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ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


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カテゴリ:楽器と弓の話( 151 )

極上の弓たち。

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奏者の技量も大事、楽器や弓も大事。
どんな楽器と弓で弾いても、その人の音が出る。それがホンモノです。
でも歌手じゃないんだから、依り良い楽器や弓の力を借りられる、その恩恵を利用しない手はない。

「弾きやすい」とか「演奏(音楽)しやすい」ってなんだろう?
弾きやすい、は誰でも大きな(敢えて書くと)音が出るとか、音程が取りやすいとか、ではない。
どんなに良い音が鳴るかどうかである。
演奏、音楽しやすい、も同じ。
さわれば音が出る、なんてのは今はやりの「誰でも簡単にできる料理!」みたいに「簡便」が第一義である。
音が出ないから、または「スゴイ」を目指して力で弾くのも、これまた論外。
調弦が(軽く弾くから)一番良い音だった、なんて漫才みたいな話もある。
フロッシュ側を多用するのも、これまた不合理。
弓は弓先が大事なんである、なぜなら、そこで弾いた音が一番良いから。
自ずと弓の評価もそこがポイントとなります。

重ければ、その重さで良い音が出る。けど、扱えなければ仕方ない。
軽くても良い材料なら◎なことが多い、などなど、たくさんの要素のバランスが大事です。
人でも何でも一番大事なのはバランスなんですが、ここに楽器と弓の相性、それらと弾き手の相性も関わってきます。

良い楽器や弓は、奏者を育ててくれる。それを感じられる奏者には。
楽器と同じく、弓選びのポイントも、大事なのはここなんです。
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by Toruberlin | 2019-07-12 23:59 | 楽器と弓の話 | Comments(2)

全部で5本届いた、弓の話。

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コレクターから届いた弓、まず一人からがニュルンベルガー2本とP.シューベルトです。
ニュルンベルガーは19世紀終わりから20世紀初頭のドイツの名工です。Bausch,Rau,Weidhaas ,初代のH.R.P.と並んでドイツ式奏法用の弓の最高峰です。
なんで4本並んでるか?は、右端は春に手に入れた、120年前のニュルンベルガー、未使用でした。
春のアンペルマン室内楽「コントラバスもたまには一人で弾きます」は「ドラゴネッティの12のワルツ」をドラゴネッティ弓で弾いた以外は、全4公演をこの弓で演奏しました。120年前に造られて未使用はかなり稀、そして素晴らしい弓です。
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by Toruberlin | 2019-07-10 09:43 | 楽器と弓の話 | Comments(0)

日曜朝に届いた弓たちの試奏はフィルハーモニーでの本番で。

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この写真はGP前、ちょうど楽器をケースから出してるところですね。後ろにはソロバスのJも来ています。
39℃の最高気温予報が出てた昨日、1430からAP(直前リハ)だったので1350着、日曜日はこのエリアは路駐無料なんですが、夏休みに合わせてさらに工事だらけのフィルハーモニー周辺、楽器担いで長く炎天下を歩くのも大変なので、カラヤンが使っていた裏口にある駐車場に駐めました。楽器博物館側、ベルリンフィルアーカイヴの前です。
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ここは今では誰でも駐車できるんですが、もしかしたら初めて、でした。BMWと並ぶとMINIがどれだけ小さいか、再確認となります。
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そのリハの最後、団からのお礼の言葉などがありました。
本番はGPとは比べられないくらい良い出来でした。やはり、このホールで滅多に弾かないと、戸惑うのか?
ホルンはプロ並み、あとは特にファーストヴァイオリンが良かったな。いや、セカンドも。ヴァイオリンが良くて目立つというのはドイツでは面白い傾向です。まあ、ヴィオラはあまりに少なかった。チェロが12本でKBは6本、ヴィオラも少なく7本でした。トラを入れないオケだから(僕は例外、あとは指導者兼ねたコンサートマスター+ふたりのOB)でしょう。
気になることはたくさんありますが、アマチュアさんだから、請われなければアドヴァイスはしない方が良い。まず、アドヴァイスを理解するかどうかも、少しは知り合わないとできないし、自分を肯定してもらうことに喜びを感じることが多いから、自分で納得でき楽しめるようにするのが指導者の目標なんだろうが、それにはどっぷりと浸らないと出来ません。
趣味で適当に混ざっていたい人も居れば、化学者で首席のJのように、かなりマジに音楽活動してる人、後ろで楽しげだった内務省勤務のAは、きっと上達できる。隣で弾いてたG君は、まだまだ準備が足りないけれど、頑張って付いてきてました。
終演後に「ありがとうございました!」からJが「次回は幻想なんですが、コントラバスセクションのレッスンをお願いできませんか!」時間が合えば喜んで!と伝えました。もらう報酬分のセクションレッスン、なんてしたくないから、何時間を何回か?でやるか決めます。1-2回じゃ応急処置だけになる。3-4回なら、やる意味があるかなー?
日本のアマオケにもそれは進言したんだけれど、なかなかに難しいみたい。望まない人も多いのかもしれない。段階踏んで、は良いけれど、やるならマジ、だから僕はあまり指導者には向いていないと思っています。
「やってらんない」が先に出てきちゃう。他に貴重な時間の使い道はたくさんありますから。
でもJBSOのように、アマとプロの隔てなく、というか稚拙でも音楽を演奏したい!ならお手伝いは惜しまないし、関わっていきたい。プロのように変な縄張り意識持つ必要もない筈だし。それとも、やはりあるのかな?
これだけハイアマチュアが多い日本、でもマチュアだけで演奏するのが目的じゃないはず。この夏のWienLinzは参加者多数でコントラバスだけプロ4人+となりますが、ベルリン公演は二回とも20人くらいのプロが加わっての演奏でした。そこには特別な意味があったと僕は思ってるんです。メンバーも間違いなく楽しい筈。もちろん仕事屋トラじゃなく、僕が選んだマトモな仲間たちです。
日本での企画の提案はしてますが、さて、どうなりますか。

さて話が逸れました。若いエネルギーが演奏に喜びをもって注がれる。そうたくさんと話せなかったけれど、みんな演奏できる喜びに溢れている。これがアマチュアの強みです。
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そういうキラキラ輝いた、真剣で楽しそうな顔を眺めながら、僕も楽しかったコンサートでした。
楽しみの要因は、それに加えて弓。
G.W.Renzの稀少な名弓2本、この日の朝に届いたのを、自分のRenz2本は楽器ケースから出して、持って行きました。
どちらもヤニは全く載ってないけどAPで落ち着きました。
初期の長めのと後期のこれぞRenzという弓。後者はパーフェクト、硬めの感触、でも音は柔らかい。完璧な弓です。
もう一本はAPの間中弾いてましたが、理解するのに少し時間がかかりました。
が、結局本番全て、こちらで弾きました。オケには最上の一本です。ブラームスも良いけれどブルックナーも良いだろうな。
さて、今まで持ったことがない、Wienでは、その人の弓の最上ランクは2-3本続けて超高値で取引されたらしい。前回のはあまり関心しませんでしたが、今回のは買わないわけにはいかないくらい良いかも。昨日、日曜日なのに家でアルペジオーネなどを少しだけスカランペラで弾きましたが、別次元に良い!
あとは未使用の(また!でも、出所が同じだから、、、)1930年頃のニュルンベルガー2本。
こちらは今日、後で初めて音を出してみます。

終演後のビール乾杯!をセクションで約束してたんですが、長蛇の列!バックステージは演奏者以外は遠慮するのが礼儀なんだけど、10数人の列に並ぶ気はありません。
そう言えば2時間後も公演がありバックステージは混雑してましたが、リハ前から終演後までアカデミーかわからないが学生達がテーブルに陣取ってたむろしてました。フィルハーモニーは貸しホール、いくら毎日自分たちが練習させてもらってるからって自宅じゃない。混んでるのにずっと占拠してるのはどういう頭の構造なんだろう?いまのフィルハーモニカーはそういう教育はしないのかな?
気を使えない、気づかない、は音楽家にとって致命的欠点です。

終演直後、Jがお客さんと(ご両親だそう)話してたので携帯で撮ってあげようか?と言うとiPhoneは控え室に置いてきたそうで、僕ので記念写真。素敵な笑顔、あとで彼に送ります。
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by Toruberlin | 2019-07-01 08:57 | 楽器と弓の話 | Comments(0)

奏者と楽器

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楽器や弓は大事、だけど
弦などの付属品を大事にするのは賛成だが、主役じゃない。
主役は奏者と楽器。
そこにつながるコンサートホールなんて二の次なんである。
ホールが主役じゃない。
当たり前だけど、そう思ってないと思われる場面、多いですよね。
その話題になったのはZ教授門下の、カラヤン時代のバスセクションを知ってる
少し年下のコントラバス弾き。
見附さんのエンドピンの素晴らしさから、楽器の鳴りを大事にするために僕が考えた床と切り離す(だって、音響に床は大事だそうだけど、ほとんどは床と接していない空気伝達だから)エンドピンゴムの話をした時に我が意を得たり!と
「ホールの床もそうだけど、最近流行りの演奏台、あれだって変だ!」
なんで最高の材料で作られた楽器を探し、手にしたらその出会いに感謝してるのに、別の材木に音を託すなんてこと、考える?
そう、お金かかってようと、ホールも同じ。
ホールの床に無闇に(当たり前に)エンドピン差し込んで、それで床を鳴らす!なんて馬鹿げてるよな!で意見が一致しました。
「最高のシャンペンを用意して継いだのに、そこに安いスパークリングを混ぜる様だ!」
と言ったら大ウケしましたが、まさにそれです。
イタリアンオールドの響きを空気伝達じゃなしに、建材にたくさん入れて材木鳴らして、どうすんだ?!です。

見附さんに試作してもらったゴムは秋の文京シビックでの本番でも確信し、ずっと使っています。が、一つしかないし、まだまだ探求したい。
見附さんは金属のスペシャリスト、ゴム加工は難儀で試作にはご苦労をかけてしまいました。
今回は中の金属部分だけお願いし、高さ(長さ)を変えて、それをゴムにはめ込むのはベルリンで行うことにしました。

グスティ(チェロのグスタフ・リヴィニウス)とも拙宅晩餐の前に近況話から
室内楽における最大の付属品として(これは楽器を、演奏を活かすための)ゴムの考えを話したら
かなり共感してくれました。
チェロは斜めだから刺さないとズレやすい、なのでゴムを椅子にくくりつけた板に嵌め込んだら可能だな?!
と言い出し、盛り上がりました。素晴らしい奏者のグスティが同じ考えなのは、僕の説明をすぐに理解してくれたのは嬉しい。
KB用を進めると同時に、グスティ用にチェロのエンドピンゴムも作らければ。
見附さんのエンドピン、Quartettを彼は選んで使いました。僕もベストと思ってます。
でも楽器とホールでも変わるから、トリプルブリランテも持ち帰りました。奥さんもチェロ奏者(放送響)、きっと2本とも欲しいというだろうな!
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もちろん、音響が良い場所で弾きたい。
教会などの石造り、それに+木。お寺などの木造。
古い酒蔵、などなど。既存の建築で良い場所もたくさんありますし、最新のホールも良い。フィルハーモニーのKMS、コンチェルトハウスのOtto.Wernerホール、P.ブーレーズホール、素晴らしいです。

それには、元が良くて(奏者が楽器とともに用意できること)、さらに場所によって変えられれば、
もっと詳しく書けば、音響によって変化させる部分があれば
さらに魅力を与えてくれるのです。
そう、奏者と楽器、それに必要な調整と付属品が、良ければ。

主役は弾き手、その最重要な相棒が楽器と弓です。
だから調整と付属するものにも凝らざるを得ないんだけど
本末転倒なバランスになっては滑稽ですね。まして考えすぎて道を間違えては、いけません。
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by Toruberlin | 2019-03-26 23:03 | 楽器と弓の話 | Comments(0)

三様のコントラバス弓

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上から1800年初めごろ、1860年ごろ、そして1920-30年。
作者はC.E.Tubbs, Ludwig Bausch.Albert Nürnbergerです。
イギリス、ドイツの名工。フランスが弓の本場なのに?はコントラバスの世界では至極当たり前で、フレンチ式の奏法じゃなければ(例外的に)ドイツ弓が世界最高峰となります。
僕が普段弾いてるのは三番目のタイプ、今のジャーマンスタイルが1900年頃に確立してからの弓です。Witt先生のお話ではエレガントな今の形はPenzelが最初だそうです。
初代のH.R.Pfredtschner始め、たくさんの名工が19世紀終わりから、ザクっと言えば戦前、せいぜい1960くらいまでエレガントな名弓を多く製作してくれました。Bauschは一世代前、Knopfと並んで19世紀の代表的名工です。
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真ん中、この美しいのがBauschauge、バウシュアイといわれる特徴です。
今回の伝通院コンサートはバロック(バッハ)クラシック(ドラゴネッティ)ヘンツェ(近現代)高橋幸代(現代)の作品を演奏します。どの作品もNürnberger、または他にずらっと揃えてる美しい弓たちで弾けます。
普通は、それで弾きます。
だって、改良された頂点で、材料もまだ豊富にあり、そして作者たちは名手だった。最上の弓たち、だからです。
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by Toruberlin | 2019-03-08 00:13 | 楽器と弓の話 | Comments(0)

A.ニュルンベルガー作の新しい弓。

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新しい弓、と書くと新作?or 新しく手にれた?
そう、どっちにも取れますよね。新しく出会った弓には違いない。
新作の弓には興味を持ったことがないから、僕が「新しい弓」と言ったら、新たに手に入れた弓ってこと、なんですが、1920-30年頃に名工A.ニュルンベルガーが作った、つまり90年以上は経てるのに「新品」というのに出会いました。
これはプレイヤーからじゃありえない。弾けない(弾かない)コレクターからです。
そのコレクターは古い楽器屋からだそうで、数年前にミュンヘンの楽器屋が閉めて、奥にニュルンベルガーが複数本あったって話は耳にしましたが、それでは(時期的に)ないらしい。
先週ドラゴネッティ弓との出会いがあった時は30本以上手にしましたが、良いのはあったけれど欲しいのは他になかったんです。仕入れ業者じゃあありませんから、自分で使ってみたいと思わないと手を出さないし、多く持ってますから余程じゃないと、その気にならない。その時も2本の新品ニュルンベルガーがありました。確かに未使用。A.ニュルンベルガーかなー?とは疑ってしまいました。全くその気になりませんでしたが、それらも楽器店の倉庫からだそうです。
老舗だと、ずっと昔に仕入れてそのままになってて、ものすごく在庫山積みで訳がわかってる人は鬼籍に入ってる、なんて状況もあるのかなー?世界大戦がありましたが、ドイツの建物は石造り、爆撃を逃れたら梱包された弓が出てくることは、あり得なくはないですね。戦前に日本政府がドイツに贈った横山大観の作品たちはダーレムの倉庫から80年代に見つかりました。
そういえば蚤の市で知り合ったオールド(新品)サングラス業者、今は店も持ってますが、10年くらい前か?知り合った頃、素晴らしいサングラスを持っていて価格も安くはないが、買ってみようと思うくらい(商売上手)。僕も5-6買ったんですが、親しくなってから話してくれました。倉庫ごと販売、ってあるそうなんですが、まあ大概は宝の山とは出会えない。でもその人、ミュンヘン郊外の倉庫の中身、見ないで買って(売主も知らない、らしい)、落札後に鍵を壊して開けてもらったら数千の50-60年代のサングラスが(有名無名混合)ケースに入って綺麗な状態で詰まっていて、かなり得をしたそうです。それで、比較的安価で良いサングラスが並んでたけど、それも1-2年だったかなー?バカバカ売れたからあとから仕入れた廉価品が目立つようになった。また有名メーカー物はしっかり別に販売したんでしょう。
ミッテ区にある高級眼鏡店でA.ミクリがパリで、まだ自分で作ってた頃のサングラスを2つ手に入れました。5-6万円する今のよりずっと良い+価値があるらしい。そこの店主もどこかの在庫を手に入れて店に飾っておいたそうです。これも10年近く前の話、今でもどちらも愛用してます。
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弓から話が逸れましたが、もうひとつ。
S.セラフィンというヴェニスの名工がいます。ヴァイオリンを手にしたことがありますが、素晴らしいの一言!↑がその楽器の裏板。そのセラフィン、なかなかお目にかかれない楽器ですが、数年前にスコットランドのお城から、18世紀にセラフィンが製作した(ケースまで名前入り)カルテット一式、4本が発見されました。湿度や温度がバッチリだったのかダメージ無しだったらしい。納品されたまま保管されてた未使用の4本です。さて、300年経った楽器たち、演奏されてなくても楽器として造られて時間は経ている。充分すぎる300年。
楽器は年相応の風格?
友人が手に取って見たんですが、なんと昨日完成したような新品状態だったんだそうです。
弾かれて(振動させられて)空気に触れて、使われてこそ齢を重ねるんですね。
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それはこの未使用の弓を見て思いました。いや、未使用の証拠はないけれど、でも塗り直しじゃなく新品に見える。
弾いてみてわかりました、新品って。
僕は新作を好まないので(余程良いのがあれば別でしょうが、まず、無い)新作でしっかりと弾いたことはありません。
材料枯渇云々と言われてますが、確かに良い材料なのは見てわかる90年前の新品。元の色がどうだったかはわかりませんが、薄めの色で、かすり傷も一切ない。
なんで新品を感じたかといえば、材料良くA.ニュルンベルガーという名工の作だから素晴らしい弓なんですが、誰かが弾き込んだ形跡が感じられない。スティックが振動したことが無かった、というか。新品を感じました。
僕が知らないだけで、当代の名工の極上新作弓はあるのかもしれない。そういう弓なら、こういう感じなのか?
または良い材料で名工が作った弓に毛は張られていて90年経たから、それで弾くと、そう感じるのか?
A.ニュルベルガーは4-5本は今まで持っていましたが、違う良さにちょっと驚きました。
Busanにすごく合うのでBachをこれで弾いています。日本にも持って帰りますが、果たして東京で待ってるG.ガダニー二にも合うかは、合わないことはないのは確信してますが、わかりません。なのでRauとRenzも持っていくつもりです。
自分の前にコントラバス弾きが使っていない、という感覚。昔に造られた弓で、こういう感覚を味わえるというのもまた、稀有なことなのだと思います。ありがたい。
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by Toruberlin | 2019-03-05 13:15 | 楽器と弓の話 | Comments(2)

五弦コントラバス

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4弦と5弦
前に結構有名な人が主張した話を聞いた。こう考えてる人は少なくないのです。
4弦のクリアな響きがマスト云々と来て
低音弾くためにエクステンション案がでる。
4弦をオケに混ぜると、確かにバス弾きにはクリアに聞こえる。バスがクリアなのは悪いことじゃないが、クリアって言葉にコンプレックスがある?
真面目に新作を好む傾向も、似ている。
弾きやすくクリアだから。
クリアが大事なら五度調弦にする手もある。かなりクリアになります。
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もちろん五弦領域の低音を、持っている良い楽器で出せるのは良い。その為のエクステンション導入を否定してません。
でも五弦の響きが必要な作品は、多いです。
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チェロと同じ五度調弦に、今の多くのバス弾きが目指してることを思うと、そうしないのが不思議です。
楽器が鳴りまくる、自然だから。
小振りな楽器を五度調弦にしてチェロ弾きがKB弾きたいからって小型イタリアンを探してるって話、前に書きましたが、チェロを目指すなら、KBも五度調弦が良いかと思います。
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でもKBの響きはなくなる。
だからやらないし、5弦の響きが好きなんです。
4度調弦という弦楽器(今の)たちとは違う(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロは五度調弦)ことがコントラバスという楽器の魅力の一つと確信しています。
それはクリアじゃない、鈍臭くもある魅力と重なっています。
え、まるでチェロみたい!鮮やか!
は最上な褒め言葉ではないんです。
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by Toruberlin | 2019-02-27 23:53 | 楽器と弓の話 | Comments(0)

先生の愛器。

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アントニオ・マリアー二のコントラバス。
Witt先生も僕ほどじゃないですが数本の楽器をお持ちでした。マーラーのソロ、ベルリンフィルでソリストとしてディッタースドルフとハルトマンを演奏したとき、動画が公開されてるベルリンでのリサイタルはこの楽器ででした。一番長く弾いていらした、弾くのは難しけれどベストなイタリアンでした。
今は京都にあるジョヴァンネッタ・ディ・ルッカは僕がレッスンしていただく時に弾いてた楽器ですが、やはり素晴らしかった。カラヤンのメタモルフォーゼン(後半の死と変容)は先生が第一ソロですが、この楽器を使ってらっしゃいます。退団前に仲間に譲り、五弦は退団時にドイツ銀行が買い取りベルリンフィルに貸与、このマリアーニは手放さずに持っておいででした。
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ヴァイオリン型ではありません、ニスもドイツの100年前の流行で黒く上塗りされてますが、素晴らしい楽器です。弦楽器に造詣が深いBPはこの楽器を見たことがありますがマリアーニではないと断言してます、オールドイタリアンには間違いないとも。
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この2枚はバッハのサラバンドを24日に弾いてるところです。エレジーを弾いて慣れてくると思い出すのと、楽器も一年ぶりに音を出して、目覚めてくれました驚くほど早く。速い弓を使う曲は無理です、弦も古いし。しかしサラバンドはたっぷりと弾けました。
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この楽器をどうしても!と手に入れてないのは、そういう話になった時に奥様が置いておきたい!とのご希望があったのが一つ、ですが先生がお元気な時にも弾くことはないし(ここ数年、弾いたのは僕だけ)持っていくか?と仰ったことがありました。
今は終わりましたが(今年の春に)楽器たちの支払いが残ってたのがお受けしなかった理由の一つですが、6本持ってるイタリアン、特にスカランペラとブサン、ガダニー二は楽器として優ってる、上だと思ってました。いや、それは今でも思っています。
ですが思い出とかノスタルジーじゃなく、先生の魂が宿ってるとでもいうのが正しいのか?久々に弾いて、ものすごく弾きにくいのに数分で良い音を出してくた素晴らしい楽器です。逆に言えばこの楽器を弾くことができるのは僕しかいないんじゃないか?とも思います。
調整をちゃんとしたら見違えるはずですしガットコア弦にしたら良いだろうなー!
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バッハの後、しばらく眺めていて戻す前にマーラーのソロを弾いてみました。家で弾くには難しくないけれどベルリンフィルハーモニーで弾くとこれほど大変なソロもない!と素晴らしい演奏なさるのに仰ってた先生。音形は、そう、単純です。
弾いてみました。手前味噌は恥ずかしいですが、完璧でした。
この楽器、やはり手に入れたいなー、弾きたいなー。
日本にあるガダニーニかブラッチ、手放すかもしれません。?。
うーん、さーてどうしよう。
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by Toruberlin | 2018-12-27 23:50 | 楽器と弓の話 | Comments(2)

Renzが造ったコントラバス弓

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G.W.Renzが造ったコントラバス弓、かなり希少で貴重な筈ですがWitt先生からのイタリアンを弾いてる友人に2本、近年でも3本手放しましたが、それでも現在8本持っています。このところ弓の良いオファーがなくて買わないで済んでいたんですが晩夏にまた極上が来ました。
Renzは一代限りの弓職人、Renz工房製なんてのもH.R.P.と違ってありません。前にこのブログに「そこまで有名じゃないから贋作はないんじゃないかなー?」と書きましたが、どうもあるようです。ある東京の楽器店で撮ってくれたと友人が送ってくれたのは「どうも怪しい」実物は見てないですが、写真で見る限りは良い弓じゃありません。他にも写真ですが例がありました。
前にも書きましたが(すでにRenzのことを書いた日記は多く↓に3つ貼りました。ご興味がある方はどうぞ!)Renzはペンツェルの工房で学んだ後に自分の工房を持ちましたが、(オーダーメイドを受けていたとしても)明らかに初期は長めが多い。良い材料で美しい弓を作っています。周りに影響を受けていたフシがありますが1930年代以降と思いますが自分の形が確立し、ほとんど弓は(初期以外、との表現であってると思います)長さは同じで頭も同じ形になりました。ただ材料に依って、その材料を生かすために丸と角があり、また太さも違いますが長さは統一してます。この長さ、良い長さなんです。バランスよく力をかける(重さを乗せる)のに良い長さ。
速い弓で全弓使い切ることも、遅い弓でも良い音を出してくれます。
Witt先生は長い弓を好みました。フレーズを歌うのに良い弓なら長い方が良い。でもオケでは普通の長さを使っていたのは、実は弟子入りして随分経ってから知りました。全弓使っての演奏が多いベルリンフィルでは、長すぎる必要はなかったんでしょう。マーラーの1番、メタモルフォーゼンでは長めの愛弓をお使いでした。
オーケストラのメイン弓は引退なさった5年後に拝領しました。拙宅にあります。その長い弓は先生の家にそのまま(ベルリンフィル引退時には5弦をオケに残した以外は一切何も手放しませんでした)イタリアン4弦と一緒に在ります。
さて、先日の日記に「マイブーム」があり「スランプor馴れ合い」もあるから良い楽器と良い弓を多く持ってるのは◎と書きました。Renz4-5本でも充分に仕事できてます。H.R.PやWeidhaasなどは最近ご無沙汰ですがこの秋の室内楽in日本は全てA.Rauで弾きました。Guadaniniと相性が良いのです。
ブラームスのレクイエムが日曜にポツダムでありましたが楽器はHillを持って行きました。並行していたMozartにはHawkesでどちらの楽器にも2本のRenzでしたが、上の写真の棚の上でふと目があってRenz作でも一本だけ持ってる長い弓(初期の作)をポツダムに持っていきました。もう一本はオケで弾くには最高の昨年手に入れたRenzです。最初のリハで両方を試したら、その長めのRenzの良いこと!
音は速い、発音も速く、しかも響は深い。かなり長い間置きっぱなしでしたが(Busanなど4弦にはあまり合わない)新鮮な驚きでした。


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by Toruberlin | 2018-11-26 23:42 | 楽器と弓の話 | Comments(2)

The Glory of Cremona

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9/29に道東鶴居村で行う室内楽コンサートの実行委員長は押味和夫医学博士です。血液内科の大家で大好きな釣りのためとアメリカ生活時代に知ってしまった雄大な自然を釧路湿原がある道東の鶴居村に見つけ、ここを住処となさいました。今も複数の病院で診療をなさっています。伊達のご出身で御大(写真家の青柳陽一)にご紹介いただきました。
押味先生には鶴居村公演だけじゃなく、10/3&10/4の東京公演@文京シビックホール小ホールも両晩で650席と席数が多いのでお仲間やお知り合いにオススメくださいました。
押味先生の恩師にあたる整形外科の権威Y先生はコンサートにご夫婦でおいでくださいますが、東大時代から室内楽を愉しんでらしたそうで(キャリアは70年近い!)ピアノをお弾きになります。そのお仲間に音楽プロデューサーの中野雄氏がおいでとメールで知り、ちょうど新刊が出たところでタイトルは「ストラディヴァリとグァルネリ」ヴァイオリン千年の夢(文春新書)タイトルに惹かれすぐにアマゾンで購入し、ベルリンを訪問した従兄弟に運んでもらいました。
読み始めると「我が意を得たり!」な内容で引き込まれました。
そこにルジエロ・リッチが15本のクレモナヴァイオリンを演奏したレコードの話がありました。
すぐに検索しましたがアマゾンのドイツ、日本、どちらにも記述はありますが完売、オークションでも無し。
そしたらなんとYouTubeにありました!
これを探し当ててから、本は先に進んでません。MacBookで作業しながら何度も何度も聴いています。
若い頃のリッチ、もちろんなんの文句もない、素晴らしい奏者です!



中野先生も書いてらっしゃいますが、ヴァイオリン比べのなんと無意味なことか!
新作と名器を同じ人が弾いて、その差を明確に当てられる人など居なかった!と言うのですが、そんなことはあり得ない?!
いや、あるんです。
だって、イタリアンオールドは誰でも弾けるわけじゃない。
簡単な例では僕の愛車Miniクーパー、または御大の50歳近いジムニー、運転できない人多いです。古いフェラーリ、アルファetc.運転免許を持っていても素人では扱えないし、また活かせない。
楽器比べの愚は、音を出しやすい新作が得意な奏者に、魂がこもったイタリアンオールド名器から音を出すことができないのに、比較させることです。
中野先生も書いておいでですが、このR.リッチというイタリアの名手がストラディヴァリとグァルネリを15本を弾いた録音は素晴らしいです!どれがどうというんじゃなく、個性を持った名器たちを楽しめます。

コントラバスでもそうなんですが、新しい楽器を弾くのは簡単、でも、「その先」がない。音の羅列はできても魅力がない。
それは時間が作るのか?そう思わないと新作を作る人はやってられないでしょうし、ちゃんと作られた楽器はそうなんだと思います。でもクレモナの特別な楽器たちには、そういうセオリーは(あったとしても)通用しない特別な魂があるのは間違いないです。

楽器は大事、いつもこのブログにも書いてます。
同じように奏者も大事。いつも最重要はバランスです。
演奏家で言えば、良い楽器と出会えば、相乗効果で自分を高めて行く可能性は広がる。
それが広がらなければ、才能がないってことになるんでしょう。
なにより、良い楽器と過ごす時間は愉しい。
良いって定義は?って話になると面倒ですが、柔らかく深く色の多い音をこちらが上手く求めたら出してくれる、わかりあったら可能性がどんどん広がる、これが良い楽器です。
もちろん、その人に合う合わない、はあります。
ありますが、良い楽器との出会いを期待して(異性と似てる)自分をその時のために高める努力、勉強をして、
僕らは人前で弾くのだから、常にアップデートして演奏活動をするために生きているのだったら、とっても大事なことと思います。

縁あって、幸運で9本のオールド楽器とそれを弾くためのたくさんの名弓に恵まれてます。
それでも、満足はしてますが、まだ出会いの予感はしています。
もちろん、バランスのために腕も磨きながら。

私の今の音楽活動のメインの一つが自分で企画してる室内楽です、
9/29の鶴居村、ここにも伊達や東京から多くの方が来てくださいます。
10/3&10/4はアンペルマン信号機を鷗外所縁のベルリンミッテ区が春に贈呈した文京区のシビックホールで行います。
素晴らしい音響で室内楽には最適な小ホールですがキャパは370席、
どうぞお誘いあわせてのご来場を!
アントニオ・グァダニー二のヴァイオリン、KBはガエターノ・グアダニーニ。グァルネリと同じジェノヴァ生まれのカステロ作のチェロ、カタリーナのイタリアンオールドヴィオラは無名ですが、イタリアンオールド弦楽器の重なる音もお楽しみいただけます。


















by Toruberlin | 2018-09-20 03:37 | 楽器と弓の話 | Comments(0)