ベルリンのコントラバス奏者高橋徹のBlog


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タグ:KAMMERENSEMBLE Berlin-Tokio ( 97 ) タグの人気記事

春の室内楽、お試しコンサート。

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春に小石川傳通院さんで4/6&7に行うこの春のアンペルマン室内楽
「コントラバスもたまには独りで弾きます」
バッハの無伴奏組曲1番、ドラゴネッティの12のワルツと高橋幸代の「ベルリン小景」
ホームコンサートで聴いていただきました。
写真はドラゴネッティの12のワルツを同氏考案の弓で弾いてるとこです。
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かなり弾き込んだバッハ、これで帰国してG.Guadaniniで本番に向けて準備しますが、楽しみです!
ドラゴネッティもですが、出来たばかりの幸代ちゃんの作品、ベルリンを描いてくれた「ベルリン小景」素晴らしい作品で、まだまだ究める余地が多く、こちらもどうぞお楽しみに!
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土曜日(4/6)はあと20席以下、日曜日も40席は残っていません。
文京区での宣伝はポスターなどで始めてやっと一週間ですから、これから傳通院さんにもきっと予約が入ります。
メールでのコンサート事務局へのご予約はお早めにどうぞ!














by Toruberlin | 2019-03-19 23:57 | AMPELMANN Japan 2019 | Trackback | Comments(0)

Die Berliner Szenen für Solo-Kontrabaß

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この春の室内楽in東京は桜が咲き誇ってるであろう4月最初の週末に文京区小石川にある無量山傳通院ご本堂で行います。
土曜日は19時開演、日曜日は18時から。
開演1時間前が開場ですが、本堂お隣の書院に呈茶席が設けられ、生菓子とお茶が主催の傳通院さんより供されます。
夜にお花見宴会が控えていても、またはご自宅が少し遠くてもご心配なく、コンサートは休憩なしの60-70分を予定していますから、日曜日は19時過ぎにはお帰りになれます。
土曜日の方が50席くらい多く予約が入っています。
どちらの日でもOKの方は、どうぞ4/7の日曜日に聴きにきてください。

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傳通院さんご本堂でコンサートを!のお話から、ピアノを運ぶ?なんて案もありましたが、第1回は「コントラバスもたまには独りで弾きます」にしました。
以前からコントラバスだけでのコンサートは考えていましたが、それにはオリジナル曲が欠かせないと考え、高橋幸代さんに委嘱、ベルリンを描いた「ベルリン小景」を作曲してもらいました。
タイトルをご覧になると、このブログにも出てくる写真の風景が思い浮かびますか?
幸代ちゃんにはBlogに加えてたくさんの写真や動画を送り、またベルリン話をしてきました。拙書アンペルマンも読んでもらいました。ベルリンに住んでる私の「BERLIN」を幸代ちゃんの感性で書いてくれました。

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傳通院で初演しますが、素晴らしい作品です!どうぞお楽しみに!

コンサートのご案内は↓をどうぞ!
















by Toruberlin | 2019-03-14 08:08 | AMPELMANN Japan 2019 | Trackback | Comments(0)

「コントラバスもたまには独りで弾きます」

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Ein Kontrabass spielet selten allein
この春のアンペルマン室内楽シリースは小石川傳通院ご本堂にて4月初めの週末に行います。
2011年にサントリー・ブルーローズと鷗外の菩提寺である津和野の永明寺でシューベルトのオクテットで始めた室内楽シリーズもクインテット、カルテット、トリオ、ビアノカルテット/クインテット、ヴァイオリンやチェロ、ピアノとのデュエットと様々な編成で津和野、東京、伊達保原、道東の鶴居村で行ってきました。
東京公演は「鷗外の縁」森鷗外先生のご縁をいただき鷗外の功績を顕彰する施設を有する三都市の交流に先立ち、茗荷谷ラ・リールで7公演、「鷗外の縁」記念公演@鷗外記念館、そして昨年秋からは文京シビックホール共催を戴き小ホールで2公演行いました。この秋にも同ホールで2回公演を予定しています。
東京の櫻、今年は3/22開花で満開は28日。見頃は4/5頃までと予想されていますが、その週末 4/6(土曜日)& 4/7(日曜日)に傳通院さんにご縁を戴きましての開催となりました。
4月6日 19時開演 18時開場
4月7日 18時開演 17時開場
詳しくは案内をご覧ください。
チケットご予約は電話番号もありますが(傳通院事務所 9時から16時)メールにてアンペルマンコンサート事務局へどうぞ!未就学児童の入場は静かに聴いてくれるなら(小学生も同じく)大歓迎です。

ampelmannkammermusik@gmail.com

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秋のコンサートを聴いてくださった傳通院麻生貫主はじめ多くの方の御陰様で春からの傳通院コンサートが実現します。第一回に「コントラバス独奏」は地味か?お客さんに喜んでもらえるか?!との問いかけは自分にしましたが、秋にベルリンに戻る直前に傳通院を拝見し、コンサート開催を決めてから検討し「コントラバスもたまには独りで弾きます」に決めました。
独りでのコンサートは初の試みです。
コントラバスはピアノとのデュエットコンサートでも話しましたが、メロディに合わせて弾くことが役目で、それに喜びを感じる楽器です。アンサンブルやオーケストラをベースラインで引っ張っていくことは喜んでします。でもメロディで表看板を張ることはしない楽器です。
コントラバス奏者が普通には考えない、やらないことなんです。地味な低音で(でも、本来の良さあり)J.S.Bachの名曲を弾く。

決断して良かった!クリスマス以降、ほとんどの仕事は受けずに準備に集中してます。そして公に書くにははずかしく躊躇してますがバッハが書いた「宇宙」を荘厳なオルガンじゃなく単旋律で奏でさせる無伴奏チェロ組曲、それを「中トロ音域」でコントラバスで弾いてますと、毎日違う、バッハから伝わることがあります。しばしば新鮮にも感じます。それは数世紀超えた今でも活きていて、バッハが長く務めたトーマス教会、生まれたアイゼナハなどなどを思い出し、またベルリンでの多くは教会で弾いたバッハを浮かべながら、バッハがチェロに書いた曲はチェロに任せておけば良いのに!と思いつつ、そしてオリジナル曲じゃない作品を弾く時には、オリジナル楽器より良いとまで目指さなくとも同等に意味のあることにしたい!が基本理念ですので愉しみながら準備しています。
ドラゴネッティはベートーベンと同時代、クラシック。12のワルツばかり並べるのは難しいですが、なんか好きな作曲家でもあり、彼が考案した弓を手に入れたこともあって、さらに楽しくなってます。
まだ完成してない、タイトルしか知らない高橋幸代作品は、頻繁に打ち合わせしてきましたが曲の中身はまだ知りません。かなり高い音も使うみたいで、あまり難しくないと良いなと思いつつ、楽しみです。
彼女の作品が出来上がったら、1945年に書かれたH.W.Henzeのセレナーデ。これは恩師が最高作品と仰ってた小品集で、これを幸代ちゃん作品の前に入れるかどうか決定します。

コンサートは休憩なしの60-70分を予定しています。
ご本堂隣の書院にて主催の傳通院・彩プロダクツさんより呈茶席が設けられます。呈茶(ていちゃ)とは堅苦しくないお茶席、美しい書院でお茶と生菓子をお楽しみになれます。

都営地下鉄大江戸線・三田線 春日駅より徒歩10分
東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅より徒歩10分
または都営バス伝通院下車
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プログラムのご案内
by Toruberlin | 2019-03-11 13:13 | AMPELMANN Japan 2019 | Trackback | Comments(0)

三様のコントラバス弓

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上から1800年初めごろ、1860年ごろ、そして1920-30年。
作者はC.E.Tubbs, Ludwig Bausch.Albert Nürnbergerです。
イギリス、ドイツの名工。フランスが弓の本場なのに?はコントラバスの世界では至極当たり前で、フレンチ式の奏法じゃなければ(例外的に)ドイツ弓が世界最高峰となります。
僕が普段弾いてるのは三番目のタイプ、今のジャーマンスタイルが1900年頃に確立してからの弓です。Witt先生のお話ではエレガントな今の形はPenzelが最初だそうです。
初代のH.R.Pfredtschner始め、たくさんの名工が19世紀終わりから、ザクっと言えば戦前、せいぜい1960くらいまでエレガントな名弓を多く製作してくれました。Bauschは一世代前、Knopfと並んで19世紀の代表的名工です。
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真ん中、この美しいのがBauschauge、バウシュアイといわれる特徴です。
今回の伝通院コンサートはバロック(バッハ)クラシック(ドラゴネッティ)ヘンツェ(近現代)高橋幸代(現代)の作品を演奏します。どの作品もNürnberger、または他にずらっと揃えてる美しい弓たちで弾けます。
普通は、それで弾きます。
だって、改良された頂点で、材料もまだ豊富にあり、そして作者たちは名手だった。最上の弓たち、だからです。
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by Toruberlin | 2019-03-08 00:13 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(0)

A.ニュルンベルガー作の新しい弓。

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新しい弓、と書くと新作?or 新しく手にれた?
そう、どっちにも取れますよね。新しく出会った弓には違いない。
新作の弓には興味を持ったことがないから、僕が「新しい弓」と言ったら、新たに手に入れた弓ってこと、なんですが、1920-30年頃に名工A.ニュルンベルガーが作った、つまり90年以上は経てるのに「新品」というのに出会いました。
これはプレイヤーからじゃありえない。弾けない(弾かない)コレクターからです。
そのコレクターは古い楽器屋からだそうで、数年前にミュンヘンの楽器屋が閉めて、奥にニュルンベルガーが複数本あったって話は耳にしましたが、それでは(時期的に)ないらしい。
先週ドラゴネッティ弓との出会いがあった時は30本以上手にしましたが、良いのはあったけれど欲しいのは他になかったんです。仕入れ業者じゃあありませんから、自分で使ってみたいと思わないと手を出さないし、多く持ってますから余程じゃないと、その気にならない。その時も2本の新品ニュルンベルガーがありました。確かに未使用。A.ニュルンベルガーかなー?とは疑ってしまいました。全くその気になりませんでしたが、それらも楽器店の倉庫からだそうです。
老舗だと、ずっと昔に仕入れてそのままになってて、ものすごく在庫山積みで訳がわかってる人は鬼籍に入ってる、なんて状況もあるのかなー?世界大戦がありましたが、ドイツの建物は石造り、爆撃を逃れたら梱包された弓が出てくることは、あり得なくはないですね。戦前に日本政府がドイツに贈った横山大観の作品たちはダーレムの倉庫から80年代に見つかりました。
そういえば蚤の市で知り合ったオールド(新品)サングラス業者、今は店も持ってますが、10年くらい前か?知り合った頃、素晴らしいサングラスを持っていて価格も安くはないが、買ってみようと思うくらい(商売上手)。僕も5-6買ったんですが、親しくなってから話してくれました。倉庫ごと販売、ってあるそうなんですが、まあ大概は宝の山とは出会えない。でもその人、ミュンヘン郊外の倉庫の中身、見ないで買って(売主も知らない、らしい)、落札後に鍵を壊して開けてもらったら数千の50-60年代のサングラスが(有名無名混合)ケースに入って綺麗な状態で詰まっていて、かなり得をしたそうです。それで、比較的安価で良いサングラスが並んでたけど、それも1-2年だったかなー?バカバカ売れたからあとから仕入れた廉価品が目立つようになった。また有名メーカー物はしっかり別に販売したんでしょう。
ミッテ区にある高級眼鏡店でA.ミクリがパリで、まだ自分で作ってた頃のサングラスを2つ手に入れました。5-6万円する今のよりずっと良い+価値があるらしい。そこの店主もどこかの在庫を手に入れて店に飾っておいたそうです。これも10年近く前の話、今でもどちらも愛用してます。
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弓から話が逸れましたが、もうひとつ。
S.セラフィンというヴェニスの名工がいます。ヴァイオリンを手にしたことがありますが、素晴らしいの一言!↑がその楽器の裏板。そのセラフィン、なかなかお目にかかれない楽器ですが、数年前にスコットランドのお城から、18世紀にセラフィンが製作した(ケースまで名前入り)カルテット一式、4本が発見されました。湿度や温度がバッチリだったのかダメージ無しだったらしい。納品されたまま保管されてた未使用の4本です。さて、300年経った楽器たち、演奏されてなくても楽器として造られて時間は経ている。充分すぎる300年。
楽器は年相応の風格?
友人が手に取って見たんですが、なんと昨日完成したような新品状態だったんだそうです。
弾かれて(振動させられて)空気に触れて、使われてこそ齢を重ねるんですね。
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それはこの未使用の弓を見て思いました。いや、未使用の証拠はないけれど、でも塗り直しじゃなく新品に見える。
弾いてみてわかりました、新品って。
僕は新作を好まないので(余程良いのがあれば別でしょうが、まず、無い)新作でしっかりと弾いたことはありません。
材料枯渇云々と言われてますが、確かに良い材料なのは見てわかる90年前の新品。元の色がどうだったかはわかりませんが、薄めの色で、かすり傷も一切ない。
なんで新品を感じたかといえば、材料良くA.ニュルンベルガーという名工の作だから素晴らしい弓なんですが、誰かが弾き込んだ形跡が感じられない。スティックが振動したことが無かった、というか。新品を感じました。
僕が知らないだけで、当代の名工の極上新作弓はあるのかもしれない。そういう弓なら、こういう感じなのか?
または良い材料で名工が作った弓に毛は張られていて90年経たから、それで弾くと、そう感じるのか?
A.ニュルベルガーは4-5本は今まで持っていましたが、違う良さにちょっと驚きました。
Busanにすごく合うのでBachをこれで弾いています。日本にも持って帰りますが、果たして東京で待ってるG.ガダニー二にも合うかは、合わないことはないのは確信してますが、わかりません。なのでRauとRenzも持っていくつもりです。
自分の前にコントラバス弾きが使っていない、という感覚。昔に造られた弓で、こういう感覚を味わえるというのもまた、稀有なことなのだと思います。ありがたい。
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by Toruberlin | 2019-03-05 13:15 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(2)

五弦コントラバス

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4弦と5弦
前に結構有名な人が主張した話を聞いた。こう考えてる人は少なくないのです。
4弦のクリアな響きがマスト云々と来て
低音弾くためにエクステンション案がでる。
4弦をオケに混ぜると、確かにバス弾きにはクリアに聞こえる。バスがクリアなのは悪いことじゃないが、クリアって言葉にコンプレックスがある?
真面目に新作を好む傾向も、似ている。
弾きやすくクリアだから。
クリアが大事なら五度調弦にする手もある。かなりクリアになります。
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もちろん五弦領域の低音を、持っている良い楽器で出せるのは良い。その為のエクステンション導入を否定してません。
でも五弦の響きが必要な作品は、多いです。
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チェロと同じ五度調弦に、今の多くのバス弾きが目指してることを思うと、そうしないのが不思議です。
楽器が鳴りまくる、自然だから。
小振りな楽器を五度調弦にしてチェロ弾きがKB弾きたいからって小型イタリアンを探してるって話、前に書きましたが、チェロを目指すなら、KBも五度調弦が良いかと思います。
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でもKBの響きはなくなる。
だからやらないし、5弦の響きが好きなんです。
4度調弦という弦楽器(今の)たちとは違う(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロは五度調弦)ことがコントラバスという楽器の魅力の一つと確信しています。
それはクリアじゃない、鈍臭くもある魅力と重なっています。
え、まるでチェロみたい!鮮やか!
は最上な褒め言葉ではないんです。
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by Toruberlin | 2019-02-27 23:53 | 楽器と弓の話 | Trackback | Comments(0)

メンデルスゾーンコンクール2019

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チェロのグスティ(Prof.Gustav Rivinius)が先週の水曜に連絡くれました。
「メンデルスゾーンコンクールでベルリンに来たんだけど、毎晩遅くまで審査+審査員との付き合いもあり夜が読めないが日曜は受賞コンサートだけだから昼ごはん行かない?」
日曜日はオフでした、そして楽器も弾けない日だから好都合!滞在してたホテルに迎えに行って夕方まで過ごしましたが、それはまた別に書きます。今日は夜のコンサート@コンチェルトハウス。
土曜日の本選はコンチェルトハウス管弦楽団とベルリン芸大のホール(フィルハーモニー完成前はカラヤンとベルリンフィルも弾いていた)でしたが、それは聴きにいけなかった。日曜の夜はグスティが僕らの分もチケットを用意してくれました。家内は残念ながら風邪気味で用心のため自宅待機、土曜の夜は駐車しにくいので公共交通で向かいました。
グスティを知らない人のために、少しだけ。
彼はドイツ人初のチャイコフスキーコンクール1位受賞者です。僕より5つ年下。
1983年に23歳で入団したユンゲドイチェフィル(僕が日本人最初の正団員)で知り合ったコンサートマスター、シギーの弟です。1984年にフランクフルトのTAT劇場で一年間上演したF.フンメル作曲の「青髭公の城」はシギー、グスティと弦楽五重奏での演奏でした。多い時は月に数回、まだ壁があった時代ですからBMWにコントラバス積んで東独を抜けてフランクフルトに通ってました。1年間の仕事+レコード録音もありました。まだグスティは19だったんですが、その数年後にロストロポーヴィチコンクール、そしてすぐにチャイコと続きました。
ベルリンにもよく遊びに来ました。今は閉店した日本レストラン「よしおか」でデュエットコンサートを開いたこともあります。
素晴らしいチェロ弾きなのは言うまでもなく、2013年には二人のキャンセルの後、ダメ元で電話したらヴァカンスでシチリア島の砂浜にいたんですが、予定がバッチリと合って伊達保原と東京でカルテットとデュエットを演奏しました。


今までもDSOでソロ弾いたり、コンサートで来た時には連絡をくれてましたがコンクールの審査員(しかも審査員長)てのは初めて、席も隣で周りは審査員やコンチェルトハウス支配人etc.と真面目に聴かねばならない席でした。
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by Toruberlin | 2019-01-22 23:25 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

2006年の8月

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懐かしい写真が出てきました。ライティングデスク、しばらく乱雑で使ってなかったのを新年に整理整頓しましたが、その時に。
いま書いてる夏のイタリア日記に出てる、秋には一緒に日本で室内楽シリーズで演奏したヴィオラのカタリーナと初めて一緒にステージに立った日でした。
ベルリン北のリーベンベルク城、ブランデンブルク室内楽音楽祭でした。
2006年の夏だから12年半前、この本番にクリスチャンも来ていて住まいもご近所と分かり付き合いが始まったんでした。
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写真はピアノのK嬢が撮ってくれました。デジタルじゃなく銀塩写真です。
12年前だから僕は46歳になった夏でした。
楽器はスカランペラ、有名な兄弟の先代パオロの作です。チェロはかなり人気で高価なマエストロですがコントラバスは他にあるのか?というくらい希少だとはコレクターの弁です。もしかしたら唯一かもしれません。
先に手に入れてたブサンにソロ弦で、このスカランペラは手に入れてしばらくは室内楽に使っていました。
今は逆、シューベルトのアルペジオーネソナタを弾くキッカケになった楽器です。

前日の日記です。
北ドイツの古城でも後日演奏しました。このお城のオーナーはご自分の夢だったサロンコンサートシリーズ続けておいでかなー?


知り合ったときに弾いた鱒を秋に選んでスカラ座などで忙しいカタリーナのスケジュールも合った、良い縁とはそういうもんですね。
ありがたい。

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by Toruberlin | 2019-01-08 23:32 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

クラブハウスコンサート

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テニスを始めて15年くらいです。この一年は色んなことが重なって一度もやらなかったんですが、名門テニスクラブRot-Weißに所属しています。
ベルリンフィルのテニスプレーヤーと題したシリーズから2009年に受け継いで今回で10回になります。
2009年の第一回もチェロのフォルクマーとだったんだなー!

プログラムは秋のアンペルマン室内楽inJapanの後半と同じ
F. シューベルト 鱒
高橋幸代    BERLIN1920s
でした。メンバーはふたり入れ替わり

KAMMERENSEMBLE Berlin-Tokio
Reiko Takahashi - Klavier
Yoko Nijdam-Hoshino - Violine
Azusa Krist - Viola
Volkmar Weiche - Violoncello
Toru Takahashi - Kontrabaß

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さて15時に家内とクラブへ。ピアノはOKな筈だったんですが(コンサートホールじゃないから管理が、、ピッチは443でOKだったんですが)高音部の狂いが激しい上に鍵盤が引っかかってる+音の出ないキーがある。後で判りましたが、今年の暖冬で湿度が異常に高いのが原因なのでしょう。
さて、これでは本番はできない。ずっとお世話になってる調律師のOさんに電話したらご自宅においでで、しかも幸運なことにアポがなかった。状況を説明したら「判りました、すぐに行きます!」と15分でクラブまで来てくださいました。ありがたい!
リハはじっくりやらねばならぬ問題箇所があったわけじゃないけれど本番4時間前から予定してました。何があるかわからないから余裕は必要!です。
すぐに来てくれたOさん、時間はどのくらい戴けますか?に60分でお願いできれば!と申し上げたら「わかりました!」と始めてくださいました。
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音が出ないのはハンマーがずれて弦に当たってないから。応急処置です、と仰りながら作業してくださり1時間後に
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家内が弾いてみたら、音もがらっと変わってました。
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by Toruberlin | 2018-12-11 23:24 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)

土曜日の室内楽

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水曜日の15時にチェロのフォルクマーがオケのリハ帰りに拙宅へ、DSOも練習してる放送局にフォルクマーが30年在籍してるRSB(ベルリン放送響)のリハーサル場もあります。元は東ベルリンにあったオケ、統一後DSOと同じ傘下となりDSOはRBB放送のテレビ局にFFホールという新しい練習場を得て、1931年完成の放送局ホールにRSBが入りました。同じ傘下なのでリハ予定は調整で双方がどちらも使ってるようです。
僕が弾くのはヴェニスのD.Busan作の楽器ですが、フォルクマーも同じ作者のチェロを持ってます。それで2年前は(いや、これまでにも何度も)チェロとコントラバスのデュエットも弾いていて、今年も?と早めに来てもらいましたがコーヒー飲んで話してたら1時間はあっという間に過ぎて16時からクインテットリハとなりました。デュオはまたの機会にします。
今回も2年前と同じく「鱒」秋の日本公演のヴィオラとチェロを交代した編成です。2年前のコンサートではヴァイオリンはYさんじゃなかったので、このメンバーでは初めてになります。
が、何の問題もない。弾けるのはもちろんだし、臨機応変。大曲ですが90分ちょっとで仕上がり、家内が焼いてたアップルケーキと休憩時間。
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今回は鱒の後に日本公演と同じく高橋幸代さんのBERLIN1920sも演奏します。これはフォルクマーもあーちゃんも初めて、ですが全く問題なく何箇所かリハして最後にもう一度通して終了。
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by Toruberlin | 2018-12-07 19:15 | 音楽の話 | Trackback | Comments(0)