人気ブログランキング |


ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


by Toruberlin

プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

いらっしゃいませ! ©Toruberlin

最新の記事

アラン島のフィッシャーマンセ..
at 2020-01-21 20:40
12/23月曜発売の週刊ポスト
at 2019-12-22 23:19
iPad2019
at 2019-12-21 21:17
いつでも、どんな時でも。
at 2019-12-20 23:51
みんなで歌うWO
at 2019-12-19 23:46
自家製ラーメン初心者の為に ..
at 2019-12-18 13:56
日曜日、Perlebergか..
at 2019-12-17 17:35
贅沢な悩み
at 2019-12-16 23:20
東独デザイン、まだまだ残って..
at 2019-12-15 22:21
第3アドヴェントのコンサート..
at 2019-12-14 23:47
A. Rau 作の弓
at 2019-12-13 17:17
かなり久々になっております。
at 2019-12-12 14:18
有楽町「川上」さんへ 10/17
at 2019-10-23 23:59
文京シビックホールでリハーサル。
at 2019-10-22 23:59
東麻布リハーサル
at 2019-10-21 23:59
R.グリエールのデュエット
at 2019-10-20 23:59
さんさき坂カフェへ
at 2019-10-19 23:59
室内楽リハーサルwithチェロ編
at 2019-10-18 23:59
東麻布、2013年から東京で..
at 2019-10-17 23:59
鷗外記念館特別展オープニング..
at 2019-10-16 23:59

カテゴリ

全体
美味しい楽しい話
趣味の話
音楽の話
楽器と弓の話
これはおすすめ!
街で見つけたこんなもの!
べルリンの美味い店
最近のべルリン写真
日常の出来事
昔の話
旅行
AMPELMANN
AMPELMANN Japan2010
非日常の出来事
日本で何を食おうかな?
ご馳走/料理
風景写真
これはスゴイ!
AMPELMANN Japan 2011
DSO Tour
ベルリンー津和野
Weihnachtsmarkt
Movie 映画
AMPELMANN Japan2012
AMPELMANN Japan2013
AMPELMANN Japan 2014
AMPELMANN Japan2015
AMPELMANN JAPAN 2016
AMPELMANN Japan 2017
AMPELMANN Japan 2018
鷗外の縁
AMPELMANN Japan 2019

最新のコメント

kemtaさん、初コメン..
by Toruberlin at 13:27
自己満足の演奏をしている..
by kemta at 09:24
そうなのよ。目指したのは..
by Toruberlin at 20:08
って事は… 違う店に入..
by charlie1030 at 11:57
7515とは!仲良し姿を..
by Toruberlin at 02:43
お忙しいなか、ようこそお..
by yu at 10:30
R子ちゃん、コメントあり..
by Toruberlin at 09:03
夏に日本でお会いしたのは..
by r子 at 02:23
そうだね、札幌のO澤とな..
by Toruberlin at 18:39
僕もRenzに育ててもら..
by yusuke at 07:57
ありがとうございます。 ..
by Toruberlin at 11:45
おめでとうございます。
by Zeiss_Mania at 10:28
ありがとう!それなら、夏..
by Toruberlin at 21:08
いつもながらに完璧な焼き..
by charlie1030 at 17:41
p.s.友人が調べたらイ..
by Toruberlin at 21:58
3年近く経ってますが、書..
by Toruberlin at 16:47
調べましたら、なんとドイ..
by Toruberlin at 03:30
↓5/15に書いたコメン..
by Toruberlin at 16:29
x 大津の幼稚園児が二..
by Toruberlin at 16:11
BRAUN,ALTIX、..
by Toruberlin at 01:19

検索

以前の記事

2020年 01月
2019年 12月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月

お気に入りブログ

うちの食卓 Non so...
イタリア子連れ放浪記
オリーブとブドウ畑のあいだで
フィレンツェ田舎生活便り2
フィオッキ・ブログ Fi...
ろひちかなまや
Piccoli Pass...
リヨンの散歩
ワインおたくの妻
Vom Himmel
ベルリン、いまも工事中 ...
フィレンツェ田舎のお料理教室
おウチごはん。
モンタンのブログ
カグラザカ日記
ただいまお料理中
Berlin no Hi...
材木屋茶人の徒然な毎日
ベルリンに思いを馳せて

タグ

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

料理家
海外生活

画像一覧

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

カテゴリ:楽器と弓の話( 154 )

贅沢な悩み

贅沢な悩み_c0180686_21210888.jpeg
ホンモノで未使用だったAugust Rauの弓をひと月の猶予で預かってます。一緒に来たRenzは直ぐに購入したんですが、Rauは既に書きました様に今まで見たことないくらい長い!まあそれは大した問題じゃありませんが、フランス娘ブルジェーには良いが他の楽器ではそうでもない。また扱える奏者は多くはないか?売る為に買うことはしないけど20年後には手放すことも考えなければいけない。
いや、それは二の次か?!自分が気に入れば、誰か気にいる人も、また出てくる筈です。
悩みは、新年にもう1本同じとこからRauが来ること。そちらは標準サイズ。前から持ってる二本、同じ作者なのに全く違うから、楽しみです。悩みでもあります。
スティーブンソン製のフライトケース、2009年春が日本に持って行った最後らしい。
今では福島と東京にイタリアン二本置いてあるから重いケースで楽器を運ばなくて済んでいるけど、9本も持ってるからの悩みでもあります。
本当は室内楽はBusanで、ソロチューニングはScarampellaで弾きたい、日本でも。
ね、贅沢な悩みです。
伊達の御大邸にあるBracci、今年は弾かなかった。
来年は伊達保原、郡山と会津を実現せねば!
北海道はまた最初から、だから暫くは難しいな。
↓はフランクフルト空港で東京行きに搭乗前に偶然のショット!これから積まれる自分のフライトケースとANA777。
贅沢な悩み_c0180686_22060233.jpeg















by Toruberlin | 2019-12-16 23:20 | 楽器と弓の話 | Comments(0)

A. Rau 作の弓

A. Rau 作の弓_c0180686_01184522.jpeg
かーなり希少で貴重なAuguste Rauの弓。TAXE(価値が記載された本、参考に出来る指針です)にもフランスの最高クラスの弓と同等のレベルで、その価値がある、と記されています。
弦楽器の最高峰はイタリアン、弓はフレンチ、は揺るぎない事実なんです。
さて、ドイツ人ではあるが最高評価のRau、コントラバス弓は希少です。Renzも希少ですが、更に。またRauは有名なだけに贋作もある。
昨年の秋に日本で鱒を弾いたコンサートでは最高のRauを使いました。20年以上前にBPが探してきてくれた名弓、良い弓は嬉しいことにたくさん持ってますが、手放すなら最後の最高の5本にWitt先生からのWilhelmyと共に入ってます。
春に120年くらい前に作られた未使用のニュルンベルガーを手に入れました。
滅多にないことですが、ブルジェーの五弦に挟んでるRauも、同じ所から出てきました。
いや、正確に言えばこちらはRauから仕入れたのをずっと持っていた北ドイツの大都市の元楽器屋らしい。
ニュルンベルガーも二本あって12000ユーロでWienにどちらも行ったそうです。極上だからの価格?
初代HRといいヨーロッパでの極上弓高騰は驚きますが、実際に欲しい人は多いそうで極上は直ぐに行き先が決まるそうです。数百万から大台を超えるのが他の弦楽器弓では前からある訳ですから、自然なのか?楽器商曰く、まだまだ上がるそうです。
A. Rau 作の弓_c0180686_01422409.jpeg



More
by Toruberlin | 2019-12-13 17:17 | 楽器と弓の話 | Comments(0)

極上の弓たち。

極上の弓たち。_c0180686_20263269.jpg
極上の弓たち。_c0180686_20255909.jpg
極上の弓たち。_c0180686_20254886.jpg
奏者の技量も大事、楽器や弓も大事。
どんな楽器と弓で弾いても、その人の音が出る。それがホンモノです。
でも歌手じゃないんだから、依り良い楽器や弓の力を借りられる、その恩恵を利用しない手はない。

「弾きやすい」とか「演奏(音楽)しやすい」ってなんだろう?
弾きやすい、は誰でも大きな(敢えて書くと)音が出るとか、音程が取りやすいとか、ではない。
どんなに良い音が鳴るかどうかである。
演奏、音楽しやすい、も同じ。
さわれば音が出る、なんてのは今はやりの「誰でも簡単にできる料理!」みたいに「簡便」が第一義である。
音が出ないから、または「スゴイ」を目指して力で弾くのも、これまた論外。
調弦が(軽く弾くから)一番良い音だった、なんて漫才みたいな話もある。
フロッシュ側を多用するのも、これまた不合理。
弓は弓先が大事なんである、なぜなら、そこで弾いた音が一番良いから。
自ずと弓の評価もそこがポイントとなります。

重ければ、その重さで良い音が出る。けど、扱えなければ仕方ない。
軽くても良い材料なら◎なことが多い、などなど、たくさんの要素のバランスが大事です。
人でも何でも一番大事なのはバランスなんですが、ここに楽器と弓の相性、それらと弾き手の相性も関わってきます。

良い楽器や弓は、奏者を育ててくれる。それを感じられる奏者には。
楽器と同じく、弓選びのポイントも、大事なのはここなんです。
極上の弓たち。_c0180686_20253972.jpg


More
by Toruberlin | 2019-07-12 23:59 | 楽器と弓の話 | Comments(2)

全部で5本届いた、弓の話。

全部で5本届いた、弓の話。_c0180686_17511051.jpg
全部で5本届いた、弓の話。_c0180686_17505328.jpg
コレクターから届いた弓、まず一人からがニュルンベルガー2本とP.シューベルトです。
ニュルンベルガーは19世紀終わりから20世紀初頭のドイツの名工です。Bausch,Rau,Weidhaas ,初代のH.R.P.と並んでドイツ式奏法用の弓の最高峰です。
なんで4本並んでるか?は、右端は春に手に入れた、120年前のニュルンベルガー、未使用でした。
春のアンペルマン室内楽「コントラバスもたまには一人で弾きます」は「ドラゴネッティの12のワルツ」をドラゴネッティ弓で弾いた以外は、全4公演をこの弓で演奏しました。120年前に造られて未使用はかなり稀、そして素晴らしい弓です。
全部で5本届いた、弓の話。_c0180686_17504280.jpg


More
by Toruberlin | 2019-07-10 09:43 | 楽器と弓の話 | Comments(0)

日曜朝に届いた弓たちの試奏はフィルハーモニーでの本番で。

日曜朝に届いた弓たちの試奏はフィルハーモニーでの本番で。_c0180686_17011046.jpg
この写真はGP前、ちょうど楽器をケースから出してるところですね。後ろにはソロバスのJも来ています。
39℃の最高気温予報が出てた昨日、1430からAP(直前リハ)だったので1350着、日曜日はこのエリアは路駐無料なんですが、夏休みに合わせてさらに工事だらけのフィルハーモニー周辺、楽器担いで長く炎天下を歩くのも大変なので、カラヤンが使っていた裏口にある駐車場に駐めました。楽器博物館側、ベルリンフィルアーカイヴの前です。
日曜朝に届いた弓たちの試奏はフィルハーモニーでの本番で。_c0180686_17010189.jpg
ここは今では誰でも駐車できるんですが、もしかしたら初めて、でした。BMWと並ぶとMINIがどれだけ小さいか、再確認となります。
日曜朝に届いた弓たちの試奏はフィルハーモニーでの本番で。_c0180686_17004479.jpg
そのリハの最後、団からのお礼の言葉などがありました。
本番はGPとは比べられないくらい良い出来でした。やはり、このホールで滅多に弾かないと、戸惑うのか?
ホルンはプロ並み、あとは特にファーストヴァイオリンが良かったな。いや、セカンドも。ヴァイオリンが良くて目立つというのはドイツでは面白い傾向です。まあ、ヴィオラはあまりに少なかった。チェロが12本でKBは6本、ヴィオラも少なく7本でした。トラを入れないオケだから(僕は例外、あとは指導者兼ねたコンサートマスター+ふたりのOB)でしょう。
気になることはたくさんありますが、アマチュアさんだから、請われなければアドヴァイスはしない方が良い。まず、アドヴァイスを理解するかどうかも、少しは知り合わないとできないし、自分を肯定してもらうことに喜びを感じることが多いから、自分で納得でき楽しめるようにするのが指導者の目標なんだろうが、それにはどっぷりと浸らないと出来ません。
趣味で適当に混ざっていたい人も居れば、化学者で首席のJのように、かなりマジに音楽活動してる人、後ろで楽しげだった内務省勤務のAは、きっと上達できる。隣で弾いてたG君は、まだまだ準備が足りないけれど、頑張って付いてきてました。
終演後に「ありがとうございました!」からJが「次回は幻想なんですが、コントラバスセクションのレッスンをお願いできませんか!」時間が合えば喜んで!と伝えました。もらう報酬分のセクションレッスン、なんてしたくないから、何時間を何回か?でやるか決めます。1-2回じゃ応急処置だけになる。3-4回なら、やる意味があるかなー?
日本のアマオケにもそれは進言したんだけれど、なかなかに難しいみたい。望まない人も多いのかもしれない。段階踏んで、は良いけれど、やるならマジ、だから僕はあまり指導者には向いていないと思っています。
「やってらんない」が先に出てきちゃう。他に貴重な時間の使い道はたくさんありますから。
でもJBSOのように、アマとプロの隔てなく、というか稚拙でも音楽を演奏したい!ならお手伝いは惜しまないし、関わっていきたい。プロのように変な縄張り意識持つ必要もない筈だし。それとも、やはりあるのかな?
これだけハイアマチュアが多い日本、でもマチュアだけで演奏するのが目的じゃないはず。この夏のWienLinzは参加者多数でコントラバスだけプロ4人+となりますが、ベルリン公演は二回とも20人くらいのプロが加わっての演奏でした。そこには特別な意味があったと僕は思ってるんです。メンバーも間違いなく楽しい筈。もちろん仕事屋トラじゃなく、僕が選んだマトモな仲間たちです。
日本での企画の提案はしてますが、さて、どうなりますか。

さて話が逸れました。若いエネルギーが演奏に喜びをもって注がれる。そうたくさんと話せなかったけれど、みんな演奏できる喜びに溢れている。これがアマチュアの強みです。
日曜朝に届いた弓たちの試奏はフィルハーモニーでの本番で。_c0180686_17005254.jpg
そういうキラキラ輝いた、真剣で楽しそうな顔を眺めながら、僕も楽しかったコンサートでした。
楽しみの要因は、それに加えて弓。
G.W.Renzの稀少な名弓2本、この日の朝に届いたのを、自分のRenz2本は楽器ケースから出して、持って行きました。
どちらもヤニは全く載ってないけどAPで落ち着きました。
初期の長めのと後期のこれぞRenzという弓。後者はパーフェクト、硬めの感触、でも音は柔らかい。完璧な弓です。
もう一本はAPの間中弾いてましたが、理解するのに少し時間がかかりました。
が、結局本番全て、こちらで弾きました。オケには最上の一本です。ブラームスも良いけれどブルックナーも良いだろうな。
さて、今まで持ったことがない、Wienでは、その人の弓の最上ランクは2-3本続けて超高値で取引されたらしい。前回のはあまり関心しませんでしたが、今回のは買わないわけにはいかないくらい良いかも。昨日、日曜日なのに家でアルペジオーネなどを少しだけスカランペラで弾きましたが、別次元に良い!
あとは未使用の(また!でも、出所が同じだから、、、)1930年頃のニュルンベルガー2本。
こちらは今日、後で初めて音を出してみます。

終演後のビール乾杯!をセクションで約束してたんですが、長蛇の列!バックステージは演奏者以外は遠慮するのが礼儀なんだけど、10数人の列に並ぶ気はありません。
そう言えば2時間後も公演がありバックステージは混雑してましたが、リハ前から終演後までアカデミーかわからないが学生達がテーブルに陣取ってたむろしてました。フィルハーモニーは貸しホール、いくら毎日自分たちが練習させてもらってるからって自宅じゃない。混んでるのにずっと占拠してるのはどういう頭の構造なんだろう?いまのフィルハーモニカーはそういう教育はしないのかな?
気を使えない、気づかない、は音楽家にとって致命的欠点です。

終演直後、Jがお客さんと(ご両親だそう)話してたので携帯で撮ってあげようか?と言うとiPhoneは控え室に置いてきたそうで、僕ので記念写真。素敵な笑顔、あとで彼に送ります。
日曜朝に届いた弓たちの試奏はフィルハーモニーでの本番で。_c0180686_17003341.jpg













by Toruberlin | 2019-07-01 08:57 | 楽器と弓の話 | Comments(0)

奏者と楽器

奏者と楽器_c0180686_15211220.jpg
楽器や弓は大事、だけど
弦などの付属品を大事にするのは賛成だが、主役じゃない。
主役は奏者と楽器。
そこにつながるコンサートホールなんて二の次なんである。
ホールが主役じゃない。
当たり前だけど、そう思ってないと思われる場面、多いですよね。
その話題になったのはZ教授門下のカラヤン時代のバスセクションを知ってる少し年下のコントラバス弾きと。
見附さんのエンドピンの素晴らしさから、楽器の鳴りを大事にするために僕が考えた床と切り離す(だって、音響に床は大事だそうだけど、ほとんどの楽器や歌は床と接していない空気伝達だから)エンドピンゴムの話をした時に我が意を得たり!と
「ホールの床もそうだけど、最近流行りの演奏台、あれだって変だ!」
なんで最高の材料で作られた楽器を探し、手にしたらその出会いに感謝してるのに、別の材木に音を託すなんてこと、考える?
そう、お金かかってようと、ホールも同じ。
ホールの床に無闇に(当たり前に)エンドピン差し込んで、それで床を鳴らす!なんて馬鹿げてるよな!で意見が一致しました。
「最高のシャンペンを用意して注いだのに、そこに安いスパークリングを混ぜる様だ!」
と言ったら大ウケしましたが、まさにそれです。
イタリアンオールドの響きを空気伝達じゃなしに、建材にたくさん入れて床の材木鳴らして、どうすんだ?!です。

見附さんに試作してもらったゴムは秋の文京シビックでの本番でも良さを確信し、ずっと使っています。が、一つしかないし、まだまだ探求したい。
見附さんは金属のスペシャリスト、ゴム加工は難儀で試作にはご苦労をかけてしまいました。
今回は中の金属部分だけお願いし、高さ(長さ)を変えて、それをゴムにはめ込むのはベルリンで行うことにしました。

グスティ(チェロのグスタフ・リヴィニウス)とも拙宅晩餐の前に近況話から、室内楽における最大の付属品として(これは楽器を、演奏を活かすための)ゴムの考えを話したら
かなり共感してくれました。
チェロは斜めだから刺さないとズレやすい、なのでゴムを椅子にくくりつけた板に嵌め込んだら可能だな?!
と言い出し、盛り上がりました。素晴らしい奏者のグスティが同じ考えなのは、僕の説明をすぐに理解してくれたのは嬉しい。
KB用を進めると同時に、グスティ用にチェロのエンドピンゴムも作らければ。
見附さんのエンドピン、Quartettを彼は選んでコンサートで使いました。僕もベストと思ってます。
でも楽器とホールでも変わるから、トリプルブリランテも持ち帰りました。奥さんもチェロ奏者(放送響)、きっと2本とも欲しいというだろうな!
奏者と楽器_c0180686_15200579.jpg
もちろん、音響が良い場所で弾きたい。
教会などの石造り、それに+木。お寺などの木造。
古い酒蔵、などなど。既存の建築で良い場所もたくさんありますし、最新のホールも良い。フィルハーモニーのKMS、コンチェルトハウスのOtto.Wernerホール、P.ブーレーズホール、素晴らしいです。

それには、元が良くて(奏者が楽器とともに用意できること)、さらに場所によって変えられれば、
もっと詳しく書けば、音響によって変化させられる部分があれば、さらに魅力を与えてくれるのです。
そう、奏者と楽器、それに必要な調整と付属品が良ければ。

主役は弾き手、その最重要な相棒が楽器と弓です。
だから調整と付属するものにも凝らざるを得ないんだけど、本末転倒なバランスになっては滑稽ですね。まして考えすぎて道を間違えては、いけません。
もっと勿体ないのは何も考えないことです。
奏者と楽器_c0180686_15203273.jpg

























by Toruberlin | 2019-03-26 23:03 | 楽器と弓の話 | Comments(0)

三様のコントラバス弓

三様のコントラバス弓_c0180686_19473779.jpg
三様のコントラバス弓_c0180686_19472617.jpg
上から1800年初めごろ、1860年ごろ、そして1920-30年。
作者はC.E.Tubbs, Ludwig Bausch.Albert Nürnbergerです。
イギリス、ドイツの名工。フランスが弓の本場なのに?はコントラバスの世界では至極当たり前で、フレンチ式の奏法じゃなければ(例外的に)ドイツ弓が世界最高峰となります。
僕が普段弾いてるのは三番目のタイプ、今のジャーマンスタイルが1900年頃に確立してからの弓です。Witt先生のお話ではエレガントな今の形はPenzelが最初だそうです。
初代のH.R.Pfredtschner始め、たくさんの名工が19世紀終わりから、ザクっと言えば戦前、せいぜい1960くらいまでエレガントな名弓を多く製作してくれました。Bauschは一世代前、Knopfと並んで19世紀の代表的名工です。
三様のコントラバス弓_c0180686_19471559.jpg
真ん中、この美しいのがBauschauge、バウシュアイといわれる特徴です。
今回の伝通院コンサートはバロック(バッハ)クラシック(ドラゴネッティ)ヘンツェ(近現代)高橋幸代(現代)の作品を演奏します。どの作品もNürnberger、または他にずらっと揃えてる美しい弓たちで弾けます。
普通は、それで弾きます。
だって、改良された頂点で、材料もまだ豊富にあり、そして作者たちは名手だった。最上の弓たち、だからです。
三様のコントラバス弓_c0180686_19470842.jpg


More
by Toruberlin | 2019-03-08 00:13 | 楽器と弓の話 | Comments(0)

A.ニュルンベルガー作の新しい弓。

A.ニュルンベルガー作の新しい弓。_c0180686_21052651.jpg
新しい弓、と書くと新作?or 新しく手にれた?
そう、どっちにも取れますよね。新しく出会った弓には違いない。
新作の弓には興味を持ったことがないから、僕が「新しい弓」と言ったら、新たに手に入れた弓ってこと、なんですが、1920-30年頃に名工A.ニュルンベルガーが作った、つまり90年以上は経てるのに「新品」というのに出会いました。
これはプレイヤーからじゃありえない。弾けない(弾かない)コレクターからです。
そのコレクターは古い楽器屋からだそうで、数年前にミュンヘンの楽器屋が閉めて、奥にニュルンベルガーが複数本あったって話は耳にしましたが、それでは(時期的に)ないらしい。
先週ドラゴネッティ弓との出会いがあった時は30本以上手にしましたが、良いのはあったけれど欲しいのは他になかったんです。仕入れ業者じゃあありませんから、自分で使ってみたいと思わないと手を出さないし、多く持ってますから余程じゃないと、その気にならない。その時も2本の新品ニュルンベルガーがありました。確かに未使用。A.ニュルンベルガーかなー?とは疑ってしまいました。全くその気になりませんでしたが、それらも楽器店の倉庫からだそうです。
老舗だと、ずっと昔に仕入れてそのままになってて、ものすごく在庫山積みで訳がわかってる人は鬼籍に入ってる、なんて状況もあるのかなー?世界大戦がありましたが、ドイツの建物は石造り、爆撃を逃れたら梱包された弓が出てくることは、あり得なくはないですね。戦前に日本政府がドイツに贈った横山大観の作品たちはダーレムの倉庫から80年代に見つかりました。
そういえば蚤の市で知り合ったオールド(新品)サングラス業者、今は店も持ってますが、10年くらい前か?知り合った頃、素晴らしいサングラスを持っていて価格も安くはないが、買ってみようと思うくらい(商売上手)。僕も5-6買ったんですが、親しくなってから話してくれました。倉庫ごと販売、ってあるそうなんですが、まあ大概は宝の山とは出会えない。でもその人、ミュンヘン郊外の倉庫の中身、見ないで買って(売主も知らない、らしい)、落札後に鍵を壊して開けてもらったら数千の50-60年代のサングラスが(有名無名混合)ケースに入って綺麗な状態で詰まっていて、かなり得をしたそうです。それで、比較的安価で良いサングラスが並んでたけど、それも1-2年だったかなー?バカバカ売れたからあとから仕入れた廉価品が目立つようになった。また有名メーカー物はしっかり別に販売したんでしょう。
ミッテ区にある高級眼鏡店でA.ミクリがパリで、まだ自分で作ってた頃のサングラスを2つ手に入れました。5-6万円する今のよりずっと良い+価値があるらしい。そこの店主もどこかの在庫を手に入れて店に飾っておいたそうです。これも10年近く前の話、今でもどちらも愛用してます。
A.ニュルンベルガー作の新しい弓。_c0180686_00441844.jpg
弓から話が逸れましたが、もうひとつ。
S.セラフィンというヴェニスの名工がいます。ヴァイオリンを手にしたことがありますが、素晴らしいの一言!↑がその楽器の裏板。そのセラフィン、なかなかお目にかかれない楽器ですが、数年前にスコットランドのお城から、18世紀にセラフィンが製作した(ケースまで名前入り)カルテット一式、4本が発見されました。湿度や温度がバッチリだったのかダメージ無しだったらしい。納品されたまま保管されてた未使用の4本です。さて、300年経った楽器たち、演奏されてなくても楽器として造られて時間は経ている。充分すぎる300年。
楽器は年相応の風格?
友人が手に取って見たんですが、なんと昨日完成したような新品状態だったんだそうです。
弾かれて(振動させられて)空気に触れて、使われてこそ齢を重ねるんですね。
A.ニュルンベルガー作の新しい弓。_c0180686_21035521.jpg
それはこの未使用の弓を見て思いました。いや、未使用の証拠はないけれど、でも塗り直しじゃなく新品に見える。
弾いてみてわかりました、新品って。
僕は新作を好まないので(余程良いのがあれば別でしょうが、まず、無い)新作でしっかりと弾いたことはありません。
材料枯渇云々と言われてますが、確かに良い材料なのは見てわかる90年前の新品。元の色がどうだったかはわかりませんが、薄めの色で、かすり傷も一切ない。
なんで新品を感じたかといえば、材料良くA.ニュルンベルガーという名工の作だから素晴らしい弓なんですが、誰かが弾き込んだ形跡が感じられない。スティックが振動したことが無かった、というか。新品を感じました。
僕が知らないだけで、当代の名工の極上新作弓はあるのかもしれない。そういう弓なら、こういう感じなのか?
または良い材料で名工が作った弓に毛は張られていて90年経たから、それで弾くと、そう感じるのか?
A.ニュルベルガーは4-5本は今まで持っていましたが、違う良さにちょっと驚きました。
Busanにすごく合うのでBachをこれで弾いています。日本にも持って帰りますが、果たして東京で待ってるG.ガダニー二にも合うかは、合わないことはないのは確信してますが、わかりません。なのでRauとRenzも持っていくつもりです。
自分の前にコントラバス弾きが使っていない、という感覚。昔に造られた弓で、こういう感覚を味わえるというのもまた、稀有なことなのだと思います。ありがたい。
A.ニュルンベルガー作の新しい弓。_c0180686_21040549.jpg











by Toruberlin | 2019-03-05 13:15 | 楽器と弓の話 | Comments(2)

五弦コントラバス

五弦コントラバス_c0180686_00123554.jpg
4弦と5弦
前に結構有名な人が主張した話を聞いた。こう考えてる人は少なくないのです。
4弦のクリアな響きがマスト云々と来て
低音弾くためにエクステンション案がでる。
4弦をオケに混ぜると、確かにバス弾きにはクリアに聞こえる。バスがクリアなのは悪いことじゃないが、クリアって言葉にコンプレックスがある?
真面目に新作を好む傾向も、似ている。
弾きやすくクリアだから。
クリアが大事なら五度調弦にする手もある。かなりクリアになります。
五弦コントラバス_c0180686_00153951.jpg
もちろん五弦領域の低音を、持っている良い楽器で出せるのは良い。その為のエクステンション導入を否定してません。
でも五弦の響きが必要な作品は、多いです。
五弦コントラバス_c0180686_00141317.jpg
チェロと同じ五度調弦に、今の多くのバス弾きが目指してることを思うと、そうしないのが不思議です。
楽器が鳴りまくる、自然だから。
小振りな楽器を五度調弦にしてチェロ弾きがKB弾きたいからって小型イタリアンを探してるって話、前に書きましたが、チェロを目指すなら、KBも五度調弦が良いかと思います。
五弦コントラバス_c0180686_00124329.jpg
でもKBの響きはなくなる。
だからやらないし、5弦の響きが好きなんです。
4度調弦という弦楽器(今の)たちとは違う(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロは五度調弦)ことがコントラバスという楽器の魅力の一つと確信しています。
それはクリアじゃない、鈍臭くもある魅力と重なっています。
え、まるでチェロみたい!鮮やか!
は最上な褒め言葉ではないんです。
五弦コントラバス_c0180686_00125688.jpg










by Toruberlin | 2019-02-27 23:53 | 楽器と弓の話 | Comments(0)

先生の愛器。

先生の愛器。_c0180686_02184206.jpg
アントニオ・マリアー二のコントラバス。
Witt先生も僕ほどじゃないですが数本の楽器をお持ちでした。マーラーのソロ、ベルリンフィルでソリストとしてディッタースドルフとハルトマンを演奏したとき、動画が公開されてるベルリンでのリサイタルはこの楽器ででした。一番長く弾いていらした、弾くのは難しけれどベストなイタリアンでした。
今は京都にあるジョヴァンネッタ・ディ・ルッカは僕がレッスンしていただく時に弾いてた楽器ですが、やはり素晴らしかった。カラヤンのメタモルフォーゼン(後半の死と変容)は先生が第一ソロですが、この楽器を使ってらっしゃいます。退団前に仲間に譲り、五弦は退団時にドイツ銀行が買い取りベルリンフィルに貸与、このマリアーニは手放さずに持っておいででした。
先生の愛器。_c0180686_01515471.jpg
ヴァイオリン型ではありません、ニスもドイツの100年前の流行で黒く上塗りされてますが、素晴らしい楽器です。弦楽器に造詣が深いBPはこの楽器を見たことがありますがマリアーニではないと断言してます、オールドイタリアンには間違いないとも。
先生の愛器。_c0180686_01542503.jpg
この2枚はバッハのサラバンドを24日に弾いてるところです。エレジーを弾いて慣れてくると思い出すのと、楽器も一年ぶりに音を出して、目覚めてくれました驚くほど早く。速い弓を使う曲は無理です、弦も古いし。しかしサラバンドはたっぷりと弾けました。
先生の愛器。_c0180686_02183357.jpg
この楽器をどうしても!と手に入れてないのは、そういう話になった時に奥様が置いておきたい!とのご希望があったのが一つ、ですが先生がお元気な時にも弾くことはないし(ここ数年、弾いたのは僕だけ)持っていくか?と仰ったことがありました。
今は終わりましたが(今年の春に)楽器たちの支払いが残ってたのがお受けしなかった理由の一つですが、6本持ってるイタリアン、特にスカランペラとブサン、ガダニー二は楽器として優ってる、上だと思ってました。いや、それは今でも思っています。
ですが思い出とかノスタルジーじゃなく、先生の魂が宿ってるとでもいうのが正しいのか?久々に弾いて、ものすごく弾きにくいのに数分で良い音を出してくた素晴らしい楽器です。逆に言えばこの楽器を弾くことができるのは僕しかいないんじゃないか?とも思います。
調整をちゃんとしたら見違えるはずですしガットコア弦にしたら良いだろうなー!
先生の愛器。_c0180686_01510680.jpg
バッハの後、しばらく眺めていて戻す前にマーラーのソロを弾いてみました。家で弾くには難しくないけれどベルリンフィルハーモニーで弾くとこれほど大変なソロもない!と素晴らしい演奏なさるのに仰ってた先生。音形は、そう、単純です。
弾いてみました。手前味噌は恥ずかしいですが、完璧でした。
この楽器、やはり手に入れたいなー、弾きたいなー。
日本にあるガダニーニかブラッチ、手放すかもしれません。?。
うーん、さーてどうしよう。
先生の愛器。_c0180686_01505634.jpg












by Toruberlin | 2018-12-27 23:50 | 楽器と弓の話 | Comments(2)