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ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


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カテゴリ:音楽の話( 532 )

みんなで歌うWO

みんなで歌うWO_c0180686_09021166.jpeg
WOはバッハのクリスマスオラトリオのことです。日本ほど略語を使いませんが、Die Weihnachts Oratorium だからWOです。
教会が数多あり、ホールでも12月には多く演奏されますから何年も前からシュテファンMが指揮する合唱団はコンサートじゃなく、シングインスタイルをとってます。
たくさんある教会ですが、どの合唱団も毎年WOをやる訳ではありませんから、歌自慢で教会は満員になります。そう、全員が楽譜を持ってのリハから抜粋でのコンサートです。
みんなで歌うWO_c0180686_09110270.jpeg
今回は子供合唱団も60人くらいか?参加しました。ひとりの少女が5本?と話しかけてきて、この学校はみんな楽器を弾きますから、これなんの音?と弾いて調弦の話をしようと思ったら、30人くらいがどっと集まってきました。大きなコントラバスは子供に人気です。
これ、フルサイズ?なんて質問も出ます。学校に分数KBはあるからですね。
上から弦を弾いて、なんの音?と訊けばG! 上三本はみんな正解。でも聴いて答えるから4度幅というのは気づかない。
低い弦は慣れてないらしく、答えに時間がかかりました。
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しかし可愛い。
開始前の発声練習。
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by Toruberlin | 2019-12-19 23:46 | 音楽の話 | Comments(0)

日曜日、PerlebergからWittenberge

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日曜日、PerlebergからWittenberge_c0180686_17403927.jpeg
と言っても2つの街は15kmしか離れていない。だからホテルを選びました。地球温暖化騒ぎでCO2削減が狙いじゃないですがガソリンに限りがあるのは間違いなく、ホテルとコストは同じだし楽でした。
朝ご飯はいつも通り摂らなかったからレストランには結局座らなかったんですが、写真のごとく老舗ホテルらしかった。
日曜日、PerlebergからWittenberge_c0180686_17481768.jpeg
旧館に泊まりましたが車は新館側、そこに続く廊下も同じデザイン。
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前夜は22時前には寝入っていたので6時前に目覚め、8時頃には散歩に出るつもりでしたが大雨。10時過ぎまで寝ました。シャワー浴びてチェックアウト前には雲一つ無い晴天!
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by Toruberlin | 2019-12-17 17:35 | 音楽の話 | Comments(0)

第3アドヴェントのコンサート@ブランデンブルクの古都にて

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第3アドヴェントの土日はブランデンブルク州の北西に位置するPerlebergとWittenbergeでコンサートです。
Saint-SaensのクリスマスオラトリオとDebussy: Sacred and Profane Dances、2つの教会の合唱団合同で両教会でコンサート、指揮者も二人。オケはNKOP(新ポツダム室内管弦楽団)です。33221の弦楽器+オルガンとハープ。

第3アドヴェントのコンサート@ブランデンブルクの古都にて_c0180686_13502740.jpeg
160km離れてるので2時間の所要時間、1045リハだから0740にフランス娘ブルジェーの五弦をメルセデスに載せて出ました。
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今年も超暖冬、氷点下まで気温がなかなか下がらない。湿度高くて嫌な寒さの冬です。予報も最低気温が5ー6度なんですが、流石の田園地帯
第3アドヴェントのコンサート@ブランデンブルクの古都にて_c0180686_14064010.jpeg
アウトバーン下りて最後の30kmは国道を走りますが(下道でも郊外は制限時速100km/h)霜が降りてました。
旧市街地が残る古都、中心にあるSt.Jacobi教会にはリハ70分前に到着!
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by Toruberlin | 2019-12-14 23:47 | 音楽の話 | Comments(0)

DSO@サントリーホール

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本郷のお洒落酒屋Luvisch(ラビッシュ)でご馳走になった後、ホテルへ。ブログ書こうと意気込んでましたが寝入り、マティアスから「チケットゲットしたよー」電話で目覚めました。いや、シャワー浴びてコンサートに間に合う時間に目覚ましはかけてましたが、その少し前に電話をくれました。
終演後に出かける約束はしてましたら、それなら是非聴きたい!とお願いしました。
ラフマニノフ!反田さんのピアノも良かった、特にアンコールが。だけれど後半の交響曲は圧巻!でした。トップオケDSO、アンサンブルはしっかりしてますから(maestroナガノ、ソキエフのお陰様)音楽の流れ重視の指揮が活きます。僕は未だ新音楽監督の棒では弾いたことないんですが、客席よりも、もっとずっと魅力的なんだそうです。
前日も良かったけれど、この日の後半は、また一段と素晴らしかった!
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by Toruberlin | 2019-10-13 23:59 | 音楽の話 | Comments(0)

DSO ベルリンドイツ響日本公演

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日暮里から新宿経由で初台へ。たぶん2005年のDSO公演以来のオペラシティ、タケミツメモリアルホールでした。2009,2011&15の日本ツアーも参加してたんですがサントリーと文化会館、芸劇でした。そう、1999年のmaestroナガノツアーから6回連続して出演していたんですが(DSOで弾き始めてから28年です)今回は昨年秋に決まっていた鶴居村と文京シビック(こちらは日本ツアーには影響なかった)での自分の室内楽シリーズがあったので春に残念ながら不参加届けをしてました。ま、仕方ない。
しかし、マーラー1番メインのコンサート、聴けて良かった。日本でDSOを客席でちゃんと聴くのは初めてでしたがドンファンも素晴らしかった!
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ホール内は撮影禁止。開演前にドアの外から+終演後にバックステージから。
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本音は、いつも通り一緒に弾きたかった!
会う仲間たちが口々に歓迎してくれたり、東京で会うのを驚いてくれて、「日本ツアーにお前が居ないなんて!」でその都度、自分の室内楽あるから!残念ながら、、、と言い訳してました。
その室内楽は明後日の金曜日に「鷗外の縁」でアンペルマンの生まれ故郷ベルリンミッテ区と繋がる文京区のシビックホール@小ホールです!
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by Toruberlin | 2019-10-11 23:59 | 音楽の話 | Comments(0)

難しいけれど、大事なポイント!

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聴きやすい、馴染みやすいクラシックコンサート
客は素人だから?
客に来て欲しいから?
なんで?
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全く考えないわけにはいかない、が、
考えて組んだ自慢のプログラムで、
そう、実際に演奏する奏者が勝負できる演目でがベストな筈です。
そこにスポンサーなどが、過剰に介入すべきではない。

気に入らないなら来なくて良いよ!
とは、決して思っていません。
聴きに来ていただかねば成立しませんから、足を運んでいただき楽しんで欲しい。
その為に選曲し準備するのです。
難解な曲ばかりを並べるのは非常識だが、
でも、素晴らしいとこちらが思う曲を、たとえ少し難解でも
知ってほしい、聴いてほしいから選びます。
Mozartほど演奏するのに難しい曲もないし、シンプルであればあるほど、難しいものです。
名曲はたくさんあります。KBが加わらせて貰えるか?は、1つの問題ではありますが。
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各方面で主催者は頭を悩ましておいでと思います。
が(誰にでも)聴きやすい、馴染みやすい、がこうも頻繁だと
簡単便利な毎日の料理、とか時短云々とか、丁寧じゃない雰囲気が伺えます。
もちろん、度合いの問題です。
が、時間を確保して足を運んでくださる方々に、どんな作品をどう並べたら喜んでもらえるか?
それを第一に考えて、編成も作品も選んで準備します。
それが音楽監督の愉しみだし、使命でもあります。
プログラムに、ステージに責任を持つのが、その役目。
それが、矜持を持って仕事をするということと確信しています。
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by Toruberlin | 2019-08-31 23:59 | 音楽の話 | Comments(2)

もののあわれ

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「もののあわれ」
生まれては消える「音」こそ、そのものだ。

録音は後からできた技術、素晴らしいが置いておいて
絵画、彫刻、写真、建築、文学、ほぼ全ての芸術が結果ありきである、
いつまでも「同じ」を眺められる。保管できる静の芸術。
音楽は一瞬。先には余韻しか残らない、または記憶にしか。
儚い。だからこそ、の魅力がある。
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残ったのを鑑賞するんじゃない芸術。
儚く、その一瞬が貴重である。

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by Toruberlin | 2019-08-29 23:59 | 音楽の話 | Comments(0)

1年振りに。

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日曜日の16時からのコンサート@フィルハーモニーはブラームスの1番がメインで、前半はラフマニノフの「死の島」とB.ブリテンのオペラ「ピーター・グライムス」から組曲、指揮者のミヒャエルから応援要請がありました。
このJungesEnsembleBerlinは音大生といっても音楽教育専攻の音大生がメインです。こう書くと日本の感覚だと「ああ、副科」と思う人が多いと思いますが、まずは私大がないドイツ、音楽教育もUDKなど国立の音大生で、入試も簡単ではない。音楽を音楽学校や教育の場で教える、いわゆる「教職」過程は、日本の様に片手間では出来ません。教える専門の科があり国家試験がある。入試時期から教育を選択する人は多いです。音楽を志しても「教えたい」人、またはオケに入ったり演奏で生計を立てるのは難しい、と判断して「教える」道を最初から選択する学生は少なくないです。音大での大きな差は、こちらにドイツ人が多いことか?
秋に日本に連れて行ったチェロのティル君も教育科からチェロ専攻に変わりました。
80年代にリアスで一緒だった仲間のJちゃんは、ケルンのWDR放送交響楽団というドイツの名門に教育科から受かりました。お兄さんは現在のベルリンフィル・セカンドトップ、そういう環境でも教育科を選択する学生はいる、そんな位置付けです。


1年前、あまりに上手くて(良いところが多くて)驚きました。

教育専攻の現役学生がメインで、そのOBも多く入ってるオーケストラです。何人かは40代も居るから、僕が入っても「一人だけおじさん」状態にはなってません(笑)
コントラバスは僕以外は5人、教育専攻の学生が二人、一人はアマチュアのおじさんです。指揮者とセクションが相談して、中心のセカンドプルトに座りました。
あとの二人は、やはりアマチュアなんだけど音楽以外の専攻、いわゆる一般大学オケ出身者です。化学者と内務省勤務の法律家、とっても良い男たちで木曜夜の(僕にとっては)初リハで知り合いました。
音楽は「感じる」ことが大事って言うし、それは正解だけど、まずは頭なんだよなー。なんでもバランスですが、ね。
ティル君とも、彼は自分の企画(ダンサーとのシリーズとか)で忙しいらしく、会ったのは東京浅草散歩の夕方、別れて以来でした。もちろん、メッセージでは連絡取り合ってましたが、会ったのは8ヶ月振り!時間経つのが速く、驚きます。

土曜の10時からゲネプロでした。フィルハーモニーは素晴らしいホールで音響は素晴らしく楽しいけれど、残念ながらアラも目立つ。良いところを伸ばし、楽しく!と行きたいが、音程があまりに合わないと厳しいものがあります。

「アマチュアは上達しない」と言う人がいて、そのセリフを最近聞いて驚きました。
もちろん、プロと同じを要求はしない。
が、プロもアマも、譜面に書いてある通りに弾ける準備はリハに臨むまでの各自のマストto Do.
そこからやっとアンサンブルとか音楽が始まります。
アクセントが書いてあるか無いか、その曲は何拍子なのか?
今ソロパートを受け持ってる仲間はどう演奏してる?
などなどに気を配れるのも、自分のパートが弾けるからこそ。
自信がなければ暗譜するくらい練習する、
をしたら、もっと楽しくなっていくこと間違いないですね。
ゴルフコースに出る前にコツコツ練習するのと同じです。

コンサートマスターはベルリン放送響の顔見知り。イタリア人のE。
ゲネプロ前に挨拶に来てくれました。どこかで一緒に弾いた覚えはありました。
「音楽をしたい!という、このオケのエネルギー」が好きで指導を兼ねて引き受けたそうです。
そう、多くのプロオケに演奏技術で叶わなくても、優るかもしれないのは、この大事なことです。
1年前のショスタコは、やはり曲が少し簡単だった+ホールも味方してくれたか?
やはり王道ブラームスは簡単ではありませぬ。
が、きっと明日の本番は今日のリハを活かして、ガラッと変わることでしょう。

フランス史上最高の45.9℃が記録されたそうですが、ベルリンも明日は39℃になるらしい。
でも来週は最高気温21℃と、またグッと下がります。
昨日と一昨日も、陽が陰ると涼しいを通り越して寒くも感じました。
明日で、この真夏の日々も終わりかなー?
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by Toruberlin | 2019-06-30 01:13 | 音楽の話 | Comments(0)

Britz城コンサート 6/9

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日曜日の夕方、恒例のブリッツ城コンサートでした。
なんでライカ?Mシリーズ40年?、と思いますよね。
ブリッツ城は地上階の左半分は往時の様子を保存したミュージアムですが右半分は特別展示室、テーマに依る展示が行われてますが、この週末まではMagicMoments開催中です。ライカ80年、M型40年を記念した写真展示シリーズの一部が公開されてました。「カタログは?」と学芸員に尋ねたら、今回は用意されてなく新展示の際のはSoldOutになり久しい、と返ってきました。
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それならば!と帰宅してすぐに探し古本を購入、昨日届きました。
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by Toruberlin | 2019-06-13 23:53 | 音楽の話 | Comments(0)

土曜日のフランス大聖堂コンサート

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毎年恒例のブリッツ城昇天祭コンサートに合わせて前日の土曜日にMitte区にあるジャンダルマン広場のフランス大聖堂でCorelli Kammerorchester Berlinのコンサートでした。
先日も少し書きましたがA.ストラディバリとガルネリ・デル・ジェスが究極まで到達させたヴァイオリンという楽器、その頃は弦楽器による器楽の最初の代表的作曲家(ヴァイオリン奏者)と言えるA.Corelliが活躍した時代と重なります。そのあとにヴィヴァルディ、タルティーニ、パガニーニと続く訳ですが、ヴァイオリンという楽器(今の)を発明したのはA.アマティと言われてますが(同時期にガスパロ・ダ・サロやマジー二も造っています)16世紀半ばには、もう完成していた。これがまず驚くべきことなんですが、その楽器ができたときには、当然、今は当たり前にある作品たちはなかったのです。100年とまでは言わないけれど、70年くらいはヴァイオリンが完成してからコレルリの作品を待つことになります。でも、その時からパガニーニに至るまで、16世紀に発明され完成された(その後、進化してない、その時点で基本は完成していた)楽器が、そのままで要求に応えることができたんです。これは凄いことはもちろんですが、不思議でもあります。なぜ16世紀には完成され、史上最高の楽器が1700年代前半に揃い、後には続かなかったのか?
ヴァイオリンの発明により、いま皆さんが思う弦楽器(あとはヴィオラ、チェロ、コントラバス)が生まれたわけですが、それまでの弦楽器との大きな差はフレットです。フレットが無くなったことで、音楽的欲求が向上できることになった。
音程で遊べない(微妙な差の話です)フレットがある楽器は、大きな制約付きと同じです。それしか知らなかった時代ならいざ知らず、また、それしか知らなかった時代を再現するアンサンブルなら、その制約はマストですが、ヴァイオリンの発明の前と後での大きな違いはこれです。
その後の差といえば、弓の発達と弦の発達となるわけですが、これはあまりにいろんな流派があるので、なんとも書けないし、また書く必要がない。各人が「良い」を究めるしかありません。
バロック作品を生まれた時代のことも奏法とともに知り、イタリアンオールドで現代のセッティングで演奏するのが、僕にはベストです。
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よく晴れた土曜日、フランス大聖堂。
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by Toruberlin | 2019-06-10 23:43 | 音楽の話 | Comments(0)