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ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


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イヴはWitt邸で。

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1980年11月5日にベルリンに来て、長年Witt先生の薫陶を受けました。その翌年のクリスマスから、通常はクリスマスはかなり身近な家族しか一緒に過ごさないのに、西ベルリン郊外の湖畔の邸にお招きいただいてました。この24日で38回目になります。先生ご不在のクリスマスも4回目となりました。早いです。
奥様もよく仰いますが、僕も演奏していて、それは家でもステージでも先生が傍においでなのを感じることがあります。
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マイセンの食器と出会ったのも先生の食卓でした。クリスマス以外にも普段に150年以上前のマイセンを使う生活を知りました。僕がB&GやRCのアンティークを集め日常に使ってるのは間違いなく先生の影響です。
マイセンは今は色がもっと濃い。それは窯の温度が昔は今ほど上げられなかったからで、時代の好みもありますが濃い色を職人はずっと求めた様です。今では骨董屋でも手に入れることが難しくなった、この150年以上前のマイセンの色が好きです。
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今年はかぼちゃスープじゃなくて、かぼちゃと栗でした。見た目ではわかりませんが、栗と合わせるのも◎です。今ではご自分のためだけだから毎晩の野菜スープは欠かさないくらいだけれど、先生がベルリンフィルで弾いたらした頃はドイツの伝統的家庭の典型で昼にフルコースをご用意なさってました。しばしばご一緒させていただきましたが、ベルリンフィルは10-1230と1615からが通常リハ。今ではホールで食べて空き時間にレッスンしたりするのが当たり前になってる様ですが、西ベルリン時代は渋滞がなかったのでどこに住んでいても20-30分で帰宅できましたから昼食を自宅で摂って、昼寝してから夕方のリハに戻るフィルハーモニカーが多かったそうです。先生がリハの合間に外で食事を済ますってのは皆無だったと思います。それだけ、食を大事にしていました。
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ゲンゼ 、ガチョウ。ドイツ語圏のクリスマスのご馳走です。
ターキーは美味しくない。これは、誰でも思ってることらしいのですが新世界にいたターキー、これが開拓民のクリスマスのご馳走で、七面鳥(ターキー)はありがたい存在だから特にアングロサクソン系の伝統のご馳走なのです。イギリスはローストビーフ?フランスは魚介、イタリアはもともと地方で料理がガラッと違いますが「ガチョウ」と統一してるのはヨーロッパではドイツが筆頭なのは間違いないです。
ガチョーは鴨ともまたひと味違う、最高の美味しさ!と言って良いレベルなので、ターキーとは比較になりません。
先生の奥様は正統ドイツ風、僕は一昨年は鴨、昨年と今年は大きなガチョーを焼きましたがバリバリドイツじゃつまらない、自己流にアレンジしました。強いて言えば好きなイタリア風です。昨年に続きクリスマス晩餐に焼きました、それは近日の日記で!
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ガチョウーはとにかく脂をたくさん蓄えています。鶏とか鴨と同じローストではギトギトに焼きあがってしまいます。そう、脂を上手く落とすのがコツ、奥様は低温で前日に5時間+当日、僕は150℃でまず3時間焼きます。その結果は上の写真、皮が全く焦げてません。皮からもかなりの脂が吹き出ますので180℃で45分から1時間+最後の仕上げに高温で短時間パリッと焼きます。
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調理は奥様でもヨーロッパの伝統でサーヴは男の仕事、先生も現役時代は必ずやってました。たとえ料理はしなくともテーブルでのサーヴは出来るのが大人の男の条件ってのをベルリンに来て知りました。執事がいる家は違うでしょうが、またイタリアではマンマがサーヴもする様な印象がありますが、ドイツでは男の仕事です。ワインなどの酒瓶を女性が触らないのも、それと同じです。サービスは全て家長、ホストがするものです。Tも子供の頃から自然と習い、もう一人暮らしして15年にはなるか?何度か招いてくれましたがかなりの腕前で立派に調理し、またバシッとサーヴしてくれました。
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Witt邸ではキッチンまで各自が取りに行きます。身内の集まりですから。
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ゲンゼ (ガチョー)は何と言っても胸肉が美味い!というか人気です。歩く鶏は腿ですが飛ぶ鳥は羽を支える胸肉が分厚くてメインです。
人気の胸は僕は控えめ、腿をメインに食べるのが(好きなので)習慣です。先生もベルリンフィルを退団なさった頃からは「Toruと一緒に腿を食べる」と嗜好が変わりました。胸肉はかなりしっかりしていて重い、腿は鴨に似ています。
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パリパリの皮が美味しいのは北京ダックと同じです。
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奥様と。美味しい料理を長年ご馳走になってきたことはもちろん、料理のアドヴァイスも戴いてきました。もちろん、それは音楽にも通じます。
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ドイツ正統派はRotkohl(赤キャベツの煮物)とジャガイモを添えてソースとジャムで食します。
お替りしたいと思っても、そう出来るもんじゃありません。昔もそうだったから歳のせいではないかな。
そう言えばデザートって召し上がらない家です。食後は奥様がクリスマス前は毎日焼いてたという数種類のクッキーを摘みながらワインが昔からのスタイルです。先生は「アイス食べるか?」と少ししてから、きっとご自分が召し上がりたいから厨房に立ち、またコーヒーを淹れてくださることがありました。
普段は紅茶なんです、いつも。晩御飯の後だけ飲むならコーヒー、面白い先生の習慣でした。
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ここでシューベルトやショパン、時にはベートーヴェンのソナタを先生が演奏なさい、クリスマス所縁の曲を合奏と続きましたが、今は家内がピアノ曲を。
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この棚に古いマイセンが詰まっています。ベルリンフィル退団の折にコントラバスセクションから贈られた楕円の大皿も中段にあります。
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クリスマスっぽい曲はTが、全て暗譜で。子供の頃から覚えてるんでしょう。コントラバスも先生に習い高校では「三文オペラ」に出演したり室内オケにも出演してて学校まで先生と聴きに行ったことがあります。ピアノは小さい頃から、スタンウェイコンクールに優勝しフィルハーモニーKMSのステージに立ちました。
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さて、先生の楽器Marianiを触らせてもらいます。1月末の先生の誕生日はTが不在で伺わなかったから1年ぶりでした。


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この踊り場から動かすのも一年ぶり、僕しかこの楽器にここ数年触っていません。
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弦は先生が張り替えたまま、たぶん25年くらい換えてない。駒も反ってしまってますが、奥様がこの家から動かしたくないうちは何もしません。
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鶴居村のサロンコンサートで弾こうか?とも思ってましたが、プログラムの長さは十分で結局やめたボッテジーニのエレジーを家内と。
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音の幅がメチャクチャな上に、先生も良い音を引き出すのにご苦労なさってた楽器です。マーラーのソロは必ずこれで弾いてらっしゃいましたが本番前は2週間以上、この楽器を毎日弾いてました。確か草津音楽祭で残ってる録音もこのMarianiです。
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Tが僕のカメラで工夫してくれました。
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結構大きい楽器です。ここ10年くらいか?この楽器で弾ける様になったのは!鳴らすことが出来たら素晴らしい楽器!です。
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インスタにTが載せた動画からのショットです。
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このバッハとは2番のサラバンドのこと。先生が家で演奏なさるときエレジーを弾いて、ヘンツェのセレナーデを弾いて、最後に弾くバッハでした。僕が1番と5番に手をつけてるコントラバス版じゃなく、チェロ版のオリジナル音域。このサラバンドはそれで弾けます。コントラバスでギリギリ良い音が出る音域内です。
2015年の先生のご葬儀を思い出してしまいますが、時というのは素晴らしい。
忘れたわけでは決してないけれど、2016年にムジカーザで弾いた時の様に急に涙が溢れてくることは、ないです。
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by Toruberlin | 2018-12-26 23:14 | 美味しい楽しい話 | Trackback | Comments(0)
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