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ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


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「コントラバスもたまには独りで弾きます」

「コントラバスもたまには独りで弾きます」_c0180686_22315284.jpg
「コントラバスもたまには独りで弾きます」_c0180686_00092728.jpg
Ein Kontrabass spielet selten allein
この春のアンペルマン室内楽シリースは小石川傳通院ご本堂にて4月初めの週末に行います。
2011年にサントリー・ブルーローズと鷗外の菩提寺である津和野の永明寺でシューベルトのオクテットで始めた室内楽シリーズもクインテット、カルテット、トリオ、ビアノカルテット/クインテット、ヴァイオリンやチェロ、ピアノとのデュエットと様々な編成で津和野、東京、伊達保原、道東の鶴居村で行ってきました。
東京公演は「鷗外の縁」森鷗外先生のご縁をいただき鷗外の功績を顕彰する施設を有する三都市の交流に先立ち、茗荷谷ラ・リールで7公演、「鷗外の縁」記念公演@鷗外記念館、そして昨年秋からは文京シビックホール共催を戴き小ホールで2公演行いました。この秋にも同ホールで2回公演を予定しています。
東京の櫻、今年は3/22開花で満開は28日。見頃は4/5頃までと予想されていますが、その週末 4/6(土曜日)& 4/7(日曜日)に傳通院さんにご縁を戴きましての開催となりました。
4月6日 19時開演 18時開場
4月7日 18時開演 17時開場
詳しくは案内をご覧ください。
チケットご予約は電話番号もありますが(傳通院事務所 9時から16時)メールにてアンペルマンコンサート事務局へどうぞ!未就学児童の入場は静かに聴いてくれるなら(小学生も同じく)大歓迎です。

ampelmannkammermusik@gmail.com

「コントラバスもたまには独りで弾きます」_c0180686_22525665.jpg
秋のコンサートを聴いてくださった傳通院麻生貫主はじめ多くの方の御陰様で春からの傳通院コンサートが実現します。第一回に「コントラバス独奏」は地味か?お客さんに喜んでもらえるか?!との問いかけは自分にしましたが、秋にベルリンに戻る直前に傳通院を拝見し、コンサート開催を決めてから検討し「コントラバスもたまには独りで弾きます」に決めました。
独りでのコンサートは初の試みです。
コントラバスはピアノとのデュエットコンサートでも話しましたが、メロディに合わせて弾くことが役目で、それに喜びを感じる楽器です。アンサンブルやオーケストラをベースラインで引っ張っていくことは喜んでします。でもメロディで表看板を張ることはしない楽器です。
コントラバス奏者が普通には考えない、やらないことなんです。地味な低音で(でも、本来の良さあり)J.S.Bachの名曲を弾く。

決断して良かった!クリスマス以降、ほとんどの仕事は受けずに準備に集中してます。そして公に書くにははずかしく躊躇してますがバッハが書いた「宇宙」を荘厳なオルガンじゃなく単旋律で奏でさせる無伴奏チェロ組曲、それを「中トロ音域」でコントラバスで弾いてますと、毎日違う、バッハから伝わることがあります。しばしば新鮮にも感じます。それは数世紀超えた今でも活きていて、バッハが長く務めたトーマス教会、生まれたアイゼナハなどなどを思い出し、またベルリンでの多くは教会で弾いたバッハを浮かべながら、バッハがチェロに書いた曲はチェロに任せておけば良いのに!と思いつつ、そしてオリジナル曲じゃない作品を弾く時には、オリジナル楽器より良いとまで目指さなくとも同等に意味のあることにしたい!が基本理念ですので愉しみながら準備しています。
ドラゴネッティはベートーベンと同時代、クラシック。12のワルツばかり並べるのは難しいですが、なんか好きな作曲家でもあり、彼が考案した弓を手に入れたこともあって、さらに楽しくなってます。
まだ完成してない、タイトルしか知らない高橋幸代作品は、頻繁に打ち合わせしてきましたが曲の中身はまだ知りません。かなり高い音も使うみたいで、あまり難しくないと良いなと思いつつ、楽しみです。
彼女の作品が出来上がったら、1945年に書かれたH.W.Henzeのセレナーデ。これは恩師が最高作品と仰ってた小品集で、これを幸代ちゃん作品の前に入れるかどうか決定します。

コンサートは休憩なしの60-70分を予定しています。
ご本堂隣の書院にて主催の傳通院・彩プロダクツさんより呈茶席が設けられます。呈茶(ていちゃ)とは堅苦しくないお茶席、美しい書院でお茶と生菓子をお楽しみになれます。

都営地下鉄大江戸線・三田線 春日駅より徒歩10分
東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅より徒歩10分
または都営バス伝通院下車
「コントラバスもたまには独りで弾きます」_c0180686_22312877.jpg




プログラム

J.S.バッハ     無伴奏組曲1番ハ長調

D.ドラゴネッティ  12のワルツ

高橋幸代 「ベルリン小景」Die Berliner Szenen
I 花のある窓辺
II 菩提樹の並木を通って
Ⅲ 西陽さまよう教会
Ⅳ 佇む記憶
Ⅴ 歩き出した"帽子男"
Vl 湖畔にて


バッハの無伴奏組曲はチェロの為に書かれた作品です。練習曲の様な扱いを長年されてきてP.カザルスが演奏して現在のように知られるようになったと言われてます。これを自分で演奏する気になった経緯は↓このブログに記しました。
ドラゴネッティはイタリアはヴェニス生まれ、最初の世界的コントラバス奏者と言われています。当時ヨーロッパの=世界の中心の一つであったことは間違いないロンドンには各界の重要人物が引き寄せられましたが、ドラゴネッティも後半生をロンドンで過ごし活動しました。ピアノとのデュエットですとロマンティックならチェルニーやボッテジーニ作品がありますが、全くのソロのオリジナル曲は現代曲以外は少ない。ご自身が初の世界的ソリストだったドラゴネッティが書いた作品が、最初のソロ曲と言って良いと思います。12のワルツ、ワルツだけで12曲なんですが、テンポや調、曲想で違い面白い。お楽しみいただけると思います。
また、先週縁があり僕のところにきましたイギリスの名工 J.Tubbsの長兄、C.E.Tubbs作のドラゴネッティ弓で演奏する予定です。

バッハもドラゴネッティも、どちらも舞曲のプログラムです。もちろん、舞曲といっても様々。ヘンツェのセレナーデにもタンゴが入っています。

高橋幸代さんにはヴァイオリンとのデュエット2曲「白を映す碧」はベルリン、「Elis-舞姫より-」はベルリンと鷗外、BERLIN1920sは文字通り20年代、街が一番良かったと言われる時代のベルリンをテーマに作曲してもらいました。
2009年の夏に知り合い、ベルリンの街や森の中の湖畔を一緒に歩く機会があり、その後も交流は続いてましたが「アンペルマン室内楽」のメインテーマの一つ「ベルリン」を彼女に書いてもらっています。既に3曲、今後も大きな編成の作品など面白い構想を話し合っています。
チェロとコントラバスのデュエットは僕にとって一番大事なデュエット形態ですが、次はその為に!とは数年前からお願いしてました。そしていつか、コントラバスソロの為にも、と。幸代ちゃんは後者に興味を依り持ってくれてるようでした。
今回の傳通院コンサートが決定してからお願いしたコントラバスソロのための組曲、まだ出来上がっていませんが、完成は直近だそうです。さーてどんな作品か?傳通院コンサートで聴いてください!

「コントラバスもたまには独りで弾きます」_c0180686_22521995.jpg
コンサートご案内裏のご挨拶、拡大しても読みづらいかと思います。↓こちらをどうぞ!

「鴎外の縁で繋がる津和野町、ベルリンミッテ区、文京区」
文京区を終の住処とし半生を過ごした森鴎外、軍医としてベルリンに留学中はミッテ区に居住しました。生まれ故郷の津和野町に今も残る生家、ミッテ区の下宿があった建物、団子坂上に鴎外が建てた観潮楼跡に、それぞれ鴎外記念館を有する日独3自治体の友好交流が1年前に始まりました。ミッテ区代表団来日ではミッテ区生まれのアンペルマン信号機が文京区に贈呈されました。そのアンペルマンの名を冠した室内楽コンサートを昨秋シビック小ホールで2公演行いました。
その際、無量山傳通院麻生貫主に聴いていただき、この春から傳通院ご本堂でのコンサートが実現します。コンサートを行うのはホールで、これは正統なのですがドイツの教会でと同じ様に神社仏閣でも可能ならば行いたいと思ってきました。鷗外の菩提寺津和野永明寺(ようめいじ)がアンペルマン室内楽の日本での始まりでもあります。
アンペルマン室内楽の音楽監督高橋徹は1980年にベルリンに留学しました。留学生として鴎外の後輩にあたります。
2011年にサントリーホール・ブルーローズと永明寺で始めたベルリンから音楽を届けるアンペルマン室内楽シリーズも9年目を迎えました。秋に傳通院ご本堂を拝見しコントラバスだけでのコンサートをいつかは!と考えておりましたのを実行いたします。
Ein Kontrabaß spielt selten allen「コントラバスもたまには独りで弾きます」
これはオーケストラでは弦楽器は複数で演奏するのが普通で全ての交響曲はその為に書かれています。独りでの演奏が当たり前なのはピアノくらいです。ましてコントラバスが独りで弾くことは大変に稀ですが、今回はアンサンブルでは縁の下の力持ち、一緒に弾く仲間に寄り添う役目から「独り」だけでの演奏を聴いていただきます。
チェロのために書かれたバッハの無伴奏組曲の1番から始めます。J.S.バッハは音楽の父とも言われるバロック時代の大家、通奏低音という仕事を通して馴染みがありますが、コントラバス用のソロ曲はありません。
コントラバスはクラシック時代までチェロと同じ譜面を弾くことが多く、出てくる音は1オクターヴ低いのですが、そのまま演奏しては少し低すぎます。でもチェロと同じ音域ですとコントラバスらしくない。楽器にはそれぞれの得意な「鳴る」音域があります。今回はコントラバスに適した五度(音5つ分)低いバージョンで演奏します。鍵盤楽器に多くの作品を残したバッハ、壮大なオルガン曲とは正反対に単旋律ですが、荘厳な作品を書いてくれました。煌びやかさではチェロに劣りますが柔らかい豊かな響きで大バッハ作品を聴いていただきます。
ドラゴネッティはコントラバスの名手と伝えられる18世紀のイタリア人です。生まれ故郷のヴェニス大聖堂奏者であり、またロンドンやパリなどに招かれた、当時にしては広い見聞を持っていた音楽家と思います。
演奏しますのは独奏曲「12のワルツ」。三拍子のワルツだけで12曲です。しかし弾いてみると調やテンポ、音形やメロディで様々です。旅には驚きと発見がありますが、今の様に簡単に海外に行けたり映像で何でも見られる時代と違い、パリやロンドンでも、そこへの移動でも、きっと新鮮な感動が多かったのだと推察します。それが作品に溢れています。便利な今とどちらが裕福なのかは、わからなくなりますね。
作曲家高橋幸代さんにはBERLIN1920sを始めベルリンをテーマの作品を委嘱してきました。すでに4作品、更にベルリンを題材にアイデア交換を続けてきました。
今回はコントラバス独奏曲「ベルリン小景」を初演します。
「ベルリン小景」Die Berliner Szenen
I 花のある窓辺 II 菩提樹の並木を通って Ⅲ 西陽さまよう教会 Ⅳ 佇む記憶 Ⅴ 湖畔にて

バッハ(バロック)ドラゴネッティ(クラシック)高橋幸代(現代)の作品を演奏し、合間にコントラバスのご紹介、役目とは?コントラバス奏者から見た音楽、オーケストラ話などを挟みながらの60-70分のコンサートにいたします。
4月の最初の週末、小石川傳通院にお出かけください。開演前には素晴らしい書院にてお茶席がご用意されます。
みなさんと傳通院ご本堂で同じ時間を共有するのを、とっても楽しみにしております!                   
2月11日ベルリンにて 高橋 徹
「コントラバスもたまには独りで弾きます」_c0180686_00084499.jpg






by Toruberlin | 2019-03-11 13:13 | AMPELMANN Japan 2019 | Trackback | Comments(0)
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