ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


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ノブ君、録音2日目@べルリン

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録音2日目、初日は進みが早く半分以上終わってしまったので昨日は早めにスタジオに向かいました。残るはバラード1番、そしてアンダンテスピアートと華麗なる大ポロネーズ。
バラードの途中でteldexに着きトーンマイスターの部屋で聴かせてもらいました。録音中はFの邪魔になってもいけないのですが、僕に尋ねたいこともあったらしく待ってましたとばかりに録音の合間にいろいろ訊かれました。そこは長年の付き合い、ブレスラウまで一緒に車で往復したこともありオケの奏者とトーンマイスター以上の付き合いなので、彼にとっても尋ねやすいのでしょう。ノブ君にいろいろ演奏の提案をFはするんですがそれについても意見を求められました。
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ペダルの使い方の提案をFがして、最後に「提案はしたけれど好きにすればいいんだよ!」と付け加えるF。
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こうしたか!!と聴きながら嬉しそうだったFでした。
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録音スタジオ
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一昨年の夏に佐渡裕+DSO(ベルリンドイツ響)とノブ君がラフマニノフを録音したスタジオです。たしか戦前はダンスホールだった建物です。
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一曲録り終えて休憩、いろんな種類のパンとハムやチーズをてきぱきと用意するFとエンジニアのJ。さすがグルメのドイツ人が選んできたパンは旨い、ブランチすませてきた僕でしたがいっしょに美味しく戴きました。
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パンの山とノブ君。
そして昨日のBestショット。
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2日目で録音完了しました。1日余った訳ですがノブ君、いや全員の希望で初日に録音した曲を今日もう一度録ることになりました。僕も早めに聴きにいきたいと思っています。
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トーンマイスターF曰く「ノブ君の録音までの準備が尋常ではない」そのとおり!と思います。
今日は結局昼前からいろいろ入ってしまい到着した時には3日目の録音は終了していました、残念。
ショパンの誕生日に合わせて3月に発売されるこのCD、楽しみですね。

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# by toruberlin | 2010-01-13 10:33 | 音楽の話 | Trackback | Comments(5)

「これは使える!」って思ったbyノブ君

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11時頃から録音開始したノブ君の初日、僕は雪渋滞もあり16時過ぎにスタジオに着いたのですがなんとファンタジーから始めてノクターン2曲を終えマズルカに入っていました。18時頃にマズルカを録り終え終了、予定よりもかなり速いペースで進んだ初日でした。
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プレイバックをトーンマイスターのFと聴いているノブ君。
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トーンマイスターは録音技師ではありません。トーンエンジニアは向こうの卓に座っている人でトーンマイスターのFは録音音楽監督と和訳すれば良いのかな?音の総責任者、そしてノブ君の演奏にも提案をします。弾き方や歌い方の指示をするのではなくて提案、それをノブ君がやってみて気に入るかどうか?の話なんですが、まず驚くのはその提案をノブ君が理解するのが早いこと、いや、理解というよりも提案してもらって、自分がやりたいと思ってる音楽にプラスに働くことを察知して(必ずしもFの提案通りではないかもしれないけれど)演奏しそれが良い方向に向いていること。Fの目指すところもそれの筈で、サブで彼の独り言やエンジニアへの言葉を聞いていると「よし!」という喜びの実感が伝わってきます。
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それに大きく貢献しているのが通訳のKさんです。音楽通訳(日英)で有名な方だそうですが実にタイミングよく的確にFの言葉をノブ君に伝えてくれます。「これだったら僕がやった方が、、、、」なんて思うような事態になったら嫌だなー!とノブ君はもちろんトーンマイスターのFもよく知っているので少し思ってました。実際この録音の話が出た時にFは通訳を僕にと思いその旨を尋ねたら日本から同行してくると言われたんだよ、と日曜に言ってましたが、さすがAvexが連れてきた通訳、Kさん、素晴らしいです。
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録音が順調に進んで僕はファンタジーもノクターンも聴きのがしました。晩御飯に向かう途中で初日の感想をノブ君に尋ねた時に、ノクターンが素晴らしく上手くいって「これは使えるって弾きながら思いましたよ!」とノブ君とても嬉しそうでした。
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初日終了、トーンマイスターのFとノブ君。
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この時はまだ実感がわかないのか、それとも音楽のことを考えていたのか?静かだったノブ君。移動中に僕の車の中で話ながらだんだんハッピーになり御機嫌でした。もう半分終わっちゃったねー!一日余っちゃうねー!どうしよう?
やき鳥と餃子に唐揚げと御寿司+天婦羅盛り合わせ、そして仕上げにゆーちゃん(佐渡裕さん)の好きなトリカツとトンカツをみんなでシェアしての晩御飯でした。Avexの録音ポリシー(企業秘密をここに書いて良いかな?)は衣食住をちゃんとすることだそうです。
海外の日本レストランぐらいですよね、ファミレス以外でこれだけいろんな料理を並べることができるのは!このところ外食を極端にしなくなっているのですべてのお店にご無沙汰していますが、「よしおか」さんの店は20代の頃は常連でした。お寿司も美味しかったし、すべての料理がおいしいお店、ふた晩連続でお世話になりました。
今日の録音は大曲2つ、早めに行って今日はどちらも聴かせてもらいます。
そして今夜はさーてなにを食おうかな?
# by toruberlin | 2010-01-12 08:46 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

雪国?べルリン。

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緯度は北海道よりも高く南樺太くらいのべルリン、寒さの厳しい冬が来ることは数年ごとにあります。いちばん寒かったのは81年だったかなー?1週間以上最高気温が-10℃ということがありました。あの時は雪が降った訳じゃないし湿気もなかったのですが街が凍りました。大通りクーダム(べルリン銀座)の歩道が細かい氷の結晶でキラキラ輝き凍てついていた光景を憶えています。
寒さは厳しいですが雪が降ることは稀で、しかも降っても積もって残ることは今まであまりせんでした。ここ数年は雪が多い方なんですが年末から降り続けた雪はしっかりと残っています。これはべルリンで30回目の新年を迎えた僕でも初めての経験です。
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今朝の拙宅の中庭、粉雪で、最高気温が氷点下の御陰で溶けないので粉雪のまま、握っても固まらないので雪合戦には向きません。
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前の湖も凍って週末から湖上散歩をしていますがスケートをしに来た人はがっかりしています、雪が多くて滑れない。所々雪掻きしてリンクを作った形跡がありますが、雪は毎日降っているのでスロープを使っての橇遊びのほうが賑わってます。この写真を撮った時は細かい雪がかなり強く降ってきたところで皆さん家路に向かう方向の様でした。
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今日のブランチはToruスペシャル。夕方からは伸君が録音しているスタジオに向かったのですが、1年半前に拙宅で最初に彼が食したのがこのパスタ、今回録音が終わったら何を作ろうか?なんて昨夜話していましたがこれはきっとまた食べたがるかな?スタジオで2時間弱録音を聴かせてもらい、その後また晩御飯を一緒にしてきましたが、その様子は明日の朝に書きます。
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# by toruberlin | 2010-01-11 23:59 | 最近のべルリン写真 | Trackback | Comments(6)

ノブ君、1年半ぶりに来伯

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ノブ君(辻井伸行くん)が一昨日の夜べルリンに到着しました。一昨年の初夏に佐渡さんの指揮でDSOとラフマニノフの協奏曲をべルリンで録音しましたが、今回はソロCDの録音だそうです。秋のツアーのプログラム、ファンタジーやマズルカ、バラード、ノクターンなどショパン尽くしのCD、発売はAvexから3月の予定だそうです。
ノブ君とは縁があります。大きなコンクールで優勝したとの嬉しいニュースが届いたすぐあとに僕が昨年何回めかの帰国の為にフランクフルトで日本行きのANAに乗り込み身の回りの整理をしながらふと前を見るとAvexのAさんが立ってました。お互いに「あれー?!」お久しぶりだったんですが何と受賞後急にオファーがあってドルトムントでコンサートをした帰りでノブ君も前の方に乗っていると言う。成田に着いてから久しぶりに再会しました、嬉しい偶然でした。
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昨日と今日はスタジオで練習とサウンドチェック、夕方僕もサウンドチェック中にスタジオに行きました。少しですが久しぶりに演奏を間近で聴かせてもらいました。ソロの曲を傍で聴くのは初めてですが1年半経ってコンクールや数々の本番を経験したノブ君、また大きくなったようです。
終了後、一緒に晩御飯しました。ビールも堂々と飲める年齢になりましたが録音を控えているからか一杯で早めに解散しました。
しかしノブ君、すごいよなー!3月発売のCDが楽しみですね。
# by toruberlin | 2010-01-10 21:39 | 音楽の話 | Trackback | Comments(12)

長いパスタの食べ方

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長いパスタ、例えばスパゲティの食べ方が今日のテーマです。
ここで礼儀作法とか、見た目も美しく美味しそうな食し方を講釈するつもりはありません。でも美しい食べ方、綺麗な立ち居振る舞いは財産、興味がある方は調べたり研究してみると良いでしょう。癖になっていたら直す、早めが良いことはここにあらためて書くまでもありません。
正統派はいろいろあるのでしょうが、山口瞳、池波正太郎両氏が礼儀作法のことや為になる事柄を書いたエッセイ集が何冊も出ています。どちらもお薦めです。
写真はカルボナーラロマーナ、今日の昼ご飯でした。
食べ方の礼儀のひとつに音があります。これはお国柄で全く違いますね。音はタブーのヨーロッパに対して盛り蕎麦やラーメンは啜って食べるのがむしろ正しい。これは知っている限りその料理の本国の慣習に沿うのが正解と言えます。
ツアーで日本に行った時に、うどんやそば、はたまた毎日のように仲間と入るラーメン屋さんでは知らないと思われる新人には「これがラーメンの正しい食し方だ」と断った上で音を出して食すし、盛り蕎麦にいたっては火傷の心配もないので正しい食べ方の指導も試みます。しかし音を出すのが下品と教育された人間が啜るという行為をするのはかなり困難で、直ぐにできる仲間も居れば、やはりできない仲間もいる。それはそれで良いのです。
日本人だから、ここは日本だからといってイタリアレストランでスパゲティを啜るという行為も、これは無礼で恥ずかしいことと言わざるを得ません。滅多に出会いませんが全くないことじゃないんじゃないかな?それは自宅だけにしていただきたい。
前置きが長くなりました。ここから本題です。
そのイタリアンで気をつけて音を出さないようにして、しかもスプーン使わずにフォークだけでスパゲティを食べている人の中にもパスタを噛み切る人が居るんです。いや、昔の江戸っ子ぶる盛り蕎麦の喰い方みたいに噛まずに手繰れと言うんじゃなくて、前歯で噛み切って皿に落とす人がいる。これは見ていて綺麗なものじゃないから止めた方が良い!というのが今日のテーマです。
そういえば麺類はなんでもそうかなー?啜りこんでするっと口に入ったら奥歯で噛む、そしてまた啜る。だから麺類もほどよい長さが嬉しい訳ですね。
スパゲティの場合は、皿の端で(ま,適当なところで)フォークを使って右でも左でも(本当はこれも作法があるのかしらん?)適度な量を巻き付けて(ここ大事!)口に入れ、長くて少しはみ出してしまったらチュルっと吸い込み奥歯?で噛む。前歯は基本的に出番はない訳です。
これを麺を噛み切ってしまうと皿にそれが落下し、しかも短いからもう巻き付けることができず後で食べにくくなる。音を出して吸い込まない!まではできているのに勿体ないと思うことしばし、親しい間柄の人には機会があれば適度に巻き付けて噛み切らない食べ方を提案しています。
この方が食べやすいし見た目もキレイでしかも美味しいと思うのですが、もしパスタを前歯で噛み切っている方がおいででしたら是非お試しください。
フォークに巻く時の量が肝心、試しにそれを減らして回転も2,3回にして(ちゃんと巻き付いて口に入れやすくなるまで)それをそのまま口にいれるのがコツです。

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べルリンは昨日も一日細かい粉雪が降っていました。ドカッと降る訳じゃないし風が吹かなければ寒さも心地よい範囲です。この週末はデイジーという低気圧の影響での降雪なのですが、テューリンゲン地方は大雪の予報です。ポーランドもフランスも凄いみたいですが驚いたのはスペイン。マドリッドも大雪で夏タイヤしか存在しない交通事情は大混乱してるそうです。
# by toruberlin | 2010-01-09 23:59 | ご馳走/料理 | Trackback | Comments(0)

Mozartのレクイエム

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ゆっくり走っても時々意志に反して左右にぶれるメルセデスにCavalliを載せて9時半に家を出ました。凍結はしていないけれど裏道の車道は一面の雪、そこを走るのに前だけを見てブレーキをかけるアホがいるのには閉口します。たまたまそこのグリップが良かったり4駆なら直ぐに止まる。雪や凍結の時にはいつもに増して急という動作はしないのが鉄則、教会の近くでも前のMINI(BMW)が何を考えたか急ブレーキ、前には何もいないのに。僕もかけざるを得なくてそのまま滑り数センチの隙間を残して止まりました。その一部始終を見ていた歩道のおじさん二人がニッコリ笑って拍手してくれましたが、運転経験がないとか苦手とかいろいろ訳はあるでしょうが、走行中には車は前に向かっているのだから前に神経を集中するのは良いのだけど、ブレーキをかけるということは物理的に停止する訳で、後ろがどうなっているかを見ないで踏むのはやめましょうね。大まかな流れはあるのだけど常に廻りを注意する、これはオケや室内楽でも全く同じ。車の運転も考え方次第で良い訓練になります。
10時に全員揃い30分テンポ確認の音だしをして11時からミサでした。
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告別式ではありましたが教会入口上のパイプオルガンの前で至福の時を過ごしました。編成はオリジナルではなく、この曲は何度演奏したか解らないくらい多く弾く機会が今までありましたが、オケの編成は初めての経験のオルガン、チェロ、KBだけ。合唱も各パート3人の12人+指揮者。
指揮はポツダムで長年一緒に演奏してるUdJoffe、合唱が入る曲を振らせたら天下一品の彼、僕は以前から近い将来知名度がグッと上がる指揮者だと思っています。近年NKOP(新ポツダム管弦楽団)で交響曲を振りたがる傾向にあり、これはあまりいただけないんですが(失礼!)、合唱の入る曲を振ったら素晴らしいんです。そのUdの指揮でRiasKammerchorという全員がソリストのような合唱団、ソロパートも交替で歌ってましたが、そのソロも合唱部分も何と美しかったことか!音程が合う=響き/色が合う。そして基本が美しくて柔らかい。器楽演奏/アンサンブルにいちばん欠けやすいことが多い要素がここにあります。ソリスティック=硬く目立つ、(傾向としてなってしまう)汚い音じゃない。ましてアンサンブルをしたいなら周りと溶け合う為の努力をする、したい人が集まるべきで、そういうことが自然にできる人を達人と思うのですが、さすが名門合唱団、できてました。
自分があり、周りとの自分がある。そのバランスが肝要なのです、誰かと一緒に音楽をしたいなら。
「歌う」ということは原点で、楽器を演奏する時も歌になぞらえることが多いですが、柔らかい響きが溶け合い、そのまま時には力強く凛としていて、そして少人数だから緻密なことができる。大編成ではできない経験をしました。本当はそういう小編成の緻密なことができる人が集まって大編成(たとえばオーケストラ)を構成するべきなんです。オーケストラのほうが許容範囲が広いのは響きのずれが時にはタイミングのずれが幅というポジティブな要素になることか?オケの方が粗かったりいい加減で良いことにはなりませんがソリストばかりが集まったオケが決して良い効果を生まないのは、その味とか響きの幅とかずれの良さとかの要素も不必要ではないからかもしれませんね。だから緻密なことができる室内楽や室内オケなどの小編成ものは魅力があるのですが、そこをソリストとしての自分を見せる場と勘違いすると楽しいことにはならないのです。
話が少しそれました。オルガンは教会の奏者で、数年前にDSOのアンサンブルで彼の指揮でこの教会で演奏したことがありますが、低弦パート以外をスコアから工夫して実に見事に演奏なさってました、頻繁に変えなければならないレギスターはアシスタントが操作して。
指揮者を挟んで隣同士のチェロと僕がオルガン奏者に向かって弾いている配置でコンタクトは完璧、チェロもベッチャー教授の弟子で僕より少し若いフリーの奏者、反応が早く御機嫌でした。やはり立つのだけれど柔らかい音、ちゃんとクリアに聴こえて解りやすいからタイミングも音程も合わせやすい、オルガンの音程が良かったのも幸いでした。この編成、変則的ですがまた是非コンサートでやってみたい。
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リハにて。オルガンの真ん前にコンソール、向こう側にソプラノとバスの6人、僕の後ろにアルトとテノールの6人。当然ですが譜面を見続けて歌うメンバーは一人もいない、指揮者を常に見て一緒に演奏してる相手とコンタクトをとりながらの演奏、この当たり前のことができてるかどうかがやはり大事なポイントです。前から後ろからの歌声に包まれての至福でした。しかし、ソロを交替で歌ったと先程書きましたが、誰が歌ったソロも良かったのは驚き!でもだから合唱も綺麗なのでしょう。誰も力任せにしない、僕がコントラバスを弾く時に常に心がけていることですが、こういうアンサンブルを聴くと、それが間違いないことが再認識できます。
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この広場には拙宅傍にもあるフランス菓子屋があります。リハと本番の間にクロワッサンと珈琲でひと休みしました。
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帰宅してからの昼食は昨晩煮込んだラム、MK嬢との晩餐で食べるものが多すぎて出番がなかったラムですが、昼食に短いリガトーニと合わせました。トマトや赤ワインで煮込むのはやったことがあるのですが今回のカチャトーラ風、つまりバルサミコと白ワイン、そして水で煮込むのがいちばん美味しいと結論しました。
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夕方、買物がてら散歩に出ました。湖上にはスケートを楽しんでる数人の姿が見えました。気温が常時氷点下になって10日余、もう大丈夫でしょう。
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土日は雪の予報ですができれば湖上散歩に行くつもりです。湖の写真はその時に撮ったのを載せることにします。
今日はMozartで満足してしまい、また他にやることもあって家では楽器にさわりませんでした。19時頃から久方ぶりに中華麺を仕込み、晩御飯はあっさりの塩生姜ラーメンにしました。鶏ガラに生姜とニンニクたっぷりでスープを摂り塩ダレ作って具は煮卵と鶏肉に大盛りの葱と針生姜。1時間くらい丹念に捏ねたのでコシのある旨い麺が打てて、なかなか美味しくできました。
# by toruberlin | 2010-01-08 23:59 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

新年会ならぬ雑煮を食す会。

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EnsembleL'estroArmonicoの新年会を松の内にしようと思っていたのですがクリスマス直後のチェコの長距離往復と年越し+ニューイヤーコンサートのスケジュールで大雪や寒さの影響もあり僕以外は全員時間差で風邪をひきました。MK嬢などは何と発熱したのは高校以来10年ぶりと言うから驚きですが、そんな感じで新年はみんな自宅で安静にすることになり、しかし毎年恒例MK嬢が餅米からお餅をついてくれて、一緒にお雑煮を祝うのも順延していたのですが昨日実現しました。新年会という訳ではないけれどMK嬢と3人での晩餐でした。
上の赤ワイン、AltMadritzのホテルで戴きました。年越しと供に呑んだシャンペンはとっても美味しゅうございましたが部屋で飲んだ白ワインは×、そしてラベルは美味しそうだった2003年のこのボルドーもダメでした。時間を置くとかそういう問題じゃない、保管が悪かったのかなー?
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もう少し後に飲もうと思ってた2007のSaintEmilionのGrandCru、これは少し早くはありましたがとっても美味しかった!
MK嬢がお餅を持ってきてくれてメインは彼女にとっては今年初のお雑煮なのだけれど市場にはまだ牡蠣とかまともな魚貝が入荷してなかったし和風の準備ができなくて(家内も水曜は半日音大でレッスンなので)僕が担当しました。
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Mちゃんと前日の昼食に食したラムの首、粉をつけてニンニク/唐辛子といっしょに強火で焼き目をつけた後にバルサミコ/白ワイン/水の順に入れて煮込みました。煮立たせてからは弱火でじっくり煮込みますがその頃にMK嬢到着。
まずは鮭のカルパッチョ。バルサミコとオリーヴオイル、塩は奄美大島のとびきり美味しい粗塩を振りかけました。
次はかなり新鮮だった鶏のレバーを強火で表面カリッと中は暖かいけれどレアの状態にしました。赤ワインに相性抜群でした。
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実家の小岩の駅前の名店阿波屋さんの「レバ若」(豚と鶏の違いはありますが)にも匹敵する美味しさです。
この後にサラダたっぷりとラムの首の煮込みの予定でしたが、雑煮で〆るとしてもやはりパスタが食したくなり、R子ちゃんたちが持ってきてくれたタラコで醤油バター仕立てのタラコスパ。これも美味しゅうございました。
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咳はまだ残っているけれど元気になったMK嬢、12月はクリスマスオラトリオやテニスクラブでの室内楽、CKOのコンサートに先日の3回の室内楽本番と大活躍でした。僕がいちばん信頼してるヴァイオリン奏者の一人です。
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タラコスパを少量にしたにも関わらず、結局ラムの煮込みはパスとなりお雑煮を食しました。家内がお雑煮を作ってくれてる間MK嬢とシュピーラー氏のDVDを観たりこれからのコンサートの話で盛り上がりました。
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お持ち帰りの子を選んでいる訳ではありません。この子たちがお気に入りらしいMK嬢です。

今日の昼はLudwigskircheでMozartのレクイエムのリハでした。この曲はもう何度も弾いていますがオルガンとチェロ+KBという編成は初めてです。歌手も12人だけ、各パート3人でソロも交替で歌っていました。合唱団はRiasKammerchor、ソリストの集団とも言えるこの合唱団、実際コンサートでソリストとして出会う団員も多い合唱団ですが、素晴らしかった。合唱も交替で歌ったソロパートも。指揮者も入れて16人で明日のミサで演奏します。

帰宅後は教会前のパティシェリーで買って来た苺のパイを食してひと休み。そして晩御飯までBusan/Scarampellaと過ごしました。
明日も雪の予報です、そして週末はドイツはまた大雪に見舞われるらしいです。停電の恐れもあるそうです、ご注意ください。
# by toruberlin | 2010-01-07 21:08 | 美味しい楽しい話 | Trackback | Comments(2)

R.ツェパリッツ教授、永眠。

恩師Witt先生と一緒にフルトヴェングラー時代にベルリンフィルに入団し、一緒に首席奏者になられカラヤン時代をフルに、そしてアバドの時代まで一緒に弾いていたR.ツェパリッツ教授がクリスマスイヴの前日にお亡くなりになりました。明日(1/7)の12時よりダーレムの教会でTrauerfeierが行われます。
もう20数年間、クリスマスイヴはWitt先生宅にお招きいただいています。
先日のクリスマスイヴに伺ってすぐに(まだ公表されてないから内緒だけれど)「昨日ライナーが他界した」と淋しそうでした。
ベルリンに来る前は、その頃全盛のカラヤン/ベルリンフィルの2人の首席コントラバス奏者、当然のごとく仲が良くなく、又弟子どうしも敵対している!というような噂が芸大界隈でされてました。
Witt先生はもともとあまり弟子をおとりにならなかったので絶対数も少ないのですが、日本人の弟子は元N響首席の中さんが最初でたぶん5,6人、僕が最後です。それ以外の数多くのべルリンで勉強したコントラバス奏者はほとんどがツェパリッツ教授の薫陶を受けました。
ベルリンに来てすぐに渡独前の噂が単なる噂であることが解りました。バスセククションのなかで一番仲がよかったのはランケ氏、シュトール氏でしたが、いや、基本的にWitt先生は全員と仲がよかった。1993年夏に退団記念に当時のセクション全員+OBふたりを自宅に招いて(僕は給仕として参加)お別れ晩餐会をなさいましたが、退団時にセクションを招くというのはそのあとはどなたもなさってないそうで仲が良くない関係もあったのでしょうが、Witt先生が在団中は人間関係もほどよくまとまったセクションだったと思います。退団後も先生はツェパリッツ教授、ランケ氏、またシュトール氏とは双方の自宅で食事をする仲でしたし、若手のコントラバス奏者も時々自宅にお招きになっていました。
そして噂の両首席の仲の話、これは弟子にしてもらってわりとすぐに先生に尋ねたことがあります。見ていても解りますがかなり仲の良いお二人でした。時間で考えれば一番長く隣に居たふたり、カラヤン時代は首席の降り番はなく1プルトは第1コンマス2人が基本のベルリンフィルでしたから、ライバルの面もあったでしょうが良き友人、親友のお二人でした。演奏旅行やザルツブルクでの逸話は以前からいろいろ話していただきました。また、ドイツ語ですが先生のポッドカストでも聞くことができます。
僕は7日12時の教会には、別の教会でMozartのレクイエムのリハがあるので参列できませんが、Witt先生はじめベルリンフィルや音楽関係者、たくさんの弟子たちがお別れをします。
先生も、さきほどの電話では気はすすまない様子でした。教授夫人からの誘いで、長年のお付き合いもあり参列なさるのだと思います。先生は、教授がお元気な時に別れは既にしたのだと推察します。私の父がやはり80歳手前で他界しました。晩年元気をなくしていったいちばんの理由が周りの友人達の死でした。今月末に80歳の誕生日をお迎えになるWitt先生、今はとてもお元気ですが、それが続くことを祈っています。

R.ツェパリッツ教授のご冥福をお祈りいたします。
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1993年12月、ベルリンフィルのリハーサルにてZ教授と。セカンドヴァイオリン奏者で昆虫採集の世界的権威で写真家でもあるG.Zimmermann氏による撮影。
# by toruberlin | 2010-01-06 23:59 | 音楽の話 | Trackback | Comments(4)

アンペルマントランプ

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このところ新製品発売が続くAMPELMANN、トランプが発売されました。
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BはJackでDはQueenのことです。トランプが発売されて喜び勇んだんですがSKAT用でした。これはドイツ特有のゲームで3人で遊ぶのですがSKAT以外には使えない。2−6が入ってなくて32枚しかないんです。基本デザインは変えずに2-6とジョーカーを加えれば普通のトランプになる訳で、早速要望を出しました。
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僕が指摘するまで社内で誰も気づかなかったようです。それは確かにドイツでカード遊びと言えばSKATですが、世界規模で考えればトランプは52枚+ジョーカーな訳で、いわゆるポーカーカードを製作予定です。これはきっと日本でも人気が出ると思うんだけどなー!
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絵札は一枚ずつ柄が違います。ジョーカーはどんなデザインになるか?楽しみです。
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# by toruberlin | 2010-01-05 21:00 | AMPELMANN | Trackback | Comments(2)

ベルリンフィル/シュピーラー

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遅めの昼ご飯に(僕にとってはブランチ)Mちゃんが来ました。夜は予定が入る筈だったので明朝早く帰る彼女とは昼ご飯を一緒にしました。千葉県で保育士をしてる彼女、勤続20年の特別休暇を年末年始のお休みと合体させて2週間の渡独でした。クリスマス前に来て途中はバンベルク、僕も出ることが多かったので到着した夜に空港で迎えてキッチン付きのペンションに案内した後拙宅で食事して次が1/2、そして今日と3回だけ一緒に出来ました。
アンペルマンの倉庫に用事があり、その帰りにLindenbergに寄って牡蠣でも仕入れようと思ったのですが年明け最初の平日、見事に何もなかった。昨日食して美味しかった生牡蠣、同じ日に入荷した(12/29)のが残っていて半額にすると言われたけれど50個の籠だったのでやめました。一日違いだからきっと問題なく食せたとは思いますが、新年早々中ったら縁起悪いしMちゃんは翌日10時間以上のフライトだからリスクが大きすぎると判断しました。
昨年開発したToruスペシャル2ともいえるフジッリをプリミピアッティに作りました。オリーヴオイルベースでパンチェッタと玉葱ニンニクをソテー、それに生クリームを加え一煮立ち。ペコリーノと好みでパルメザンも混ぜ込み黒胡椒はお好みで。ゴルゴンゾーラ入れるのも美味しいのですが今日はペコリーノロマーノのみで作りました。
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そしてメインはラムの首、骨のまわりは何でも旨いと言いますが、これもとても美味しい。塩とオリーヴオイルで短時間マリネしたのをフライパンで焼きました。
昼間っからのワインはVino Nobile di Montepulciano、お正月ですから。
そしてやはり長い麺が食したいとの意見が出て締めにToruスペシャルとデザートとアンペルマン珈琲もいれれば2時間近くの昼ご飯でした。
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今回MちゃんはいろんなDVDを買って来てくれました。「だいこんの花」なんていう僕の子供の頃のドラマとか三丁目の夕日。続編では小岩の兄のところで生まれた江戸太朗とさくらの息子が活躍してました。Mちゃんは従兄弟のK君の連合いなんですがK君は大のクラシックファン。以前ベルリンドイツ響がべルリンの劇場で初のステレオテレビ放送を行った時の映像(ソリストは若きアルゲリッチでした)をくれたのも彼ですが今回もオケのDVDを何枚か持たせてくれました。その一枚がL.シュピーラー氏がベルリンフィルを退団するとき、つまり65歳で定年の時にベルリンフィルとプロコフィエフの協奏曲を弾いた時の映像でした。WOWOWが日本で放送したこのコンサート、僕も出演しているのですが1984年からベルリンフィルでお世話になりましたが動く絵が残っているのはこのコンサートだけかなー?
シュピーラー氏はシュヴァルベ、ブランディス両氏とカラヤン時代を第一コンマスとして支えたお方。いろんな見方があるでしょうがメインはシュヴァルベ氏、次がブランディス?まあ曲にも依りますが僅差ではありますが一番目立たなかったお方がシュピーラー氏だったのかな?
僕はこのシュピーラー氏が好きでした。初めて同じ舞台で演奏できた時の感動は良く憶えています。オーケストラのメンバーが指揮者は持ち論、奏者同士がコンタクトしやすいフィルハーモニーの舞台、いろんな先輩方と演奏中に顔が合う、その喜びはものすごく大きい出来事でした。
65歳のオーケストラのコンサートマスターが退団の時にお別れの記念にソリストとして演奏する、そんなコンサートではありませんでした。確か若者の為のコンサートも含めて4回の本番だったと思いますが、その素晴らしく魅力的な音で奏でた音楽は、最高のものでした。
2楽章、ヴァイオリンのソロで始るのですがそれに聴き惚れてコントラバスセクションが落ちるなんていうことも起きました。KB5本編成でWitt先生の5弦を使わしてもらい5人目に居た僕、そのヴァイオリンに聴き惚れながら先にチェロがPizzで入る。KBの出番の時に首席のZ教授も周りもKBを構えていない、楽器をかかえて寛いでる。Tuttiは首席に従うのが鉄則、一瞬考えましたが僕の数え間違えではない。それで弾いてしまいました、一人で。D線のAを弾いたら周りがびくっとしてHのあとCで全員揃いました。(FisG/Aだったかな?)さて、その後曲が終わるまではちゃんと弾きましたがいろいろ考えが頭を廻りました。音程も音も良かった筈ですが、果たして弾いてしまって良かったんだろうか?と。
後半はショスタコの8番、気持ち良く弾いてコンサートを終えるとKさんとWさんがバックステージのカンティーネでビールを前に立っていて「Toru!」と呼んでくれてる。「今日はお前がバスセクションを救った!」と言っていただきビールをご馳走になりました。やはり聴き惚れていたんだそうです。何十年も一緒に音楽をした、カラヤン時代を支えたシュピーラー氏が奏でる音楽、その姿を見ながら、音を聴きながらいろんな思いが交錯したのでしょう。
この時はWitt先生は早めに引退したばかりでした。Z教授と同い年の先生、一緒にふたりでいなくなるわけにはいかないと2年早くお辞めになったところでした。
先生がお使いになっていたHammigの5弦、この時に僕にも手に入れるチャンスがありました。が、まだ若造の僕にはアテもない(それに借金というのが嫌いなんです)、銀行が買い取りベルリンフィルに寄付しました。ときどき舞台横の楽器庫で会うことができます。
# by toruberlin | 2010-01-04 23:59 | 音楽の話 | Trackback | Comments(2)

正月三日

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ドイツでは新年よりもクリスマスの方がメインです。元日は休日ですが大晦日に大騒ぎをして新年を迎え元日は初詣もないのでひっそりとしていて2日からは日常に戻ります。今年は元日が金曜なので今日までお休み、日本と同じですね。
8時前に起床、今日も外は真っ白で雪国のようです。ゆっくり朝風呂に入りメールの整理をしてからさてどうしよう?家内は年末からの咳がようやく収まり久しぶりにぐっすり朝寝坊。それで正月らしく昼前から呑みました。フランスの牡蠣がまだ一箱あったので生牡蠣と大吟醸のひとり酒。
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火を通すのは適さないフランスの牡蠣、購入してから5日経ってるので昨夜は火を通して試食したんですが、仕入れた日にフランスから届いた牡蠣、生で全く問題なく美味しゅうございました。
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酒は山形は米沢の老舗「東光」の大吟醸、かなりの辛口で牡蠣と良く合ってました。
呑みながら札幌や東京近辺の友人たちに片っ端から電話しました。写真の片口を贈ってくれたKBのI田君、茅ヶ崎のS家が在宅していて久しぶりに長く話しました。
13時ころに家内とお雑煮、そして僕はソファで夕方まで昼寝でした。
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初詣こそないけれど、正月らしい一日を過ごし暗くなってから散歩に出ました。湖畔の公園は雪の為か明るかった。
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湖面も既に凍結、数日で上を歩けるようになるでしょう。

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2日の夜は保育園勤続20年で特別休暇をもらったMちゃん(僕の従兄弟の連合い)がクリスマス前から2週間べルリンに滞在していて、彼女は趣味でオーボエを吹いているのですが同じオケのフルートのC子さんと拙宅に食事に来ました。
プロセッコで乾杯してからお正月だけれどまずはパスタ。Mちゃんがブログ見てずっと食べたいと思ってたと言うカルボナーラロマーナ、そして海老のパスタ、そのあとは鴨の胸肉のサラダ添え。写真のVinoNobile、初めて買ってみたんですがなかなか美味しかった。
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普通ならパスタをもう一皿というところですが、やはり締めはお雑煮にしました。C子さんはクリスマス後に日本をでたそうですがMちゃんが頼んでくれて柚子を持ってきてくれました。それだけでお雑煮がまたワンランク美味しくなります。
食後は紅茶とケーキ、アンペルマンの話で盛り上がりました。彼女たちも既にアンペルマンレストランには行ってきたそうです。
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明日からは晴天が続くらしい。
この雪景色に晴天、早起きしたいのでそろそろ寝ることにします。
# by toruberlin | 2010-01-03 23:17 | 日常の出来事 | Trackback | Comments(2)

正月ニ日

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元日の夜に帰宅、2日は9時過ぎに起きてお雑煮を祝いました。喪中で新年のご挨拶はご遠慮させていただいておりますが、雑煮はやはり欠かせません。従兄弟の連合いMちゃんが持って来てくれた紅白蒲鉾、30日に帰国したR子ちゃんが作ってきてくれた黒豆と栗きんとん(これが絶品の美味しさ!R子ちゃん、ありがとう)をメインに幻の酒と書いてあるに値する美味しいお酒を戴き、鰹と鶏の出汁で鶏肉大根人参葱+焼いた角餅という東京正統派?のお雑煮を祝いました。
そして前の湖畔に散歩、雪は降っても積もることは少ないべルリン、30日からときどき振った雪は最高気温が氷点下なのでまだ粉雪のまんま、湖畔の芝の上の新雪を歩くことができます、キュキュ/サクサクと音を立てながら。
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週間天気予報の表示気温は最高気温、軒並み氷点下がこの後も続きますが天気は良いし僕の好きな冬の日々をしばらく楽しめそうです。
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橇遊びで賑わってました。湖面は凍っていますがまだまだ上を歩ける状態ではありません。凍結したらスケートはもちろんですが橇でスロ−プを降りてきてブレーキかけずにそのまま氷上を滑降することができます。あと4,5日かなー?
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お兄ちゃん、頑張って引っ張ってます。
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大晦日にはCavalliを持って行くつもりでした。30日のリハの帰りに車内で運転中にメリメリと音がしていたんですが横板と裏板の接合部が20センチくらい離れてました。問題はないけれどそれ以上開くと嫌なので出発間際にDespineと目が合い持って行ったのですが室内楽で使うにはたとえオイドクサでも弦が古すぎた。秋口に使った時はまだ良かったのですが、、、。それで元日の夜に新しい弦に張り替えて散歩のあとに弾き初めをしました。元日に本番はあったけれど、自分の練習室での弾き初め、新しい弦を張るとやはり全く別の楽器になります。
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夏タイヤのMINIは走行禁止なので、何度も雪を払いましたがまた埋まっていました。
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日本の正月番組が懐かしい!しかしこちらでは観られないからクレージーキャッツか寅さんを観るかな?
皆さん、飲み過ぎ+食べ過ぎにはご注意くださいね。
# by Toruberlin | 2010-01-02 23:59 | 日常の出来事 | Trackback | Comments(0)

2010年元日

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昨年の仕事納めと今年の初仕事にべルリンから80キロちょっとの深い森の中の湖畔にあるリゾートホテルに行ってきました。15世紀に創立された修道院跡に2年前に作られたホテル、当時の建物を利用しホテル/レストラン/乗馬クラブ/スパが森の中や湖畔に配置され、それらを結ぶ地下道もある高級リゾート、そこのホールで演奏してきました。
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大晦日は19時からフルコースの食事の間の演奏、メニューに合わせたプログラムで弦5人+チェンバロに金管楽器5人の編成。ジルベスターには合っていましたがコンサートとして楽しかったのはニューイヤーコンサートでした。
12/27のチェコのBrnoでのコンサートとほぼ同じプログラム、Rossiniの弦楽ソナタだけ2番を1番に変更しました。
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宿泊はホテルとは別棟の1フラット、3ベットルームにキッチンとリビング+2バスルーム。ここにL'estroArmonicoの6人で泊まりました。
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カウントダウン、お客さんたちは高台にあるホテルラウンジから花火見物、金管楽器5人はテラスで演奏でした。僕らは22時過ぎには終了、湖畔のラウンジで年明けを待ちました。ホテルスタッフはゲストサービスに全員就いていたので湖畔のラウンジは無人、ビールはお預けでしたが金管の演奏が終わった後に僕らも会場に戻りホテルディレクターがとびきり美味しいシャンパンに招待してくださり新年の乾杯!湖畔のレストランでのパーティーにも誘ってくれましたがかなりの大騒ぎが予想されたのでディレクターとシェフに相談しておつまみとお酒を用意してもらい部屋のリビングで過ごしました。
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僕は2時半過ぎに沈没、みんなはもう少しお喋りしていたようです。
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元日の朝、まずはトンネルを通ってラウンジで朝食、そして湖畔に散歩に出かけました。
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コンサートはお客さんにもホテルのオーナーにもとても喜んでいただきました。次回の予定を尋ねるお客さんもおいでになったそうです。僕も終演後にフランスからの4人のお客さんに声を掛けられました。お一人が「あなたのコントラバスはクレモナの?」と尋ねたのには驚き!トリノのDespineと告げたらご存知の様子でした。Rossiniが特にお気に召した様子でした。
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着替えて車に荷物を積んでから元修道院のあった湖畔に作られたレストランにてお疲れさま。この地下室が唯一建立時のまま残っているのだそうです。
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そして最後は恒例の記念写真。みんなお疲れさまでした!
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仕事始めが元日になった2010年、始りました!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
# by Toruberlin | 2010-01-01 23:59 | 音楽の話 | Trackback | Comments(6)