人気ブログランキング | 話題のタグを見る


ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


by Toruberlin

いらっしゃいませ! ©Toruberlin

最新の記事

春の東京は5年ぶりです。
at 2024-03-28 13:00
新しい松脂を試せるチャンスで..
at 2024-03-28 09:04
Made in 東京松脂 い..
at 2024-03-24 08:09
Nr30 Es ist vo..
at 2024-03-23 08:10
Es ist vollbra..
at 2024-03-22 11:08
60年も存在が忘れられていた..
at 2024-03-22 01:18
ベルリン櫻並木、満開だった日..
at 2024-03-21 12:08
Made in東京松脂は3つ..
at 2024-03-21 00:20
ソメイヨシノ開花もベルリンの..
at 2024-03-20 12:09
ベルリン縁の妹たちは、世界中..
at 2024-03-19 07:15
神楽坂の夜、〆とBAR ちゃ..
at 2024-03-18 11:12
美味しいワインを美味しく呑む..
at 2024-03-17 23:01
神楽坂の名店へ11/1 帰国..
at 2024-03-17 12:12
3/14 晩餐
at 2024-03-17 08:16
オッソブーコ alla Toru
at 2024-03-16 23:02
横浜うかい亭 11/1 帰国..
at 2024-03-15 22:04
TOKYO CRUISEから..
at 2024-03-15 11:15
岩に滲み入るかー、素晴らしい..
at 2024-03-15 03:23
Brave 使っています
at 2024-03-14 12:15
暮らしのうつわ花田さんにも
at 2024-03-14 05:22

カテゴリ

全体
美味しい楽しい話
趣味の話
音楽の話
楽器と弓の話
これはおすすめ!
街で見つけたこんなもの!
べルリンの美味い店
最近のべルリン写真
日常の出来事
旅行
昔の話
AMPELMANN
AMPELMANN Japan2010
非日常の出来事
日本で何を食おうかな?
ご馳走/料理
風景写真
これはスゴイ!
AMPELMANN Japan 2011
DSO Tour
ベルリンー津和野
Weihnachtsmarkt
Movie 映画
AMPELMANN Japan2012
AMPELMANN Japan2013
AMPELMANN Japan 2014
AMPELMANN Japan2015
AMPELMANN JAPAN 2016
AMPELMANN Japan 2017
AMPELMANN Japan 2018
鴎外の縁
AMPELMANN Japan 2019
1920-2020 大ベルリン百年
AMPELMANN Japan 2020
2021 独日友好交流160年
Broocks Brothers
1.FC UNION Berlin
Ricetta (レシピ) BLOG
疑問
AMPELMANN Japan 2021
Blog蚤の市 価格応談
AMPELMANN Japan 2022
AMPELMANN 2023
AMPELMANN Japan 2023

最新のコメント

> vienna-apf..
by Toruberlin at 00:31
こんばんは、そしてお帰り..
by vienna-apfel at 22:53
> kobackenさん..
by Toruberlin at 14:26
桜の先撮り、楽しませてい..
by kobacken at 07:37
> vienna-apf..
by Toruberlin at 22:10
こんばんは! ベルリン..
by vienna-apfel at 20:53
> 西野和宏さん おは..
by Toruberlin at 14:20
高橋さん ちょっと訂正で..
by 西野和宏 at 12:03
> vienna-apf..
by Toruberlin at 08:50
こんにちは! オッソブ..
by vienna-apfel at 07:34
> 西野和宏さん おは..
by Toruberlin at 16:24
松脂作りの西野です。 高..
by 西野和宏 at 12:35
> kobackenさん..
by Toruberlin at 16:43
> kobackenさん..
by Toruberlin at 16:40
翌日以上のジャガイモが溶..
by kobacken at 13:15
東京は水の都市だと思いま..
by kobacken at 13:14
> 植木信勝さん やは..
by Toruberlin at 04:54
1年前に苦戦しました!プ..
by 植木信勝 at 22:31
> 西野和宏さん こち..
by Toruberlin at 17:56
高橋さん 素人の提案を快..
by 西野和宏 at 15:40

検索

以前の記事

2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月

お気に入りブログ

人形町からごちそうさま
イタリア子連れ放浪記
amo il cinema
日替わり定食
飽商909の"ナローな"...
オリーブとブドウ畑のあいだで
マイニチ★コバッケン
フィレンツェ田舎生活便り2
ろひちかなまや
Piccoli Pass...
Habari yako?
C級呑兵衛の絶好調な千鳥足
フィレンツェ田舎のお料理教室
モンタンのブログ
カグラザカ日記
Tea for two
アドリア海を臨み、日々の...
ただいまお料理中
Berlin no Hi...
ごまめのつぶやき
ハーブガーデン便り
材木屋茶人の徒然な毎日
ベルリンに思いを馳せて
好きなモノに囲まれて暮らしたい
リヨンの散歩2
ベルリン蚤の市・アンティ...
流木民 第3話

タグ

(1140)
(715)
(703)
(632)
(410)
(289)
(267)
(264)
(218)
(169)
(98)
(88)
(73)
(68)
(65)
(59)
(54)
(53)
(48)
(31)
(30)

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

料理家
海外生活

画像一覧

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

WO Kantate Nr.1-3

WO Kantate Nr.1-3_c0180686_18505581.jpg
WO Kantate Nr.1-3_c0180686_18473785.jpg
WO Kantate Nr.1-3_c0180686_18504485.jpg
昨晩は満席のポツダムErlöser教会でクリスマスオラトリオ2公演でした。全てが素晴らしい至福の時でした。
時代考証を元に最近盛んなピリオド奏法でのバッハも演奏に依っては共感します。が、ドイツで長年継承されてきたバロック臭すぎない演奏は今を生きてる僕らの証で大事にし守られるべきと思います。60年代くらいまでドイツで普通だったロマンティックなバッハはちと違う。また、ハーノンクールの試みは拒絶するくらい嫌いですが、そこから始まった研究結果のおかげで今があるのも事実です。バッハは特別だがバロックをどう演奏するか?古楽研究を参考にしない愚は避けなければならない。
肝要なバランス、古楽奏法をどのくらい加えてどうとるか?とっても大事なこと+そこが音楽家の愉しみの部分でもあります。
その為に研鑽を積むのです。弾けることは出発地点、たくさんの要素を自分のモノにして豊富なフォルダからバランスを摂ることを愉しむ。それが多く出来た本番は幸せです。
WO Kantate Nr.1-3_c0180686_18503521.jpg
ベルリンとポツダムを結ぶグリニッカー橋を渡りErlöser教会へ。2001年からだから17年になります。
WO Kantate Nr.1-3_c0180686_18501789.jpg




WO Kantate Nr.1-3_c0180686_18502538.jpg
指揮者のUdは残念ながら(もちろん彼の考えで)テノールのレシタティーヴォはチェロだけ。これは今の古楽ではどうなんだろ?
僕が生ガットで415Hzで弾いてた頃はcon Bassoだった。ベルリン近辺の現代楽器と調弦での演奏では、一時期チェロだけが多かったが、コントラバスが弾けるなら?!で楽譜に書いてある通り(それもいろんなご意見がるそうだが)コントラバスも弾くことが多い。西ベルリン時代にはカンタータ6曲を一晩で通すコンサートが多くあった。もちろん、バッハは6日に分けて書いたのだけれど、作品としては1-6を通すと、それは良い。チェロを入れないアリアはあるがKBを省くことはしないG.D.さんも毎年全曲やってらして(しかも複数回)本番は3時間半ちょっとでまだ良いけれど、立ちっぱなしの6時間とかのリハは結構きつかったのを懐かしく思い出します。カンタータ3番のアリア29番はファゴットだけ、32番はチェロだけってのは、ちょっと寂しい。でも充分活躍の場があるWO、最初から最後まで好きです。
WO Kantate Nr.1-3_c0180686_18495734.jpg
テノールのアリア15番をリハして40分の合唱とのリハ、1時間休憩後に17時の本番でした。
WO Kantate Nr.1-3_c0180686_18494526.jpg
WO Kantate Nr.1-3_c0180686_18492331.jpg
950席ある教会、17時は満席。椅子を通路に数十並べて当日客に対応してました。20時は900人くらいだったのかな?
WO Kantate Nr.1-3_c0180686_18491584.jpg
WO Kantate Nr.1-3_c0180686_18490723.jpg
WO Kantate Nr.1-3_c0180686_18480497.jpg
1840に終わって20時までの休憩時間、控え室にはピザと飲み物が用意されました。久しぶりにアルトのレギーネと話す機会がありました。先月もこの教会でSimon-Petitの交響楽的カンタータで大ソロを歌い、翌日にはゲッセマネでMozartのレクイエムをご一緒しました。そのどちらも素晴らしかった!と告げると満面の笑みで「私たちって一緒に演奏するようになってもう40年とかになる?」僕がベルリンに来て39年目ですからそれはないけれど1984年のリアスニューイヤーコンサートが多分最初だから(彼女はリアス室内合唱団のメンバーでした)35年になります。ソプラノのソロも素晴らしかった。テノールも良かったんですがやはりバスが最高!だったなー。
30分くらいオーボエのMと初めて二人で話し(室内楽とかいろんなことを)後にこれも素晴らしく上手いオーボエのAが僕が一人になった時に来て「いつも一緒に弾いてるの、コンティヌオの3人?」『そうでもないよ、長年知ってるけど』
そう、チェロのCは1981年に僕が最初に入ったリアス学生オケに、たぶん少し遅れて入ってきた高校生でした。5-6歳年下か?Aオケに入団してオケ人生を歩んでましたが退団、フリー奏者です。NKOPにはコンティヌオの時にだけきますが、他でも毎年1-2回は会いますが、でもその程度。ファゴットのJもここで5-6年の付き合いか?『なんで?』という顔したら
「コンティヌオの3人、素晴らしいのはみんな言ってると思うけれど、音程とかタイミングとか歌手とピッタリとかはそうなんだけど、そういうんじゃなくて3人でスイングしながら会話してたり踊ってたりで、とっても楽しいのよ!」と嬉しい感想でした。
同じ方向性でも、同じように歌手の音楽に反応しても、細部は異なる。別の人間、奏者だから。そのためにリハがあり確認はしてるけれど(打ち合わせはほとんどない)毎回違うし、また違うことをすることもある。それが逆に良い効果を生んでくれるくらい音楽の流れが、また演奏仕方が同じだからなのでしょう。コンティヌオは究極の室内楽でもありますから。
そういうオーボエ二人も、フルートも、ファインなバスに合わせたソロラッパも、11人のヴァイオリンも素晴らしい合唱と一緒に演奏できた幸せな時間でした。
WO Kantate Nr.1-3_c0180686_19505591.jpg
WO Kantate Nr.1-3_c0180686_19120128.jpg
来年はクリスマス後の28日にカンタータ4-6番をやるそうです。いつも通り1-3もやるのかなー?
合唱が難しいからなかなかやらないのですが、本当は毎年1-6をやるべきだし、やりたいなー。
もう一人の素晴らしい合唱指揮者S.M.も充電期間はそろそろ終わり、来年からWOをやってくれることを期待しています。
今年はE.H.さんは引退、もうひとりのEさんはやらなかった。ゲッセマネも教会合唱団はお休みで学生団体が変わりに入ってました。第二アドヴェントは室内楽とCKOで受けられなかったから、もし全部実現してたら5-6回は弾いたはずだけれど、でも昨日の2回のWOが素晴らしく満足でした。ありがたい。
WO Kantate Nr.1-3_c0180686_18472940.jpg













by Toruberlin | 2018-12-23 23:46 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。