。その係官が「たとえカラヤンが一緒に来ようとも出せないものは出せない!」と言ったそうです。当時、ここべルリンで神様のようなカラヤン,(まあ,もし本当に来たら違ってたと思いますが)そんな発言が出るくらい滞在許可の取得は大変なことでした。
ですから1980年の11月にベルリンに来て,(やることはいっぱいあったしそんな予定もなかったのですが)西べルリンから出ることができなくて滞在許可を取得できたのが1年以上後の1982年の春、そして初めて壁を越えて出かけた先がトスカーナのモンテプルチアーノだったのです。
Rias放送(西べルリンのアメリカ進駐軍放送、現在はありません)の学生オーケストラが当時のべルリンで音楽を勉強する学生たちが集まるオケでした。学生オケなのに少しでしたがギャラがでる世界でも稀なオケ、カラヤンアカデミーの生徒も多く音大生でもオーディションで選別されるのでみんなが入れる訳ではなかった。僕は1981年の秋に薦められてオーディションを受け入団,最初の本番がフィルハーモニーで行われた25周年記念コンサートで60人の団員+100人近いべルリンのオケに入ってるOBたち、そのオケの財政難を救う為のコンサートでした。
僕の初舞台がその本番だった訳ですが僕は3プルトでDSO(当時のRSO、その直前までRias放送交響楽団という名前でした)のゲルハルトと。6プルトまでは表が団員で裏がOB、ベルリンフィルとDSOの6人、そして後の2プルトの4人は全員ドイチェオーパー。そのKB16本の編成で(しかもトッププロたちと)一曲目がマイスタージンガー序曲、2曲目は団員だけでピーターと狼,そして後半は大編成で火の鳥でした。舞台の通常は金管が座る所が木管、合唱席に金管/打楽器という弦楽器が100人以上の編成,後にも先にもフィルハーモニーで唯一だそうです。
そのRias学生オケの中からの選抜20数人で1982年夏のモンテプルチアーノ音楽祭に参加したのがべルリンの次に訪れることになった街モンテプルチアーノとの出会いでした。

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たしか20時間以上の汽車の旅でした、東独を抜けてミュンヘン経由ローマ行き。写真は最寄りのChiusi駅、ここからバスで向かったのですが丘を右に左に進んだ先に街が見えた時の感動は今もよく憶えています。
楽器のケース,これは茶木弦楽器店でクレモナS1号を両親に買ってもらった時の布製のケースです。この時は中身は既にWitt先生から譲り受けたイタリアンD.Techlerでした。このころは楽器と荷物を持って汽車で移動してたんだなー!
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Blogに何度も書きましたが、おいしいパスタに出会ったのもこのとき。特にジェノヴァソースとの出会いは衝撃的でした。街の小学校の教室をお借りした楽員食堂、昼からパスタ/サラダ/メインに当然のようにワインの瓶が水の瓶とグラスと供に並んでました。
あまりに美味しくてジェノヴァソースをおかわりした時に「美味しいって何杯もおかわりしてるのは日本人だって?!」と料理人が出てきて「お前か?!そんなに美味しいか!」とジェノヴァソースは3週間の間,何度も戴きました。
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PiazzaGrandeの毎夜の様子。ビール一杯よりもワイン一本の方が安かったのを憶えています。あと、ここのバールで焼いてたPizzaが美味しかった。丸いものと思ってたのがオーヴンの板で焼いたのを切り売りするから長方形、これがまた美味しくて焼き上がると買いに行ってました。
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他の写真は以前載せたので省きます。しかし80年代前半、アンティークカメラを集める前は本当に写真を撮りませんでした。モンテプルチアーノもアルバムに残っているのはこの時だけなんです。
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星の王子様の衣装のアンジェロ君、先日知合ったこの街出身のマッシモさんの親戚です。
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プレミエ後のパーティーにて。
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真ん中が名前を言ったらマッシモさんがすぐに誰だか解って(きれいな女性だと繰り返してた)AMB。
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そして主役のアンジェロ君と。この時はピットも僕ら弦楽5重奏の他は街の子供たちが演奏に加わっていましたが舞台上はプロの俳優たちで主役だけが街の子供の彼でした。とっても素敵な公演でした、この星の王子様、音楽も面白かったけれど再演してるのかなー、どこかで?
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Fiatやアルファ、フェラーリの蒐集家のガレージを見せてもらったり,ごく日常の街での様子の写真がないのが残念です。今はBlogの為にも毎日写真を撮るようにしてますが,当時はカメラを持ってないことの方が多かったんだなー。写真を撮るのも習慣、そして若いうちから習慣づけておくと良いですよ!
僕は5,6人で汽車の旅でしたが車でベルリンから来た仲間も多かった。彼らの車でプールに行った写真が出てきました。僕が細くて笑っちゃいます。
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写真に写ってるのはほぼ全員べルリンからの仲間。
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僕にとっては初めての旅行、本番用の服とか大事なものは忘れませんでしたが水着には気づかなかった。だからこれは下着なんですが,誰にも気づかれませんでした。

今日も朝からべルリンは良いお天気です。日光浴がてらクーダムビーチに行こうかなー?やらなきゃならないことはいろいろあるんですが,今週は引き続きおやすみとしまする。
# by toruberlin | 2009-07-31 08:29 | 昔の話 | Trackback | Comments(2)

懐かしのMontepulciano

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今回の旅行の目的は別荘に長期滞在してるGregorたちを訪ねること、夏に弱い家内が南の方に夏に行くのは嫌だと言ってたのだけれど、春に提案したら二つ返事だったので久々の夏のイタリア,トスカーナを訪れること、そして82年にべルリンの次に訪れたヨーロッパの町で84,5年以来のMontepulcianoを訪ねることでした。
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音楽祭は今も続いていてちょうど開催期間中でした。
この街を久々に訪れるにあたり,ネットでいろいろ調べたら「オリーヴとブドー畑のあいだで」という素敵なBlogを見つけました。(左のリンクからどうぞ!オルチャ谷周辺に詳しく情報満載です)音楽祭の日記があったのでコメントを書きこみました。1982年に初めて音楽祭に参加し,以後3回モンテプルチアーノを訪れたこと。そして25年ぶりにこの夏,訪ねることを。
コメントに返事を戴き,またメールでのやりとりで電話番号も交換、Pienzaのホテルから当日にトライするも上手く繋がらず(これは僕のミスでした,携帯の番号は0で始るものと思ってたらイタリアは3、戴いた番号に0を付けて発信してました)Pienzaから素晴らしい景色の中をドライヴし、昔通り街の中心、PiazzaGrandeの裏に駐車して、当時はなかったワイン屋さんが両側に並ぶ道を抜けて懐かしのPiazzaGrandeに到着。当時は広場には舞台を造らず広場のまま、コンサートは教会、宮殿,オペラハウスで行われてました。野外というのは雰囲気は良いけれどクラシックにはやはり向かないものです。その替りに広場でマルセルマッソ−のパントマイム公演とかいろんな催しがあり、あとは広場を目一杯に使って毎晩パーティーでした。
プログラムを見ると規模はかなり縮小された様子です。あの頃はマーラーの2番ができるフル編成のオケ(120人)にプッチーニのオペラはロンドンからBBCやフィルハーモニー合唱団のフルコーラス、オケも管はロンドン中心で弦はべルリン中心、それに室内楽のアンサンブル、パントマイム関係などで出演者だけでも300人は越えていたでしょう。それに街の人やお客さんが夜中までワインを楽しむ訳ですから広場は本来の姿目一杯使われてました。
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その懐かしの広場に到着しカフェに座った所でそのブログt-lifestyleのともこさんに電話が通じました。『いま街に着きました,お時間どんな感じですか?』「街に出てぶらぶらしてればきっとお逢いできると思って家をそろそろ出ようとしてました」と、ともこさん。PiazzaGrandeのカフェに居ることを告げると郊外からなので30分はかかるとのことで、僕らは行きたい所は周りにたくさんあるのでその場所で待ち合わせしました。携帯電話って便利です。
30分ちょっとなのでまずは広場に面したワインケラーへ。ここは当時は僕の生まれる前にできたワインもまだ売っていて,それこそ年代に依ってはケース単位であり,1970年頃からはずらっと山積みでした。
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外は真夏でも石造りの重厚な建物の地下はひんやり、樽は新しくなったのかなー?それよりも当時鉄格子の中にあったワイン蔵がなくなってました(はたまた閉まってたのか?)ここで1ケースワインを買ったのはラベルをはっきり憶えてるので間違いなく,70年代の当時の飲み頃、80年頃の廉価なのを持ち帰りかなり楽しみました,当時の仲間たちと。
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この入り口もよく憶えてます。当時は知る人ぞ知るといった感じのケラーでした。そして中に飾ってあったのが
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マルセルマッソ−のパフォーマンスの写真が中に飾ってありました。広場に面した建物の窓を使っての舞台でしたが,このケラーがある宮殿だったのだと気づきました。今でこそ広場に面した所にワインメーカーの名がでてますが当時は表には何もなくて横道のオペラハウスの側の戸口からしか入れなかった。巨匠マルセルマッソ−どころかパントマイムというものを知らなかった27年前、22時ころに広場いっぱいの人々と市庁舎の壁に座って赤ワインのボトル片手に拝見したそのパフォーマンスにはぶったまげました。翌日から何回かリハの合間に講習会も覗きに行ったのを憶えています。
そしてオペラハウスに向かうと入り口が開いてました。中に入るとオペラのリハーサル中でした。
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こんな立派な劇場があるなんて,この街が如何に昔から裕福だったかが解ります。
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劇場前の坂道にて。リハの様子は、うーん、いろいろ難しいんだろうけれど昔の方が活気があったかな,音楽に。若い人の為の音楽祭というのは良いことだけれど,そればコストパフォーマンスがよいからという理由であってはならない。若い人も,ただ無料でトスカーナでヴァカンスできるからであってはならない。と思うんですが、本番は聴いていませんがあの頃とは全く違う雰囲気な気がします。
講習会の必要はないけれど、あの頃は僕ら若者が半分、プロの室内オケ、管はロンドンフィル、それにベルリンフィルのシャロームアンサンブル(オクテット)が一緒に弾いてました。それなりに刺激はあったしレベルも高かった気がします,ジョージマルコム指揮でMozartを現在バイエルン放送響の同い年のフランクと弾いたのも,小編成のそういうレベルでは僕には初体験だったしRAI(イタリア国営放送)が大教会でのマーラーの2番をイタリア全土にテレビ生中継,そして音楽祭の後には演奏旅行でした。べルリンからのメンバーも今はウイーン交響楽団に居るヴァイオリンのPが責任もって集めた弦楽器がメインのアンサンブルの足りないポジションを補うことで,良いオケだったし機能していました。この音楽祭,いろいろ運営上の問題があって,今は良くなってるという意見も耳にしましたが,果たしてそうなのかなー?と、リハを聴いて少し疑問に思ってしまいました。
もともと街の人の為の音楽祭、素晴らしいことです。街が若い音楽家の育成をする必要はないけれど,せっかく当時機能していたプロと若手が講習会じゃなしに一緒に音楽するという形態が,失われた様子なのが勿体ない気がしました。
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今日は9時頃起きて朝風呂、雲が広がって暗くなりましたが12時半の現在は素敵に晴れてます。この日記を書き始めて持ち帰ったモンテプルチアーノの赤ワインを抜いて呑みながら、しかもPienzaで手に入れたPiciを美味しく食す為にトマトソースを煮込みながら書いてますが、まだ街に着いてから30分ちょっとしか進んでません,今日は長くなりそうです。

広場に戻ると噴水の所にいのうえともこさんが待っててくれました。ご主人のマッシモさんと供に。はじめまして!の挨拶からまずは座ることに。広場からすぐのお店にご案内いただきました。そこは何と,ネットでホテルを調べていてかなり魅かれたキッチン付きのアパートがある宿が経営してるお店でした。部屋の感じは良かったし眺めも最高だし価格もかなりフレンドリーだったんですが,他を見当しているうちに一泊しかとれなくなって止めたのでした。
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席に着くなり,話したいことがもういっぱいあるんです!とともこさん。今回、僕がBlogをみつけて素敵だったのでコメントしたのですが,彼女は僕のBlogを4年前から知っていたそうなんです。
モンテプルチアーノに住むようになっていろいろ調べているうちに,夏の音楽祭に行きつき僕の名前を発見して検索したらblogがヒット。それで写真をダウンロードしてご主人たちに見せようとずっとノートに入れていたそうなんです。
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その写真をプリントアウトしてきてくれました。僕と「星の王子様」主役の街の子供アンジェロ君。その彼はご主人の何と遠い親戚だそうです。
その僕からBlogにコメントがあってとっても驚いたそうです。
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マッシモさんは僕と同年輩、この星の王子様は現代曲が付いた劇でやはりオペラハウスでやったのですが,弦楽5重奏のみ僕ら音楽家で打楽器は街の子供たち。名前を憶えていたAMBのことは彼もよく知ってました。「有名なきれいな女性だ!」と何度も繰り返してました!
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店内も素敵なお店を後にして,街の散歩にお付き合いいただきました。音楽院になってるPalazzo、ここにも来たことがあるなー、とテラスからの眺めを楽しんでたらマッシモさんが思いついたようにワインケラーに案内してくれました。
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ここは凄かった!そして25年前と全く変わってませんでした。場所は憶えてなく,いや、中に入るまではその存在も忘れていましたが,間違いなく見覚えのある空間でした。
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階段を何層も降りて行くと地下に巨大な貯蔵庫,これは見事でした。
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そしてそのまた下の階には井戸が。もともと丘の上に造られた街、この井戸の周りに抜け道が何本も廻っているそうです。
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突き当たりに見えるのが店舗、町の外側を廻る道からも直接入れるようになっています。REDIという醸造所、そこで戴いてきたワインを今飲んでますがViniNobileじゃなくて一つ下のRosso di Montepulciano 。これがなかなかに美味しい!2007年、きっと寝かしても良くならないどころかあまり保存は利かないでしょうがとっても美味しいワインです。写真はモンテプルチアーノの昔の写真と供に次の日記に載せます。
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恒例の記念写真。コンサートやプレミエ後のパーティーで馴染み深いサンフランチェスコ教会前にて。左に素晴らしい景色,オリーヴと葡萄畑が広がります。
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そして毎回お世話になってたタルーギ家まで降りましたがはっきりとどこかは解らず。地上階の店舗がかなり様変わりしてしまいました。タルーギ家はGrande広場の傍に宮殿を持っていたそうで、僕らがお世話になったのは80年代にお住まいになってた住居らしいのです。
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そのあたりでもう一度記念写真。そして家内とマッシモさん。
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とっても素敵な彼はイタリア語しか話さない。こういう時にイタリア語を話すことができたら!と思います。
さて、長々付き合ってもらったのにカフェで休憩後に知る人ぞ知る小さい、しかし例年受賞してるワインケラーに連れて行っていただきました。場所を教えてもらって帰りに立ち寄るつもりでしたが,解りにくいからとお二人が車でお連れくださいました。近所だから!と仰ってましたが結構な距離、ありがとう!
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それにしてもきれいな街です!
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行き先は、これまた葡萄畑のど真ん中の素晴らしいロケーションにあるBerne。
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すべて試飲させていただき2種類をべルリンに送ってもらいました。来週届くそうで楽しみであります。
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Berneの親父さんたちと記念撮影。
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街に戻る途中の窓から。
しかし彼女のBlogを発見してコメントしてみてよかった。街で散歩中にたまたまお逢いすることがあったかもしれないけれど,この様に知り合いにはなれなかった。
Blogやネットの事件や弊害が目につくことが多いですが,本来はこういう素晴らしいことが起きる便利な道具,どんな道具もどう使うかに尽きますね。
お世話になったお二人と別れたあとは車に荷物を置いてもう一度PiazzaGrandeのカフェへ。
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そこでジェラート、Aquaでのんびりしました。
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そして街をもう一度ひと回りして懐かしのモンテプルチアーノを後にしました。
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葡萄畑が素晴らしく紅葉する秋に,また伺えるかなー?
# by toruberlin | 2009-07-30 11:13 | 旅行 | Trackback | Comments(2)