ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


by Toruberlin

プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

いらっしゃいませ! ©Toruberlin

最新の記事

AM DB2/4
at 2019-01-15 04:46
なんで古いアルファは右ハンドル?
at 2019-01-14 01:13
日曜日の午後に思う
at 2019-01-13 17:43
休むことも大事、なのだけれど..
at 2019-01-12 23:26
薪ストーヴのもたらすもの
at 2019-01-11 23:11
夏のイタリア日記 Vol.10
at 2019-01-10 23:15
BERLIN の写真をMac..
at 2019-01-09 19:47
2006年の8月
at 2019-01-08 23:32
夏のイタリア日記 Vol.9
at 2019-01-07 20:01
故き佳き西ベルリンの名残
at 2019-01-07 15:04
夏のイタリア日記 Vol.8
at 2019-01-06 23:01
夏のイタリア日記 Vol.7
at 2019-01-05 23:59
新年会2019
at 2019-01-04 23:27
アール・デコのテーブル
at 2019-01-03 23:22
正月元日 御節と初陣
at 2019-01-02 06:57
新年あけましておめでとうござ..
at 2019-01-01 01:23
クリスマス後の昼ごはん
at 2018-12-31 11:23
カトリックのクリスマスミサ
at 2018-12-30 19:45
壊れた冷蔵庫の様な近頃のベルリン
at 2018-12-30 13:05
ゲンゼを食す(続)クリスマス晩餐
at 2018-12-29 16:16

カテゴリ

全体
美味しい楽しい話
趣味の話
音楽の話
楽器と弓の話
これはおすすめ!
街で見つけたこんなもの!
べルリンの美味い店
最近のべルリン写真
日常の出来事
昔の話
旅行
AMPELMANN
AMPELMANN Japan2010
非日常の出来事
日本で何を食おうかな?
ご馳走/料理
風景写真
これはスゴイ!
AMPELMANN Japan 2011
DSO Tour
ベルリンー津和野
Weihnachtsmarkt
Movie 映画
AMPELMANN Japan2012
AMPELMANN Japan2013
AMPELMANN Japan 2014
AMPELMANN Japan2015
AMPELMANN JAPAN 2016
AMPELMANN Japan 2017
AMPELMANN Japan 2018
鷗外の縁

最新のコメント

コメントありがとう!書い..
by Toruberlin at 09:03
徹さん、有難うございます..
by n.yaginuma at 16:10
楽器が全てじゃなく大事な..
by Toruberlin at 00:44
楽器と深く関わると言うこ..
by 植木信勝 at 22:53
謹賀新年、今年も健康で楽..
by Toruberlin at 21:43
明けましておめでとうござ..
by 古橋貴正 at 09:19
yuさん、こんばんは。コ..
by Toruberlin at 02:41
徹さん、滞在中は色々とお..
by yu at 21:38
古橋さん、おはようござい..
by Toruberlin at 17:41
美食三昧の1週間でした(..
by 古橋貴正 at 23:08
午後に成田着、羽田に移動..
by Toruberlin at 17:33
今回は短いご滞在でしたが..
by Toruberlin at 17:29
ウエルカムビール、格別な..
by 古橋貴正 at 08:33
昨日遅くに津和野に帰って..
by 古橋貴正 at 08:30
そう思ったら、こんなに書..
by Toruberlin at 00:32
ただの棒ですよね。
by Riki at 21:53
古橋さん、ウエルカム!で..
by Toruberlin at 22:49
今回もお世話になります!..
by 古橋貴正 at 23:36
Sさん、はじめまして! ..
by Toruberlin at 03:01
> ルガーノさん 愛さ..
by Toruberlin at 14:21

検索

以前の記事

2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月

お気に入りブログ

うちの食卓 Non so...
オリーブとブドウ畑のあいだで
フィレンツェ田舎生活便り2
フィオッキ・ブログ Fi...
ろひちかなまや
Piccoli Pass...
リヨンの散歩
ワインおたくの妻
Vom Himmel
ベルリン、いまも工事中 ...
フィレンツェ田舎のお料理教室
おウチごはん。
モンタンのブログ
カグラザカ日記
ただいまお料理中
Berlin no Hi...

タグ

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

料理家
海外生活

画像一覧

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

カトリックのクリスマスミサ

c0180686_02471667.jpg
c0180686_02470303.jpg
言うまでもなくキリスト教の二大宗派はカトリックとプロテスタントです。
宣教師を世界中に派遣したのはカトリック(主に)信者開拓(野蛮人に正しい道を示す為に)=植民地開拓でもありました。カトリックの教義はラテン語を解さなければ読めなかった特別な一部の人間のモノでした、だからミサに行かなければならない。それを翻訳したのがルター、タブーを犯しドイツ語に翻訳したわけです。プロテスタントのドイツとイギリス対カトリックの伝統ある強国との対立。十字軍の例を挙げるまでもなく、宗教と軍事、領土拡大は太古から密接な関係にありました。
オスマントルコが大英帝国の奸計で滅亡に導かれ中東が独立し混沌が始まった。独立を多くの族が成したがオイルがあるが為と、そこにまたイスラエルなんてのができて聖地に戻ってきたから、なんとも複雑になり、腫れ物に触るように(また各国の思惑の駆け引きで)今の世の中があり、また今の世の混乱があります。どの神もテロも復讐も争い自体を望まなかっただろうけれど、その宗教を利用しての人間の活動であるから、これはずっと続くのでしょう。
殺すな、犯すな、盗むなetc.野蛮な未開人の時代から平和に繋がるには宗教が果たした役割は大きいですが、でもこれは道徳とも言える。無宗教でもまともな人間が多く生きてる現代は、まさに「道徳」に守られてるともいえますね。もちろんその裏には法律があり罰がある。罰がなくと「お天道さまに恥じない」生き方をしている人が多いことを祈りますが、そうでもないのはご存知の通りですね。
教会、寺社仏閣の多くに心惹かれます。その建物にも芸術にも。それは美しさにもですが、信じた人々が造り、またその時代に惹かれるからと思います。そこにどうして?何故こんな風に?スタイルがあるからこそ建築などに惹かれると考えますが、それには単に目で見て美しいよりも、その時代や宗教の背景を知っているから惹かれ度合いも増すのです。だから興味がないととっかかりがない。キリスト教には音楽が密接に関わっているから、知らないと演奏にも影響する。Witt先生に美術からの音楽アプローチを教わったのは大きかったですし、キリスト教信者じゃないのに敬虔な気持ちになれるは音楽が介してるおかげで、相乗効果をいただいてます。
さて、キリスト教信者の方には上に失礼にあたるくらい、とってもかいつまんで大雑把に書いてしまいました。歴史としては認識して、でもそれは宗教をその時代に信じた人間の歴史で神の意志ではない、と言えます。カトリックとプロテスタントは昔のように対立していないし、歴史としては認識していても、各宗教を親の影響か、または自分で選択して、その宗教の「今」に信者は帰依してるんだと思います。
宗教は人の拠り所。それは日本国憲法で信教の自由が認められてますが(多くの国で。でも多くの国でまた認められてないのも事実です)歴史よりも信じた宗教を自分の拠り所にしてる信者の方が大半でしょう。だから「良いことを広めたい」気持ちから布教も勧誘もする。何でも自分が良いと信じていたら勧めたくなる、身近では食べ物とか旅行先とか、それと同じかとも思います。
信じるが為に殺人も厭わない宗教、これには困りますが「敬虔な」は良いことというイメージがあり、信心の度を越せば現代の法に触れることにもなる。バランス、程ってのが大事なのは、ここでも言うまでもありませんね。
毎週教会に行ってなくても信心が少ないということもないし、逆もまた然りです。その評価は各宗教の勝手です。でも、何か信ずるものがないと、それがあるとないとでは人間の生き方が変わってくるのも確か。宗教となると教義が不可欠ですが、だから信じるものが宗教じゃなくても真っ当に暮らしてる人がたくさん居る、それが日本の特徴かもしれません。いや、日本だけじゃないか、ドイツにも増えてるようにも感じます。
話はキリスト教に戻りますが、カトリックとプロテスタント。音楽家には信者も多いはず。ミサと礼拝、そのどちらにもたくさんの作曲家が作品を残しています。宗教をある程度は理解しないと弾けない、これも事実ですが、ミサや礼拝で演奏する僕らは、それに参加はしていません。もちろん、聖霊降臨、ハレルヤ、グロリアでみなさんが立ち上がるのに一人だけ座ってるのもまたおかしいですが、でもしかし音楽家として教会に居るわけですから、そこに居ない存在と考えるとミサや礼拝の進行で信者と一緒の行動はしないものです。また、信者としてしたければ、それも許される。
多くの作曲家が作品を残したと書きましたがキリスト教がなかったら今のクラシック音楽と言われてるジャンルは存在しなかったでしょう。通わせてもらった小岩幼稚園がプロテスタント教会の付属で聖書にも親しんでいましたからドイツの教会で演奏した時には感動しましたし、今でも信者としてではなく、教会での演奏には特別な感慨があります。
日本ではどうだろう?教会では信者さんが演奏するものなのかな?
ドイツではキリスト教が強大かつ歴史があるから、教会には音楽監督、またはオルガニストという職があり、信者さんを中心に合唱団を持つ教会が多く(指導はその監督かオルガン奏者)宗教音楽のための予算が組まれています。そのメインの財源は宗教税からと思います。
c0180686_02463832.jpg




音楽家の立場から言えば、教会の音楽活動はありがたい。素晴らしい宗教曲を教会で演奏する機会を与えてくれるのです。僕もベルリンに来て数カ月以内には仲間に誘ってもらい教会へ、主にプロテスタント教会でバッハをメインに弾きました。ドイツはルターの国ですからバイエルンなど南の州以外の教会は、ほとんどがプロテスタントです。
カトリック教会も勿論ありました、西ベルリンにも。信者じゃないので音楽家として招かれた先がどちらかを後で知るわけですがバッハのカンタータはプロテスタント教会がメインです。
さて12/26は1990年からずっとミサで同じ曲を演奏しています。
ベルリンの枢機卿座であるSt.Hedwigs、聖ヘドヴィヒ教会。1989年にベルリンの壁が崩壊し1990年に統一されましたがカトリック教会繋がりでそれ以前から交流があったオペラ座のTBさんが誘ってくださって、東ベルリンで最初に演奏したのが、この大聖堂でした。シュターツカペレのメンバーで占められていた聖ヘドヴィヒ古楽アンサンブルに当時の音楽監督M.Witt氏に受け入れていただき、生ガット弦が張られた300年以上前の、オーダー川の辺に建つノイツェレ修道院で70年代に発見されたコントラバスで弾いていました。Witt氏が引退なさるまでは24日の深夜のミサ、25&26の朝のミサetc.合唱団のコンサートやツアーなど、始終ここで弾いてました。トランペットの友人J.P.と知り合ったのもWitt氏を介してでした。
今のH.S.氏になってからは古楽アンサンブルは消滅、活動も減りましたが26日のミサだけは続いています。
c0180686_02464901.jpg
ここまでの写真は1年前のです。iPhoneで撮っていたのを数日前に発見しました。
この秋から大聖堂は大改修に入り、今年はWedding駅前の聖ヨゼフでのミサでした。聖ヘドヴィヒが引っ越してきたのですが、なんと5年間の予定だそうです。
c0180686_02462866.jpg
教会に着いたら祭壇に向かって左に合唱席が設けられてましたが、5年は使うとなれば納得です。
パイプオルガンも、聖堂オルガン奏者のSさんが演奏しましたが素晴らしい!
ホルンの二人はカップル、ヴィオラは昨年からお嬢さんが加わりました。20年くらい前、彼女の姉さんが生まれたばかりで、足元の籠の中で静かに寝ていたの、懐かしく思い出します。
ヴィオラ2、ホルン2、KBとオルガン。ソリスト4人と合唱団です。
c0180686_23080053.jpg
c0180686_02462059.jpg
クリスマスオラトリオをポツダムで弾いたパリ生まれのC.Brugereで弾きました。ヘドヴィヒよりも弾きやすい、シュミット音楽監督は弟子に指揮させてリハはいろんな場所で聴いてましたが音響は◎だそうです。
c0180686_02461186.jpg
ミサ曲を使ってのミサですから信者さんは立ってることが多い。その隙間から家内の撮影。
c0180686_02460249.jpg
c0180686_02455410.jpg
c0180686_02453981.jpg
拙宅でのクリスマス晩餐参加者が翌朝もそのまま揃いました。これは傍に座ってたKagodonが撮ってくれました。
c0180686_02453240.jpg
お隣はコンチェルトハウス管OBのヴィオラの大先輩。15年間毎年、会うのはこのミサだけです。「あなたは最初から?!」とWitt氏がこの曲を始めた時から弾いてる、オルガン奏者と並んで唯一と言ったら驚いてました。
あと4回、たぶん工期は延びるから5回は、この教会でのミサになります。毎年12月26日の10時からです。
↓は帰り際に母と。母は2回目、家内はなんと今年初めて聴きにきました。

さて2018年もあと28時間余りです。
明日は月曜日、家内の御節のための材料の買い出し第二弾を早朝に行います。
どうしてもじゃないが欲しい生牡蠣や刺身は、きっとリンデンベルクは大混雑だろうから、さーてどうしよう?
元日だけが祝日のドイツ、2日からは通常の日常になりますから水曜に買いに行くか。
クリスマスが大イベントのドイツですから1/2からは拍子抜けするくらい普通の日々になります。新年の挨拶が交わされるのが唯一の特別。でも日本人ですから御節、お雑煮、日本酒。せめて三ヶ日は。
初詣には行かれませんが、心の中で拝みます。
c0180686_02452396.jpg















by Toruberlin | 2018-12-30 19:45 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://toruberlin.exblog.jp/tb/29925167
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]