ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


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見附さん特製ゴムで、チェロとのデュエット

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チェロのTくん、7-8年は在籍してるそうですがまだ学生さんです。オルフェウス・アンサンブルに来て、3プルト、つまり隣で弾いて上手かったのでオペラ座のCが不在の本番で首席に推薦しました。ソロも張れるし音が良い、人間も良い。
エンドピンスペシャリストの見附さんご夫妻が今年の初めに取引のあるチェロ工房を訪ねた時に、仲間のFという楽器職人も来てエンドピンを5本試しました。そのときFさんはフレンチモダン(19世紀後半)とイタリアンオールドを持って来てました。そりゃもちろん楽器くらべなら後者が良いけれど(価格は20倍くらい違う)エンドピン比べが目的でしたから両方で5本を試し(4本が見附さん作、一本はドイツで広く人気のピン)楽器に依っての違いも顕著に出て驚きました。

その時に弾いたのがTくん、楽器を真面目に探していたのです。目出度くフレンチを購入、3月のフィルハーモニーカンマーザールでのオルフェウスでも一緒でした。
7月にまたフランケンの音楽祭に行きますが前回弾いたMちゃんは訊いたが出来ず、彼に頼みました。それでRossiniを試しに一度弾いてみよう!とランチに誘ってました。
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彼は28歳、21-2歳でベルリン藝大入学。
ドイツでは高校卒業試験があって、その点数が一生付いて回ります。つまり大学に入試はありません(藝大のような実技試験のある大学以外は)から高校卒業の点数で、ずっと後でも新卒より点数が良ければ空いてる学部に入学できます。(その資格、厳密には大学じゃない音大入学には要りません)
僕と同年代のカラヤンアカデミーでZ教授の弟子だったCTは30過ぎまでKB奏者、イタリアンオールドを売って5-6年の生活費とし医学部に入り、今は知らないけれど数年前はキール大学病院の外科部長でした。他にも若い時の音楽仲間が他の仕事を選んだ例は少なくありません。
Tくんは訊けば、チェロは好きだったけど演奏家は?だったのでまずはベルリン藝大の音楽教育に入学。これが聞けば面白くて、音楽教育っていえば日本では学校の先生になるため、教職取れば全音大生が手にできる資格です。
でも例えばUDKには教育の学生が多い。先日の戦艦ポチョムキンを伴奏したショスタコーヴィチの交響曲は素晴らしかったけれど、演奏専科の学生じゃなく音楽教育科の学生か、OB。または腕に覚えある一般学生。セクションのトップの前で弾くオーディションはあるそうです。半年で一曲を仕上げるのは日本と似てますが、時間はじっくりとかけるそうです。なんで詳しくなったかといえばTくんも団員だったそうです、以前。UDKの学生オケ(専科の)より良いよね?!と言えば、彼も頷いてました。
さて、音楽教育になんでそんなに学生が多い?!学校の先生になる為の専攻と、音楽家を育てる為の(演奏する人、というべきか、公立の音楽学校がたくさんあります)専攻があります。
日本だと音大出て、レッスンするってのが普通ですよね?こちらの教授陣もほとんどはそうでしょう。演奏家でありながら、または元演奏家が教える。
でも、区立がたくさんある音楽学校、これは子供から大人まで入れますが、ここで教える人のための専攻科がベルリン芸大始め国立の音大にあるのです。しかも大きな規模で。外国人全盛の今、ドイツ人学生が多いのはむしろこっちかもしれない。
そこで勉強する学生が多いのは、数多い音楽学校に就職するシステムがあるのも理由でしょう。
日本でシステムある早期教育の代表は才能教育ですね。他にはほとんどなく、学生のアルバイトでも先生はたくさんいる。
ドイツの音楽の違いの一つが、子供の時から演奏を教える先生も、国立の音大で(内容は詳しく知りませんが)「教え方」を学んだ専門家が教えてる点が大きいんじゃないか?と思いました。その「教え方」が差はあれど伝統に基づいたシステムがあるものだから、かもしれないと、教育って聞くと二軍的に感じてしまう日本人の僕は、知らなかったし思いました。
そう言えばRiasでずっと一緒で仲よかったJちゃんは、その音楽講師養成科だった。兄上はtuttiから20数年前にBphoのセカンドトップになったけど、そのJちゃんも30になる前にケルン放送響に入団、今も弾いてます。演奏専攻学生じゃなくてもドイツのトップオケに入団してる。先日のオケが上手かったのも、納得がいきます。子供相手の(大人もいるが)教育専門科学生が、教える専門だからと演奏技術が劣っていて良いことはない。楽器も弾けて、そして「教えたい」から選んだ道なんですね。
演奏家になれなかったから、じゃない。
Tくんはでも、教育科に入学したが?と思いベルリン自由大学で数学を専攻、一緒に住んでる女医さんとはその時知り合ったそうです。そしてやはり22歳でベルリン芸大のチェロ専攻科を受験し合格、もうすぐ卒業です。
で、オケに入るんでしょう?と問えば、その気はないそうです。演奏活動よりも「教える」ことがやはり好きらしい。数学、チェロ専攻と寄り道して、音楽学校講師を選びました。もちろん、室内楽には意欲を燃やしてます。だから高価なオールドチェロも買った。
ね、ちょっと日本人とは考え方が違いますよね。
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Rossiniは初めてがグスティと、いや、その前にスエーデンにP.N.とのツアーで弾き、実にたくさんのチェロ奏者とやりました。DSO首席のミシャとは津和野限定、グスティとは白寿ホールと伊達保原で。フランケン音楽祭でのMちゃんとも楽しかったな。
Tくんは初めて。もう少し練習して来てくれたら良かったけど合わせるセンスがあり人間が良いから、楽しい初リハでした。
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どんな曲も難しいのは第1楽章ですよね。一度通して先に行きました。2.3楽章はリハを少しして通しました。まだまだですがちゃんと本番に向けて準備すれば楽しくなります!

僕の楽器たちを知ってる方は気付いたでしょうが、五弦で弾いてます。トリノ生まれのDespine。
ScarampellaにはGGの、Busanには新しいソロ弦が張ってあるのです。
Despineにも上2本とりあえず新しい弦にしました。GG弦がG線切れたからですが、こちらも◎です。伊達の御大に預かってもらってるBracciにはすでにセットで張ってありますがガットコア弦の良いところを多く持ち、悪いところは無い、もしかしたらベストかもしれません。
Despineは五弦ですがものすごくソロっぽくもあるので、この楽器を室内楽のメインに!と以前から考えてましたが、そうなりそうです。
それには、ずっと書きたいと頭では考えてましたが、なかなか文章にまとめられない見附さんに作ってもらったエンドピンゴムの存在があります。


大きめと特大を作っていただきました。日本での春の本番でGuadaniniとBracciで使い、戻って来てからもお城、教会、もともと床に?を感じたRBB放送ホールでも装着して弾きました。
楽器から出るエネルギーを直接ピンを介して床に伝達する(吸われる)のを避ける為のゴム。だって床は音響に大事ですがほとんどの楽器は空気伝達な訳です。この大きなゴムで吸われるのを防ぎ、家では逆に床がより振動するのを感じます。
サンスーシ宮殿の教会でも、ほかの大教会でも、その効果は感じましたし、RBB放送ホールでHILLの五弦で弾いたショスタコーヴィッチは鳴り響いていました。
どういう効果があるか?の宣伝文句とか、詳しい比較とか。これはなかなか難しい。
ヤニや弓の毛や、弓自体が楽器とどれがどうなら合うか?と同じ話になります。
が、ご希望が多ければ見附さんにお願いして10個くらい作っていただくことは可能かもしれません。
アルミじゃなく真鍮製のは大も特大も、依り良いと感じました。
また別に、見附さんと相談の上で書いた方が良かったかもしれませんが、今日書いてしまいました。
ご希望がありましたら秋を目指してお願いします。
Quartettとトリプルブリランテの僕の楽器用に短い15cmを作っていただきましたが、これでベルリンのイタリアン4弦2本とDespineとCavalliはピッタリです。やはり楽器内にピンは長く入ってない方が良い。
Quartettとトリプル、差は無いという人もいますが、僕にはどの楽器でもQuartettの方が依り柔らかく(良く)品の良い音になります。スチール張ってるHILLにはトリプルを使いましたが、合ってました。Quartettと比べてはいません。
どちらもかーなり良いエンドピンで、音響によって変えられるのがピンの強み。楽器の改造はもとより、弦張り替えるよりもずっとずっと簡単。弓でも変わりますが音響の違う場所で一番如実に変わるのはエンドピン交換です!
だから2-3本を持っているのは◎、オススメです。それに加えてゴムの効果を理解できたら?!
まだフィルハーモニーで試してませんが、床が良いホールでも、同じようにほとんどの楽器が床とは空気で繋がってる訳ですから、ゴムの効果は期待できると思ってます!
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デュエットだとヴァイオリンとKBはかなり特別、大変だったけれど楽しい、良い!この秋はやりませんが、将来的に誰か探さないとなー!
チェロとは王道、作品も多いです。
この秋の日本は世界で一番好きなヴィオラのカタリーナが一緒に来日します。深く美しい音を持った、ヴァイオリンにコンプレックスなんて微塵も感じてない柔らかいヴィオラ。なんかヴイオラとのデュエット、見つけよう!
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バルコニーで白ワインを楽しみ、上に書いた彼の話を聞きました。まずはビスソワーズ。
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彼も彼女も食べるのは大好きなんだそうですが、料理はどちらも苦手だそうで、二人とも調理好きなのは羨ましい!を連発してました。
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焼き鳥仕込んだ時のガラで摂ったスープを使い、家内が前日に作った冷製じゃがいもスープです。
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あんず茸、Pfifferlinge。ドイツのご馳走です。
これが出なくなるとSteinpilz、ポルチーニ茸のシーズンとなります。
キノコ、洗っちゃいけないと言われるが、洗ってませんか?
洗うくらいなら食べない方が良い。それだけ味が違います。僕もあんず茸だけは20代の時に洗ってしまい、あまり美味しくない!と決めてかかってました。こんな美味しいのに!
味深く、コリコリして最高ですよ!
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スープ、サラダとパスタでした。Tくんもご満悦。7/7にWeiikersheimのMarktの教会で弾きますが、今回はプログラム構成上チェロとバスのデュエットは無くなりました。BachからMozart、弦だけではMozart後期の作、Adagio e Fugeを演奏します。
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さて、こちらは翌日火曜日のブランチ。あんず茸が少しあったのでパンチェッタと合わせました。これも美味しい!
メインはシュパーゲル。ドイツの皆さん、あと2週間ですよ、シーズン!
ドイツ物の美味しいのは、バタッと姿を消します。
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by Toruberlin | 2018-06-07 23:38 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)
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